異能幸運レアドロップでイキ抜く♡学校最後の男子ピネスと眼帯プラチナ女校長の不気味なダンジョン冒険記 作:山下敬雄
⬜︎タコイカ学習帳
『あのエッチな人は女の尻を追いかけてばかり』
登別海:といういいかたをたまにドラマとかで耳にするけど、生物進化論の観点からお尻は雌が雄の視線を誘導し交尾に持ち込むために発達した部位といえるわ。
登別海:かしこくなった人間は二足で立って仲間と向き合いたびたびコミュニケーションするようになる。そうすると背部にある〝お尻〟を見る機会が減ってしまう、そうね。そのかわりに発達したお尻の代替品が〝おっぱい〟といえるわ。
《西館 2F 風紀委員部部室》
⬜︎
逮捕され手錠をかけられたピネスは何故か進化論を聞かされている。
ミントグリーンの長髪長身の女子はその髪のように真っ直ぐ突っ立ち、宙に勝手に浮いていった赤い学習帳をつかまえてまた手に取った。
「このように、うん、彼が女子のおっぱいを見てしまうのは仕方ないこと。でもその頻度を減らすことは訓練次第でできると思うわ。まずはここにいる女子のおっぱいに慣れるところから始めるべきだと思うの」
「そうね。幸いここには十分あそび…実験に」
「えっえっええー!? 登別さん正気なのー!? ですー!? そんなプールの水に慣れろみたいなノリでおっ、おっ、おっ!? おっぱ…ぃ」
ピンクのアホ毛がびよんと逆立ち、被っていた探偵帽子を上へと跳ねさせた。光角灯は登別海が淡々と述べるおっぱいやらお尻やらおっぱいやらに、ひどく驚き──おどろきと困惑を混ぜ合わせた破茶滅茶な顔をつくった。
「非常事態の只中、現在じんるいは隔離されたイセカイ、とはいえブク高のなけなしにある風紀を著しく乱す恐れのある異能〝エッチアイ〟それを抑制する方法はあれど完全に無にすることはできないと思うの。見てしまうものは見てしまう、彼はこれからもこれからの学校生活で、そうじゃない?」
「ぅーー…そう…なのか…? いやだから俺ってミテ」
「くぬぬぅ、ぬぬぅ……よくわからないですが…ぬぅーっっ仕方ないです! ブク高の風紀を乱すエッチなエッチアイはここで風紀委員部部長のわたしがひと肌脱いで食い止めてみせます!!!」
「ひと肌!? な、なんでぇ…こぅなってる? いや脱がなくても、あのだからさ、俺ミテ」
「決まりね。じゃぁ、さっきの遊びと同じようにまずは小一時間。うん、はじめてみましょうか」
何故かメラメラと灯る黒い瞳、淡々と推し進める淡藤色の瞳。
既におっぱいを直視盗み見しすぎて逮捕されたピネスの意志はカケラも尊重されず、彼をみつめる2人の女子生徒による〝小一時間の訓練〟は始まってしまった。
訓練メニュー
①おっぱいしりとり
椅子を3つ寄せて、左右の席に挟まれる形となったピネス。
左に座るのは少しピネスより小柄なピンク髪の女子、右には170は優にある背の高いミントグリーン髪の女子。
左からむぎゅっと、右からもむぎゅっと──どちらも大きい、十分に…。
なんとも常人基準よりおっぱいの大きな女子が揃っていた風紀委員部。
どちらが大きいかなどと…考えている余裕など罪人のピネスにはない。
風紀委員部の女子2人は何故かその豊かな制服ごしの乳肉を押し付けるように彼に寄りかかるように密着している。
そして────
「アルペジオ」
「おっおっ…おっぱい…」
「いっ、いやらしいですよエッチアイ!」
「いわお」
「おっ、おっ…おっぱ……おぉ…」
彼を挟みながら彼をまじえて普通のルールの〝しりとり〟をしている。
もはやしりとりどころではない。
左右から男体を圧迫する丸みをおびたシンボルに、ピネスは硬直混乱。
とてもいい…女子の匂いに、何故そんなに2人していい匂いがするのかピネスは分からない。
淡々と発する澄んだ声も近い、淡藤色の瞳にそなわるまつ毛も長い。
可愛い声が叱咤しながらも押し付けられるこのボリューム…このギャップがピネスはなんなのかわからない。
こんな美と肉とエロスにサンドイッチされながら、しりとりなど……絶賛挟まれた彼は正気でいられる訳はなく。
「浦木くん」
「おぁぉ…!?」
ミントグリーンのそよ風ボイスを右耳に浴びせられ、ピネスはびくりと驚いた。ちらり彼の表情を覗き込むように首を若干傾け見つめる登別海。
「さっきからしりとりができてないわ? 何か──あ」
海の視線は上のおかしなお顔から、黒の制服ズボンの下へ──
「え…なっ、な、な! 登別さァんこっこれっ! エッチアイじゃなくてえっちあいのえっちばぁー!?? えっ、えええええええ」
驚愕、直立、もっこり────脱帽モノ……探偵帽はぽすりと地に落ちた。
▼
▽
「チョコレート」
「ち・よ・こ・れ・え・と」
「ぅぐっ──!♡」
右からのびた細くて長い女子の指が…丁寧になぞの呪文を唱えかぞえてペニスを6回上下往復する──
椅子にかけるミステリアスな美人さんに密着されながら手コキをされてしまう。それだけでピネスの硬直直立したモノは悦びふるえ──悶える。
訓練メニュー
STEP②おっぱいしりとりⅡ
彼が序盤の訓練メニューの最中に興奮してしまい早くも勃起してしまった──予定を変えて登別海の閃いたアドリブで、今度はピネスを抜いて女子だけの〝しりとり〟がおっぱじまっている。
しかしただのしりとりではない。
文字数だけ彼のモノをシコシコするルールを追加した少しエッチなしりとりであり、負けるとささやかな罰ゲームも用意されているのでわざと負ける敗退行為はあまり推奨されていない。
そしてシコシコとリレーされる…チョコレートの次、トからはじまる追加ルールを鵜呑みにした光角灯部長の番。
「とっ、とっ、トーテムポール! あっあぁ!! ながいのっッ!?しまっ!?」
「くぬぬぅ…! こ、このっこのこのぉっっ!と・お・て・む・ぽ・お・るっ! !(かっかたぁ…それにぬっぬめっ!?)」
「ちょ、ぁぐ──♡♡!?」
先ほどの丁寧な感じが打って変わって、左から決意と覚悟をもって男性器を7回上下に擦り上げていく。
我慢汁が光角灯のしごいた右手をぬめり汚していた、『はわわぁぅ…!?』と狼狽えた声をあげ、彼をしごいた自分の右手を灯は見つめた。
次の番、
「んー…ふぅー……どしよ…あ、ルリミツユビカワセミ」
ささやくようにその艶唇がくっつくぐらいのちかく耳元で、彼女は考えおもいつきそう言う。
ちかく、
ちかく、
制服ごしの柔肌が、
絡みつく指先が、
あたたかい生の吐息が、
「ル・リ・ミ・ツ・ユ・ビ・カ・ワ・セ・」
「ぁがぁイっっ────♡♡♡♡」
「──ミ?」
射精。
密着する声に、息遣いに、左右から寄りかかるふたりの丸みに、肉棒を刺激していくひとしごきひとしごきに──我慢できず。
ピネスは射精してしまった。
びゅーびゅーーっ彼の欲望は噴き上がる。
鈴口から噴射した熱い白線は床を、離れた机の上までを汚していく。
いきなり噴き出たその様を、ザーメン白の行方を隣椅子を挟む女子たちに見られている。
あまりに気持ちよく至ってしまった、絡まり添えられているかのじょの手はそのままに──
「はっはわわぅ……!? え、え、エッチアイのエッチバーからあんにゃに!?」
驚きあまりお化けでも見たかのようなリアクションでより密着する、光角灯。引かれた白濁の線の勢いの良さをその臆する目で眺めている。
「これは────…もうすこし慣れる必要が、ある? …ルリミツユビカワセミ────」
びくびくと盛大な射精の余韻に震える肉棒から離した──染まった右手のザーメンを摘む──粘る様を観察しながら──右の手のひらに落とす、落ちていく。
そして登別海は彼の表情をゆっくりとのぞきこむ。とろんと情けなくなった彼の表情をよくその目に見ながら、次の遊びを淡々と思案していく。
男女学生3人の息遣いかさなる狭い部室にて。
行われていた訓練メニューSTEP②おっぱいしりとりⅡは、風紀委員部女子2人の協力する密着手淫で浦木幸があえなく一度射精したことで、終わりを迎えた。