※この作品はR-18です。

二次創作短編集   作:檀崎 不浄

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何となく、後半にスライム姦を入れたので
興味がある方だけどうぞ。


ロックマンゼロ
陵辱:捕まったシエルがパンテオンに犯される話


 ネオ・アルカディアと戦っている理由は元を辿れば社会におけるエネルギー不足問題が原因だった。

 レジスタンスのリーダーである少女・シエルは血無き終戦を願い、新たなエネルギーを開発していた。かつての英雄・ゼロの活躍によってネオ・アルカディアとの休戦が齎され、その最中、新エネルギーとなる「システマ・シエル」が完成した。

 このデータを、ネオ・アルカディアの上層部・四天王に送り、実用性が見出されれば終戦を締結され、エネルギー問題が解決する──はずだった。

 ネオ・アルカディアのトップに君臨していたレプリロイド・コピーエックス。そしてその側近である残虐非道の科学者・ドクターバイルが交換条件を持ち掛けてきたのだ。

 システマ・シエルをネオ・アルカディアに献上すれば、レジスタンスは晴れてイレギュラーという罪名を雪がれ、戦う必要も無いのだと甘言を差し向けたのだ。

 そう、条件そのものは酷く魅力的だろう。しかしドクターバイルは決して信用できる相手ではない。目的を果たすためならば街を火の海に変える残虐性、雷電の如き狂気を持つ男なのだ。

 ならば彼がシステマ・シエルを入手すればどう使うのか、世界はどうなるのか、世界をどうするか──少なくとも、流血は避けられないだろう。被害者は確実に百人や二百人ではきかない。

 だからこそ、シエルとレジスタンスはネオ・アルカディア──ドクターバイルに反旗を翻し、ゼロとレジスタンスの仲間たちと共に戦うことにしたのだ。

 しかし現在、レジスタンスの希望であるゼロが討たれ、シエルたちは窮地に立たされた。

 最高戦力を失ったレジスタンスと、無尽蔵に兵隊を用意できるネオ・アルカディア。多勢に無勢だ。レジスタンスの壊滅ももはや時間の問題だった。

 斯様な状況で彼女たちを待ち受けていたのは、レプリロイドを対象とした、オメガとダークエルフによる強制操作だった──

 

◆◆◆

 

 ダークエルフの下僕となった仲間たちに襲撃されたシエルに、当然勝ち目は無かった。かつての仲間たちに銃口を向けられたシエルはバイルに従う他なく、結果捕縛され、牢獄に囚われてしまった。

 これで事実上、レジスタンスは完全に壊滅させられてしまったという訳だ。

 一人連れ去られてしまったシエルは仲間たちの身を案じながら、何とか精神を保とうとしていた。

 普段ならば桃色の機械製ヘルメットを被り、長いストレートブロンドを一本に纏めていた彼女だが、今はそれを取り上げられてしまったため、髪は下ろされた状態だった。

 孤独と恐怖に耐えるその表情は幼さのある可愛らしいものだ。しかしその顔立ちとは裏腹に機械工学に長けた科学者にしてレジスタンスのリーダーである。

 ほぼ全身を覆う黒いインナーをベースに、桃色のノースリーブハイネックとマイクロスカート、黒いストッキングを着用している。両手には白い手袋、両足には金属質でゴツいブーツを履いている。

 全体的可愛らしくもメタリックな意匠のあるものだ。しかしそれもゼロの敗戦をきっかけに逃亡生活を余儀なくされていたため、全体的に破損や汚れが目立つものとなってしまっている。

 この牢獄には家具はおろか、窓やベッドも無い。一切窪みの無い金属製の床に壁と、ただただ無機質なものである。有機物など残滓すら無い。変わったものといえばせいぜい、鉄格子の代わりに格子状のビームが放射されている点か。元々はレプリロイド用のものなのか、それともドクターバイルの意向なのか。

 

「気分は如何かね?」

 

 少女の囚われた牢獄へ近付くシルエットが一つ。それは、両腕のあるタコのようなものだった。触腕に似たそれは複数に別れた裾であり、その中心には何も無かった。

 徒歩の代わりに浮遊したそれは、円錐状のヘルメットを被っており、僅かに人型になり切れていない。円錐状のその中は橙色の液体で満たされ、中心には老人の頭部が座している。

 その老人こそが、今のネオ・アルカディアを支配しているドクターバイルである。

 

「随分と粘ってくれたものだな、シエル博士」

 

 バイルの皮肉な物言いに、シエルは鋭い視線を返す。彼は無情な笑みを浮かべ、無力なシエルを嘲笑し、見下ろしていた。護衛の一機もついていないのは、余裕の表れか。

 浮遊するバイルはゆっくりと牢の前に降りる。彼は裾が床に触れない位置で静止すると、嘲るように鼻を鳴らした。

 

「ワシにシステマ・シエルを渡せばワザワザ戦うことも無く終わったものを……愚かしい選択をしたとは思わんかね」

 

「あなたは信用できない」

 

「この状況でまだその態度でいられるか。いやはや、何と豪胆な小娘だ」

 

 歪な含み笑いが鉄の牢に微かに響く。バイルの言う通り、シエルは窮地に立たされている。味方はおろか武器すら無い、あったとしても彼女にはそれを扱えるだけの技術も無い。救援など以ての外だ。それでも仲間を信じて待つか、或いは最後までバイルに屈さずこの状況を耐え抜くか。

 バイルは光の格子からその歪んだ眼を向け、不気味にシエルの顔を覗き込んだ。

 怯んではならない。恐怖心はこの男にとって餌のようなものだ。シエルはただ瞳を伏せること無く、バイルを見つめた。

 

「取引をしようじゃないか」

 

「……取引?」

 

「そうだ。今からでも遅くはない。オマエが素直にシステマ・シエルを渡すというのなら……オマエは勿論、レジスタンスにも手を出さず、今回は見逃してやろう」

 

「嫌です」

 

 甘い言葉だ。当然、仮にシエルがバイルの要求に応じたとしても、彼がそれを守るという保証は何処にも無い。

 シエルの変人に、バイルは鼻で笑った。皮肉な笑みも嘲笑も無い、侮蔑の眼差し。心無いそれで彼女を一瞥した彼は無い足で踵を返す。

 

「だろうな」

 

 バイルの一言が発せられた、その直後だった。突然、シエルの足元が振動し始めたかと思うと、壁の一部がスライドした。そこから現れたのは、青を基調とした量産型レプリロイド・パンテオンである。それの侵入に伴い、壁は再び閉ざされる。

 パンテオンはゆっくりと覚束無い足取りでシエルに歩み寄ると、彼女の腕を掴んで無理矢理引っ張り上げた。紅き英雄ならば容易く捩じ伏せられるだろうが、レジスタンスのレプリロイドにとって敵わない敵だ、当然人間であるシエルにとっても勝てる相手ではない。

 機械の手が彼女の身柄を捉え、拘束される。拷問か、純粋に嬲られるか──これから何をされるのか彼女にはわからない。それでもその曇り無き瞳は禍々しいその後ろ姿を見つめていた。

 

「オマエは多少痛め付けたところで折れることは無いだろう。そこでじっくりと……女に生まれたことを後悔するがいい」

 

 バイルはそう言い残し、転送装置で立ち去った。

 残されたパンテオンとシエル。その機械の両手が彼女のハイネックを掴んだ。

 

「くっ……」

 

 機械の腕力にシエルは抵抗を試みるものの、それは当然空しく終わる。

 次の瞬間、ハイネックはインナーごと引き千切られてしまった。露わとなった白い素肌が外気に晒される。慎ましい胸部を曝け出され、その頬が一気に赤く染められる。

 苦々しいことに、この段階でようやくシエルはバイルの思惑を理解した。

 

(まさか……!)

 

 続けて無骨な両手が彼女の胸を覆ったかと思うと、そのまま揉みしだき始めた。僅かな膨らみを練り上げるように掴み、盛り上げようと絞る。

 シエルは必死にパンテオンの腕を押そうとするが、少女の腕力では到底払えない。

 

「いたいっ……!」

 

 鈍い痛みにシエルの唇から思わず声が漏れる。パンテオンは無反応だ。シエルの乳房を揉みしだくことを止める様子は無い。

 痛みに悶えながらも、未発達な体が適応を始める。少女の体は徐々に機械による刺激に慣れようとしていたのだ。

 機械の指が動く度に明言し難い痺れが胸に走り、その感覚はやがて痛みから快感へと変わってゆく。

 

「あ……っ」

 

 シエルの口から小さな喘ぎが漏れた。パンテオンの無骨な指が彼女の可愛らしい双丘を愛撫し、揉みしだく度にそれは強まる一方だった。

 

(パンテオンに、こんなことをさせるなんて……!)

 

 シエルが僅かに身悶えする。パンテオンの指先が彼女の胸の先端を摘み上げたのだ。そのまま指先で転がすように愛撫され、少女の体に痛みが走る。

 今は痛いだけだ。しかし胸への刺激が募る度に走る痺れは熱を帯び、着実に別の何かへと変わっていく。少なくともそれはシエルから抵抗する力を奪っていく程の影響力を持っていた。

 

「あ、あぁ……!」

 

 シエルの喘ぎ。痛いだけのはずの感覚に対して、無自覚に声が大きくなる。パンテオンに責められる度に痺れが増していく。痛みはやがて彼女の理性を蝕み、徐々に崩落へ導く。無論、如何なる形であろうと、バイルがただの快楽で済ませるはずが無い。

 そしてパンテオンの指が固くなった乳首を摘み、そのままギューッと引っ張った。痛ましい感覚がシエルの胸に走ると共に、慎ましい乳房が低い円錐状になるまで引っ張り上げられた。大して伸びることは無いだろうそれを冷たい指先が無情に手繰る。

 

「ううっ……! やめてっ……」

 

 シエルの体が跳ねる。その反応を観察してか、パンテオンは円錐状の肉を維持したまま、両の乳首を捏ね繰り回す。

 シエルの声が、徐々に艷やかになっていく。それは耐えるべき痛みをその身に受け入れ、快感として感受しようとするための変化。即ち彼女の脳が心を保たせるための苦肉の策である。

 それを証明するかのように、彼女はもどかしそうに両足を擦り合わせている。まだ破られていないスカートの奥、シエルの股から愛液がゆっくりと溢れ始めていた。

 ショーツが濡れてしまい、シエル自身も戸惑っているところがあるのだろう。溢れる淫靡な汁とそれを抑える手段など、機械工学からは学べない。

 その液体が太ももからゆっくりと下降して行くところだが、これはただのスタートラインだ、侵攻はこれからだ。

 混乱と抵抗。シエルの動きを注視していたパンテオンは彼女の乳首から手を離す。片腕で彼女の胴体を腕ごと抑え、シエルをと拘束する。残った手の矛先は未だ侵攻されていない秘密の泉である。

 

「まさか、そんな……ああっ」

 

 シエルは次の段階を悟ったが、もう遅かった。パンテオンはシエルのスカートに手を入れ、ストッキングを力ずくで引き千切る。ブチブチと鈍い音を響かせながら泉への道を開通させた。侵入者はそのまま彼女のショーツを掴む。滴る感触に水の音が奏でられるが、機械人形に斯様な情緒など無い。

 パンテオンがそれをずらせば、秘された領域のベールは意味を失う。淫靡な湧き水を溢れ出すそこは恐怖心とは裏腹に、物欲しそうに震えていた。

 塗りたくられるような恥辱。シエルは涙と共に頬を紅潮させ、暴れようとした。しかしパンテオンの腕力にはとても敵わない。戦闘員でもない少女の力など、その程度のものだ。

 

「いやぁっ……!」

 

 シエルの悲鳴も空しく、パンテオンは少女の股座へと指を滑り込ませる。そして無骨な指先が幼い秘裂のサイズを測るようにゆっくりと撫で、一周する。直後、その指先がシエルの膣口へと侵入した。

 反射的に少女の体が仰け反る。パンテオンが指先を動かす度に彼女の体は反応し、ビクビクと震えた。機械人形は無情に、その指先を動かし続ける。

 

「ひぁ、ああっ! いやぁっ……!」

 

 シエルには喘ぐことしかできない。一秒でもパンテオンを食い止めようと、自らを拘束する腕を引き剥がそうとする程度。無力なのは火を見るよりも明らかだ。

 つまりシエルには今後の地獄に対しても抵抗力は無いという訳だ。少なくとも、指の動きに合わせて彼女の体が痙攣するだけで、拘束から抜け出せるだけの力は無い。

 ペースを上げるパンテオン。膣内を開拓し、シエルの性感帯を探す作業だ。鉄の指が柔らかな窪みを掻き分けながら押し通って行く。

 

「ああ……っ!」

 

 指が膣の中央付近を擦った時、シエルは一際大きな喘ぎ声を上げた。パンテオンの指に絶えず喘いでいる彼女だが、彼女は確かにその反応を示した。

 今責めるべき部位がプログラムにより決定される。パンテオンはシエルの膣内、その箇所に狙いを定め、念入りに攻め込む。

 鉤状に立てた指で膣の一箇所を何度も擦り、シエルの性感帯を確実に刺激する。

 

「ひ……っ! あ、う、んっ、あぁっ!」

 

 敏感な部分が擦れられる度に、シエルは敏感に反応を示した。度重なる責めに、彼女はもはや声を抑えられていない。

 容赦無く鉄の指が彼女の理性を削り取っていく。粘膜を通過される度に可愛らしい体が跳ね上がってしまう。機械、それもただの雑兵の腕の中で女のサガを掘り起こされる嫌悪感、それに反して同時に溢れる快感。

 知識では知っていようと、この淫靡かつ残酷な非道徳的行為はとても耐えられるものではない。レジスタンスで彼女一人だけが人間だった以上、そういった経験があるはずも無い。それを、このパンテオンは──バイルはさながらスコップを突き立て、掘り起こすように蹂躙しているのだ。

 ここでパンテオンが掻き乱すスピードを上げる。より激しい動きに膣が戦慄き、それに呼応するかのように、より圧を強めた。

 

「あっ、ああぁっ! もう、だ、めぇ……!」

 

 機械人形に女の涙は通じない。

 シエルの声はもはや、理性を保っていた時のそれではない。強いられた快感で艶を帯び、無力に泣くさまはレジスタンスのリーダーではなく、女のそれである。

 パンテオンは構わず責め続ける。指の動きに連動して彼女の体が跳ね上がり、痙攣する。膝も笑っていた。

 そして遂に、容赦の無い攻め込みに、彼女はとうとう限界を迎える。少女の体が大きく震えた直後、グチュグチュと抉られた幼き秘裂から、弾けるようにして潮が噴き出された。

 

「あっ、ああっ! あああぁぁっ……!!」

 

 迸る未知の感覚にシエルの体が前屈みに崩れ、痙攣した。放たれた潮はパンテオンの腕にかかり、錆びた青を淫らに汚す。

 シエルにとっては生まれて初めての絶頂だ。それを、よりにもよって、敵組織の一歩兵によって引き起こされてしまった。

 純粋なまでの悪意、愛はおろか性欲すら欠落した処刑、生物の理からも外れた行為。バイルにとっては復讐の一端なのだろう。その気になれば指先一つで大虐殺を起こせる彼は敢えて悠久の地獄をこの世に齎そうとしている。

 

「はぁ……っ、あ……っ、うぅっ……」

 

 絶頂の余韻。エックスの贋作に抱かれながら、シエルは呼吸を乱し、力無い目で虚空を見つめていた。初めての絶頂で頭が真っ白になったかのような感覚だった。思考が全くまとまらず、呼吸を整えることすらまともにできない。

 しかし回復を態々待とうとする敵はいない。パンテオンはシエルの膣内から乱暴に指を引き抜く。濡れた指先と秘部を繋ぐ透明な糸は容易く千切れ、潰える。

 

「あっ……!」

 

 その挙動すらサガを煽る一手になる。引き抜かれた指に声を上げ、シエルは悔恨に表情を歪ませた。

 彼女がどう自らの姿勢を取り繕おうと、その体ができあがってしまったことは事実だ。パンテオンはシエルの両手首を掴むと、彼女に前屈みの体勢を強いた。

 そして股間のアーマーを展開する。機械人形とはいえ基本の形は人間に近い。アーマーの内側は人間にとって皮膚のようになっているが、その中心には直径三センチメートル程の窪み──否、タコの口のような扉が仕込まれていた。

 四枚の扉がスライドし、そこが開かれると、棒状の物体が伸びて来た。レプリロイドが機械である以上、本来生殖器の模造品や擬似的な液体など無駄でしかないものだ。

 

(ここまで、するなんて……!)

 

 しかし今シエルを捕らえているそれには確かに、人間でいう男根が搭載されていたのだ。太く硬く、長さ 二十センチメートル弱はあるだろうそれはこの時のためのものか。

 パンテオンが擬似的な亀頭を秘裂に押し込む。

 愛液に塗れたそれはまだ敏感なままだ。押し当てられたシエルは思わず、 弱々しくも艶っぽい声を発してしまう。そして同時に、バイルの悍ましい企みと発想に恐怖した。

 

「ま、まさか、そんなものまで……!」

 

 シエルの言葉に答える意味は無い。

 パンテオンは腰に力を入れ、シエルの膣内へと男根を侵入させようとした。

 無論、これもシエルにとっては初めての挿入だ。彼女は押し寄せる恐怖の権化に顔を歪ませる。

 

「ひっ……! それはやめ……あっ、いやぁ……!」

 

 異物が押し入る感覚に、シエルはくぐもった悲鳴を上げた。しかしパンテオンはそれを気にも留めず、機械の力で内部への侵入を試みる。

 ミチミチと押し通される肉の音。誰にも踏み込まれなかった聖域が徐々に侵されていく。そして次の瞬間、鈍い音と共に純潔が散らされた。

 

「あ、ああ……! 痛いっ……!」

 

 シエルの脳内へ走る破瓜の痛み、シエルは悲痛さと絶望に声を震わせた。その秘裂からは汚された赤が流れる。

 パンテオンの擬似男根が根元まで膣内へと押し込まれ、一気に最奥まで貫かれてしまった。亀頭が突き当たりにぶつかり、その痛みにシエルも堪らず悲鳴を上げる。

 無力に涙し、震える少女。しかしパンテオンは女子供であろうと手加減しない。機械人形は命令に従い、蹂躙を為す。

 

「抜い、て……!」

 

 シエルの懇願に対し、パンテオンはゆっくりと腰を引いた。無論、それは彼女の言葉を聞き入れたからではない。機械人形は擬似男根の半分程まで引いたところで、再び一気に突いた。

 

「ああぁっ! ぁっ、うっ、んぅっ!」

 

 パンテオンの容赦の無い責めに、シエルは悲鳴を上げて身を捩った。しかしレプリロイド相手では、たかが人間の小娘など無力に等しい。両腕を掴まれている以上、人間相手ならば多少の刺激が加わった程度の変化でしかない。

 無慈悲なピストン運動が少女を襲う。パンテオンはシエルの膣内を徹底的に蹂躙し、その体を機械的に揺さぶった。開拓されたばかりの膣内を決まった動作で掻き乱し、突き、狭い粘膜の間を広げていく。

 

「ああ……! いやっ、やめてぇっ!」

 

 拒絶する悲鳴も空虚なものだ。暴れようとしてもブロンドが乱れるのみで、脱出はおろかパンテオンの体幹すら崩せない。シエルの言葉に異を唱えるかのように、その膣はどんどん擬似男根に適応していく。まだ痛みばかりがシエルに降り掛かっているが、その痛みも次第に薄れていくだろう。

 パンテオンの方も慣れてきたのか、そういったプログラムか、抽送のペースが速くなる。シエルもまた打ち込まれる感覚に声を上げるばかりだ。艷やかに喘ぎ、無防備な口からも唾液が漏れ始めている。

 

「あっ、あぁっ! もう、やめっ……!」

 

 何度も突かれた影響か、シエルの足腰がガクガクと震える。パンテオンはペースを変えぬまま、シエルの膣内をひたすら突き続けた。

 

「あっ、うっ、やぁっ……んっ……!」

 

 シエルの艶が一際色濃くなる。

 パンテオンは一定のペースを維持している。逃げることはおろか、倒れることすら許さない。強く握り締められた手首にも痛みが走る。

 しかし、それももうすぐ終わる。一際強い力で手首を握られたかと思うと突然、パンテオンの動きが激しさを増した。

 急な変化にシエルは目を見開く。ただでさえ鋭敏な膣内を突かれ、血も愛液も引き抜かれそうな勢いだ。皮膚と鉄の衝突と共に水音が鳴る。それに加え、背後からの衝撃によるシエルの嬌声が織り交ぜられた。

 

「あっ、うぁっ! ああっ!」

 

 艷やかながら乱れた声、快感混じりの痛みに喘ぐシエル。もはや拒絶の言葉も発せず、泣くばかりだ。純潔の残滓も徐々に取り除かれていき、やがて愛液ばかりが溢れ出る。機械人形との情事に耐えられない己自身への自己嫌悪と仲間たちへの心配、想い人の安否──明暗を引っ括めて掻き混ぜられ、シエルの思考は混濁していた。

 それを引き起こすのは単純にして醜悪極まりないこの陵辱である。パンテオンはハイペースのピストン運動と後背位の体勢を維持、シエルの膣内を蹂躙し続けた。

 

「あっ! あぁっ!! やぁっ……!」

 

 パンテオンは機械だ。故障やエラーさえ無ければ動作に支障を来さず、エネルギーさえあれば中断も何も無い。

 それに対してシエルは、処女を散らされた直後からずっと少女の身に余る膂力で犯され続け、何度も泣き叫び続けた。元々強いフィジカルを持ち合わせている訳でもない。彼女は既に疲労困憊で、心身共に限界も目前まで来ていることだろう。

 それを認識したパンテオンが最終段階に移行する。

 

「いやぁっ……!」

 

 パンテオンはシエルの腕を引き、密着する形で互いの腰を無理矢理寄せる。片腕を離し、その腕でシエルの細い腰をしっかりと捉えた。

 そしてそのまま、短い間隔でのピストン運動を開始した。腰を引く際、膣の外に出る長さを短くし、最奥を激しく連打する動きに変えたのだ。子宮口まで達した亀頭によって何度もノックされる。連続で叩き込まれる衝突に、シエルの意識が飛びかけた。

 

「あっ、あぁっ! い、はっ、激しっ……!」

 

 パンテオンは無慈悲にシエルを責め続ける。抵抗する術も理性すら引き剥がされ、シエルはただ喘ぎながら、身悶えることしかできない。何度も泣いたことで喉に乾きと痛みが降り掛かり、留まる。涙も愛液も流れっぱなしだ。

 パンテオンのピストンが激しさを増す。少女の体を締め付けんばかりに腰を引き、一気に突き戻すという動作を何度も何度も繰り返す。衝突の度に子宮が潰れ、戻ってを繰り返すと共にシエルの体も跳ね、ビクビクと痙攣した。

 

「うっ、あっ、いっ……おね、がっ、ああっ!」

 

 その瞬間、パンテオンは一際強い力で腰を打ち付け、がっしりとシエルの身を抑える。圧迫される子宮と、痛め付けられてなお締め付ける膣壁。

 シエルはその時、何をされるのかを悟った 。しかし抵抗する暇も力も無く、体を抑えられた直後、擬似男根が大きく振動し、その先端から熱い液体が放たれた。

 

「あっ、ああああああああ!!」

 

 ここで、シエルは高く淫らな悲鳴を上げた。子宮に注がれる大量の液体。擬似男根から勢いよく射出されたそれはすぐに膣内を満たし、逆流してシエルの膣口から飛び出した。

 膣内を満たす熱にシエルは体を仰け反らせ、絶頂した。膣壁が圧迫することで射出された液体が外に追いやられ、ボタボタと重々しく床に落ちる。それは白濁としたものではなく、半透明の青みがかった緑色だった。

 ここでようやく、パンテオンは動きを止めた。

 

「あ……ぁ……」

 

 シエルは全身を弛緩させ、項垂れた。力尽きたように頭を垂れる彼女は荒く呼吸する。興奮と余韻に苛まれ、混濁した意識。ぼーっとしたそれは朦朧としていながら酷く熱い。震える小さな肩は激しく起伏を起こすものの、時間をかけてゆっくりと落ち着きを取り戻していく。

 その時だった。

 

「終わったかね?」

 

「ドクター、バイル……」

 

 いつの間にか、牢獄の前に浮遊する敵の姿があった。彼は愉快そうに笑みを浮かべながら、凄惨で淫らなシエルを視認した。

 バイルは、人間かレプリロイドを問わず、苦しむ姿を好む男だ。性欲などもはや薄れ切ったのだろう、外道の眼差しは檻の中の獣を見るそれだ。

 

「もう、満足……?」

 

「減らず口を叩くものよのう。流石はレジスタンスのリーダーを務めるだけのことはある。だが、まだ終わらんぞ」

 

 バイルが笑った直後、シエルは背後のパンテオンの異変に気付いた。彼女は振り返ると共に、驚愕に大きく目を見開く。

 彼女を抱くそれは人の形を保っていなかった。装甲が音を立てて崩れ落ち、パンテオンの質量を明らかに超えている液体が溢れ出る。面影として残されたのは頭部のみ。それも、機体を失ったはずなのに、赤いモノアイが怪しく輝いている。

 レインボーデビル。ネオ・アルカディアが遣わす、パンテオン系列の一機だ。半固体の体を持ち、パンテオンの頭部をコアとするものだ。

 

「オマエの頭脳は惜しいが、従わないなら仕方が無い。せいぜいそいつにくるまれているといい」

 

「待っ──んんんんっ」

 

 怒りを誘う後ろ姿にシエルは手を伸ばした。しかしそれは背後の化け物に絡め取られ、口にも侵入されてしまう。

 シエルは何もできなかった。小さな手は何も掴めないままスライムに包まれ、次第に全身を囚われていき、彼女はそっと意識を手放した。

 

◆◆◆

 

 シエルが意識を失っている間に、レインボーデビルは彼女を包み込んだまま移動していた。目的地はアンダーアルカディア、その名の通りネオ・アルカディアの地下施設だ。

 少女を飲み込んだ化け物はそのとある一室へ辿り着く。そこは個室としては大きいもので、幅十五メートル、奥行き二十メートル程。研究室ならばともかく小柄なシエル一人暮らしならば、なおさらスペースが余ってしまうだろう。中央には何やら転送装置があるが、今は全く機能していないらしく、レインボーデビルもそれに触れる様子が無かった。

 ここはパンテオン系列を含んだ兵隊と棘地帯を越えた先にあるものだ。ただでさえ侵入が困難なアンダーアルカディアの端にある一室だ、並みのレプリロイドにとっては至難の道程である。

 長い匍匐前進を終えたレインボーデビルはようやく移動を止め、球体になった。自重で接地している部分が平たくなっているものの、少女一人を包むにはまだ十分な質量だ。

 

「ここ、は……?」

 

 やがて囚われの姫が目を覚ます。うつらうつらと微睡む中、軋んだ思考回路で経緯を思い出していき、シエルはハッとした。

 しかし脱出しようにもパンテオンとは訳が違う。その硬度はレインボーデビルが操作しており、シエルには脱出不可能だ。まるで彼女自身が鋳型の中にいるかのようである。頭部は包まれていないため、呼吸と視聴覚は剥奪されてはいない。とはいえ危機的状況に変わりは無い。

 

「離して……!」

 

 シエルは必死に身を捩るも、レインボーデビルの前には意味を為さない。指一本動かせない程に固い拘束だ。

 その状況であってもシエルの追撃は止まない。否、目覚めがスタートの合図だというべきか。

 鎮座していたレインボーデビルはここで動き出す。固き流動体がシエルの全身を圧迫し始めたのだ。

 

「うぁっ……!」

 

 細身を襲う負荷に、シエルは声を絞り出し 、呻く。

 レインボーデビルは半固体の体で彼女の体に絡み付き、力を徐々に強めていく。触手のように蠢くそれは全身を隈無く這い回り、シエルの華奢な体をギチギチと締め上げた。

 

「う、ぐっ……!」

 

 シエルは苦痛の声を上げる。無骨な液体が彼女の体を圧迫する度に、その口から漏れる声が苦悶の色を濃くしていく。

 レインボーデビルは彼女の体を締め付けたまま、体の一部を凝縮させ、シエルに差し向ける。硬質な表面がぐにぐにと蠢き、シエルの肢体を揉み解す。淑やかな乳房や布の下に潜んだ乳首、陰核をも刺激する。

 奇妙な感覚だった。ほぼ全身を包み込んだ半固体によるそれは人によるものとはまた違う。全方位から恥部に圧迫感をかけられ、擦られ、揉みしだかれる。それは指や舌では起こさないものだ。

 

「んっ、あっ……あぁっ……!」

 

 シエルは悶えた。快感と不快感が同時に押し寄せる感覚が押し寄せる。時間が経過したとはいえ、既にパンテオンによって犯され尽くした身だ、少女の体も敏感に反応してしまう。

 シエルは艷やかな声を上げる。パンテオンの時と同様に、手心を加えられることなど無い。ひたすらに恥部を蹂躙され、咀嚼されているかのような感覚をその身に塗りたくられている状況だ。

 

「あっ、あっ……!」

 

 シエルは喘ぎながら悶えた。少女の華奢な体がギチギチと締め上げられる中、性感帯も同時に責められている。

 パンテオンの時は、ただ無遠慮に膣内を突かれただけだった。しかしレインボーデビルの場合、少女の性感帯を把握しているかのように責め立ててくるのだ。

 

「やぁっ、うぁっ、あっ……!」

 

 シエルは悲鳴と嬌声の混じった声を上げる。レインボーデビルが彼女の性感帯を弄ぶ度、その身は跳ね、捩れ、震える。

 やがて悍ましき魔の手は再び蜜壺へと伸びて行く。

 レインボーデビルは己の一部を棒状に圧縮・硬質化させ、シエルの秘裂に宛てがった。そしてそのまま、彼女の反応も待たず、一気に突き入れた。

 

「あっ……! ああぁっ!!」

 

 シエルは絶叫した。機械人形の時以上に深く強い異物感が彼女を襲う。

 悶絶する少女を他所に、レインボーデビルはその身を貪るように動かし始めた。棒状の体をまるで蛇のようにくねらせ、膣内を広げながら蹂躙する。

 

「やめっ、て……はっ、ああっ!」

 

 意識を削り取らん限りの快楽に、シエルは絶叫した。無遠慮な抽送により、先程まで処女だったシエルを残酷に追い詰める。

 行き先は快楽の泥沼だ。レインボーデビルはシエルの性感帯を重点的に責め、人間としての尊厳を淘汰せんとした。ケダモノのように喘ぎ散らかすよう仕向け、心をへし折ろうとしているのだ。

 半透明の化け物は彼女が最も感じる部分に押し当てるように自身の一部をくねらせて抽送し、絶頂に追いやる。

 

「うぁ! やっ、はぁっ……!」

 

 シエルは絶叫し、蜜壺から潮を噴き出してしまう。しかし悪魔は止まらない。何度も何度も、固く柔軟なそれをシエルの膣内に突き立て、激しく這わせる。

 如何に強者を引き入れようと、頭脳が無ければ戦いには勝てない。優秀な指揮官が軍隊を勝利に導くのは自然の摂理といってもよい。

 なればこそ、ここでシエルの戦意を粉々に打ち砕くことで、事実はバイルがレジスタンスを完膚無きまでに叩き潰したという筋書きとなるのだ。

 そのためならば──

 シエルへの抽送の最中、レインボーデビルは棒状の液体をもう一本作り出した。それを今度はもう一つの穴、未開の領域へ突き立てる。

 駆け抜ける戦慄、シエルは次の思惑を察知した。体の中に氷を詰め込まれたかのような恐ろしいそれを為されれば、彼女の精神がもつか否かはわからなかった。

 

「待って、そこは、ちが──むぐぅ!」

 

 拒否するシエルの口を塞ぐのは触手状に伸ばした一部だ。ゲル状の悪魔はその質量を以て彼女を物理的に黙らせる。

 そしてそれは菊座へ迫る。シエルは必死にもがくが、当然抵抗する術は無い。硬質化された液体はシエルの菊座を捉えるとそのまま、力ずくで侵入した。鈍い痛みがシエルを襲うが、今はそれを嘆き叫ぶことすら許されない。

 

「んっ! んんっ、〜〜〜っ!」

 

 シエルはくぐもった悲鳴を上げる。彼女は菊門を襲う痛みと異物感に泣き叫ぼうとするも、口を満たすそれに阻まれた。

 彼女の心を飲み込まんとするレインボーデビル。その行為は人道をかなぐり捨てたものである。肛門と膣を同時に責めることで、少女の精神を徹底的に追い詰めた。

 

「んんっ! ん〜〜〜っ!」

 

 シエルはくぐもった悲鳴を上げるも、その声は誰にも届かない。二つの穴に侵入する物質が彼女の体の中で蠢き、蹂躙する。

 シエルは涙を零した。無理矢理純潔を散らされた挙げ句、人の形すら無い化け物に、両方の穴を同時に責め立てられているのだ。

 シエルを責め立てるレインボーデビルは抽送の速度を上げた。さらに奥へ両の亀頭を押し込みつつ、膣と腸、交互での前後運動によりシエルを徹底的に追い込む。

 

「んぅっ、ん〜〜〜〜〜っ!!」

 

 シエルの絶頂は収まらない。膣と腸を同時に圧迫することで、より二本の感触と摩擦を強調させられている。腹の中で蠢く二本の棒が彼女を絶頂へと導き、何度もそれを味わわせる。幾度となく繰り返される絶頂、シエルはその度に潮を噴き出した。

 

「〜〜〜〜〜っ!」

 

 無論、まだ終わらない。何度シエルが果てさせられようが、レインボーデビルはバイルの命令通り彼女を惨く責め続けた。それこそ彼から何か新しい指示が無ければ、それは延々と情事を続けるだろう。

 

(ゼ、ロ……)

 

 シエルは震えた。心身共に幼気な少女を絶頂の泥沼に沈んだまま、快楽という快楽を注ぎ込まれ、もはやその意識も遠退きつつある。

 酷く無感情な情事だ。レインボーデビルが無慈悲に少女を責め続ける中、膣内と腸内を蹂躙する二本がほぼ同時に一回り太く膨れ上がった。そして次の瞬間、それらがシエルの中で盛大に果てる。一際粘っこい液体が彼女の膣内と腸内を満たした。

 

「〜〜〜〜〜っ!!」

 

 迸る熱。子宮と腸を焼くような感覚に、シエルは目を見開いた。ドプッドプッと重く放たれるそれに反応した彼女は半固体の檻で一人、どうしようもない快楽に嘆いた。

 無論、レプリロイドに生殖機能は無い。故にパンテオンもレインボーデビルもあくまで擬似的なものを持っているというだけのことだ。即ちシエルの体内に放出されたのもレインボーデビルの一部に過ぎない。口にそれを出さなかったのも、子宮から遠く、口を塞ぐよりも先の目的が無かったためなのかもしれない。

 とはいえ多少理屈を並べたところで、体を焦がす熱に変わりは無い。口からゲル状の枷を引き抜かれたシエルは激しい息切れと共に、力無く静かに体内に残された熱源に悶えた。

 

「はぁ……っ! ああぁ……!」

 

 膣内と腸内を満たす液体は冷めない。たとえ幾ら注がれても妊娠しないとしても、この不快感は拭い切らなかった。何よりも残滓にも反応してしまう程に彼女は敏感になっていたのだ。

 シエルとしては今すぐにでも掻き出したいところだが、今も拘束は解かれない。

 

(ゼロ……)

 

 愛嬌の欠片も無いかの想い人を思い出しながら、シエルはそっと目を閉じた。流れる涙も溢れる愛液もレインボーデビルに取り込まれる。シエルが助かる可能性は、仲間の助けか、バイルの策略か、或いは気紛れか。

 果てしない絶望に寄り添うかのように、シエルを包む悪魔が再び動き始めた。

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