俺は、よくディアボロ教団に攫われる事が多い。
その理由としては、魔力の貯蔵量が馬鹿みたいに高いからだ。
魔力の運用方法に関しては、誰よりもない事を自覚しているが、奴らからしたら、俺は良い実験材料だろう。
だけど。
「だからぁ! エロゲはデルタの物なんですよぉ!!」
「何を言っているだか、この馬鹿犬は」
俺は絶賛、俺を救助しに来てくれたデルタとゼータが取り合いにしている。
それに巻き込まれたディアボロ教団は、殲滅した。
「いや、本当に、やばかった」
デルタとゼータの二人の喧嘩で、ディアボロ教団が殲滅させられたのは、なんというか、凄まじいな。
暗い部屋の中、その中で、俺は二人の獣人に挟まれていた。
「エロゲは、デルタの物なんです! だから、ゼータには渡さないのですよ!!」
「馬鹿犬は、まだ分かっていないようだねぇ、エロゲは私に夢中になっているから、さっさと帰ったら」
俺を挟みながら、デルタとゼータの二人は、互いに牽制するように睨みながら、俺の腕に抱き着いている。そして、二人とも俺の手を掴んで自分の胸に押し当てているのだ。
柔らかな感触が手に伝わる。その事に意識を取られないようにしながら、俺は口を開いた。
「お、落ち着けって……さすがにこんな所に」
「悪いけど、デルタは引くつもりはないのです!」
「その点だけは、私も同意だね」
俺はなんとか止めようとしたが、止まる気配はない。
すると、デルタは不適な笑みを浮かべる。
「だったら、どっちがエロゲを気持ちよくさせるのが、勝負はどうですかゼータ」
そう、挑発するようにデルタは言う。
それを聞いたゼータもまた、笑みを浮かべ。
「へぇ、馬鹿犬にしては良いアイディアじゃない、それに」
すると、ゼータは、俺の頬を舐める。
「エロゲにアピールするのに丁度良いすね」
そう、べろっと舌で俺の顔を舐めてくる。
しかし、それを見ていたデルタは、負けじと俺の手を掴む力を強くする。
二人の柔らかい手の感触が、さらに強く感じられた。
だが、ここで俺は気付いた事がある。
この部屋に入ってから、妙に暑いというか熱いような気がしていたのだが、それは二人が興奮しているせいだと理解した。
甘く蕩けるような声で、そのままデルタは、耳たぶを口に含む。
そして、ゆっくりと甘噛みをしながら囁くように言った。
「んぅ……あむ……ちゅぱ……」
「ちょ、やめてくれよ」
俺は思わず離れようとするが、いつの間にか腰に回されていたゼータの手によって阻まれてしまう。
それどころか、より密着される形になってしまった。
ゼータは、俺の顔に何度もキスをして来る。
まるで恋人同士がするような濃厚なキスだ。
そんな事をされて、俺の心臓はバクバクとしていた。
「ぷぁ……ふふ、可愛いですね」
「うわぁ、ゼータったら凄い積極的なのです」
デルタの言葉通り、ゼータの行動は積極的だった。
デルタよりも先に俺との距離を詰めて来たゼータは、積極的に俺の唇を奪ってくる。
そして、俺の口の中に舌を入れてきた。
突然の出来事に驚きながらも、俺はされるがままになってしまう。
そして、ゼータはそのままディープキスを続ける。
「んぐっ!? んー! んぅ!!」
息が出来なくなり、苦しくなった俺は、ゼータを引き剥がそうとするがびくともしない。
そればかりか、俺の動きに合わせてゼータも動き出したのだ。
俺の首の後ろに腕を回し、しっかりとホールドして逃げられないようにする。
そして、ゼータは俺の後頭部に手を当て、逃がさないようにして来たのだ。
「ふぁ……れろぉ……んぅ……」
「んぅ!! んー!」
「ちゅぱ……あむ……んぅ……」
「んー!!!」
息ができない上に、ゼータから与えられる快楽によって頭が真っ白になる。
俺は抵抗する事すら出来ずにいた。
そんな時で、デルタは俺の下半身へと移動し。
「こっちはデルタが貰うのです」
「んっ!!」
デルタは、そのまま俺の肉棒を手で掴み、優しく撫で始める。
その瞬間、身体中に電気が流れるような感覚に襲われた。
「あっ、ちょっとデルタずるいですよ?」
「ふふん、早い者勝ちなのです」
そう言いながら、デルタはさらに激しく扱き始めた。
それにより、肉棒は徐々に大きくなっていく。
すると、それに対抗心を燃やしたのか、ゼータもまた行動に出た。
「だったら、そこにいる奴なんか見られないぐらいにっ」
「んっ!?」
そう、ゼータは俺へのキスをさらに激しくしたのだ。
さっきまでとは違い、貪るような激しいキスだ。
それによって、俺は限界を迎えようとしていた。
しかし、それを察知したのか、デルタは俺の肉棒を口に含んだ。
「ぷぁ……もう我慢できないのですよね? いいんですよ、このまま出しても」
そして、さらに追い打ちをかけるかのように、デルタの手の動きが激しくなる。
それに耐えられるはずもなく、俺はデルタの口の中に精液を出してしまった。
「んっ……いっぱい出たですね」
デルタはそれを全て飲み込む。
「まだ、これからだから」
「あぁ、いや、その、そろそろ」
そう言っている時だった。
部屋の中にあった何かが俺に落ちた。
「えっ?」「これは、毒?」
それに気づいたデルタとゼータは少しだけ呆けた顔をした。
だけど、その瞬間、俺の中の何かがぶちっと切れたような気がする。
「お前ら、本当に良い加減にしろよなぁ」
「あれ、これって」
「……酒だね、しかも気化する程にかなり強いけど、もしかして」
「ひっく」
「「……酔っぱらった!?」」
それと同時に、俺はそのままエロゲ女達を押しのけた。
エロゲ
今作の主人公であり、デルタとゼータの喧嘩に巻き込まれる。
だが、ディアボロ教団の基地にあった酒を飲んだ事で、酔っぱらってしまう。
デルタ
ゼータとエロゲの取り合いで競い合っていた。
お気に入りの彼が、突然変わった事に恐怖を感じていた。
ゼータ
デルタとエロゲの取り合いで競っていた。
エロゲの変化に対して、驚きと共に、濡れていた。