「起きて」
「んっ」
俺はふと、誰かに揺らされている。
誰に揺らされているのか、疑問に思い、起き上がる。
一体、誰なのか、起きてみると。
「本当、こんな所で寝ているなんてね、エロゲ」
「んっ、アルファ?」
そこにいたのはアルファだった。
「まさか、幼馴染みの顔、忘れた訳じゃないわよね」
「おさななじみ?」
いきなりの言葉に、俺は疑問に思う。
アルファと幼馴染みと言えば、確かに幼い頃から一緒にいるという意味では間違いないと思う。
だけど、彼女はあのファンタジー溢れる世界での知り合いであって、この現実世界での知り合いではないはず。
「なんだか、夢でも見ているのか?」
そうしながら、俺は立ち上がる。
そもそも、俺の名前のエロゲとは、あの世界の名前であって、前の世界では別の名前だったはず。
「本当、あなたらしいわね、エロゲ」
その言葉と共に紡ぐアルファは、俺の知っているアルファと変わりないだろう。
だけど。
「えっ」
ふと、アルファから声をかけられた。
彼女は、そのまま俺を壁ドンをしてくる。
ふわりとした金髪と共に、蒼い瞳が俺を見つめる。
「アルファ、こんな所で」
「大丈夫よ、この教室には誰も来ないから」
「えっ」
「だから」
そのまま、俺はキスされた。
唇と唇を合わせるだけの軽いものだけど……アルファの顔が近い。
それに、いい匂いもするし。
アルファにドキドキしている自分がいた。
そんな俺に対して、そのままキスをしてきたまま、アルファは言う。
まるで、その行為で自分の気持ちを伝えたかのように。
そして、アルファはそのまま舌を入れてきた。
ディープな方だ。
ぬちゃりという音とともに、生暖かいものが口の中に入ってくる。
それと同時に、舌同士が激しく絡み合う感覚に襲われる。
それがとても心地よく感じられた。
しばらくして、お互い口を離す。
二人の唾液が混ざったものが糸を引いている。
それを気にすることなく、アルファは言った。
いつものように淡々とした口調だったけど、少しだけ恥ずかしそうな表情を浮かべながら。
「これが私の答えよ。どう? これで満足かしら?」
そう言って、アルファはより密着するように近づく。
胸の膨らみが強調されているような気がする。
アルファはとても綺麗だ。
だからこそ、そんなことをされるとドキッとする。
心臓がバクバクと脈打っていた。
顔が熱くなるのを感じる。
それを見たアルファはニヤリと笑った後、再び顔を近づけてくる。
またキスされるのかと思ったが違った。
アルファは耳元まで顔を寄せると囁くように言ってきたのだ。
「ねえ、エロゲ。私を抱いてくれる気はある?」
その言葉を聞いた瞬間、俺は固まってしまった。
アルファが俺のことを好きだって言っているような者だ。
だけど。
「俺みたいな馬鹿で良いのかよ」
そう、思わず聞く。
それに対して。
「それが、私があなたが好きじゃ駄目な理由になるの」
と返された。
何とも言えない感情が湧き上がってくる。
嬉しかった。
正直、俺には勿体無いくらいの美少女だと思う。
そんな女の子が自分のことが好きでいてくれてるなんて。
「アルファ、その」
「断ると言っても、諦めるつもりないから」
そのまま、アルファが寄り添う。
その手は勃起した肉棒に触れており、優しく撫でていた。
布地越しに伝わる柔らかい感触が気持ち良かった。
そのせいか、余計に興奮してしまう。
ドクンドクンと脈打つ音が聞こえてきそうだ。
そんな状態でアルファは言う。
俺のモノを手で弄びながら。
誘惑しており、発情しているかのように熱い吐息と共に。
「ねえ、いいでしょう? もう我慢できないわ……早くあなたのコレで滅茶苦茶にして頂戴」
その一言で限界を迎えた。
アルファを抱き寄せた俺は勢いのまま唇を奪う。
そして、すぐに舌を入れていく。
「んぅ!?」
突然の行動に驚いた様子を見せるアルファだったが、すぐに受け入れてくれたようだ。
お互いに舌を絡め合い、唾液を交換するようなディープキスを行っている。
舌同士が触れ合う度にゾクッとした快感が走る。
お互いの口内を犯していくかのような濃厚な接吻だ。
しばらくした後、どちらからともなく口を離す。
銀色の橋がかかった後、名残惜しげに離れていった唇同士を透明な液体が繋いでいた。
それを拭うこともせずアルファは、俺の肩を掴み壁に押しつける。
俺の様子を見てアルファはクスリと笑っていた。
その顔は妖艶な雰囲気を感じさせるものだ。
これから起こることを期待しているようにも見えるだろう。
そんな彼女は、俺に寄り添いつつ、耳元で囁いた。
「ねぇ、エロゲ」
「なんだ?」
「私、もう我慢できないわ……早くシてちょうだい……」
そんな言葉を囁かれた俺は我慢できなかった。
もう止まることなど出来なかったのだ。
そのままアルファの胸を揉み始めると、アルファは甘い声を上げた。
その反応に気をよくした俺は更に激しく揉んでいく。
すると、今度は俺に向かって抱きついてきた。
そしてそのまま俺の股間へと手を伸ばしてくる。
そこは既に大きく膨らんでおり、窮屈そうにしている状態だった。
それを確認した後アルファの手はベルトを外し始めた。
慣れた手つきで外していく様子を見ているとドキドキしてしまう。
「アルファ、なんだか手慣れているような」
「あなたのお世話をずっとしていたのよ、幼馴染みとして」
そう、ベルトを外されチャックを下ろされる。
大きくなった肉棒が引っ掛かり、一気に降ろすことが出来なかったのだろう。
アルファは俺が履いているトランクスと共に一気に下ろした。
その瞬間、勢いよく飛び出てきた肉棒を見てアルファは声を上げた。
「わあ……」
と驚いた様子を見せたあと、クスリと笑いながら言ってきた。
まるで悪戯っ子のような表情を浮かべながら。
「凄いわエロゲ、こんなに大きくして……それに臭いも」
そんな感想を言いながら、今度は俺の股間に顔を埋めてくる。そしてそのまま舌を伸ばし始めたのだ。
最初は先端部分を舐め始める。
亀頭を中心に舐め回し、カリ首の部分を刺激するように刺激してくる。その快感に思わず腰が引けてしまったが、それでも逃さないと言わんばかりに吸い付いてきた。
「んっ……れろっ……んふっ……」
そんな声を漏らしながら奉仕を続けるアルファの姿はとても淫らだった。目はトロンとしていて頬は赤く染まっている。
「んはぁ……おっきぃ……」
そう言いながらも行為をやめようとしない。むしろエスカレートしていた。亀頭を口に含み、そのまま飲み込むようにして飲み込んでいったのだ。喉奥に当たったのか苦しそうな表情を浮かべながらも必死に奉仕を続けている。その様子はとても健気に見えたが同時にとてもエロく見えた。
そんなアルファの姿に興奮してしまい思わずアルファの頭を掴むと前後に動かし始めた。いきなりの行動に驚いたようで目を見開くもののすぐに受け入れてくれるようだった。むしろ喜んでいるようにも見えるほどだった。
口内を犯しているという征悦感があった。
互いの姿を見ての興奮で、もう止まらない状態だった。
そのままピストン運動を続ける。喉の奥にまで届くような勢いだったがアルファはそれを受け入れてくれる。むしろ自ら進んで受け入れているようだ。舌を使って裏筋を刺激したりしてくる様子はとても初めてとは思えないほどだった。
そんな激しい行為を続けているうちに限界が訪れたようで、そのまま口内に射精してしまったがそれでも離そうとしなかった。それどころか一滴残らず搾り取ろうとするかのように吸い付いてくる始末だ。
「んっ……ごくっ……ぷはぁ」
もう出ないと判断したのかゆっくりと口から離すと見せつけるように口を開いてきた。そこには白い液体が残っているのが見えた。それを飲み込むようにしてゴクリと音を立てて飲み込んだ後、再び口を開けてきた時には何も残ってはいなかった。
「エロゲの精液、とても濃かったわよ……」と言いながら妖艶な笑みを浮かべるのだった。
それと共に我慢はできなくなった。
アルファのスカートを捲り、ショーツをずらす。
そして、その下にある秘所に指を入れるとアルファは小さく声を上げた。
「んっ……」という声と共にビクッと体が跳ね上がる。
どうやらかなり敏感になっているようだ。
そのまま中へ入れていく。最初は一本だけだったが次第に二本三本と増やしていく。すると、ある一点に触れた時に再び大きく反応したのを感じ取れた。そこを重点的に攻めるようにしていくと、どんどん愛液が溢れてくるのがわかった。それを潤滑油にして更に激しく動かしていく。
その度に「あっ……あんっ」という声が聞こえてくるようになったところで一旦手を止めた。するとアルファの方から物欲しげな目で見てきたため、今度は自分の肉棒を取り出すことにしたのだ。既に準備万端であるそれは天に向かってそそり立っている状態だった。それを見たアルファも笑みを浮かべる。
「来て、エロゲ、あなたのが欲しくてたまらないわ」
そう言われて我慢できずに一気に突き入れた。その瞬間、アルファの体が大きく仰け反るのが分かった。だがそれも束の間のことですぐに快感に打ち震え始めるようになったようだ。そして俺は動き始めたのだが、それと同時にアルファの方からも腰を振り始めてくるようになったのだ。
「あっ、いいっ、すごくいいのぉ」
もはや完全に女の顔になっており言葉遣いも普段とは全く違うものになっていた。だがそれが逆に俺を興奮させたらしく、より一層激しく打ち付け始めることになるのだった。パンッ! という音と共に肌がぶつかり合う音が響く中、アルファの声だけが響き渡っていた。それはとても淫靡なものだったが同時に幸せそうな響きも含まれているように思えた。
「あんっ、そこっ、ああんっ」
「どうだ? 気持ちいだろう?」
「ええ、最高よ……あなたのものが私の中に入ってきてるのを感じるだけでイキそうになっちゃうわ」
そう言うと更に締め付けが強くなってきた。
「くっ、急に締め付けが強くなったぞ」
「だってぇ、あなたの大きすぎなんだもの……こんなの初めてだわ」
そう言いながらもアルファは自分で腰を動かしてくる。その動きに合わせて俺も動かすようにすると更に強い快感を感じるようになったようだ。その表情は完全に蕩けきっておりいつものクールな雰囲気は完全に無くなっていた。
そしてとうとう限界を迎えたようでビクンっと体を大きく跳ねさせると同時に絶頂を迎えたようだった。それと同時に膣内が激しく収縮し精子を搾り取るかのような動きをするものだからこちらも耐えきれず中に出してしまった。ドクンドクンと脈打ちながら大量に注ぎ込んでいくのが分かるほどだった。アルファはその感覚にすら感じているらしく小さく喘いでいるのが聞こえた。
しかし、互いに一度だけでは満足できなかった。
「まだできるよな、アルファ」
「もちろんよ」
そう言って再び行為を始めることになったのだった。
「エロゲ、もっとぉ」
そう言いながらアルファは抱きついてくる。
そんな様子に愛おしさを感じた俺は頭を撫でてやりながらキスをすることにした。最初は軽く触れるだけのものだったが次第にエスカレートしていき舌を絡ませ合う濃厚なものに変化していったのだ。そしてお互いに唾液を交換しあうような激しいディープキスを続けているうちに段々と気分が高揚してきたのかアルファの方から積極的に求めてくるようになったのだ。まるで貪るかのような勢いで俺の口内を犯してくるその姿には普段のクールな姿からは想像もできないほどの淫乱さを醸し出していたのである。
「んっ……ちゅぱっ……」という音を立てながら互いの舌を求め合うようにして絡み合い続けた後ようやく口を離すと透明な糸を引いているのが見えたのだった。それを拭うこともせずにそのまま見つめ合う俺たちの間に流れる空気はとても甘く蕩けそうなものであった。
アルファは俺の胸に顔を埋めるようにしながらスリスリと頬ずりしてくる様子はまるで猫のようだった。その様子を見ているうちに段々と愛おしさが込み上げてきた俺は思わず抱きしめてしまったのだった。
そうすると一瞬驚いたような表情を見せたあと、すぐに嬉しそうな微笑みを浮かべながら抱きついてきたのだった。
そんな可愛らしい仕草を見せる幼馴染みの姿に興奮を覚えた俺だったが。
「ふごぉ」
その瞬間、なぜか俺は起き上がった。
見上げると、そこはいつもの光景。
「夢だったのか」
そうしながら、俺は歩き出す。
「本当、さっきの夢はなんだったんだ?」
そう言っている時だった。
「エロゲ、ちょっといいかしら?」
「んっ、アルファって」
俺に話しかけたアルファ。
その声に応えながら、振り返ると、そこには確かにアルファはいた。
ただし、その格好は、いわゆる学校の制服だった。
「どっどうしたんだ、アルファ、その格好は?」
「変だったかしら? 次の任務で少し必要だったから、そのエロゲに見て貰いたくて」
「……おぅ、そうか」
正直に言えば、似合っている。
「……そのエロゲ」
「なんだ?」
「もうちょっと、似合っているかどうか、見て貰いたいのだけど、良いかな?」
「……あぁ」
そのまま、俺はアルファの要望に応える為に、そのまま部屋へとまた戻る事にした。
エロゲ・シュジンコー
今作の主人公。前世からの幼馴染みはいないどこにでもいる普通の高校生。
ついでに、彼が初めてプレイしたエロゲーは運命の夜。
偶然に手に入った事で、一番の好みは金髪の騎士。
ある意味、アルファと似ている要素があり、惹かれているのは自分でも知らない事。
アルファ
幼い頃、シャドウに身体を、エロゲには心を救われた。
その際のエロゲの言葉が彼女を支えているのを、彼には秘密である。