※この作品はR-18です。

NTR主人公にならない為に!   作:ボルメテウスさん

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今回は、七蜘蛛さんからのリクエストと、影実2ndの8話が合わさった話となっています。一応、一人一人やる予定です。


七陰達は告らせたい

「エロゲ君、僕達は、ようやく気付きました」

 

その日、ジャガとヒョロの奴らが、俺の部屋に入ってきた。

シドの奴は、その日はいない事もあって、俺は久しぶりにのんびりとしていると、突然入ってきた。

同時に、その手に持っているのはチケット。

 

「どうしたんだ、そのチケット?」

 

見ると、それは、どこか見覚えのあるチケット。

確か、アルファ達が以前言っていた新しいアミューズメント施設の名前だったな。

しかも、見る限り、かなりプレミアをついているような。

 

「実は昨日、シド君の部屋にあったチケットでしてね」

「偶然にも、6枚ありましてね、僕、ヒョロ君、エロゲ君の三人で、残りは三人、デートする事になりました」

「いやぁ、友達思いのシドで本当に良かったぜ」

 

そう二人は言っているが、俺は、なんとなく嫌な予感がする。

 

「それで、お前、結構痛い目にあっているだろ」

 

これまでの出来事を振り返れば、二人は、あの無法都市で散々尻を掘られまくった。

その影響もあって、この二人は、より女性に飢えている感じがする。

 

「とにかく、エロゲ君も!」「今度は、お前を」

「…」

 

どうやら、次は俺を囮にする気満々のようだ。

 

「それじゃ、行きましょうか!エロゲ君!」「僕達も、これでリア充に!」

 

そう、俺の両腕を掴んだまま、目的の場所であるミツゴシ温泉ランドに向かった。

あまり、こういう場所には行く気はなかったのだが。

正直に言えば、あまり外での遊びは好きな方ではなかったのだが。

 

「おぉ、エロゲだったんですか!」

「これは、なんというか」

 

ミツゴシ温泉ランドに到着すると同時に、デルタは定位置と言わんばかりに俺の肩に乗った。

先程、買ったのか、おでん串を食べており、地味に頭におでんの汁がかかって、熱い。

 

「えっエロゲ君!その、お知り合いだったんですかぁ!!」

「こんな美人と知り合いって知り合いって!!」

 

デルタが何も考えずに俺に肩車をした結果、ジャガとヒョロの反応がとんでもない事に。

というよりも、これはまずい。

この二人は、こういう事を広げられると、色々と。

そう考えていると。

 

「そうなんです、私達、お知り合いなんですよ」

 

すると、ベータが俺の右腕をがっしりと掴んだ。

それは、もぅ離さないと言わないばかりに。

 

「そっか、シド君は来なくて残念だなぁ」

 

そして、ゼータもまた、音もなく、反対側の左腕をがっしりと掴んだ。

 

「そう言えば、あそこにいる人達、お知り合いだと思いますが」

「「えっ?」」

 

そう、ベータが指を指すと、そこには二人と関係を持っている無法都市の方々が。

 

「なっ、マジかよ、えろって、いねぇ?!」「エロゲ君が、僕達を置いて、逃げましたぁ!」

 

二人は叫んでいるが、実際には、二人の注意を逸らした間に、ベータとゼータの二人が凄まじい速さで、俺を連れて行った。

 

「それにしても、エロゲが、なんでここに?」

「いや、あの二人に一緒に来いって、言われたから、無理矢理連れてこられた」

「それは、そのお疲れ様です。でしたら、良かったらどうですか、こちらで休んでは」

「えっ、いや、でも」

「エロゲも温泉に入るのです!」

「うぅ」

 

三人からの圧が凄まじい。

 

「…それだったら、まぁ」

 

断れる雰囲気ではなさそうだ。




その頃、裏側では
「まさか、エロゲがここにいるなんて、驚きだわ」
「エロゲさんは、こういうのにはあまり興味ないと思っていけど」
「実際に、エロゲはあまり外に出るつもりはなかった。温泉には興味あるけど、こういうのには」
「えぇ、でしたら、これは」

そう話し合っている時だった。

「そういう事」
「えっ?」

すると、アルファが何か察したように頷く。

「彼は、これから先、戦いが激しくなるのを察した。そして、ディアボロ教団との戦いが終わった後にも、きっと英雄の血が必要だと考えたはず」
「それで、もしかして」
「えぇ、シャドウは後の世に必要な子孫を残す為に最も適任として、エロゲを選んだ。けど、エロゲは」
「えぇ、エロゲさんは優しいから、いつも私達を心配してくれていました」
「そう、関係を持つ事は仕方ないと考えていた。だからこそ、恋愛感情が出てこなかった」
「それは、つまり」
「彼は、ここで少しでも彼の負担を減らす事、つまりは」
『誰がエロゲさんの心を射止めるか』
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