イータによる、平行世界による移動も少し慣れていた。
前回はデルタがいた平行世界であったが、今回は違った。
「エロゲ」
そう、俺の腕の中で小さい物が動く。
見つめた先には見慣れた水色の髪であり、こちらを見つめる人物。
「シロンか」
眼前にいる小柄な体型をしている少女はシロン。
平行世界のイプシロンであり、こちらでも音楽家としての名前であるシロンを本名として名乗っている。
その髪は、以前のデルタと同じく白く染まっている。
この世界のシロンは、以前のデルタと同じく、俺と最初から知り合いだった世界。
そして、ここでも両親に捨てられた。
自分達では教団の壊滅は不可能と判断した為、悪魔憑きの治療を最優先して各地を放浪している。彼女は多くの人から謎のピアニストとして有名になった。
普段は、俺達の世界にいたシロンと変わりない。
あえて、変わっている所があれば。
「どうしたんだ?」
「……また、嫌な事を思い出したから」
そう、シロンは、俺の方に抱き締める。
自尊心とコンプレックスが強く、何時も緊張の糸を張り詰めている。
そんな糸をふと緩ませる時、俺に頼るように甘える。
それは、普段の生活でも、夜の営みでもだ。
「何かあったのか?」
「んっ……」
腕の中にいたシロンは、俺の方を見てキスをする。
最初は触れるだけだが、次第に深い口付けに変わる。
暫くしてから、ゆっくりと唇が離れた。
「……もう大丈夫」
そう言ってからシロンは再び俺を抱き寄せた。
しかし、それは不安な気持ちを抑え付ける為である事は分かっていた。
幼い少女のように見えているが、その歳は、俺と殆ど変わらない。
それと共にシロンは。
「だけど、もっと」
その言葉と共にシロンの姿が変わる。
それは、スライムスーツではない。
シロンは、自らの身体を組み替えた。
魔力を精密に行い、その身体は先程までの少女ではなく、妖艶な女性に。その姿を見た俺は驚きで言葉が出なかった。
「シロン」
「あなたも、私に甘えて頂戴」
シロンはその呟きと共に、俺の顔を自分の胸の谷間へと押さえ込む。
それは、自分の元から決して逃さないようにするためだ。
「私の中へ来なさい。そして共に溺れましょう」
そう言ってからシロンは俺の頭を撫でる。
そう、ゆっくりと俺は撫でながら、シロンの女性器を肉棒を挿入する。
女性器は、シロンの、元々の精密な肉体操作によって、俺の肉棒を難なく飲み込み、快楽を与える。
「ふふ、今日も可愛いわね」
そう言いながらも、シロンは腰を動かす。何度も絶頂を繰り返すが、俺への責めを止めることはない。
「そろそろ、出しても良いわよ」
そう言いながら、シロンは自分の胸に、俺の顔を押さえつける。
それは、俺を絶対に逃さないように。その行為は何度も繰り返される。その度に俺は精液を放ち続ける。
シロンの女性器は、その度に愛おしそうに俺の精液を飲み込んでいく。
その行為が何度も繰り返される中、俺は遂に精根尽き果てた。
俺の男性器が萎えていくと同時に、シロンの女性器は俺の肉棒から離れていく。そして、ゆっくりと俺に口づけを行い。「可愛かったわ」
その言葉を残して、元の少女の姿に戻った。
その時には、既に外は暗くなっていた。
「ごめんね。ちょっとやりすぎた」
そう言いながらシロンは俺の隣で横になっている。
「ああ」
俺は、そう言いながらもシロンの髪を撫でる。
シロンは嬉しそうな表情で俺の胸に顔を埋めた。
「だけど、私から、離れないで。ずっと、完璧でいるから」
「別に気にしなくても良いから」
そう、俺は頭を撫で続ける。