※この作品はR-18です。

異能幸運レアドロップでイキ抜く♡学校最後の男子ピネスと眼帯プラチナ女校長の不気味なダンジョン冒険記   作:山下敬雄

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【緒方ユミの夢の朝】♡

▽調理室▽にて

 

キッチンの上棚に貼り付けたメモしたメニューを確認し、コカトリスの卵を用意したボールへと割ろうとしていたところ────

 

「あっアレ? 浦木くん? まだ朝食はできてない…けど」

 

「あぁーなんだ、たまにはブク高のみんなのことを見習って手伝えってさ校内クエストでちょっとこの辺回っててさ?」

 

午前6時。この辺を回るにしては早い。

このところ少し気落ちしているサンチュとラジオ体操をやることはなく、無駄に早起きしてしまったピネスは明かりのついた調理室へと誘われ訪れていた。

 

朝食の準備に取り掛かろうとしていた料理班の緒方は卵とトンカチを持ったまま、急に現れた彼に驚いた。

 

「え、べ別に大丈夫だよ? 浦木くんわたしとちがってこの間もすごくダンジョンでがんばっ」

 

「いやいやダンジョンはダンジョンだし異能冷蔵庫あいつもそういや活躍してたらしいぜ、(って寝てんのかコイツ? ……)はは。それにいつも俺の分作ってもらってるからさ、考えてみたらなんかそれも緒方さんに悪ぃかなって」

 

「べっべつに好きでしてるから! あ、あ、変な意味じゃなくてっ!」

 

「おっおぅ? んーーでも校内クエストだしなぁ」

 

「じゃっ!じゃあ……────」

 

異能冷蔵庫は寝ている、ただの冷蔵庫となり開いた扉を勝手にしめたり開かなかったり保存していた食材の配置が変わっていたり無くなっていたり……使い勝手がただの冷蔵庫より悪くなっている。

 

料理班の緒方は戦闘員のピネスに手伝わなくてもいい雰囲気をやんわり出すものの、校内クエストと彼は寝癖頭を掻く。

 

物色した冷蔵庫から〝ぱっちんプリン〟を取り出した彼に、かんがえた緒方は提案することにした。

 

 

 

▼

▽

 

 

 

食べてもいい許可を得たぱっちんプリンをいただき、そろそろと腕をまくる。しかし腕のシャツ袖をまくるだけで何の術も持たないキッチンコンロの前で立ち尽くす彼は、料理班の彼女の指示どおりに味噌汁を完成させる。

 

「これが味噌汁かー。味噌汁って味噌入れて終わりじゃなかったのかー…」

 

「ぶふっ!?」

 

「お?」

 

「いやっなんでも! っずっ…ふふふふ」

 

「なんか緒方さんってわりかしよく笑うよな?」

 

「ふふえ? …んー。そっそうかな?」

 

「いやーなんかほら木浪とかそこんとこ笑わせるの難しいしさ(たまに笑われるって感じで)? コズミは取り締まりが厳しいし、登別さんは淡々としてるしさ。よく話す校長はどちらかというとあんな感じのアレだし…、んー、比較的に!」

 

ピネスは緒方に親指を立てる。他の女子たちをなんとなく例に挙げながらくらべて比較的に笑うというのだ。突然そんななんとなくの分析をされた緒方は戸惑いながらも……。

 

「ええ? んー、────……はい?」

 

「はいって、ははは」

 

また彼につられて笑っていた。

 

 

▼

▽

 

 

プロの彼女に味見をしてもらって────送られたのは拍手。

はじめて手料理を褒められた彼は黒髪をかきながら鼻高々だ。

 

 

「そういえば緒方さんって頭巾をいっつもつけてるけど。外したりしないのか? いや似合わないってわけじゃなくてさ、なんとなく? いつもしてる理由とかあったり?」

 

料理のとき以外にも、ピネスの見かける緒方は頭巾をしていることが多い。

緒方に依頼された味噌汁クエストをクリアし手持無沙汰になったピネスは、彼女の後姿を見ているとふとそんなことが気になったのでその理由をメレンゲをボールに泡立てている本人にうかがった。

 

「ええっと……こっ、この方が……覚えてもらえるかなって、──浦木くん…に」

 

彼女が振り向いたそのとき──

 

「え、────浦木……くん!?」

 

メレンゲを泡立てていたホイッパーの擦れる音がやむ。

 

「ごめん、なんか。こうなってた」

 

「え、え、」

 

突然彼の顔が近い。

迫られた緒方は振り返った正面を見上げて何も言えず、彼女の腕をなぜかつかみ見下ろす彼もそれだけで何も言わず。

 

朝の支度をするキッチンで、右にもっていた銀のホイッパーから、どろり、重い白が落ちていく────。

 

 

 

▼

▽

 

 

 

調理室から誰もいない仮眠室③のベッドへと2人は向かう。

 

そして────

 

「なんかこっちのほうが、いい」

 

「えぇ…う、うん……」

 

彼は頭巾をしている彼女の方がいいと、彼女がその装備を外そうとしたが外さなくても大丈夫だと言った。

緒方も上で自分の事を見つめている彼の顔を見て、ゆっくりとうなずいた。

 

朝の廊下をこそこそと渡りながら空き部屋へと忍び込んだ2人はすでに合意している。

彼とそういうことをするのは予期せぬトラブルに巻き込まれてが多かったが、今度は自分の意思で、緒方は顔を赤らめながらも彼にうなずいていた。

 

ベッドの上に押し倒された緒方は普段している頭巾姿のまま、待ちきれない彼に────挿入された。

 

悶々と期待していたのはどちらでもあり、濡れた中の肉をゆっくりと掻き分けて彼女の奥深くへと到達した。そんな挿入時の下唇をきゅっと噛む表情を彼に見られながら。

 

そんな頭巾姿の普段はみせない緒方の顔をなんとなしに拝んでいたピネスはさらに我慢できず────ピストンをいきなり開始した。

 

「ウラきくっッんんッ────♡♡!??」

 

彼の名を呼びとめるも、間に合わず、緒方のきつきつの膣肉の襞が彼の怒張した肉棒に擦られていく。とても速いいきなりの容赦のないピストンに緒方の悶えていた表情がそれ以上に一気に淫らに崩れてしまう。さらにたまらず覆いかぶさる彼のシャツの前側を両手でぎゅっと掴んでしまう。

 

その緒方の淫らでかつ乙女な様がピネスの興奮を思考が真っ白になるほど掻き立てた。

そんな可愛らしくエロい女子高生のクラス違いの同級生に、一介の性欲を持て余す男子生徒は我慢できない。可愛らしいほどにしがみつく彼女のことを無茶苦茶にしたいと本能で動いてしまう────

 

緒方の喘ぐ声が、ずっと喘ぐ声が聞こえる。突く度にきこえるので、もっと突いてしまう。

もうだくだくと分泌し合う液が激しく擦れて混ざり合い、水音のする飛沫が肉壺を押し出すたびに、はしたなくベッドシーツに散っていく。

 

緒方は彼を受け入れるままに彼のシャツに強くしがみついて気持ちよくなることしかできない。

彼の雌にされていく……喘ぎ声を止める術もしらず。

ただひたすらにピストンを繰り返し彼女をかわいがる彼の鼻息が荒くなり、それでも足りなくて口から酸素を取り入れるほどにはげしく。

 

それでもなお足りない────ピネスは乱れた緒方の顔に、唇に迫り、ずっと開いたままの口穴を────貪る。

 

 

そして貪りキスをしながら、射精した。

 

 

重なり合わせるあまりの幸福感が一気に快楽とともに突き抜ける。

熱い精液を注がれながら、もう既にイっている緒方の腰がビクビクと彼のペニスの脈動に合わせて跳ね上がる。反るカラダも覆う彼に押しつぶされ、彼に雌の全てを投げ入れるようにしがみついたまま、重ね合う体の熱さ気持ちよさとアタマのなかに分泌される多幸感を貪る。

 

雌穴を貫かれながら全て注ぎ込まれ終わるときには────

 

乱れ髪。縛っていた頭巾もほどけて────────とろけて……。

 

 

 

□□

 

□□□□□□□□□□□□□

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「よしっこんなもんか? ──ユミさん、味噌汁の味見て、今回は万能あご出汁ってやつぶち込んだんだけどさ」

 

「うんわかった────────……あ、完璧!」

 

「まじか!? やった、やったぞーーー!!!」

 

 

「「あはははははあっごあっごあっごだしーーーーはははははは」」

 

 

「ちょっとちょっと頭巾さんダンジョンでのこのこ採ってきた痺れきのこのクリームパスタはまだですか? のこっ?」

 

「あははははあっ、ハイ! ただいまっ!! えっと痺れレモンソースをからめてぇ────」

 

「はいみなさんみなさんチョコっとリュフマフィンたった今調整完了しましたよーーー」

 

「うおうまそー。はふはむかぷぅ……うおおお焼きたてさいこー!」

 

「はふはむはにゅ……ほんとだー。焼きたてさいこー!」

 

 

「「「おやきおやきとりゅふはきのこ♪つちのかほりのセイヨウショウロそぅしーましょっあははははははは」」」

 

 

「なんかしあわせー……ぇ」

 

 

 

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□□

 

 

 

□

 

『おーーい』

 

「にゃんかぁ……あごぉ……」

 

『おーーーい? なんか…しあわせ? あご?』

 

「んにゃぁごぉ………………ハッ!!!」

 

 

揺れる左肩に、ハッと目覚めた。

よだれのたれた可愛らしい寝姿がそのままイキナリ飛び跳ねる光景に、彼女を見守っていたピネスは驚いた。

 

「ど…どした? ──うぉっ?」

 

しがみついて顔を埋める。彼にいけない寝言を聞かれていたかもしれない……そんな恥ずかしさから動転して、どうしようもなく彼のシャツに身を寄せ掴まっていた。

そしてそのリアクションすらも恥ずかしいものだと気付いた寝ぼけた緒方であったが、そこから誤魔化す方法も分からず、じっと赤くなるものがひくまでしがみついたまま…………。

 

 

しかし、彼がぎゅっとしてくれたので結果はオーライ??

 

 

午前9時35分遅めの朝食にはまだ間に合うふたりだけのベッドの上、緒方結美は浦木幸の腕の中で、どこか安心しながらも余計に火照り赤くなるのであった。







※残り1話これが最終回……よていでしたが一人一人女子生徒たちにフォーカスすることにし、残り数話♡のエピローグ形式ということにしましたごめんなさい。というわけでもうダンジョンはあまり行かず緩く終わるつもりですのでご了承ください。


★緒方結美について一言
校長をのぞき榎田椎名と共に最初にピネスの冒険仲間になった彼女ですが、戦闘面での活躍はそこまでなかったのでここで補完を。
インフレについていかせる訳にもいかず、普通のおにぎりお料理好きの女子としてやれたのは良かったと思います。とはいえ異能冷蔵庫は便利枠として……荷物持ちにくわえてモンスターやアイテム合成の能力の方をもっと詳細にお見せしたかったのですが、次があれば仕切り直してそこで!
今後パワーアップするとすれば目に見えた戦闘面ではなく異能冷蔵庫と料理の腕とおにぎりアイテムの方面で。



こんな感じでキャラについて一言添えます、不評ならやめます、なんか違うなと思っても勝手にやめます。

次は順番に榎田椎名に関連するエピローグで。全ての女子を書けるかは分かりませんが、何かこうこう…リクエストがあれば検討します。

というわけで終わりまであと数話♡♡よろしくお願いします。
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