異能幸運レアドロップでイキ抜く♡学校最後の男子ピネスと眼帯プラチナ女校長の不気味なダンジョン冒険記 作:山下敬雄
「さいきょーモテモテのモテイケ伝説女子のふぅーちゃん先生も二度デートの誘いパスされたのは初めてだよピネスくぅん♡」
年甲斐もなく自画自賛するだけの美貌と常人にはない悪魔的お茶目な魅力にくわえて、常人よりも豊かな武器をもつ。
「好きだろう?♡もーぅやせ我慢をする必要がどこにあるというのかなぁ?♡かなかな~?♡♡」
「ぁぐぁ────!!♡♡♡」
連れ込まれたいつもの風呂場で、
いつものサンドイッチ。
とてもボリュームのある乳肉の狭間でピネスの肉棒は挟まれ、白泡とともにズられていく。
泡立つ、
しゅこしゅこと豊かな肉にすり合わされて泡立つ、
増えていく泡立ちとともに間で変幻自在の肉壁に窮屈するピネスの肉棒への快楽も増幅していく。
豊かな肉にしごかれて……このまま────
しかし、不黒文はその両手をパっと放す。
天国に達しそうであった青年は後寸前のところで達せず、びくびくぅーと腰を虚空にむなしく突き上げる。
プラチナ髪の眼帯さんはその様をみとどけてニヤリと笑う。
「はぁはぁ…なんでえ…♡」
「ふっふ、キミが素直じゃないいじわるをするものだからな♡こーちょーせんせーもキミにいじわる♡をしたくなったのだよ♡♡」
やわ肉サンドの狭間の快楽に溺れて情けない顔をしている…そんな横たわるピネスの表情を見て校長は意地悪に笑う。
行為を唐突にいいところで中断したのは褒美をパスした仕返しだと彼女はお茶目に言う。まるで大人気がなく、男子生徒に対して容赦はなく、生殺しをしている。
そしてくすくすと笑いながら、──また再開した。
黄金ビキニのあいだにゆっくりと、びくびく震えてはやく抱いてとねだる男子生徒のちんぽを仕舞い、今度は使わずにいた緑の特製セーターを下ろしていく。
緑のセーターは流された不黒文の魔力に伸縮する。
みちみちぃ♡と柔らかいふたつの乳肉はピネスの震えてやまないモノを隙間なく抱いていく。
またきた柔らかな肉の暴力で悶える生徒の手を空いた両手で校長はぎゅっと握る。
寂しがっていた指と指を絡ませる、ぎゅっと。
そのやさしさと甘さに連動するように緑のセーターも、ぎゅっと。
「あっあっぐぁっっっ♡♡♡♡」
ピネスはその両の手を繋いだだけで、もう射精をしてしまった。
肉のみっちりと詰まった緑のセーターの中へと、びゅーびゅーーっ……青年のヒートする我慢の回路だけではもう堰き止められず、ひどく窮屈な中へと無理矢理放出していく。熱ある劣情がすべて校長のおっぱいの中へと。
緑のセーターを魔力を込めて今度は逆に伸ばしていく────逃さないように圧迫する窮屈さから解放された──緑のセーターをたくしあげていく。
濃厚に粘つくミルク色に染まりゆく……乳房と乳房の狭間でできた粘つくザーメンの糸橋が、ゆっくりと下に垂れていく。
「手をにぎっただけで射精するとはピネスくぅん♡おっぱいがほんとに好きなんだなぁ?♡なんともかわいいなキミは♡んー?んんー?♡♡まったくぅもーぅこれからというのにぃピネスくんまだゼンゼンふぅーちゃんはキミのこーちょーせんせーは満足でも本気でもないぞー♡♡よろこべぇー♡ふっふ────」
もはやわからない。
息を荒げるピネスは泡泡と、校長のおっぱいに生命力をひりだすように放出したソレが気持ちよすぎることしかわからない。
その後、不黒文校長によるスペシャルなとろける褒美は彼の気力と精力のかぎり……つづいた────────。
▼▼
▽▽
ダンジョンに行くたびに消耗する心がある。
行為はやっと終わり、スベテをシャワーにながし何事もなかったかのように────。
そしてついでの校内クエストとして今回も満足笑みの校長に課された。
▽本校舎屋上▽にて
晩飯のエネルギー補給を終えた時刻午後8時ごろ、時刻的には浴びているのは夜風。
「もしも、」
「ん?」
屋上のソファーに座る彼の背中に修繕したブレザーをそっと着せながら、その人は爽やかに物腰柔らかにささやき、問う。
「君が今までの青春の記憶を失って大人になる。失わないと大人になれない。そんな呪いにかかってしまう」
「うー…失って? 呪い?」
突然突飛もないことだ。
金髪ショートの彼女はゆっくりと彼のとなりのソファー席につく。首を少しかしげて、表情はいつものようににこりとしている。
「それは悲しい?」
「つまりぃ、ブク高のことをすっかり忘れて…それでなんとなく大人になっていくのが……悲しいかっていわれると?」
「ん? ──そう」
彼女は彼のうかがう顔に頷いている。
彼はここまで確認したことが間違っていないとわかり、無い頭で四苦八苦シワを寄せ考えて、言葉をつづけた。
「きっと、あっ! あとで思い返すと、そこだけないのはなんとなく……」
「なんとなく?」
「ほらブク高の校長先生のことだって忘れちゃうのはそれって怖くないすか? あのインパクトと息をするようにふっかけられるリフj…じゃなくて、たぶん一生忘れないと思うんすよねぇ…ある意味……」
「あ、この屋上のこともハーブ園のこともたぶん覚えてるなってあと屋上でソファーに座るのってなんか特別できもちいいし」
「ふふ。それもぜったい綺麗さっぱり忘れることになったら?」
「えぇ…なんでそんなことまでそんなに忘れっ、ぅーー……あ、そだ」
「?」
「『あーあー。屋上、現在俺浦木幸は屋上のだれかさんにブレザー縫われて、縫ってもらって、ソファーでゆかいに問答、雑談その1』……それならっっこうしてぇ録音しときますよ。ちょっとは正解ですか? お、正解でしょ! あ、それか歌にして────」
「ふふふ。歌、──うたって?」
「みるとか…えぇ?? ま、まじか? え、これ俺うたうっっもうはじまっっ!」
忘れないためにスマートフォンに声を録音する。
忘れないために歌にする。
連想しひらめいたピネスは彼女に親指をぐっと立てて、そう伝えた。
彼のがんばって導き出した答えに、──隣にみつめる飴色の瞳はくすりとほほえむ。
そんな彼女がおもむろに腰をあげたと思えば、飾っていた木製のハープを取り出した彼女はソファーに再びかけながら、たおやかな指づかいで自然と演奏をはじめた。
この屋上で彼とはじめてみる、まずは誰もがしっているようなメロディーから。
彼女が何者であり何年生であるのかを不黒高等学校の生徒たちの誰もその全貌をしらない。ただぼんやりと知っているのは屋上のハーブ園に許可なく近づいてはいけないことと、たまに流れる物珍しいハープの音と、屋上にふらり上っては卒業できなくなるという尾ひれのついたようにきこえる七不思議のような噂話。それと屋上の魔術師というあやしげな名だけ。
屋上の魔術師はその呪われた希薄な存在をハープの弦にのせて響かせる。
たとえ明日には明後日には忘れ忘れ去られていてもこの新たな期待感をはらむ青春を、音にして──今日は彼との歌にして。
この学校で彼女の好きに望むかぎり────────。