星騎士と学生を兼任する日々。疲労感が酷く溜まり易い学生生活だが、新星学園及び流星学園には独特な娯楽があった。
リゾート結界というものである。リップルという神族が作り出した結界で、そこは常夏の安定した気候に海、温泉などの施設が充実しており、学園の生徒に開放されていた。ちなみに海の家は結界の主である彼女が経営している。
今日は星徒会会計、ルリエルの姿もあった。愛くるしい顔立ちで、緑色の丸い瞳がそれをさらに際立たせている。背中には二対の光の羽があり、ヘイローは夏の日差しを浴びて一段と輝いていた。
さらさらとした長いブロンド、左の前頭部には白いリボンの髪飾り。花で飾られたツバ広ハットは可愛らしいものだ。
彼女が着用しているのはオフショルダーの白い水着で、胸元まで大胆に見せつけるデザインだ。サイドカットにはレースアップが施されている。大胆ながら胸元や裾口のレースで愛嬌を演出していた。
両の手首足首にはそれぞれ左右非対称のアンクレットとブレスレットを着けている。空色を基調とした色合いが白と交わって爽やかなものである。
そこから伸びる健康的な足は肉付きがよく、右の太腿を白いリボンのガーターリングで飾り付けていた。サンダルも花の装飾が為された可愛らしいものとなっている。
全体的に可愛らしさを押し出された容姿ながら、一際目を引くのはぶら下げられている法螺貝だろうか。
今日は他の星徒会メンバーと来ていたルリエルだったが、今は一人だ。彼らは海の家に買い出しに行っており、留守番を任されたのである。
(早く帰って来ないかな……)
そう思いつつ、ルリエルはパラソルの下でのんびりとしていた。一人でいるのはいささか退屈ではあるが、そう長くもなかろう。ゆったりと潮風に撫でられる時間も悪いものではない。
安穏としていた彼女の背後に近付く人影があった。
「君、一人かい?」
「……はい?」
最初は自分宛だと気付かなかったルリエルだが、振り返れば二人の男たちが立っていた。
学園の生徒だろうが、ルリエルには全く関わりの無い者たちだ。
「よかったら俺たちと遊ばない?」
「そうそう。そっちの方が楽しいよ」
やけに馴れ馴れしい二人組の男はルリエルにそう続ける。
よくいえばフレンドリーだが、初対面同士の距離感ではない。警戒の対象として十分な態度である。それに、ルリエルは留守番を務めているところだ。持ち場を離れる程の奔放さは無い。
相手はナンパ男二人組だ、無闇に刺激すれば何をやらかすか、わかったものではない。ルリエルは警戒しながらも、できる限り丁重に断ることにした。
「ご、ごめんなさい。私、連れを待っているもので……」
「だったらその人たちも一緒に遊ぼうよ」
「きっと楽しいから!」
無論、そのような言葉で引く程、男たちは正常でなかった。彼らは暗い笑みを浮かべたまま、向き合い、示し合わせるように頷く。何らかの企みを隠そうともしないその様子に、ルリエルの警戒心がさらに強まる。
二人の視線からは悪意と不快さが感じられた。ルリエルの肩や胸、太腿を、舐め回すようにじっとりと見つめてくる。目は口程に物を言う、とはよくいったものだ。
「あの……本当にやめてください」
ルリエルは後ずさりしながら二人組に訴えるが、彼らは聞く耳を持たないようだ。身を引くどころか魔族の男が彼女の肩を掴み、強引に立たせようとしてくる。
当然、それに従うルリエルではない。
「大人しくついて来るなら優しくしたのによぉ……」
「は、離して下さい!」
「つれねぇ奴だな」
意地でも、彼らに連れて行かれる訳にはいかない。女に断られた結果、強引に連れて行こうという思考回路は危険そのものだ。穏便に済ませようとしていたルリエルだったが、この時ばかりは男の手を払い除けた。
しかしルリエルが抵抗した途端、二人の男は目の色を変えた。魔族の男はルリエルが暴れる前に体を脇に抱え、口を塞ぐ。そのままもう一人が彼女の両足をがっしりと抱え込んだ。
「んぐっ!?」
突然のことに、ルリエルは目を白黒させた。彼女は混乱しながらも暴れようとしたが、男たちの腕力にまるで歯が立たなかった。
連れ去るならば当然、人目を避けるものだ。彼らはそのまま、人気の無い岩場の陰を目指して走る。
「ん゙~っ! む゙ぅ~!」
ルリエルは男たちに抱えられたまま必死に抵抗を続けるが、全く無意味だった。今の彼女は文字通り手も足も出ない状態である。せめて相手が一人だったならば勝てる見込みがあったのだろうが、四肢を分担されれば必然的にかかる力も変わってくる。
結局、ルリエルの行動は男たちの動作に何ら支障を来すことも無く、三人は寂れた岩場に辿り着いてしまった。
人気はおろか、虫一匹いない場所だ。助けなど期待できないだろう。男たちは乱暴にルリエルを砂の上に落とした。
「っ……いたた……」
尻餅をついたルリエルは痛みに顔を歪ませる。彼女は男たちを睨み付けるが、彼らは意に介さない。
人間の男が忌々しげにルリエルから法螺貝を取り上げる。それに付いた紐を見て彼は再び悪意のある笑みを浮かべた。
「腕抑えとけ」
「オッケー」
魔族の男が前からルリエルの腕を掴み、無理矢理彼女の背後に回させる。そこで人間の男が背後から彼女の腕を束ね、腰と腕の隙間に法螺貝の紐を通した。そして出て来た紐の輪に法螺貝を通してそれを引っ張れば、錘付きの拘束具となった。
これでルリエルは唯一の武器を失うと共に脱出が困難な状態に陥った訳だ。法螺貝の紐はルリエルの皮膚に食い込み、解ける様子は無い。普段ならば手で持てるはずが、人間の男が足で抑えているため、ルリエルの腕力ではどうすることもできない。
俎板の鯉は調理されるのみ。
「何するんですか……!」
「覇気の無え目だなぁおい」
ルリエルは男たちをキッと睨みつける。が、動けない女に怯む誘拐犯などいる訳が無い。
魔族の男は荒い息を吐きながら、彼女の背中に腕を回す。これで身動ぐことも封じられた彼女だが、男の手つきに怖気が走る。
「おほっ……やっぱいいねぇ……」
魔族の男はルリエルの乳房を揉みしだいた。可愛らしい顔立ちとは裏腹に、健康的に育ったそれは水着越しでも伝わる柔らかさを持つ。
ルリエルは身を捩って逃れようとするが、男の手に背中を抑えられている以上、手を離すことすらできない。彼女の乳房を揉みしだく男の表情はニヤニヤとし、心地よさそうに感触を楽しんでいた。
まだ前戯だというのに、魅惑の肢体を持つ少女が自らの手で悶えている。その事実が、拒もうとする態度が男たちの征服欲に薪を焚べるのだ。
「いいもん持ってんな……!」
「んっ……や、やめて……下さ……あっ」
ルリエルは口を引き結ぶが、その程度で男の手が止まることは無い。
彼は彼女の乳房を揉みしだきつつ、その唇に食い付いた。
「んんっ……んっ……やめ、へ……んんん……!」
男の舌が拒もうとするルリエルの口内を蹂躙する。その発言を一切許さずに彼女の舌に絡み付き、男が唾液を流し込んだ。口内を支配されている彼女には、それを溜め込むか、嚥下する以外の選択肢は無い。
吐き気を催す程の不快感にルリエルは目を見開く。その隙を突いて男はさらに舌を捩じ込み、今度は逆に彼女の唾液と細胞を啜った。
(助けて、会長さん……!)
一方的な行為にルリエルは必死に抵抗を続けるが、不快感と息苦しさで力が入らない。男の舌による侵略に何もできず、ただされるがままである。
その隙にもう一人の男がルリエルをさらに責める。彼はしゃがんで背後からルリエルの腹部に手を回し、もう片方の手を彼女の股に伸ばした。
「んっ……ふ、 ぅっ……!?」
水着という薄布を捲れば、秘匿された泉は目の前だ。男は指先で水着の裾口を捲り、ルリエルの秘部を日の下に晒した。
ルリエルは足を閉じようとするが、悪手だ。男の手を拒むどころか逆に挟み込み、自ら固定する形になってしまう。いやらしい手を招き入れた挙げ句離さないなど、痴女のそれとどう違うというのか。
柔かな太腿と秘部に囲われる感触。肉の弾力と重み、柔肌の滑らかさを贅沢に味わえる。
「太腿、ムッチリしてて柔らけぇ……」
彼はそのままルリエルの案内に従って、彼女の秘部を指で陰唇をなぞった。途端にルリエルの体が震える。
ルリエルは必死に身を捩ろうとするが、その手を留めさせているのは他でもない彼女自身だ。避けるべき異物を自ら引き留めてしまった上に、彼女は今淫靡な刺激で動くに動けない。彼女の両足は僅かに震えており、下手に動こうとすれば、そのまま倒れ込んでしまうかもしれない。その恐怖が彼女の選択肢をより狭めた。
無論、彼にとっては意識すらしないことだ。水着の上から割れ目をなぞりつつ、その感触を楽しんでいた。乳房とはまた違う柔らかさは心地よく、それよりも敏感な反応を見られる。魔族の男が唇を奪う前よりも鋭敏なものに思えた。
「お前、案外楽しんでんじゃねーの?」
「そんな、ことは……んんんっ! 動かさないで、くだ、さい……!」
「この液体、どう考えたって海水じゃねえじゃん?」
人間の男はそう言いつつ、彼女の陰唇を指で押し開く。その奥にある小さな穴は僅かに湿っていた。ねっとりとした、明らかに海水と異なる液体だ。それは指に容易く引っ付き、糸を引く程の粘性がある。
ルリエルの体が微かに震えるが、それは恐怖からではない。彼女は今、自分の秘部を見られ、触れられていること──そして何よりも弄ばれている今を煽情的に感じている自分自身に恥辱を覚えたのだ。
それを知ってか知らずか、人間の男はそのまま彼女の秘裂をなぞり上げる。
「んっ、んん……っ! んぅ~……!」
ルリエルは動けない中、腰を捩って刺激から逃げようとするが、二人が許さない。
彼女を取り抑えるべく、魔族の男ももう一人の進撃に続いた。水着越しに触っていた指を襟から内部に侵入させ、直接ルリエルの乳房を揉みしだく。
布越しでも柔らかさそのものは伝わっていたが、直接触れればまた違う手触りだ。滑らかできめ細かい肌が掌に吸い付き、柔らかな肉感がそこに乗って来る。まさに極上の感触といえよう。
「っ……ん、ぷぁ……! いや、やめ……!」
ルリエルは唇を離そうと抵抗するが、無理矢理繋ぎ止められる。口内も乳房も、秘部すら男たちの掌の上だ。
そして今、秘密の水源に切っ先が突き刺さる。蜜塗れの入り口に、人間の男が指を挿し入れたのだ。
「んんっ! ん、んん……!」
ルリエルは目を白黒させ、体を強張らせる。
男はそのまま指を根元まで挿入してゆっくりと抽送を始めた。男の指から伝わるのは、柔らかくも締め付けるような圧迫感。そして僅かな抵抗だ。引くも差すも、襞が妨げる。男好きな体だ。
「早く挿入れてぇわ……」
粘っこい水音が奏でられる度にルリエルの体がビクビクと痙攣する。陰茎よりも細く短いとはいえ、膣内を疼かせるには十分なものだ。
開拓が進めば進む程にルリエルの膣内は徐々に解れていき、愛液が止めどなく溢れる。まるで蜂を誘う花のようだ。
「ん゙っ……んんっ!」
人間の男は指を曲げて膣壁を引っ掻くように刺激する。ルリエルの膣内はそれに反応して収縮し、男の指を締め付けた。
魔族の男も負けじとルリエルの乳房を揉み上げながら乳首を摘む。それはサガを嬲られ続けた影響で乳房とは対称的に固くなっている。
「ん゙っ、んんっ……ふっ、おぶ、うぇ……!」
口内を貪られ、乳首や秘部を弄ばれ、ルリエルの体内は確かな熱に蝕まれつつあった。その熱は快楽を押し上げ、彼女の理性を溶かす。ルリエルの体は本人の意思に反して歓喜の水に濡れていき、小刻みに震えていた。
男の指によって膣内が解れていくにつれ、ルリエルの腰も揺れ始める。
「んっ、んんっ! や、らぁ……っ!」
ルリエルは目を白黒させつつ、今もなお懸命に快楽を逃がそうとする。しかし彼女の体は男たちに支配されてしまっているのだ。その抵抗に意味は無い。そして昂る肉体は頂を避けられない。
理性を抉られながらルリエルは湧き上がる何かを察知した。このまま男たちに責め続けられてはいけないと本能で理解した。
しかし逃がせない刺激はどんどん彼女を快楽の最高潮へ追い詰めていく。
「んっ、ぅあぁ……っ! もうやめ……んんっ……!」
ルリエルは自らを振り乱そうとするが、それは抵抗にもならない。男たちは彼女をがっしりと抑えながら快楽を打ち付け続けた。
理不尽な昂揚感がルリエルの中を駆け抜ける。限界はもうすぐそこまで来ていた。
男たちはペースを上げる。
「や、やらっ! ん……っ、も、んぅ……!」
上昇する快楽を感じてルリエルは全身を強張らせる。その反応を見て人間の男は膣内の最も鋭敏な部分を指の腹で刺激した。それとほぼ同時に魔族の男もルリエルの乳首を強く抓り上げる。
それが、決定打となった。
「〜〜〜〜〜〜っ!」
ルリエルは体を大きく震わせると同時に絶頂を迎えた。
膣壁が激しく収縮し、男の指を締め付ける。そして秘裂からは大量の潮が吹き出、人間の手がべっとりと汚されていった。
「ん……っ、ぷぁ……! は、あぁ……」
ルリエルはようやく唇を解放され、大きく息を吸う。彼女の体はぐったりと脱力しており、膝から崩れ落ちてしまう。激しい息切れに肩を揺らし、意識が揺らぎそうな浮遊感を覚えた。困惑と恥辱である。
無論、これはまだ前戯の段階だ。男たちの欲望は何一つ解消されておらず、二人にとってはルリエルだけが気持ちよくなってしまった、というだけのことである。
膝を着いて初めてルリエルは知ることとなる。男たちの海パンが固い何かで幕を張られていることに、まだ何も終わっていないことに。
「盛大にイッちゃったなぁ」
「ずりぃずりぃ。ちゃーんと俺らのことも気持ちよくしてもらわないとなぁ」
「そんな、もう嫌です……」
怯えるルリエルを前に、歪な笑みは変わらない。人間の男が背後から彼女の肩を掴むと、自らのシンボルを蜜の水源に擦り付けた。
果てたばかりで酷く敏感になったルリエルは、そこでビクッと反応してしまう。その感触には覚えがあった。
「いや……やめて、下さい……」
ルリエルは懇願するが、それは男たちの嗜虐心を擽るだけだ。そして彼らは当然、その懇願を聞き入れるつもりも無い。
人間の男はそのままルリエルの肩を掴んで固定し、彼女の体を固定する。
「いや……いやぁ……!」
ルリエルは恐怖に目を固く閉じながら体を揺り動かすが、その程度で彼らの動きが止まるはずも無い。
茎を滴らせる動作はここまでだ。人間の男はそのまま彼女の膣口を、亀頭を以て捉える。
挿入まで秒という猶予すら無い。ルリエルは目を開き、その現実を直視させられる。
「いや……お願いです、やめて……!」
ルリエルは涙ぐみながら懇願する。
人間の男はそのまま腰に力を込めた。そして──
「ん゙あ゙ああっ……!」
ルリエルの体を裂くような衝撃が駆け巡る。あまりにも鋭利過ぎた一瞬に、彼女の意識は危うく飛びかけた。次に訪れたのは秘部を貫く異物の感触と圧迫感だ。
男根が膣内を抉じ開け、その形に合わせて内部が変形する。腹部の一部はイチモツの存在感を主張するかのように膨らまされていた。
「あっ……あ゙っ……!」
ルリエルは目を見開いて口をパクパクと動かす。まるで呼吸の仕方を忘れてしまったかのようだ、彼女は涙を流し、息苦しそうに舌を伸ばしている。
しかし男たちは、いちいち挿入する度に労るような人情を持ち合わせてはいない。水着の肩紐を下ろして乳房を晒し、人間の男は彼女の乳房を鷲掴みにする。
「やっば、こいつの膣内最高だわ……!」
「い゙っ……! あ……あ……!」
ルリエルは点滅する視界に苛まれながら膣内を乱暴に打ち込まれた。乳房には痛い程に握り込まれ、乳首は指でギュッと抓まれている。
ルリエルの意識は朦朧としていた。膣内を抉られる快楽に、彼女の思考回路が焼き切れていく。
泥沼に沈んでしまいそうな彼女に情欲を滾らせ、人間の男はさらに腰を打ち付けた。乳房も膣道も男を柔らかく受け止め、本人も艷やかな声を上げている。
「ん゙っ! あ、あ……あっ!」
「感じんのはいいけどさ、あんまり喘がれっとめんどい。見つかるかもしんねぇだろうが」
「塞ぎゃいいじゃん」
「それ採用。俺のアイディアにするわ」
ルリエルの前に、魔族の男が立つ。滾る欲棒を彼女に見せつけ、彼女の顔に擦り付ける。カウパーの臭いが鼻を突き、鼻筋に付着するべっとりとした感触がルリエルの神経を逆撫でする。
恐ろしいのはマーキングのような行為を終えてからだ。魔族の男はルリエルの頭を抑え、一瞬の躊躇すら無くその口に陰茎を挿し入れた。
その瞬間、彼女の口内に広がるのは海水混じりの苦みだ。その異物感と臭いで彼女は目を震わせ、涙と息苦しさに表情を歪ませた。
舌の力だけで突き立てられた男根を押し出すことはできない。魔族の男はルリエルを離すまいとばかりにその頭を抑え、腰を押し付けてくるのだ。即ち、主導権は彼にあるということに他ならない。
「ん゙っ! んぶっ、ぅ、んん……!」
「舌も声も、気持ちいい……!」
ルリエルは声を上げようとするが、紅涙で止められる陵辱など何処の世界でも発生し得ない。魔族の男は彼女の喉奥にまで陰茎を挿し入れ、その感触を楽しんでいた。
あまりにもか弱い舌の抵抗、頬粘膜や喉奥の感触。本来ならば種付けにはまるで関わりの無い場所ながら、湿り気を伴う体温に包まれ、男根がしっとりと温められた。
「ん゙っ、んぶ……ゔっ!」
吐き気と異物感がルリエルを襲う。喉の奥まで亀頭で叩かれている彼女は呼吸すらままならない状態だ。興奮状態で息が荒くなるところを無理矢理塞がれ、その苦しみは想像に難くない。
さらに漏れ出たカウパーを口腔内や喉の粘膜に擦り付けられ、気色の悪い感覚で満たされる。臭いや味、感触も口内に留められたものではない。
前からも後ろからも抽送を叩き込まれるルリエル。嬲られている状況だというのにその体は雪崩込む刺激に喜んでいる。固い乳首も濡れたままの秘部も、彼女の意思からどんどん離れていく。
「咥え込んでさらにきつくなったぞ」
「積極的で嬉しいねぇ」
「ん゙っ! んん゙……っ!」
ルリエルは男根で塞がれた口で声を上げる。悲鳴か、嬌声か、抗議か。それはルリエルのみぞ知る。何にせよ、聞こえたところで男たちにとっては関係無いことだ。
彼女を抑える手も、その体内を穿つ陰茎も、女の体を求めてやまない。男たちは共に、女に自らの遺伝子を流し込むべく激しい抽送を実行している。それは、女を孕ませるか否かを問わない刹那主義敵快楽だ。
やがて陰茎の抜き差しが速まり、短い間隔で亀頭がそれぞれの奥を叩き始める。
「ん゙っ、ん゙ぶっ! お、おぁ゙……んん゙~……っ!」
ルリエルはくぐもった声を上げながら体を強張らせた。生命の摂理に従って膣内が急激に収縮し、陰茎を締め付ける。そこに彼女の意思は介在していない。それは男たちの絶頂を促す、一生命体として子種を受け入れるということだ。
男のサガを掻き立てる女体に、二人はさらに激しさを増す。軽口を叩いていたその口は今や荒い呼吸音のみを吐いており、二人の抽送への集中を表していた。
そして次の瞬間、男たちの奥からそれが来る。強い脈動と共にそれは尿道を突き進み、鈴口より解き放たれる。
「ん゙っ……おえっ……んんんんんっ!!」
欲望の到達点だ。限界を迎えた男たちは大量の白濁液をルリエルの中に注ぎ込んだ。流し込まれた先で収まり切らないそれは逆流して溢れ返る。口も大陰唇も侵略する白濁液にまみれ、醜く滴らせている。
欲望の丈を吐き出してようやくルリエルを突き刺していた陰茎がゆっくりと引き抜かれる。その摩擦に僅かながら反応しながらも、彼女は精液を吐き出した。
「げほっ、がはっ! はぁ……っ、うっ、はぁ……」
「あーあ、もったいねぇ」
涙を流しながら子種を拒むルリエル。しかし彼女のことなど気にも留めず、男たちはヘラヘラと笑っていた。優れた肢体に精を吐き出せた達成感だろうか。
しかし、ルリエルの悲劇は終わっていない。不幸なことに、男たちのシンボルは未だ健在だった。二人のサガはまだ力尽きておらず、雌との絡み合いを所望しているらしい。
「やめ、て……もう、いいじゃないですか……」
「足りねぇよ」
「こっちはエロい女とヤるために数日貯めたんだ。長く楽しませてもらうぜ」
そうなれば当然、陵辱は続行される。魔族の男がルリエルの股下に潜り込み、亀頭が彼女に向くよう位置を調整する。人間の男は動けない彼女の代わりにそこまでの案内をしようという訳だ。
もはやルリエルには、抵抗する気力すら残っていない。蹂躙のダメージと疲労で腰に力が入らず、膝も震える始末だ。故に男のガイドは残酷にも円滑に進行された。
今度は魔族の男根がルリエルの秘部を捉える。鈴口が女の裂け目に触れてしまえば、後は少しの動作で陵辱が再開されてしまう。これにはルリエルも慄き、表情を引き攣らせる。
「あ、あっ……いや……!」
ルリエルは声を震わせるが、数センチの挙動すらままならない。魔族の男がその腰を掴み、青褪める表情を嘲笑う。
次の挿入はあまりにもあっさりと遂行された。先の精液を追い出しながら突き立てられたそれは愛液と精液、襞に包まれて熱烈に迎えられてしまう。それでありながら二度目の挿入とは思えない程の膣圧だ。これには魔族の男も快楽に喜悦する。
再び襲いかかる挿入に、ルリエルは絶望の感情を抱いた。
「あ……あ゙っ! あ゙ぁ……! も、や、だぁ……やめ、ああっ、ああああ!」
「最高だわ、お前」
魔族の男が腰を打ち付ける度に水音が響く。すっかり蕩け切った口は一切の抵抗も見せず、ルリエルの嬌声を阻むものは何も無かった。締め付ける膣壁は二本目の陰茎に喜びを隠さず、それを離すまいと絡み付く。
残った男も、これに参戦しようとした。彼は既にずらされている裾口をさらに捲り、彼女の臀部を曝け出した。その目的はもう一つの穴──菊座である。
人間の男は再びルリエルの肩に手を置くと、そこに鈴口を押し付けた。
喘いでいた彼女を刺すそれは間違いなく凶器だ。ヒクヒクと痙攣する穴を抉じ開けようと、亀頭が押し込められる。
鈍い痛み。快楽とは明らかに異なる恐怖に、ルリエルは目を見開く。
「そこは、ちがっ……ひぎぃっ……!」
「力抜けよ……失敗したら、破れちゃうからな……!」
人間の男はさらに腰に力を加える。
抵抗していた肛門も固く強い勢いに耐え切れず、力尽くで突破されてしまう。
貫かれた後ろの門は突き崩され、一本槍の侵入を許してしまう。生殖にはまるで不適切な領域を侵され、ルリエルは痛みと異物感に苦悶する。肛門を穿たれる不快感が膣のそれと相俟って彼女の表情を酷く歪めていた。
「ひあ、がぁ……っ!」
「こっちも締まるぞ……」
ルリエルは苦悶の表情を浮かべるが、男たちの再演は始まったばかりだ。肛門を貫かれる痛みも膣内の快楽と混ざり、彼女の頭の中は乱暴に掻き回された。腸壁からも子宮を叩かれ、膣内のそれが追い打ちをかける。既に純潔を捧げた身とはいえ、不浄の穴はこれが初めてのことだった。
膣内とは違って肛門の抽送はぎこちないものの、時間の問題だ。徐々にペースを上げ、数分も経たない内に女性器の時と変わらない動作になっていった。
無論、何度も突かれるルリエルにとっては堪ったものではない。肛門を広げられる痛みがいつ快楽に変わるのか、その恐怖が彼女の脳裏を過る。しかしそれを苦痛と快楽が淘汰する。二本の男根は暴虐の限りを尽くし、思考回路を打ち崩す。
ルリエルの理性は壊れていった。
「あっ、あ゙あっ! やだぁ……! やめ、えぇ!」
「また射精すぞ……!」
魔族の男がそう告げると、二人の腰が動きを加速させる。絶え間無く叩かれる子宮は歓喜に疼き、膣内を狂わせる。雄を欲して締め付け、襞を絡み付かせ、性の喜びを為さんとする。
注がれる先が受精するか否かなど問題ではない。雌の体を中心に、二匹の雄がサガを叩き付ける。それは内側の組織を打ち付けながら欲望を放つべく蹂躙を執行する。
「は、ぁ……っ! んっ、ぅ゙っ、ぁ゙ぁ……!」
煩雑で残酷な情欲を前に、もはやルリエルは言葉を発せなかった。狂ったように喘ぎ、涙し、生物の摂理に屈するのみ。
ラストスパートだ。男たちはルリエルの体を抑え付けながら、力の限りに肢体を打つ。昂る男根が再び陥落の時を具象化するまで、幾らでも続けるだろう。
しかし──否、だからこそ一対の我欲は最高潮を迎える。天使を汚す槍は熱く滾った欲望を募らせ、透き通った翼を欲深く焼き尽くさんとするのだ。
脈動。ルリエルを穿つ切っ先は最奥を捉え、悍ましき供物を捧げる。白き荒波は古き一滴すらも淘汰し、彼女の膣内と腸内を満たした。
「あっ、あ゙っ……あああぁあぁああっ!!」
理性無き絶叫。それは性の喜びか、絶望か、忌避すべき熱が白き天使を襲う。
蜜壺と腸を塗り尽くす色欲の権化。しかし醜きそれは不足だと物申さんばかりに溢れ、暴かれた帳から漏れ出した。
煮えた園より肉棒が引き抜かれれば、その拍子に白濁液が漏れ出、ルリエルの太腿と男の根本に濁りを加えた。
「あ゙っ……はあっ、はぁ……」
焦がされた末にルリエルの体は力無く崩れ落ちた。
淫らに濡れ、白濁液を垂れ流すその姿は、あまりにも惨めで、淫靡だった。透明な翼は萎れ、瞳からも力が抜け切っている。色欲を以て撃ち落とされた彼女は、しかし天にも昇る程の熱に苛まれた。常夏のものとは違う、本能に訴えかけるものだ。削り取られるのは水分ではなく、理性と羞恥心だろうか。
快楽が自らの意識に付着し、ルリエルが呆然とする中、男たちはその場を後にした。満足したのか、何かしらの問題と直面したのか、虚ろな表情で倒れる彼女を拾う者は誰もいなくなった。