この世界にはオーブという中立国がある。
そしてそのオーブの姫の名はカガリ、カガリ・ユラ・アスハ。
そしてこの世界での俺は、謂わばカガリの許婚だ。
しかも彼女が望んだものではなく、政治的な理由での、所謂政略結婚というやつだ。
それもあって、俺とカガリはお互いにギクシャクした関係だった。
俺もいくら望まない許婚とはいえ、せめてお互いが仲良くできるようにと、努力はしていた。
それもあってか、相互理解の末に俺たちは幸せな時間を過ごすようになり、カガリも俺となら結婚してもいいと言うようになった。
そんなある日、カガリが俺の部屋に来た。
しかも手には本があった。
「なぁ、お前が私とシたいとかどうかは、別に良いんだが、こういうのには、興味ないか?」
「ん?どれどれ」
彼女が渡していた本を手に取り、軽く読んだ。
どうやらスローセックスについてらしい。
「…俺は良いけど、カガリは良いのか?
これを俺に見せるってことはつまり…」
「う……まぁ、その……そういうことだ」
カガリは照れながら頷く。
つまりは彼女は俺に夜伽の相手をしてほしいと言っているのだ。
「わかった、俺も男だし、カガリがそういうのなら喜んでするよ」
「いいのか?」
「当たり前だろ?俺とお前は許婚なんだし、それに……」
俺はカガリにキスをする。
「んっ!?」
「こういうことだってできるんだ。
今更遠慮なんていらないよ」
「……ありがとうな、じゃあ、その……、今夜、私の部屋に来て、くれるか?」
カガリはモジモジしながら、俺を誘う。
「おう、良いぞ」
こうして俺たちは一旦分かれた。
そして夜になり、言われた通りカガリの部屋の前に来た。
「…」
意を決した俺は、ドアにノックをする。
「カガリ、俺だ。
約束通り、来たぞ」
「あぁ、入ってくれ」
ドアを開けて中に入ると、カガリはベッドの上にいた。
しかも可愛らしく布面積が少ないパンツと、スケスケのネグリジェだけの格好で、ベッドの上にぺたんと女の子座りをしていた。
「え……」
予想外の格好に俺は言葉を失う。
「その……ど、どうだ?」
カガリは頬を赤く染めてもじもじしている。
そんな表情を見て、俺の理性は崩壊しかけたがなんとか踏みとどまった。
「あ、あぁ……すごくエッチで可愛いと思う」
「そ、そうかっ!良かった!」
俺の言葉にカガリは嬉しそうな表情をする。
今の彼女はいつもの活発さはなく、まるで恋に恋する乙女のようだった。
「それで、その……シて、くれるのか……?」
「あぁ、カガリが望むなら」
「ありがとう……じゃあ、早速……」
そう言うとカガリは俺に抱きつきキスをしてきた。
「んむ……」
口づけをしながら、ゆっくりと体を愛撫していく。
今回はスローセックスだからな。
すぐに至らないようにしないと。
「んっ、ちゅっ…、んっ♡」
カガリの体は柔らかくて、良い匂いがしている。
愛撫しながら、スケスケのネグリジェの紐を解く。
パラリと簡単にベッドに落ち、その白い肌が露になる。
普段から活発的な彼女では考えられないほど、日焼けもシミも一つもない、健康的な白い肌だ。
ゆっくりと、爪先で、指の腹で、指の関節で、掌で、手首で、腕で、彼女の体に触れる。
「んっ、あっ…♡」
キスをしながら、体を触れられて感じているカガリ。
同様に、俺もカガリに体を触れられて、興奮している。
互いにこれだけ興奮しているが、まだ互いの性器には触れない。
まだまだ、興奮を高めるためだ。
気がつけば、俺は片手でカガリのパンツを一ミリずつ、ゆっくり、ただただゆっくりと、脱がしていた。
彼女もそれに気付いてるが、むしろ微笑むだけだ。
パンツの紐に指を掛けて、腰から下へとゆっくりと、およそ十秒に一ミリ程度で下ろしていく。
すると、彼女の白くて可愛らしいお尻が、少しずつその姿を現していく。
少し触れるだけで、その柔らかさに興奮を覚える。
「ん…っ♡」
カガリの口から艶のある声が聞こえる。
本来なら今すぐにでも、このパンツを剥ぎ取って致したいところだが、そこは我慢我慢。
お尻を通過すると、次は太ももへとパンツを下ろしていく。
それに伴い割れ目に触れていたパンツの布地が離れ、糸を引く。
パンツの紐で、太ももが食い込む。
健康的な食い込み具合で、唆る所がある。
柔らかく、肉付きの良いカガリの白い太もも。
触れるだけで興奮が高まっていく。
太ももを通過すると、彼女をベッドに寝かせ、足を持ち上げ、しっかりと見えるように、ゆっくりと脱がせていく。
太ももを下りたパンツは、膝・ふくらはぎ、足首と、順番にゆっくりと下ろしていく。
自分が纏う唯一の布をゆっくりと脱がされてる光景を、カガリは顔を赤くしながら見ていた。
足首を通ったら、今度は右足の踵に手を持っていき、足裏、足指、爪先と引き抜いた。
左足も同様、ゆっくりと、時間を掛けて、パンツを引き抜いた。
完全に引き抜かれたパンツは、そのままベッドの外の床へと落ちた。
パサッと、小さな音を立てて落ちた。
「…」
最早身に着ける物はなくなった。
あるのは、カガリ・ユラ・アスハという、一人の少女であり、俺の許婚の裸体のみ。
白い肌がほんのりと赤みを帯び、桜色の乳首は勃起し、割れ目から愛液が溢れシーツを濡らす。
彼女の割れ目の少し上、ちょうど子宮がある位置に、ゆっくりと指を這わせる。
「あっ……♡」
それだけでカガリの口から声が漏れた。
次に俺は彼女の胸へと、手を伸ばした。
胸を包み込むように触れれば、柔らかな感触が手に伝わり、興奮が高まる。
「んっ……はっ……」
ゆっくりと揉みしだくと、彼女は小さくも熱い息を吐いた。
柔らかくて指が胸に沈み込み、それでいてしっかりとした弾力が指を押し返す。
そんな胸を揉む度に、乳首は勃起してさらに主張をする。
乳首には、触れるか触れないかの距離感を保ちつつ、乳房を揉みながら乳輪をなぞっていく。
「はっ、あっ、んっ……♡」
その度に彼女はピクンと小さく反応をする。
そしていよいよ、彼女の割れ目に指を這わす。
人差し指と中指の二本で割れ目をなぞりあげれば、愛液が指に絡みつく。
指が触れただけでこれだけ反応をしているんだ。
もう準備は十分だろう。
俺はカガリをベッドに寝かせてから立ち上がった。
気がつけばトランクス一枚になっていたが、今の俺にはそんな物は煩わしく思い、目の前で脱ぎ捨てた。
すると、これまでの興奮で高まりに高まったことで、トランクスを脱いだ反動で自分の腹に当たるくらいしなりを見せる息子が、姿を見せた。
「……っ」
あまりにも大きい息子に、カガリの目が釘付けとなり、彼女の足は自然と開けていた。
俺は彼女を抱き締め、息子を割れ目にあてがう。
くちゅり、と。
息子が割れ目の中に入り始める。
「んっ、んんっ♡」
中はヌルヌルで、進みが良かった。
すると、何かがグニッと俺の息子の行く手を阻む。
カガリの、初めての証、乙女の純潔。
処女膜だ。
「カガリ……」
「ん……いいぞ」
俺はゆっくりと腰を動かし、息子を押し進める。
それでも処女膜は破れず、先に進まない。
仕方ないので、少し強く押し込んでみる。すると少しずつだが確実に、息子が処女膜を破り始める。
「んっ!くっ……」
やはり痛いのだろう、カガリの顔に力が入る。
そんなカガリを少しでも安心させるため、彼女の胸を揉みしだきながらキスをする。
更に腰を進め、処女膜を破っていくと。
ブチッ
彼女の処女膜は、完全に破れた。
俺が、彼女の純潔を奪った。
その証に、接続部から血が流れる。
涙を流す彼女のために、一度は離れようとしたが、力強く抱き締められ、舌を絡めたキスで続きを催促された。
「ん、ちゅるっ……、んんっ♡」
だから俺もそれに応えた。
そしてキスをしたまま、少しずつ腰を前後に動かし始める。
ズチュッ♡ズチュッ♡ヌチュッ♡
「んっ!ふっ……!ちゅっ……♡」
痛みと快楽が混じった声が彼女の口から漏れる。
そんな彼女の唇から離れると、銀の糸を引いた。
「……動くぞ」
「うん……」
俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
腰を打ち付ける度に、愛液のヌメリと、処女膜を破ったことで出た血が混ざり合い、卑猥な音を立てる。
「んっ!あっ……♡」
ゆっくりと腰を動かすが、それでもカガリは感じていた。
「ん……っ♡あ……っ♡はぁ……♡」
少しずつ速度を上げていくと、彼女は快楽に身を委ねていた。
そして俺も限界が近づいてきた。
「カガリ……もう……」
「……うん、出して……♡」
俺はカガリの腰をしっかりと掴み、ラストスパートをかける。そして……。
ドピュッ!ビュルルルーー!!
「あっ……♡」
息子から勢いよく出た白濁液が、カガリの中に注ぎ込まれていく。
それと同時にカガリも絶頂を迎えた。
ビクンと体を跳ねさせ、足をピンと伸ばしている。
そんな彼女の頭を撫でながら、俺はゆっくりと息子を引き抜いた。
すると栓を失ったことで中から大量の精液が流れ出し、シーツに染みを作った。
「カガリ……」
「ん……なぁ、もっとしよ?
さっきみたいなスローじゃなくて、激しくして?」
一度の射精で萎えることのない俺の息子を見てカガリは妖艶な笑みを見せる。
俺はそんな彼女を押し倒し、もう一度彼女の中へ挿れた。
しかも、今度は激しくだ。
ズブブブッ!!
パァンッパァンッパァンッパァンッパァンッパァンッパァンッパァンッパァンッ!!
「ひゃっ、あっ♡激しいっ♡はげしっ♡」
突然の激しい突き上げに彼女は驚きの声を上げる。
そんな声などお構いなしに俺は腰を動かす。
彼女の子宮口に何度も打ち付ける。
パンッ!パンッ!パァンッ!ズチュッ!グチュッ!ドチュッ!バチュンッ!
「あんっ♡あひっ♡んひぃぃっ♡」
もう彼女は快楽に身を任せていた。
俺もまた彼女を求めるように腰を振り続ける。
腰を打ち付けながら、彼女の手を取り、恋人繋ぎをする。
指を絡めあい、しっかりと握り合う。
「好きだっ!カガリ!」
「わたひもっ♡しゅきぃっ♡」
もう互いに限界が近いことを悟り、ラストスパートをかける。
パンッパンッパンッパンッパンッパァンッ!!グチュッズチュッヌチョッグッチョップチュッ!!
「もうらめぇっ♡イグゥゥゥゥ♡」
ドピューーッドビュルルルーー!!ビュクッビュクッビューーーッ!!ブシュアアッ!!!
「あぁ……♡あちゅい……♡」
二度目とは思えないほどの、大量の精液をカガリの中に注ぎ込む。
そして俺は力尽きたように倒れ込み、彼女もまた快楽の余韻に浸りながら俺の胸に顔を埋めて来ていた。
お互いにもう絶対に放さないとばかりに抱き締め合い、夜を過ごした。
それからというもの、一緒にいることが多くなり、毎晩抱き合った。
そしてその甲斐もあってか、順当に正式に結婚した時点で彼女は俺との子供を妊娠した。
最初は望まない許嫁だったが、愛するようになり、愛を確かめあった彼女と、彼女と愛を育んだことで、彼女の子宮に宿った新たな命を守るため、彼女と子供の自由と己の正義に掛けて、オーブの運命を懸けた戦いに身を投じ、平和になった世の中で俺は彼女と子供とで、いつまでもいつまでも幸せに暮らすことになった。