異能幸運レアドロップでイキ抜く♡学校最後の男子ピネスと眼帯プラチナ女校長の不気味なダンジョン冒険記 作:山下敬雄
▽午前8時20分 第一グラウンド 移動式茶室にて▽
ピースが砕けて終わりを迎えた。
赤いスウェーデンを代表する花、ゼラニウムの花畑は今回は平面のジグソーパズルにされピースをひとつひとつ繋いでいき描かれたが、上手く繊細な心のコントロールをできず……
砕けた景色に2人は閉じていた現実の眼を開いた。
1日一輪のかわりに、1日1ピース増やす。
円形校舎ダンジョン20F暗黒巌流島でサンフンとの戦いを経た彼はこのところそんなことをサーガの日々の目標を真似て自分の目標にし取り組んでいる。
茶室で茶人のサーガと面と面向かい合わせに座り、両手を繋ぎ心の庭を分かち合っていた浦木幸。
ハードな波綿岩死の修行が終わっても、彼の手はなかなか彼女から離れず……。
「ありがとな」
「ん? どっ、どういたしましたか? レレレレレ…礼などのいわれは」
真面目な顔で不意に礼を言う、そんな彼の眼差しに直視する不意のダメージにたえられず……対面していたサーガは顔をそむけた。普段は至極冷静な彼女も手を繋ぎながら真っ直ぐに見つめられるのは、心にずきゅんと効いてしまった。
手を繋いだままなのに気付いたピネスはその彼女の高まる体温から、がっしり掴んでいた手を緩め離れ……礼のあとを続けた。
「あっごめ。────いや、なんかさぁ。たぶんこないだもダンジョンの土壇場でさぁ、んー色々できたのってさ、ひょっとしたらこういうことの積み重ねなのかもしれない」
「……積み重ね? 行雲流水の亭主が? 執着? という?」
「んー、執着つーか。そーそーだから積み重ね、ゲン! ゲン担ぎ! あぁー…だからさ、ほんとにふらふらしてるだけのラッキーだとさ、結局それって何もねぇのかもしれねぇって最近なんか気付いちまったぁ。ほらっ!道端に花が咲いてたら立ち止まるし、猫が塀の上にいたらカメラを回すし、星が綺麗なら見上げてみてもいいだろ? って感じで──…それが俺の積み重ね、運。……どうだろうか?」
「……────────なるほど、至極なるほど……! そうですね。亭主の天下の一助になれて至極恐悦。験担ぎ、冒険流浪の身がきびしい修練の果て星の悟りをひらかれ……ついに重い腰をあげ、その会得した仙術を今はなち野望壮大をお持ちになられた…至極ラーゴム…!!」
「おっおぅ。て、天下…? さとり?やぼー? ぅーーー…いやいや待って…なんかそいつぁーーま、いいか…ラーゴム!」
浦木幸と水野サーガ。
この日も金髪の茶人と心の修行をし、彼女に行雲流水と称されるなんとなく道をゆく若者はその果てに何かを見つけ、自分でもよく分からない野望へとまた一歩近づいた。
「そういえば亭主お気づきを」
「なんだ?」
「この壺に活けた黒い花は心の庭でつんだもの」
「黒い花、あぁこれか? なんかインパクトがあるな…ってまじ? え? どゆこと? だってアレってぇ……心の庭なんだろ?」
「ええ至極。心の庭の中にあり、それでいてすごくいい香りが漂ったのです。そしてそのような花が現実にもあると登別様に教えてもらいました。ノッポペチュニア(黒)というらしいです(くろまねきにて種を購入、榎田様からかりたのこっと栄養魔力水を注ぎ、至極成長)」
「ノッポペチュニア(黒)……なんかノリで決めたような名前だな(ペチュニアってなに)」
「でも香りかぁ。それは盲点だったな? たしかにあそこの花は無臭のような気がしたな? あ、たまにクリティカル!でできたりするヤツか? すげぇな」
「いえいえ私のゼラニウム畑はまだまだ未熟。(クリティカルで花は咲かないかと……)このどこからか……ふらっと咲いてきた黒い花のよう一輪香らせてみるのもまた乙なモノかと」
「ぅーなるほど……ってもしかしてさっきの俺に合わせてくれてた? ははは、サーガってほんと気が利くよなっ? 茶人だけにははは。────…悪ぃな今度は俺がそっちに合わせる! だからあんまり気を遣わなくてもいいぜ」
「しっ、至極……!!」
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▽午前11時 書庫⑦▽にて
心の修行のあとは、苦手分野の克服を────
しかし書庫にこもって始まったのは彼のどうしようもない学業成績のお勉強ではなく……、
ローション代わりの乳液でとろとろになった登別の豊満なおっぱいに挟まれて、既に訓練は始まっていた。
ひんやりとした間に挟まれて、期待をしていた男子の硬い肉棒がびくりと跳ねる。
彼女はいつも挿入時の彼の跳ねる震えが落ち着くまでじっくり待つ。
そしてそれからタイムを測りつつ始動する。
落ち着いていた彼の呼吸がすぐに乱れる、その双乳のまったりとした動きに硬い棒は擦られて、しっかりと包まれながらの運動にびくびくと震えだす。
そしていつものように彼のペニスの全体が乳液のローションで馴染んできたら、双乳の擦り上げるスピードを速める。
特にテクニックのいらない単純な包んで擦る動作それだけで────
「ぁああああでっああああ♡♡♡」
ピネスはもう我慢が効かない。登別の大きな乳房に膝上でしっかりと包まれながら────
射精────できず。
何故だかピネスは射精ができなかった。しかし快感だけが脳を突き抜けて、もどかしさが怒張するペニスに晴れない……。
ピネスは訳が分からず意味不明なもどかしい快感に悶えた。
我慢汁だけが鈴口からちろちろと漏れ、おおきな乳の間をわずかに湿らせてゆく。
息を荒げながらもどかしい下方に彼が目を向けると、そっと掲げられていた【イエローカード】。
そんなものを見てもピネスは何が起こったのか理解できず切なく苦しそうな表情で唖然と見ている。
射精できなかったのはこのイエローカードの効果だった。
イったのに出ない。イった変な快感だけが彼に残り、射精することをその登別の異能カードで禁じていたのであった。
彼女が何故そんなことをしたのかなおさらピネスには分からない。自分はダンジョンのモンスターではないのに、モンスター用の異能をカードを自分に向けて使って頷いている。
「うん、やっぱりこれならいつもより長く続けれるわ浦木くん」
「ふぇ? つづけ…にゅああああ♡♡!!?」
こくりと頷いた少しワラった藤色の瞳は、────制服のシャツとおっぱいの間に挟み、再開した。
もどかしいむずむず感の残る肉棒へと、突然の左右からの圧迫する刺激の追撃。
思わず大声をあげてしまうほどに、未知のパイズリ体験の向こう側へと登別海の乳内で導かれていく────────
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その後4回、生殺しにされてしまい……。
射精を禁じられた彼のペニスには、より濃くなったもどかしさが溜まりつづけ、そのもどかしい痺れは肉棒だけではおさまらず、全身を脳まで深く馬鹿になるまで染め上げてしまうほどに……。
そんな事も知らずか狙い通り満足いく長時間の訓練を終えた登別海は、お片づけをし引き上げようとしていた。
しかしぼーっとする彼の表情を見て────
「浦木くんもしかして、射精を、したいの?」
この訓練の目的は射精することではなくおっぱいに慣れること、だが登別はまじまじと彼のぼーっととろけたずっと切なそうな顔を見て、淡々と問うた。
ピネスはこくりとその問いかけに頷く。もはや言葉も忘れるほどに、切なそうに。
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たっぷりと乳液のローションを再度馴染ませ直した、ボタンを開けた制服シャツのミルクホールへと────誘う。
みっちりと挿入されていく……もう何枚も累積した異能イエローカードのデバフを解除したピネスの肉棒は────あえなく射精した。
白濁がびゅーびゅーと詮の抜けたシャンパンの泡のように噴きあがり止まらない。
勝手に突き上げる腰がおっぱいの中で熱いザーメンを噴きながら暴れ続ける。
もっちりみっちりとした乳液で馴染む登別のおっぱいを、ザーメンで全て上書きする勢いで満たしつづけ……。
「んっ…量が────すごいわ…いつもより」
最後までパイズリをするためにしっかり抑えていた両手を離しひらく。ボタンのとれた…制服おっぱいの狭間からどろり……粘っこい練乳のようなザーメンがかたまって滴り落ちていく。
「この方がリラックスできるのかも?」
ミントグリーンの長髪を白く汚しながら、全てが引っこ抜けたような彼の顔を見て、少しいたずらに彼女は微笑む。
部長にそんな腑抜けすぎた顔を見せてはきっと手厳しく注意をされる。ハードな特別メニューが登別海マンツーマンでの訓練のときのみ、取り入れられることとなった。
★水野サーガについて一言
茶人武人スウェーデン人。
当初予定していたヒーラーとしての活躍の部分は思ったよりあまり出せませんでした。校長の右腕的な茶人でもあり、亭主の貴重な相談役でもある。
波綿岩死の心は甲賀流の秘伝であり、特別なモノ。
彼女の茶会はコーヒーも洋菓子もokなFika&Lagomをモットーにしており、取り入れた日本の侘び茶とは少し違います。
刀と風の下駄と薬草茶と心で戦う……心技体とても優れた人物には違いありません。
★登別海について一言
色々とミステリアスな人物。
ブク高の皆の異能の拡張性は登別海の異能カードの戦い方からヒントを得ているとか。今も追加ルールを設けながら彼女の異能はどんどんと進化している。
秀才であり雑学女王、ただし時々正しい知識情報ではないのでご注意を。
色々とエピソード的にやり残した事はありますが、どんな運命も彼女は彼女でという部分が1番伝えたい大事なところでした。
今回の修行は以上です!