フェミニン国家召喚~エクスタシー・エクスプレッセスティ~ 作:神谷萌
──── エクスプレッセスティ共和国。
首都エムブラセクス ──── エクスタアヴェニュ地区。
工業・港湾都市エナジポリスとの間を結ぶ、エクスプレッセスティ国有鉄道、東中央本線の沿線上に存在するこのエリアは、首都中枢部の喧騒からは少し離れた、閑静な住宅街となっている。
そして、エクスプレッセスティ共和国、現国家元首、エミリア・ハートリー総統の私邸が存在した。
「んっ……ぁ、はぁ、ぁぁ……んっ……」
2階の寝室で、途切れ途切れのような声が、熱っぽい息とともに漏れる。
エミリアの
「んっ! ぁ、ぁぁっ!!」
エミリアがデミリフの腰に手を回し、向かい合った自身の腰を押し付けると、デミリフは強く声を上げる。びく、びくと彼女の身体が跳ねるように震える。
デミリフの性器は、本来クリトリスと尿道口のあるべき位置から、彼女の瑞々しい女性らしい素肌を否定しないピンク色の、明らかなペニスが生えている。
そのペニスから、デミリフは自身の腹部に向かって、精液を放っていた。
「ふふ、また入れただけでイッちゃったのね」
「ふぁ……」
エミリアが、微笑ましそうにそう言って、デミリフの顔を覗き込む。
それに対して、デミリフも、熱に浮かされで少しぼんやりした様子で、エミリアの顔を見つめた。
「そんなに気持ちいい?」
「はい……」
童顔にどこか悪戯っぽそうな笑顔を浮かべながら、余裕気に訊き返すエミリアに対して、デミリフは、熱に浮かされたような顔の赤みを増しつつ、穏やかにだが明らかに嬉しそうに言う。
「私の身体が、お姉様に犯され、蹂躙されていると感じられるだけで、身体全体が熱くなって、ヴァギナも気持ちよくなっちゃって……」
「…………」
デミリフの答えに、エミリアの表情から一瞬、笑みが消える。デミリフはそれに気がつく。
「あ……! ご、ごめんなさい……そう言うつもりじゃ……」
「ああ、私こそごめん」
慌てたようなデミリフの言葉に、エミリアも軽く驚いたような様子になってそう言う。
「あなたを蹂躙したい……なんて言ったの、私だしね。デミリフが楽しめているなら、いいわ」
エミリアは、デミリフの銀髪の頭を撫でながらそう言った。
ひくん、ひくん、と、エミリアのペニスが自身の女陰に食い込んだまま、絶頂の余韻を気持ちよさそうに味わっているデミリフの身体を、エミリアがその正面から抱きつく。
デミリフは体格全体から見てもかなり恵まれた乳房を持っているが、エミリアはそれを上回る、女性機能を持っていないとはとても思えない豊かな乳房を持っている。
エクスプレッセスティのシーメールにとって、 “詰め物” は邪道だ。ただ単に乳房を発達させる薬物の投与だけではなく、男性性腺の活動を受けても身体が女性的な性徴を示すようにする性徴切替施術により、恒久的に女性的に発達する四肢を得る。
その、お互いの乳房を、乳首が絡まるように押し付けてから、エミリアはきゅっとデミリフを抱く腕に力を入れて抱き締めた。
そのまま、デミリフを押し倒し直すように、2人でベッドになだれ込む。
「ん、ちゅっ……」
「ちゅ……ちゅ……」
お互いの火照った身体を押し付け合いながら、貪るようにキスを吸う。
「ん……っ、んっ……ちゅっ……」
キスを愉しみながら、エミリアは腰を揺らし、デミリフの膣奥をこね回す。ぴくぴくとデミリフの身体が痙攣のように震える。ヴァギナの快楽とエミリアに満たされる感覚で、デミリフは、ぽろぽろと悦びの涙をこぼす。
「ぷは……デミリフ……?」
エミリアは、キスを離すと、気にかけつつも、自身が相手に不安を与えないように気遣いながら、デミリフの顔を覗き込む。
「お、お姉様……」
涙を零しながらも、デミリフは蕩けきった表情でエミリアを見つめ返す。
「気持ちいいです……だから……その……」
デミリフは吐き出すように言う。
「そう言う気遣いは嬉しいですが……その、私も愉しみたいです。お姉様に身体を蹂躙されて、性を貪られて、貪りたいです」
「…………」
デミリフにそう言われて、エミリアは、少しの間だけ困惑した様子を見せる。
だが、すぐにあることに気がついて悪戯っぽく笑い、デミリフに迫った。
「私の
エミリアの言葉に、デミリフはぱっと表情を明るくした。
「はい……あまあまとろとろにされたいです」
「OK……ただ、デミリフも私を蹂躙し返して?」
「もちろんです! こうですね?」
デミリフは勢いよく返事をした後、エミリアの両の乳房に両手を被せるようにする。
「んっ、はっ、はっ……ぁぁ……はっ……」
エミリアは、腰をゆっくりと動かしはじめる。デミリフに乳首を摘まれ、乳首ごと乳房を捏ね回され、女性器を持たないはずのエミリアのメスがオスと共に一気に燃え上がっていく。乳首で生じた熱が、ペニスに絡みついていく。
──── エミリアが、いまいちデミリフに対して思い切れないのは、デミリフという人物の由来にある。
これより数ヶ月前。
“太陽神の弟子” エクスプレッセスティ共和国と、 “東方最強の列強国” パーパルディア皇国の戦争が終結した。
この戦争は、エクスプレッセスティ共和国がすでに独立主権国家として承認していたフェン王国に、パーパルディア皇国が軍事力行使を行った事が発端となる。
フェン侵攻において、パーパルディア皇国軍は在フェンのエクスプレッセスティ国民を捕縛、強姦の後に殺害した事が引き金となり、エクスプレッセスティの全面軍事介入に至った。
戦争 ──── とは言うものの、
方やソ連の遺産がだいぶ負うているとは言え、21世紀に通用する現代軍。
やる前から解りきっていた戦争は、途中、旧アルタラス王国の内乱や、パーパルディア領に対する野心を抱くリーム王国の参戦などの悶着を含みつつも、エクスプレッセスティとの軍事技術の隔絶と、自国の体制の腐敗とにより、戦争継続を断念したパーパルディアの実質的な条件付き降伏というかたちで終結した。
元々パーパルディア国土には野心のないエクスプレッセスティは、戦勝国としてはほとんど要求らしい要求をしなかったが、その少ない要求に、
“この戦争に於いて犯罪的行為を行った者”
の引き渡しを求めていた。
その中に、パーパルディアの外務監査官として、在フェン邦人殺害に関与し、また、 “殲滅戦” という犯罪的戦争行為の宣言に主体的に関与した、皇族の女性レミールが含まれていた。
終戦合意の過程で、レミールは身柄を拘束され、そのままエクスプレッセスティに移送され、エムブラセクスの軍刑務所に拘束された。
「とは……言ったものの、ね……」
その取扱を巡って、エミリアは、他の閣僚やマリーナ・ボロティン総統府情報総局長らと共に頭を悩ませていた。
エクスプレッセスティにとっては、その戦争目的は、当時、文明圏を名乗っていた国が見下していた、文明圏外とされていた友好国 ──── クワ・トイネ公国、ロウリア連合王国、フェン王国、トーパ王国、これらの国々をパーパルディアの拡大主義から保護する事だった。
その為、エクスプレッセスティ側も、パーパルディアの矛先を自分達に向けさせる事を目的として、
ついでに、そもそも地球で国連憲章と国際司法制度があることを前提とした時期に建国されたエクスプレッセスティには、自国の主権範囲外で行われた犯罪を理由に処罰する法的根拠が薄かった。
かと言って無罪放免だと、これはエクスプレッセスティ国民もだが、それ以上にパーパルディア国民の反発を招く。エクスプレッセスティを激怒させて勝てるわけねぇ戦争をおっ始める事になった責任者として扱われているからである。
「だけど死刑ってのは流石に目覚めが悪いなー……なんか考えよう……」
それから数日後。
エムブラセクス軍刑務所に於いて、エミリアはレミールとの面会に臨んだ。
受刑者服はピンク色をしているが、この国の国民の脳内のような濃さ・鮮やかさではなく、落ち着いたトーンのものだ。刑務所全体も、衛生的ではあるが、俗物の集合体である外社会からは信じられないような殺風景さだ。
「はじめまして。現在、エクスプレッセスティ共和国国家元首総統を務めております、エミリア・ハートリーと申します」
初対面の相手に対し、普段なら、ヤングスター時代のイメージを維持しつつ、フレンドリーな様子で挨拶をするエミリアだが、流石に相手が相手だけに、感情を抑えた事務的な口調で挨拶した。
「民選制とは言え、国家元首が、犯罪人として捉えた敗戦国の皇族にわざわざ面会か……」
エミリアに対して、立ち上がって挨拶するでもなく、ふてぶてしく椅子に座ったまま、銀髪の若い女性がぶっきらぼうに言った。
「…………へぇ、どんな相手かと思ってたけど、噂通りの悪ガキぶりね」
「その言葉も聞き飽きた ──── どうせ絞首台だろう」
俄に興味が湧いてきた様子のエミリアに、しかし、レミールは逆に、興味なさげに、ただかったるそうにしている。
「録音、止めて」
「え?」
エミリアの指示に、立会の刑務官が一瞬、何を言われたのかと呆気にとられた様子で、訊き返す。
「いいから」
「は、はい……」
録音機が停止したのを確認してから、エミリアは好奇心旺盛そうな表情でレミールを見た。
「取引しない? あなたが良ければ命は助けてあげる」
「何?」
少女のような表情で自身を見ているエミリアに対し、レミールは訝しげな表情を向ける。
「今更私に、取引できる材料があるとは思えないが?」
愚弄されていると思ったのか、レミールは、逆に小馬鹿にし返すように言う。
「まだあるでしょう?」
「?」
妙に楽しそうに言うエミリアに、レミールは、少しの悪寒を感じつつ、ますます怪訝そうな表情になった。
「アナタはこの国の“女性”が、その性機能は問われない事はもう知ってるのよね?」
「…………まさか」
エミリアの言葉に、予感が現実のものになりつつあることを感じたレミールは、わずかに怯えたような声を出す。
すると、エミリアはまず、こくん、と頷いてみせた。
「この国ではシーメール、あるいは若い者は“男の娘”とか言われてるけど、まぁそう言う事。私はソレなの」
「…………」
唖然としてしまい、目を
「くっ、ふ、くっ、はっはっはっ」
と、突然、嘲り混じりの笑い声を上げ始めた。
「なるほど、結局私の身体と言う事か。だいぶこの国を見直していたところだったが、やはりただ、国力、技術力だけで国の格とは決まらないようだ。このケダモノどもが」
レミールは可笑しそうに笑い、エミリアを
「そう言われて否定はできないけどね」
エミリアは、まずレミールに興味を惹かれた様子の笑顔のままそう言ったが、そこで表情から笑みを消す。
「ただ、私には今、アナタを殺したくない理由ができた。今のうちなら……──── 手続きが進んでしまったら、
最初は悪態混じりにニヤついていたレミールだったが、徐々に笑顔から鬼気迫る表情になっていくエミリアを見て、自身も薄ら寒さを伴った緊張を感じていく。
「ベルトラン陸将と面会したんでしょう? 彼が極端とは言え、パーパルディア国内の世論はだいたい彼がと同じ方向だと思っていいわ。解るでしょう? ウチじゃないの。パーパルディアの方があなたを許さないのよ。こんな戦争やらされたんだから!」
エミリアの言葉が進むにつれて、レミールの顔もだんだんと血色悪くなっていく。
「いずれにせよ “
「…………」
「流石にホイホイ外国へ行かせるわけにはいかないけど……この国の中でなら、私の目の届く範囲でなら、不自由はさせない……アナタがそれが望みと言うなら止めないけど……そうでないなら……」
── 何故……だ……
レミールは、自身が動揺している事に、愕然とした。
とっくに覚悟を決めているつもりだった。だが、それはすでに自身の運命が決まっていると考えていたからの、諦観と開き直りだった。
命が助かる道がある、この国で生きていく事が許される ──── その選択肢が提示された事で、急に“死”に対する恐怖がレミールの感情を支配していく。
「──── 考えておいてね」
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エミリア・ハートリー(NovelAI Diffusion V3)
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デミリフ・ハートリス・カマウ 試作。
具体的な感想をいただけると、続きを描くことが捗ります。
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