※この作品はR-18です。

二次創作短編集   作:檀崎 不浄

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 最初は提督室でいいだろとか思ってたけど、公的組織のトップの部屋なのに乱交ができる程度に出入りが比較的に少ないっておかしくね? となってこんなになりました。


艦隊これくしょん
輪姦∶加賀さんが提督見習いに犯される話


「君は自分が何をしたか、わかっているかね?」

 

 鎮守府の提督室にて、鋭利な問いが投げ掛けられる。

 彼はこの鎮守府の提督だ。水軍の白い軍服に身を包み、豊齢線や首のシワからベテランの風格が伺える。声色こそ穏やかなものの、問い質さんとするその内容はそうではない。ピリピリとした指先から順に痺れるような感覚だ。

 それに相対するのは二人の艦娘だ。

 その内の一人は長い茶髪をサイドテールにし、精悍な顔つきをしている。上半身は白の道着をベースに、弓道の胸当てを着用し、襷掛けをしている。弓道に携わる者として形式をなされた上半身に対して、履いているのは袴をミニスカートにしたようなデザインだ。

 左肩には飛行甲板、腰の前垂れには甲板をそれぞれ装着していた。

 彼女は加賀。この鎮守府に所属する艦娘の一人である。その隣にいるのは同じく艦娘である赤城で、二人と相対している男は彼女たちと同様、この鎮守府に所属している提督である。

 

「お前がやったのは提督に対する反逆行為であり、その結果我々を危険に晒した。それに加え、倒れたお前の探索と修理で、安くない損失が出た」

 

「……誠に申し訳ありません」

 

「待って下さい提督、加賀さんは悪くないんです……!」

 

 提督の言葉に嘘偽りは無い。確かに加賀の失態は彼女自身が突発的に動いてしまったことに起因する。しかし原因そのものを誘発した彼女自身が黙っていられるはすが無かった。

 加賀が作戦を乱したのは、赤城が致命的な一撃を受けたことで撃沈手前まで追い詰められていたからだ。彼女は手負いの赤城を庇ってしまったことで代わりに大破した挙げ句、布陣の決壊を招いたのである。

 即ち、加賀は作戦の途中で作戦に無い行動を突発的に起こした結果、自軍の陣形を崩し、軍の敗北を誘発しかけた訳だ。

 提督が手を回し、他の艦娘たちが奮闘したからこそ辛勝できたものだが、お咎め無しでは示しがつかない。今回彼女が呼び出されたのはその処遇についてのものだった。

 

「悪くないのは赤城さんの方よ」

 

「そうだな。沈められる直前だったとはいえ、君はきちんと指揮に従っていた。今回の問題は君を庇ったことで作戦を追い込みかけた加賀にある」

 

 二人の意見は一致していた。分が悪い赤城は歯噛みし、思わず口を噤んでしまう。

 とはいえ、このままでは加賀に処罰が下されてしまう。庇われた彼女としては、ここで引く訳にはいかなかった。

 それに対して、加賀は赤城を危うい状況に招き入れるのは避けたかった。故意か否かは問わず、作戦を阻んだ艦娘に提督が何をするのか、彼女は知っていたからだ。

 

「君はこんなところにいないで、しっかりと療養し給え。これは提督と違反者である彼女で解決すべき話だ」

 

「私は大丈夫。先に戻っていて」

 

「……わかり、ました」

 

 できることならば意地を張り、加賀の汚名を雪ぎたかった赤城だが、彼女の説得に折れてしまう。釈然としない表情だが、攻撃や懲罰を引き受けた加賀を見て引き下がった。眉を潜め、目を伏せる加賀。赤城には、その表情に影が差し込んでいるように見えたのだ。

 抽象的な言葉で張り合う彼女が、まるで警告を発しているように感じ、赤城は渋々加賀の言葉を受け入れた。何も納得できないまま、一礼すると、赤城は提督室を後にした。

 ドアの開閉音で撫でられる空気。コツコツと赤城の足音が徐々に遠退いて行き、距離に比例してやがて聞こえなくなる。これで提督室は完全に二人きりになった訳だ。

 不安感を滲ませていた表情だった加賀はその眼差しを研ぎ、提督に向ける。眉間にシワを寄せるのは彼の悪意を察したからだろうか、その瞳が弱々しく揺らいでいる。

 

「まさか、赤城さんまで引き込むつもりだったの?」

 

「おや、その方が君にとってもよい話だと思ったんだが、当てが外れたかね?」

 

「冗談じゃない……!」

 

「しかしまぁ、君が一人で罰を受けるというのなら、私は一向に構わんよ。君もそろそろ慣れてきただろう」

 

 提督は睨み付ける加賀を笑顔で流し、その肩に手を置いた。その拍子に加賀の体が強く揺れる。穏やかそうに見せかけた顔に隠す悪意を、加賀は知っていた。数多くいる艦娘を虎視眈々と狙い、日没後に招こうとする欲望を。

 怯えた様子に内心ほくそ笑みながら彼は加賀に耳打ちする。

 

「今晩、夕食後にあの部屋に来なさい。今日の失態はそれで流そうじゃないか」

 

「……はい」

 

◇◇◇

 

 この鎮守府には開かずの間がある。誰一人として人間の出入りを目撃した例は無く、常に施錠されているため、中がどうなっているのか、そこに何があるのか、知らない者は多い。

 しかし今、その全貌を知る者が扉の前にいた。加賀である。彼女はギュッと口を噤み、不安を潰すように片腕の袖を握る。彼女自身が今晩の贖罪をこなせば、赤城への処罰は無いはずだ。

 今すぐにでも立ち去りたい衝動を抑え付け、佇んでいた彼女は遂にドアを開いた。その向こう側を視認したその瞬間、彼女の目は驚愕に見開かれる。

 

(何、で……?)

 

 そこにいたのは提督だけではなかったのだ。いつもならば開かずの間で二人きりになり、確実に他者の侵入を防いでから懲罰が始まるはずだった。しかし今、彼女の目の前には九人の若い男たちがいたのである。

 若者たちも提督から説明を受けていないのか、入室して来た加賀に困惑し、どよめいていた。その場にいる中で平静に振る舞っているのは提督のみだ。彼は加賀の表情を見るや否や、黒く鋭い笑みを浮かべる。

 

「よく来てくれたね加賀。これで準備が整った」

 

「あの、提督……これはどういう……」

 

「彼らは未来の提督……もとい今回の研修生だよ。懇親会を兼ねて呼び掛けてみたらこんなに来てくれたんだ」

 

 懇親会、という単語に反応する男たち。その動揺ぶりから恐らくその部分に関しては嘘ではないのだろう。そして提督は彼らに、これから何をするかをまだ教えていないようだ。

 これから行われるであろう辱めに歯噛みする加賀。その反応を待ち侘びたかのように提督は今もなお笑みを浮かべる。

 

「……っ!」

 

「研修生諸君。今日集まってもらったのは優秀な君たちに対する餞別と、研修の労い……それと、彼女との交流を深めるためだ」

 

 交流などとは白々しいものだ。

 提督は加賀の隣に立つと、肩を抱く要領で彼女に腕を回す。シワの寄った手は何の躊躇いも無く彼女の衣服と胸当ての隙間に突っ込み、豊満な乳房を鷲掴みにした。

 突然行われる大胆な行動。状況を把握し切れていないが故に反応が遅れてしまう加賀。彼女は思わず小さく悲鳴を上げてしまった。

 衣服とブラで直接的な感触こそ味わえないが、男に触られているという事実が重要なのだ。

 提督は彼女の反応を愉しみながら手を動かしていく。普段は防具で抑えられているとはいえ、歩く度に揺れるその質感が弾力と柔らかさを視覚的に伝達する。研修生たちにも、魅惑の果実に視線を奪われた者はいるだろう。それが今、提督の手でこうして視線誘導を引き起こされている。

 敵意を孕んだ視線。加賀は忌々しげなそれを提督に向ける。当の本人は相変わらず愉快そうに笑みを浮かべていた。

 

「セクハラか……?」

 

「でも、加賀さん抵抗してないよな……」

 

「胸デカ過ぎんだろ……」

 

 提督による催しとはいえ、流石にこれは権力の範疇を超えたものだ。まだ鎮守府の体制に明るくない研修生とはいえ、懐疑的な態度や反応は当然だろう。

 無論、提督とてそう容易くノせられるとは思っていない。むしろ本来ならば、彼はここで懇親会など発案せず、体制側の人間として斯様な行動は戒めねばならない立場にある。

 しかし権力とは好き勝手に使われる側面も存在するものだ。たとえそれが一般的な常識からかけ離れていようとも。

 未だ常識を手放していない研修生。提督が次にするのは彼らの欲望を煽り、それを常識より優先させるよう誘導することだ。

 

「加賀、奉仕の時間だ」

 

「……っ! こんなこ──んんっ!?」

 

 不意打ちで加賀の唇が奪われた。提督の舌が彼女の口内を這いずり回る。舌と舌を絡ませ、粘膜という粘膜を貪る。

 嫌悪感が加賀の心に雪崩込む。本音をいえばキスは受け付け難い。提督を突き飛ばしてでも拒絶したい程だ。しかし先の失態が彼女の脳裏を過る。幾ら他の艦娘の目があるとはいえ、提督が上に報告すれば何かしらの処罰が加賀に下るだろう。最悪の場合、赤城も対象者となるかもしれない。提督が催したこの凶行は彼の欲望を満たしつつ、加賀を脅迫するためなのだ。

 研修生たちは食い入るように二人の行為を見ているが、夢中になるあまり、一言も喋らない。しかし各々の砲台は口程にものを語る。スラックスに隠されたそれらが発射準備に入った。

 

「ていとっ、んむっ、んんっ……」

 

 提督の腕が加賀を離さない。その手は道着の合わせを掻い潜り、今度は素肌に捩じ込んで来た。直に触れられる、吸い付くような肌と弾力。加賀の乳房は提督の手に収まらず、指の間から柔肉が溢れ出ていた。その手つきは当然の如くいやらしく、彼女の性感を刺激していく。気持ち悪いはずなのに、接吻も手伝ってか、加賀の体が熱感を覚え始めていた。

 やがてその手が道着の襟を掴み、左右に割り開く。白い乳房とそれを支える赤いブラが露わとなった。提督はそれを見せしめるように研修生たちに見せつける。

 

「でっか……」

 

「興奮してるよな、あれ……」

 

 淫靡で最低な公開処刑だ。加賀は提督のキスにあてられ、否応無しに雌の本能を覚醒させられている。

 長く苦しい愛撫と接吻の末に、ようやく加賀は解放された。繋がっていた唇を証明するかのように架けられる唾液の橋。加賀は肩で息をしながら提督を睨み付ける。

 しかしその眼差しに力は無い。キスによる酸欠か、はたまた愛撫による快感か、彼女の表情は赤く染められ、呼吸も荒かった。

 

「さぁ、それで私のモノを扱きなさい」

 

 乳房から離れた手は彼のファスナーへ。開かれた社会の窓から伸びたのは提督の太く長い大砲だ。彼もまた加賀との絡みで昂揚しており、その砲身は女を求めて強く脈動していた。

 グロテスクなそれを見るのは慣れたくないものだ、加賀は目を背けたいところを我慢しながらも、なるべく直視しないよう目を細める。

 

(相変わらず気持ち悪くて、臭いわ……)

 

 加賀は内心悪態をつきながらも、開花するようにして道着をはだける。背中に手を回し、ブラのホックを外せば、今度こそ彼女の乳房が露わになった。彼女はそのまましゃがみ込み、せっかちな砲身にゆっくりと引き寄せる。固い肉棒は乳房の間に収められた。

 しかし乳房で挟んだとはいえ、顔の手前に至る程の巨根だ、どうしても鼻先に臭いが漂い、脂肪からは男根の脈が伝わってくる。この不快感には彼女のポーカーフェイスも崩れてしまう。

 提督は満足そうな笑みを作った。

 

「始めなさい」

 

「はい……」

 

 しかし加賀は従わざるを得ない。提督の機嫌を損ねれば、赤城にまでその魔の手が及ぶかもしれない。巻き込む形で彼女を汚されるなど、加賀には耐え切れない。

 嫌悪感を抱きながらも、加賀は乳房でそれを上下に扱く。脂肪で茎を念入りに揉み込むと共に亀頭を口に含めた。舌先で鈴口をほじくってやれば、その味が彼女の味蕾を蹂躙する。生臭さと淡い塩味、苦味の混ざった最悪の液体だ。汚らわしい体液が加賀の舌先を覆い、吐き気を促進するのだ。

 

「そう、その調子だ。流石は加賀、上達したね」

 

(どの口でそんなことを……!)

 

 しかし彼女は射精させるまでは、決して提督の男根から口を離せない。乳房での扱きも止める訳にはいかない。

 加賀は乳房による圧をかけながら、吸引と舌による愛撫を交える。提督に射精させるべく、快感を与え続けた。

 周囲の研修生たちは息を呑んでそれを見守る。常識的に考えれば、目の前の光景こそが異常なのだ。あの厳格そうな加賀が奉仕している。しかも男のモノを扱いているのだから、そのギャップに驚くのも無理はないだろう。

 しかしそれ以上に、研修生たちは加賀の淫らな姿に興奮していた。普段の彼女からは想像もつかないような痴態はギャップを生じ、彼らの雄としての本能を刺激したのである。

 そして迫る提督の最高潮。一際強い痙攣が走ったその瞬間、肉の砲口から加賀の口腔内へ精液が発射された。

 

「射精すぞ、たんと飲みなさい」

 

「んぶっ! ん、ぐっ……んん……!」

 

 口内に吐き出される粘性の強い白濁液。青臭さと苦味が加賀の味覚を刺激する。今すぐにでも吐き出したいところだろうが、提督の機嫌を損ねるわけにはいかない。

 吐き気と涙ぐみながらも彼女は粘っこいそれを無理矢理喉流し込んだ。ようやく嚥下した頃にはその息も絶え絶えだった。

 初老にしては元気で盛んだ。射精したにも拘らず、加賀の口腔内でもその逞しい砲身は健在である。提督は満足そうな笑みを浮かべ、褒めるように彼女の頭を撫でる。

 

「さぁ、綺麗にするんだ」

 

「ふぁ、い……ん、うぶ……」

 

 ねっとりと砲身を這う加賀の舌。口腔内に放たれた精液を飲み込んでなお、そこに付着した分を舐め取る。尿道に残った分も忘れずに吸い出し、再度亀頭を一周する。

 研修生たちの目には加賀が自ら男のモノを求めるように見えた。憂いを帯びた眼差しもまるでうっとりとするものであるかのように錯覚していた。

 そうして一滴として残さず白濁液を摂取したところで、ようやく加賀が解放された。引き抜かれる際にぶるんと砲台、その砲身には唾液のみを纏い、照明を反射していた。

 

「上出来だ。お疲れ、加賀」

 

(不味い……こんなの、深海棲艦に撃たれた後の海水の方がまだマシね……)

 

 そのまま洗浄を終えた砲台はスラックスの奥に封じ込まれる。ファスナーを閉じ、提督は改めて研修生たちの方を向いた。その際に、彼の手が再び加賀の肩を捕まえる。

 強引に立たせられたことでバランスを崩しそうになった彼女を、提督がもう片方の手で受け止めた。そしてそのまま彼女に耳打ちする。

 

「今日は彼らとまぐわい給え。私より若く人数も多い。きっと君も満足できるだろう」

 

「人を、淫乱みたいに……!」

 

「違うのかね?」

 

「あッ……!」

 

 加賀を受け止めた手のすぐ傍には乳房があり、提督はその頂点を摘む。気丈に振る舞おうとする彼女だが、乳首を強めに抓れば艷やかな声を引き出せた。彼女の嬌声が提督の劣情を駆り立てる。

 加賀のその発声は反射だったのだろう、思わず漏れた声に慌てて口を噤むが、後の祭りだ。研修生たちはそれを聞いてしまっているのだから。

 

「諸君、私はこれから少し用事があるのでね。入浴時間に差し支えない程度に楽しみなさい。彼女は寛大な先輩だ、胸でも尻でも存分にご鞭撻を賜るように」

 

「あ、アイアイサー……!!」

 

「いい返事だ。では諸君、また明日の研修で会おう」

 

 そう言い残すと、提督は身なりを整えてから部屋を出て行った。その際に彼はちらりと加賀に一瞥する。

 当然、逃げることは許されない。ここまでお膳立てされた研修生たちの前で彼らを拒否しようものならば、提督の顔に泥を塗ることになる。できることならば泥でも重油でもぶち撒けたい加賀だが、現実ではそうはいかない。

 加賀はギュッと口を噤んだ。

 提督の足音が絶えたその時、懇親会とは名ばかりの表情が開始された。

 加賀は研修生たちに囲まれ、その体を弄られる。腕や腹はもちろんのこと、足や尻にまで手が及んだ。欲望に駆られた数多の手が彼女の肢体をひん剥きにかかる。

 

「胸、柔らけぇ……!」「尻、尻……!」「肌、綺麗だなっ」

 

「んっ、ん……っ」

 

 研修生たちは加賀の体をまさぐりながらそれぞれ感嘆の声を漏らす。女性としての魅力に溢れた彼女の体を前に、興奮が抑えられない。先のやり取りでさらに昂った欲望で、歯止めが利かないのだろう。

 やがて一人の研修生の手が背後から乳房を鷲掴むと、他の研修生二人が乳首に食い付く。続けて揉みしだかれる尻に、べたべたと触られる太腿。

 容赦の無い接触に、加賀はただ耐えるしか無い。唇を噛み締め、嬌声を漏らさぬよう堪えるのだ。しかし彼女の抵抗も虚しいものだ、一人の研修生が彼女の秘所に触れた瞬間から崩れてしまう。ショーツ越しに陰裂をなぞる指先に、加賀の体が震えた。

 

「濡れてるね」「感じてんだ……」「提督のあれを舐めた時からかな」「うわー、普段からそうなんかな」

 

 陰裂をなぞる指先に、淫猥な水音が立て始める。羞恥に頬を染めながら彼女は必死に堪えた。しかし彼女の体は正直だ、提督による愚弄を含め、夥しい愛撫を受け続けたそれは今や敏感になってしまった。テクニックも何も無い手つきだが、どうしても反応せざるを得ない。

 吸い付かれる乳首も、握られる臀部も、秘部程ではないものの、彼女の意識を揺るがす一因としては十分なものだ。

 

「音すげぇな」「ぐちゅぐちゅいってら」「加賀さんはこのまま喘いでて下さい」

 

「そこはっ……!」

 

 陰裂を弄っていた研修生がショーツのクロッチをずらす。秘部を覆うものが無くなり、外気に触れた彼女のそこが微かに震えた。秘所は既に濡れそぼっており、物欲しそうにヒクヒクと痙攣している。

 そして無遠慮に突き立てられた指先が彼女の膣内を掻き回す。無遠慮な手つきだ。異物が挿入される感覚に加賀の腰がビクビクと震えた。愛液で摩擦が軽減され、指の動きは円滑だ。

 

「乳首、固く、なってきた……」「乳も尻もでけぇって最高かよ」「加賀さん、気持ちいいですか?」「俺も触りてぇ」

 

(ふざけるのも大概にして……!)

 

 快感など微塵も感じていない。しかしそれを口にすれば研修生たちの反感を買うだろう。この懇親会での提督の目的は加賀を貶めつつ、彼女に仕置きすることだろう。それに加え、研修生たちをけしかければ彼らの欲求も解消できる。人としても、軍人としても汚いやり方だ。

 そうとも知らず、彼らは加賀の体を欲望のままに弄ぶ。拒否したい彼女の心情を慮ることも無いだろう。彼らは提督の指示通り、加賀の肢体を貪るだけだ。

 

「そろそろ挿入れてもいいんじゃね?」

 

「そうだな、時間無ぇし……」

 

 加賀そっちのけで会話する研修生たち。そう、タイムリミットが近いということはそれだけペースも上げざるを得ないのだ。

 女体を多少触る程度で終わるとは加賀も思っていないが、そのタイミングで彼女の脳裏を提督の言葉が過る。

 

『胸でも尻でも存分にご鞭撻を賜るように』

 

 ──壊される。情欲に対する恐怖心が加賀に重く伸し掛かった。色欲の暴徒は待つことを知らない。

 その一人がスラックスのファスナーを下ろす。そこから若々しいイチモツが露わとなる。加賀の姿に昂揚したそれは血管が浮き出る程に膨張している。提督のもの程ではないにせよ立派なものだ。

 

「服汚したらまずくね?」

 

「じゃあ俺らも全部脱ぐか」

 

「加賀さんも脱ぎましょうか」

 

 研修生たちが衣服を脱ぎ始める。彼らも劣情を催しているのだろうが、未だ動揺が蠢いているのか、その動作はどこか焦っているように見える。そのまま彼らは加賀の胸当てや衣服を掴むと、乱暴に剥ぎ取り始めた。

 明らかに、目上の人間に行うことではない。提督の目論見通り、彼らの理性が肉欲に屈したのだと加賀は理解した。

 放られる装備品や衣服。果ては下着も奪われ、彼女の体を隠すものは何も無くなった。

 慌てて恥部を隠そうとする加賀。しかし周囲の男たちがその手を引き剥がし、裸体に鼻の下を伸ばした。

 

「加賀さんの体、すげぇ綺麗……」「スベスベだ」「乳首勃ってんじゃん」「俺もう我慢できねぇ」「提督さまさまだな」

 

(気持ち悪い……!)

 

 彼女の裸体を舐め回すような視線が降り掛かる。下卑たものだ、提督の手回しがあるとはいえ、無抵抗の女一人に群がるなど、正気の沙汰ではない。

 しかし彼らは全員、加賀と提督の戯れをしっかりと見ているのだ。その提督が承認している以上、彼らの中では合意ということになっているのだろう。

 冗談ではない。拒みたい加賀だったが、研修生たちの性急な動きには対応できなかった。

 気付けば彼女の股下に一人が潜り込み、亀頭で女陰を捉えていた。両の脇腹も掴まれているため、それから逃げることは決して叶わない。

 

「挿入れますね……!」

 

「待っ、て……!! いやっ、あああっ!!」

 

 生殺しを嫌がるのは当然のことだ。加賀の制止も虚しく、下の研修生が彼女の体を引き落とし、怒張を捩じ込んだ。絶え間無い責めでトロトロになっていた彼女の膣内は、それを容易く受け入れてしまう。

 加賀の蜜壺に男根が挿入された瞬間から研修生たちは獣と化した。打ち上げられる度に揺れる乳房を、背後の男が鷲掴みし、揉みしだく。

 そして膣内を抉る男根は容赦無く子宮口を小突いた。その激しさに加賀の体が跳ね上がるが、それを周囲の研修生たちが抑え込み、彼女の体を蹂躙する。

 

「はい、って……いやぁ……う、ごかな……!」

 

「加賀さんの膣内、締め付けがやべぇ……!」

 

「おい、抜け駆けはずるいぞ」

 

 イチモツが膣内を抉る度に彼女の愛液が飛び散る。重力と推進力に従ったそれは研修生のそれを伝って下り、その根本を濡らす。拒みたい彼女の一心を否定するかのように、膣壁が若き砲身に圧力を掛けた。

 当然、出遅れた者たちも黙ってはいない。ある者たちは加賀の手にイチモツを握らせ、ある者は彼女の口にイチモツを捩じ込んだ。グロテスクなものを扱かされ、加賀の全身に熱が籠る。

 

「加賀さん、もっと吸って……!」「こっちも頼むよ」「手も柔らけぇ」

 

「んぐ、ぅ……んぶっ!」

 

 息苦しい。加賀を暴徒の手が侵略する。口と膣内を蹂躙される感覚も、乳房や尻をまさぐられる感覚も、不愉快なのに体の熱は高まるばかりだ。

 それが膣壁にも作用しているらしく、彼女が今そこに咥え込んでいるイチモツをさらにギュウギュウと締め付けた。本人にとってはともかく、挿入している彼は大喜びだ。

 

「咥えたら膣内もっと締まったわ」「うわ、マジかよ」「まるでビッチだな」「今夜だけとかもったいねぇわ」

 

 好き勝手に呟く研修生の言葉が加賀に突き刺さる。彼女とて、好きで斯様なことをしている訳ではない。この状況は、たった一つの失態を紋所にして提督が脅したことによるものだ。

 それでも加賀が情欲を剥き出しにされている状態であることに変わりは無い。彼女は無意識の内に亀頭を舐め回し、吸い上げている始末だ。射精を促しているその行動が自らの首を絞めているという自覚が無かった。

 故に、これから来る苦痛を拒むこともできない。片方の乳房が手放されたかと思えば、背後の男が男根の矛先を定め始めた。あてがわれたのは現状唯一使われていない穴、菊座である。

 貪欲な選択に、加賀の体が震えた。

 

「アナルにも挿入れていいとか最高だな」「加賀さん、こっちも忘れないでくれよ」「くっそ搾り取られる」

 

(そんな……やめ……!)

 

 拒絶の声は喉奥に押し込まれる。研修生たちは加賀の体を貪る。そうこうしている間にも、肉棒が菊座への侵入を試みている。幾ら艦娘といえど下の口までもが強靭ではない。菊座もまた同様で、残酷なことに、捩じ込まれる男根を括約筋が止められるという道理は無かった。

 次の瞬間、後ろの穴もまた肉欲によって貫かれた。

 

「お゛っ……!!」

 

 肉棒が菊座を穿ち、直腸を押し拡げる。その圧迫感に加賀の喉から潰れた悲鳴が絞り出された。膣と肛虐、二つの穴から込み上げる刺激に彼女の体が打ち震える。苦痛と快楽が同時に襲い掛かり、加賀の脳が一気に揺さぶられた。

 しかし研修生たちの欲望は留まることを知らない。後ろの男が菊座を犯し始めると、他の研修生たちもまた衝動に釣られてしまった。

 自分の番を控えた者たちは剥ぎ取られた加賀の衣服に手を伸ばし、それを手繰り寄せながら自慰を始めた。彼らのイチモツは加賀の痴態に煽られ、既に限界まで張り詰めている。射精しないギリギリを攻めながら待ち焦がれる者もいれば、彼女のブラやショーツで自らの亀頭に当てて刺激する者もいた。

 

「んぶっ! お゛っ……んんん!」

 

「そろそろ、射精そうだ……!」「加賀さん、受け止めて下さいっ」「一滴も残さないでくれよ」

 

 高まる肉体に呼応して抽送のペースが上がる。いつまでも繋がっていたい心地だった。加賀の粘膜が男根を包み込むそれは研修生たちの嗜虐心をもそそらせ、その欲望を加速させる。

 名残惜しいが、いつまでも続く訳ではない。限界が押し寄せ、彼らは加賀を以て最高潮へと至る。奥へ奥へと捩じ込まれる男根と、加賀の手に握られたものが痙攣し始める。

 射精されることを確信した加賀だが、その勢いを止める術は無い。

 

「加賀さん、射精すぞ……!」「こっちもだ!」「飲めっ」

 

「射精ひちゃ……おごっ、〜〜〜〜!!」

 

 前後から同時に聞こえる声。次の瞬間、菊座と膣内、口腔内に欲望の粘液が注がれた。体内を蹂躙する熱の奔流は加賀の意識を焼き切らんばかりの勢いだ。

 加賀の体が痙攣し、膣内と菊座が締まる。まるで自ら精液を搾り取ろうとしているかのような動きだ。一滴足りとも逃すまいと、彼女の粘膜に吸い取られる。

 それらと同様に、加賀が手で扱いていたものも白濁液を放出した。手の中で弾けた欲望は熱を保持したまま加賀の皮膚に降り掛かる。

 

「あ゛っ……はぁ……」

 

 男根が引き抜かれ、加賀の体が崩れ落ちる。膣内射精と肛虐によって蹂躙された彼女は息も絶え絶えだ。

 加賀が果てたばかりであろうと、彼らには関係無い。彼女の痴態に研修生たちの興奮は治まらず、その肢体を以て鎮める以外の方法は無い。射精した者たちを押し退け、待ち焦がれていた者たちが加賀に各々のイチモツをあてがう。

 

「も、もうやめ……ぁ゙あっ、やぁっ……んむっ、んんっ……!」

 

「今さら我慢できねぇよ!」「孕ませてやらぁっ……!」「くそっ、清純ですって顔しやがって……!」「汚れた姿もエロい」

 

 加賀の三つの穴は再び男根を捩じ込まれ、激しい抽送を打ち込まれる。精を注がれたことも手伝って摩擦は弱い。しかし粘膜による圧は変わらず、男根をきつく締め付けた。

 くぐもった喘ぎ声が加賀の口から漏れる。もう何度目だろうか、彼女は研修生たちの雄々しき肉欲をその一心に受け止めている。

 

(もう、やめて……休ませて……!)

 

「立てなくなるまでやってやる!」「腰止まんねぇよ……!」「このでか乳で一発ヤりてぇわ」

 

 何と醜悪な欲望だろうか。しかし加賀はそれに抵抗できない。膣内射精された精液が逆流し、彼女の尻穴から溢れ出る。それでもなお研修生たちは彼女に欲望を打ち込み続けた。

 下から突き上げる研修生は片方の乳房を揉みしだくと共に、もう片方を強く吸い上げる。背後の者は加賀の腹部に浮かび上がった男根を抑え付け、その感触を刻み付けた。

 

「ぁ゙っ、もういやっ……うっ、んんっ! ぉぐっ……!」

 

「加賀さんの乳首ずっと固い」「こうすると嫌でも形がわかるでしょ」「もっとカリを舐めて下さいよー」

 

 三つの穴への蹂躙。何度も繰り返された結果、もはや彼女の体から苦楽の区別が失われた。即ち、加賀はこの場を以て注ぎ込まれる子種を受け入れるだけの雌となったのである。

 握らされた男根も、注がれた精液も、数えられていない。記憶もあやふやだ。覚えているのは精液と男根の味、そして時間を忘れる程に己の体が貪られたことのみ。気付けば彼女はこの生臭い空間に一人取り残された。

 

◇◇◇

 

 提督が用事を終えてその部屋に戻ったのは、研修生たちが立ち去った後だった。

 部屋の中央で仰向けになる加賀。虚ろな表情ながら赤く染まり、呼吸が荒い。その体は白濁液にまみれ、陵辱を象るように多々腫れている箇所が多かった。穴という穴から精液が漏れ出ているさまは、まるで鴉にたかられたゴミ捨て場のようだ。

 しかし提督には、彼女を悪しように思うつもりは無い。淫靡な加賀を見下ろしながら彼は一人ほくそ笑む。

 

「今回の研修生は掃除という常識を持っていないようだ。それはそうと、君は随分と可愛がってもらったようでよかったよ」

 

「うっ……こほっ……」

 

 喉に流し込まれた精液で噎せた結果、返事できずにいる加賀。視線こそ提督に向けられているものの、そこに力は感じられない。涙と精液でぐしゃぐしゃに濡れ、何度も抽送された影響か、彼女の口は無力に開かれている。

 提督は加賀の前で膝を着き、余韻に震えた彼女を見下ろす。懐に手を忍ばせたかと思えば、そこには掌サイズの菫色の箱が握られていた。

 

「君が私の隣に来るというのなら多少の要望を聞き入れるのも吝かではない」

 

 彼がそれを開くと、中には指輪が収められている。シルバーリングにマラカイトを嵌め込んだものだ。彼のその行動は不可解極まりない。一体何を考えているのか、普段の加賀であろうと理解し難いだろう。

 何と下品なプロポーズか。幾度も、何人もの男たちに犯された彼女へ向けられた行為としては歪過ぎる。

 

「なに、君が戦える間は、赤城と共にここに居続けられるよう私が手配し──」

 

 そこから先は紡がれない。水底のような眼差しの加賀が指輪に向けて唾を吐き、付着させたのである。精液混じりの唾液は若干白く、緑と銀を醜く汚す。

 加賀の行為に提督は思わず言葉を止めてしまった。それに対して加賀は笑うでもなく怒るでもなく、ただ淡々と目の前の憎たらしい男を見つめる。弱々しく、指一本動かす気力さえ無い女が為した、下品ながら痛烈な反抗である。

 快楽の余韻と疲労感で震える加賀。その目に込められた感情は軽蔑。赤い血と共に潰れた蚊を見るような、アンタッチャブルなものを見る時の目である。

 

「申し訳、ありません、提督……私としたことが、感激のあまり、胸の内に秘すべき思いを吐き出してしまいました……」

 

「……構わないさ。私たちの仲だろう」

 

 提督は汚れごとケースを閉じると、そのまま懐にしまう。空いた両腕で倒れた加賀を抱えるそのシルエットは式場でのお披露目にも近い。

 しかし所詮は色情狂のすることだ、そこには風情もへったくれも無い。現に、彼のスラックスには既に三角錐状の帳が形成されており、加賀の姿に滾ったか、ピクピクと震えているのだから。

 提督は腕の中で息遣いする彼女にそっと囁く。

 

「さぁ、汚れた体を綺麗にしなければね……」




研修生たちが汚した部屋は提督が頑張って掃除しました。
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