続かないかもしれない
どうか期待はなさらずに
今回は大分雑ですので
触手:ゲームに取り込まれてスライムに襲われるきりたん
東北家は三女・きりたんの要望でとあるゲーム会社のイベントに来ていた。人気シリーズのグッズや今後に期待できる新作の体験版の他、ゲームに登場する料理のメニューを揃えたレストランなど、見所は目白押しだ。
しかしきりたんの目的は今回のイベントにおける目玉プログラム、VRを用いたRPGの体験会である。まだまだ脳科学が進歩する現代、逆に言えば発展の最中にあるこの時代ではVRゴーグルが関の山だ。
このプログラムではフルダイブという新技術──意識や感覚を完全にゲームの中に移入させるという研究の成果を先行体験できるというものだ。
とはいえその主軸はあくまでもフルダイブの先行体験であるため、ゲームの内容そのものはクオリティが低く、取り扱うのも、五分とかからないチュートリアルだ。
無論、ゲームの新技術とあっては居ても立ってもいられないきりたん。このイベントに行きたくなったがために、姉二人に懇願して何とか漕ぎ着けたのだ。流石に小学生一人を大きなイベントに行かせる訳にもいかず、二人の同行という条件の下、お許しが出たという訳だ。
(早く始まらないかな……!)
今は抽選を終え、きりたんを含めた最初の五人がステージで座している。その中にはきりたんの姿もあった。楽しみ過ぎて口元が綻んでおり、うずうずと武者震いしている。彼らを含め、大勢の観客が犇めき、ゲーム開始を今か今かと待機しているところだ。
しかし、彼らは知らない。これから、勇者が魔王を倒すという手垢まみれのストーリーに自らが取り込まれることになろうとは。
◇◇◇
きりたんが目を開くと、そこはイベント会場ではなかった。遠くまで続く草原と緩やかな丘、青々と広がる空が彼女を迎えた。振り返れば赤い屋根の簡素な一軒家が佇んでいる。恐らく主人公の家だろう。
ゲーム開始の高揚感にきりたんは自身のステータスを見る。
装備は革製の防具に鉄の胸当てと、シンプルな黒いスカートだ。背中には重さを感じないサバイバル用のリュックサックとシンプルな長剣を背負っている。一応盾もあるが、木製の基盤に薄い鉄板を打ち付けた程度の簡素なものだ。
黒髪のポニーテールと、包丁の髪飾りは何故か健在だ。キャラクターメイキングに割く容量は無かったのだろうか。
よくも悪くも、新技術の体験版という訳か。仕様はともかく、装備については最低限で十分だろう。きりたんは慣れた体付きを確認しつつ、動作も見る。
「ここは……あっ」
『冒険の準備は既に完了している。外に出よう』
ふと空を見上げれば、最初の目標と思しき、あまりにもシンプル過ぎたテロップが表示された。新技術の実験に過ぎないとはいえ、もう少し手心を加えようという意気込みは無かったのだろうか。
予想以上の安直さ、否、もはや手抜きとすら思えてしまうクオリティに、きりたんは思わずクスッと笑ってしまう。
とはいえ時間もそう長くはない。早く旅に出てモンスター共を斬り伏せていって、何処まで行けるだろうか。
──それはそれとして。
(家の裏に隠しアイテムは、っと……)
最初に探索するのは、ゲームの開始地点の周辺である。
◇◇◇
ゲームの映像がモニターに映し出されないのは敢えてのことだった。他人の体験に触発されるよりも、自らの好奇心に従ってプレイして欲しいという運営の考えである。
時間も五分から十分。椅子に座るにせよ立つにせよ、手前の者にとってはそう長くはならない。後になる者は他の会場を見たり食事したりして席を外してしまうかもしれないが、その時はアナウンスで呼び出す手筈となっている。
この一大イベントはゲームにおける新たな時代の一歩となるのだ。その大小を問わず、新しい領域に進むために。そしてこれからの進歩のために。
──そのはずだった。
「大変です! 機械が、こちらの操作を受け付けません!」
その言葉が火種になった。司会者は慌てて振り返ると、スタッフがしどろもどろにパソコンの操作を試みていた。
血の気がさーっと引いた。まるで砂時計の砂が落ちるかのように、生気が無くなっていくのを感じた。
司会者が慌てて最後の端末に向かい、IDとパスワードでログインには成功した。しかし問題はその先だ。ログインはできたものの、マウスカーソルもタスクマネージャーも反応を示さなかった。
即ち、端末からの操作が受け付けられないのだ。
「おいおいおい、どうなっている……!?」
「世界観やモンスターの仕様が勝手に……これは……」
希望から一転、システムの異常を聞いた観客たちの表情は一気に青褪める。
不測の事態故に対応に躍起になるスタッフ。観客たちからすればその後ろ姿だけでも不安感を募らせるものだ。そして当然、東北家もまた精神を揺るがされてしまう。
「きりた、あっ……」
「イタコ姉様!」
この現実は、イタコにとっては受け入れ難い程に残酷だった。彼女は額に手首の甲を当てながら、ふらぁっとその場で崩れてしまう。
それを何とか受け止めるずん子。完全に脱力した姉を両腕で支えた拍子に彼女自身も倒れそうになる。床への激突こそ免れたものの、東北家の長姉は完全に意識を手放していた。
◇◇◇
チュートリアルだけあって、きりたんの冒険は順調だった。序盤のモンスターをバッタバッタと薙ぎ倒し、逃げられても初級魔法でトドメを刺す。攻められても回避や防御は容易い。お陰でレベルは七になっていた。
そういったテンポで所持金もモンスターの素材も効率よく集まっていた。とはいえ今回はあくまで先行体験だ。特典もセーブもできない。
(そろそろ街に進もうかな)
そう思ったきりたんだが、ふと気づく。今どれ程の時間が経過したのだろうか。話では長くて十分で終わるというから、恐らく戦闘の基本から雑魚の中では強いモンスターを倒す、といったものだと彼女は思っていた。
新時代を目指したVRシステムだけあって喋らずとも欲しい基本情報は手に入る。時計が見たいと考えるだけで目の前に表示される──
アラビア数字で表示される十四時三十九分。彼女の体感時間でもそろそろ十分経過した頃だと判断したところだ。
(引き継げる訳じゃないし、こんなものかな……)
単純なゲームとはいえ、なかなか無い体験だった。きりたんは剣を鞘に収め、ログアウトの時を待った。
そして一分の時が進んだ瞬間、異変が起きた。その瞬間、剣と魔法のファンタジー世界には不似合いな、けたたましい警報と赤い光が発生したのだ。
鼓膜をつんざくような騒音が走る。そのボリュームに、きりたんは思わず耳を塞ぎ、その場にしゃがみ込んだ。
「警告、警告。ストーリー、モンスターの仕様を変更いたシマス」
「……?!」
聞き慣れない言葉に耳を疑う。チュートリアルだけだったはずだ。それが何故急にアップデートを行うかのような通達を──否、この音声は最初に「警告」と言っていたではないか。空中にはテロップまで表示されている。
突然起きた異変にその表情が強張る。きりたんは動揺しながらも喧しいそれに耳を傾けた。
「変更に伴イ、ねン齢制限もヘン更イタシまス。たダ今よリ、本作の年レイ制ゲんはCERO-Zとナリます。変コ宇はい常で巣」
「何か……おかしい……」
直後、警告音とテロップが消え、一気に静まり返った。嫌に静か過ぎた。まるでそれは物音が立たない、というよりも、世界から生物が消えたかのような奇妙さがあった。
きりたんが恐る恐る顔を上げると、目の前には一匹のモンスターが立ち塞がっていた。
『マッド・リキッド Lv.5』
スライム系列のモンスターだと思われるが、それにしては様子がおかしい。
先程戦闘したモンスターの中にもスライムはいた。しかしその時のものはプリンのように揺れ、半個体のような一定の硬度を持っていた。円らな瞳も、緩そうな口も、愛嬌だってあった。
しかし目の前にいるその個体は違う。まるで洗剤を混ぜた流水のような粘着性と泡立ちに、生き物としての粘着性を持っている。目はおろか、コアや脳にあたる部位も見られない。
それは──マッド・リキッドはネチャネチャと音を立てながら、ゆっくりときりたんに近付いた。
「あ……」
先程までのチュートリアルとは違う。きりたんの勘が目覚まし時計よりもけたたましく警告する。不幸にもその心情が四肢にも表れ、きりたんの手足はガクガクと震えていた。彼女は恐怖に声を漏らし、思わず後退ってしまう。困惑、狼狽、その視線も弱々しく泳いでいた。
しかしマッド・リキッドは容赦なくきりたんに襲い掛かった。液体とは思えない跳躍力を見せ、怯んでいた彼女に飛び掛かる。
「……っ、来るなぁ!」
きりたんは慌てて剣を抜き、不器用ながらも一閃した。剣が重いのは、仕様変更によるものか、恐怖故か、今の彼女にはわからない。めちゃくちゃに振るわれた刃は粘液を切り裂き、その勢力で地に伏せた。
しかし次の瞬間、バラバラになった破片が一点に集まって行く。再生にしては、HPの減少も無い。その光景にきりたんはより恐怖に顔を引き攣らせた。
「何……? 何っ……?」
元の姿に戻ったマッド・リキッドは再びきりたんに飛び掛かった。
きりたんは慌てて剣で防御する。しかし液体は刃で切れるものではないのだ。液体は見た目上でこそ刃に分断されるも、そのままきりたんの胴体と下腹部にベチャッと貼り付いた。
「ひっ……」
その質量と勢いに彼女は尻餅をつく。地面との激突で臀部に痛みが走るが、怯んでいる暇は無い。最初に戦ったスライムは雑に剣で斬るだけで倒せたのに、目の前のそれは少し怯むだけで、まるで効いていない。それに、こういったものは何かしらの搦め手を使ってくる。
貼り付いたマッド・リキッドがドロドロと蠢く。気色の悪い塊が防具越しに振動を──否、無機物である防具にどんどん沈んでいく。冷たく湿った感触が皮膚を舐めたのはそこからすぐのことだった。生きた流動体は胸当てと革製の防具に染み込みながら、あっさりときりたんの皮膚に到達したのだ。
「やっ、やだ……離れて、よぉ……!」
奇妙な液体を引き剥がそうと、きりたんは取り乱しながら防具を脱ぎ捨てる。胸当ても防具も外してブラとショーツのみとなるが、今は羞恥心を気にしている場合ではない。マッド・リキッドは最後の防壁すら通過して彼女の皮膚に引っ付いているのだ。
彼女は形振り構わず付着するマッド・リキッドを手で払おうとした。しかし剣の時のような手応えが嘘のように硬い。まるで薄い岩が粘着液でくっ付いているかのようだ。その粘着力は、少女は元より、勇者の腕力でも剥がせない。
マッド・リキッドはそのまま下着の内側で彼女の肌と薄い胸をねぶる。きりたんが触れている表面は固いが、内部で密着した肌に対してのみ水のように纏わり付いている。
「ひゃんっ! あ……やだっ!」
冷たい感触に、思わず変な声が出てしまうきりたん。
しかしモンスターは容赦などしない。粘液が発展途上の僅かな乳房を包み、揉み、そして乳首を締め付ける。液体が圧迫と愛撫を繰り返すというその奇妙な感覚に、きりたんの中で恐怖心が迫り上がる。
きりたんは涙目で喘ぎながらスライムを引き剥がそうとするが、ぴったりとくっついて離れず、全く剥がれない。
「やだっ……! いやぁっ……!」
恐怖と嫌悪感にきりたんは弱々しく叫ぶ。しかしあまりにも呆気なく、彼女の体はマッド・リキッドに飲み込まれてしまった。
胸も腹も爪先までも冷たく粘っこい蠢くものに包まれる。遂には四肢も絡め取られてしまい、絶体絶命という他なかった。
ネバネバとした流動体はショーツを貫通して彼女の秘部に乗り込み、包み込みながらそこをねぶった。液体に包まれながら、明らかに硬度の違うものに舐められる感覚は現実世界では恐らく体験できない。まるで大きな口に放られ、唾液の中でもみくちゃにされているかのようだ。
「んぁっ……や、やめて……!」
想定していなかった事態だ。現実と幻想の狭間で恐怖心と忌避感が溢れる。熱を帯び始める自らの体にも驚きを隠せない。
きりたんは涙目で訴えるが、モンスターには通じない。粘液は秘部を摩擦し、ジュルジュルと流動する。
感じたことの無い感覚だった。固い液体がそこを往復する度に熱は徐々に上昇していき、呼吸も鼓動もペースを上げる。それに伴って灯る頬の赤。策を練ろうにも、不可解な興奮と混乱で思考が纏まらない。頭に消しゴムをかけられたかのように思考回路が白くなっていく。
「あっ、やぁっ……! あぅっ……!」
マッド・リキッドはきりたんの体を蹂躙し、彼女の恥部をさらに揺さぶった。液体でありながら自ら圧力を変え、刺激を強くした。
敏感なところをねぶられ、圧迫され、きりたんは無力に喘いだ。秘部に舌を這われているような感覚を味わいながら、指一本動かせない。明言し難い感覚と無力感にきりたんは涙を流した。
(こんなの……死ぬっ……)
粘着性のある愛撫を感じるきりたん。やがて彼女の秘部から愛液が分泌され、粘液の化け物はそれを無いはずの口で啜り始めた。吸収しているのだろうか、湧き出る秘密の湧き水を、ジュルジュルと音を立てて吸い上げていった。
粘液の感触に吸引力が加えられる。ただでさえ不気味な感触に覆われているのに、それがさらに女の部分を突いてくる。夥しく気持ちの悪い刺激にきりたんは背中を仰け反らせた。
「あっ! それっ、だめっ……あぐっ……!」
口答えする彼女を黙らせるためか、マッド・リキッドは乳首とクリトリスへの圧力を強めた。
きりたんは歯を食いしばって耐えるが、その容赦ない愛撫に腰が跳ねてしまう。
きりたんは涙を流しながら藻掻こうとするが、流動体のはずの化け物は彼女を固く拘束する。まるでコンクリートに包まれているかのようだ。
マッド・リキッドはさらに圧力を強めた上で愛撫する。まるでバイブのように恥部を刺激され、絶え絶えだった彼女の声は声量を上げて一時的に跳ね上がった。
「あぅっ! あっ、やっ……ああっ!」
そのまま彼女は絶頂を迎えた。幼き秘部から惜しげも無く愛液が噴き出してしまう。それを、マッド・リキッドは滴った音を立てながらそれを飲み干した。
──頭が真っ白になる。脳を焦がすようなその感覚は戦法も嫌悪感も一緒くたに頭の中を掻き乱し、涙と熱、混乱を置いていく。
絶頂した余韻にきりたんはぐったりと項垂れた。早く脱しなければ、ときりたんの中に焦燥感が募る。今はまだ乙女の領域に踏み込まれかけている程度だが、命への干渉も遠くないのだ。
そして今マッド・リキッドも行動に移そうとしていたところだ。きりたんの秘裂をねぶっていた粘液が左右のそれを捉えて開く。この感覚もまたきりたんの痙攣を齎したが、問題はその先だ。
(そんな、ところ……!)
流動体の中に、明らかに硬質化している箇所があった。純粋な液体であるにも拘らず、ある一点のみが、目に見えて判別できる程の高密度かつ棒状になっていた。その先端が丸みを帯びており、秘密の入り口をノックしている。
万全時にも勝てなかった相手が、疲労時に負けるはずも無く、きりたんは指を咥えることすらできない。粘液の欲棒は容赦無く、乙女を汚しにかかる。
「だめ、そこは……」
そこは彼女が失うには早過ぎるものだ。しかしマッド・リキッドは憚られることも無く粘液の亀頭を押し込む。
徐々に押し上げられる大陰唇。メリメリと生々しい音と共に、きりたんの体に痛みが生じ始める。
彼女の純潔は恐ろしい程に呆気なく散らされた。破裂音に連なる形で血が流れ、結合部を赤く染める。処女膜を破られた痛みと喪失感にきりたんは泣き叫んだ。
「いやっ、あっ! ああぁっ……!」
しかしマッド・リキッドの愛撫がそれを中断する。痛みを和らげることなど全く無いが、恥部への刺激がきりたんの口を抑えた。
ゾワゾワとした怖気が彼女の背筋をなぞる。マッド・リキッドは膣内を掻き乱した。処女膜の喪失によって生じた僅かな隙間に、強引に塊を捩じ込む。
きりたんにはそれを拒む力すら無い。指の一本すら脱することも無く、ただされるがままだ。
「ひぅっ!」
幼いにそれはあまりに酷なものだった。身に余る質量と衝撃にきりたんは目を見開きながら喘ぐ。
彼女は花も恥らう乙女だ。それも現実世界の肉体ではないとはいえ、その感覚は当然初体験である。痛みこそ無いが、膣を抉る異物感は決して拭い切れないものだ。
しかしマッド・リキッドは構わずピストン運動を始めた。きりたんの膣内を、未開発なその小さな体を蹂躙するのだ。
「あっ! あぐっ、やっ……やめ、くぅ……!」
まるで杭打ちだ。可愛らしい膣の圧迫を享受しながらも、モンスターはゴリゴリと突き進む。
きりたんは呼吸のタイミングすら掴めず、ただ喘ぐばかりだった。目の焦点を合わせられず、その表情は涙と熱で蕩けていた。口も開きっぱなしで唾液の梯子までできている。
「ぐっ……やぁっ……! うぁ、あっ!」
口こそ拒否しているものの、下の口はただただ沈黙している。乱暴にされているはずなのに、大陰唇は接吻するかのように粘液を擦り付けられ、内部は襞と粘液、愛液でぐちゃぐちゃである。
マッド・リキッドは止まらない。激しいピストン運動をそのままに、流動体の歯を以てきりたんの乳首に食らい付いた。
「ひゃうっ……!」
粘っこい歯はきりたんの敏感な部分を傷付けず、しかし液体とは思えない力で圧迫する。刺激を受けた薄紅はモンスターの咀嚼に固くなるものの、敏感であることに変わりは無い。
蹂躙される少女の性感帯。膣と乳首への責め苦に、少女はどうすることもできないまま喘ぐばかりだ。
「あっ、やっ……やぁっ、あぅっ……!」
マッド・リキッドはきりたんの膣内を蹂躙しながらその質量を増していく。彼女の小さな膣に収まるようなサイズではないはずだが、漏れ出る愛液を取り込みながらピストンを続けるのだ。
そして遂に棒状の粘液は子宮口へと到達する。きつく締め付ける肉の帳を突き抜けてなお、マッド・リキッドは粘っこい亀頭をきりたんの最奥に叩き付ける。
執拗なまでの猛攻に涙が溢れ、きりたんはスライムの中で体を仰け反らせる。硬い流動体と子宮口とのディープキス。きりたんは未体験ながらも、それが何を意味するのかを理解していた。
きりたんの理性を置き去りにする勢いでマッド・リキッドはピストン運動を早める。膣道を何度も穿つ流動体に、少女の声は艶を帯びていった。
「ひぁっ! ああっ……! それは……だめっ、だって……!」
子宮口への衝撃にきりたんは思わず腰を浮かせてしまうが、マッド・リキッドはそれを許さない。彼女の体を浸らせたまま、力強く抑え付ける。少しでも獲物を離すまいとする粘度で身動ぎすら封じられてしまう。
理不尽な抱擁と同時に、マッド・リキッドは棒状の粘液できりたんの膣内を抉るようにして突き入れていく。肉襞の感触と膣圧を味わうと共に最奥を頻りにノックする。
幼気な身に釣り合わない快楽に、きりたんはただ悶える。ゲーム内でのみ発生している光景のみのはずなのに、少女の体は確実に快楽というものに適応しつつあった。彼女は不本意ながら、下腹部の熱が徐々に高まっていく感覚を感じ取っていたのである。
衝撃による快楽。乱暴ながら情欲を掘り起こされた末に、きりたんはまた絶頂に達した。そして襲撃の汚泥もまたそこを目指して突き動かされる。
「あっ、ぅっ……あっ、あ……っ!」
もう何度目の絶頂を迎えただろうか。きりたんはぼんやりとする意識の中で策を練ろうとするが、何も考え付かない。唯一わかるのは、自分の体に限界が近いことのみ。
マッド・リキッドはきりたんの膣内を貪り、彼女の愛液を啜りながらその体積を増していく。肥大化する透明な繭の中、包まれていないのはもはや首から上のみである。
「あっ……やぁっ……! もうっ、無理……!」
視界が点滅する最中、自らの膣内できりたんは振動を感じた。それはほかならないスライムの痙攣だ。きりたんの膣壁に包まれた陰茎もまた限界を迎えようとしているのだ。それを促進させるようにマッド・リキッドは乳首への圧力を強めた。
きりたんは涙で濡れた目を見開く。モンスターの射精が近いのだ。スライムに種付けされるという未知の感覚と恐怖が彼女の中で混ざり合い、思考回路を狂わせた。喘ぎ声からは躊躇いが欠落し、拒絶で純化されていく。
膣内での振動と乳首への責め苦。淫らな二重奏にきりたんは絶頂し、体を痙攣させる。
追い込むように速まる抽送。ペースを上げ、短くなったスパンにきりたんの声も震え出す。激しい抽送は何度もデータ上の子宮を刺激し、うら若き熱を高めさせた。
「ああっ、やぁっ……ああ……!」
快感の頂点は既に目の前だ。マッド・リキッドは陰茎の内部に己の遺伝子を詰め込み、液状にして溜め込む。白く、より粘り強く、それを放出するその時まで体内で練り上げる。
そして遂にその瞬間は訪れた。一際強い衝撃がきりたんの最奥に叩き込まれ、半透明の鈴口から大量の白濁液が放出された。
子壺を侵略する脈動で、きりたんは快楽の頂点に押し上げられる。雌としての衝動のままに声を上げ、苦楽の狭間で涙する。
「あ……ああああああっ!!」
質量と粘度を伴った、どぷっどぷっという音。子宮口へ直接流し込まれる白濁液は本体とは裏腹に熱を帯び、幼気な内部を焦がさんとした。
襲い来る快楽。きりたんは粘液に包まれながら絶頂した。その身を仰け反らせると同時に、膣圧で収まり切らなかった分を零す。
子宮を満たされていく感覚にきりたんは体を仰け反らせる。モンスターの射精と同時に絶頂に達し、その快楽に思考を溶かされた。スライムの中で体を震わせながら、少女は無力に喘いだ。
膣内で暴れ回るマッド・リキッドは射精の勢いを保ったまま、その身をきりたんの体を圧迫する。溜め込んだ欲望を射精し切ってようやく、きりたんの膣内から陰茎を抜いた。
「あっ……はぁっ……!」
引き抜かれたモノは元の液体に帰化し、先程までの硬度が嘘のように溶け込む。
絶頂の余韻に震える少女。その呼吸は荒く、粘液の中で荒く胸が起伏した。
焼け付く快感、ひりつく股間。押し付けられた絶頂は彼女の神経を乱し、意識も感覚も混濁させる。スライムという、人間では到底再現できない陵辱は記憶にべっとりとこびり付くものだろう。
しかし、それはまだ終わっていない。再び大陰唇を捉える硬い感触。きりたんは再来せし亀頭に震え上がった。
「嫌っ……! もうやめ──あああっ!」
拒絶の言葉は空振った。マッド・リキッドは容赦無くきりたんの膣内に侵入する。先程の精液と愛液が抽送で混ざり合い、粘っこい音を響かせた。
その感触に少女は涙ながらに悶えるが、モンスターにとっては欲望を注ぐ壺でしかない。幾ら泣き喚こうが、ケダモノにとっては関係の無いことである。
「あっ……やぁっ……!」
しかし今度の陵辱は先程よりも強欲で、より残酷なものだ。包まれるばかりで一切触れられなかった菊座にもそれがあてがわれたのである。
膣内の初体験を済ませたその日の内に、さらなる責め苦を為そうというのだ。きりたんは喘ぎながら、恐怖に表情を引き攣らせる。マッド・リキッドは粘液を菊座に塗りたくり、液体製の張型を形成する。どんどん硬質化していく感触にきりたんは体を強張らせ、目を瞑った。
「ひぅっ……!」
そして二本目の陰茎がきりたんの肛門を穿った。膣内と肛内を同時に責められる感覚がきりたんの視界にノイズをばら撒き、意識を掻き乱す。
マッド・リキッドが彼女の体を揺さぶる度に、粘液がぐちゅぐちゅと音を立てる。その淫猥な音が、苦痛混じりの快楽が、きりたんの理性をも溶かそうとしていた。
マッド・リキッドはただ欲望のままに少女を責め立てる。膣壁と腸壁を乱雑に擦り、きりたんの性感帯を暴力的なまでに刺激する。
その責め苦は彼女が何度絶頂しようと終わらない。快楽に悶える彼女を嘲笑うかのように、マッド・リキッドは剛直を振るう。
「あぁっ! ああぅ、あっ……ああっ!」
終わらない陵辱。二穴を犯されながらも、きりたんはスライムの中で喘ぎながら悶えた。全身を隈無く絶え間なく責め続けられることで、苦痛と快楽の境界線が崩されていく。
もう何度目だろうか。マッド・リキッドの愛撫と抽送が少女に疎ましき絶頂を強いる。責められるばかりのきりたんは粘液の中で体を痙攣させ、膣内と腸内への蹂躙に頬を濡らす。
それに対してマッド・リキッドは愚直にも、絶頂による締め付けを味わう。齧るような乳頭への圧迫も、舐めるような皮膚への流動も欠かさず、ただ快楽を貪る。
「あっ、あぁっ……!」
きりたんはまた絶頂に押し上げられた。膣内と腸内が痙攣し、マッド・リキッドの陰茎を刺激する。しかしスライムはその脈動に構わずピストン運動を続けるのだ。何度絶頂を迎えようが、自らの情欲が満たされるまできりたんを陵辱する。
マッド・リキッドは肉欲のままに少女の体を貪り、彼女の理性も精神も蹂躙した。そして遂に限界を迎えたのか、スライムが痙攣を始める。再び来るであろう粘液の感予感、きりたんは泣き叫ぶ。
「ああっ、うぐっ……もう、止めてぇっ……!」
拒絶の言葉。しかしマッド・リキッドは止まらない。きりたんの体内でその身を脈打たせるだけだ。
冷たい体に肉欲を煮え滾らせながら、スライムは女の穴を穿ち続ける。
そして再び、マッド・リキッドは射精した。脈動できりたんの体内を揺らしなぎら二つの穴に白濁液を放出する。
再び行われた射精に、きりたんはまたも絶頂した。スライムの中で体を痙攣させ、きりたんはその幼き心身に快楽を刻み込まれたのである。
「あっ……ううっ……ぁ゙ああああ!!」
絶頂し、膣内と菊座を痙攣させる少女。二つの穴を満たそうとする熱い衝動。白く強欲なそれは、少女の体を内側から焼き尽くさんとばかりに暴れ回った。
マッド・リキッドはその欲望のままに白濁液を流し込み続ける。子宮と腸内に注がれていく粘り気のある液体の感触に、少女はただ嗚咽を上げるのみ。その思考回路はショートしており、淫猥な襲撃に逆らうことなどできようはずが無かった。
肉の管は陥落した。二本の塊がきりたんの体内から引き抜かれるものの、欲望の丈を注がれたため、腹が破裂しそうな苦痛に苛まれた。精液を出そうにも、スライムの体が栓も兼ねているため、気休めで漏らすのが限界だ。
絶頂の余韻と圧迫感の苦しみに、きりたんはぼーっとしつつ、呼吸を荒くする。
「あ……っ、あっ……!」
しかし息苦しい休息も束の間、マッド・リキッドは少女の体を締め付け、再び愛撫を始めたのだ。乳首と陰核に液体の歯で甘噛みし、第四第五の陰茎を形成しようとする。
いつまでこの陵辱は続くのだろうか。絶望の岸に立たされたきりたんは虚ろな双眸を天へ向ける。
絶頂の余韻に震える少女。その呼吸は荒く、粘液の中で胸が起伏した。焼け付く快感、ひりつく股間。押し付けられた絶頂は彼女を乱し、意識も感覚も混濁させる。人間では到底再現できないそれは記憶にべっとりと引っ付くものだろう。
しかし──ここは立ち止まるには息苦しい。朧気な意識の中で思い浮かんだのは実姉二人の姿だった。
(ねえ、さま……)
ここはゲームの世界であって現実ではない。あちらでの救助はともかく、少なくとも今、ここには親愛なる実姉は一人としていないのだ。現実に戻れなければ再会の算段などつけようが無い。二人に会いたければ、ここで躓いている暇など無いのだ。
帰還の志を胸に目を見開くきりたん。衰弱しつつも意識を取り戻した彼女は最後の望みに賭けた。MPの残量を確認し、その身ごとマッド・リキッドに対して魔法を放つ。
「
その瞬間、彼女の両の掌より生じた光が粘液を貫いた。剣よりも長く分厚い、円錐状の氷柱だ。それが発生した直後、そこから急速に醜き流動体が氷結し始める。恐怖したか、命惜しさか、液体の化け物が宙に体を伸ばした。しかし粘度の高いそれは自切という手段を持っておらず、伸ばした先端すらも零度の前に下された。
粘液で構築された体が一滴残らず凍り付き、きりたんの秘部を塞いでいたものもその動きを止めた。そして絶命を証明するかのように、醜い氷像は脆くも砕け散った。
「はぁ……はぁ……」
そうだ、これはゲームだ。自爆技でなければ自傷はしないし、当然ターゲットさえいれば巻き込まれる心配は無い。敵に密着されている状態でも、きりたんにまで凍結の効果が及ぶ訳ではないのだ。
何はともあれ、これでようやくきりたんは解放された。彼女は安堵に胸を撫で下ろすものの、その拍子にその場にへたり込んでしまった。
(いきなりハードモードなんて、聞いてない……)
しかしこれはゲームであって現実だ。元の世界に帰る方法はわからないが、立ち止まっていられる程の暇は無い。
彼女は脱ぎ捨てた防具を装備し直す。その時だった。
『Level Up! Lv.7→Lv.10』
頭上に表示されるレベルアップの表記。異変が起きる前は一ずつ上がるのが普通だったが、どういう訳かいきなり三もアップしている。
快楽の余韻で思考回路がぼやけたきりたんは呆然とそれを眺めた。そのまま数秒を経てテロップが消えた頃になってようやくその意識が覚醒した。
相手はレベル五だった。確かに厄介な相手ではあったが、レベルはきりたんを下回っていた。それも初級の魔法一発で倒せる程度の敵である。となると、他に考えられるのは──
混乱した頭で思考を巡らせたきりたんは忌避すべき結論に辿り着いた、できれば考えたくなかった可能性に気付かずにはいられなかった。彼女の表情は酷く青褪めており、その全身はブルブルと震えていた。
(まさか、あんな目やこんな目に遭えば効率的にレベリングできる……ってこと?)
嫁入りどころか幼気な少女にプレイさせるゲームではないだろう、明らかに。
斯様なゲームに付き合っていられるものか。きりたんは必死に頭を回転させる。何か方法は無いか、彼女は思い付く限りを試す。
「ログアウト!」
反応は無い。
「ゲームオーバー!」
風の音のみ。
「お母さん今なら掃除機をかけてもいいですよ!」
残念ながら、そんな者はいない。
尽く静寂で返されるこのひとときに、きりたんは頭を抱えた。ログアウトを要求しても一切反応が無い。この窮地を切り開く呪文も無い。不意にコンセントを引き抜くお母さんもいない。
現実に戻る方法は少なくとも手元には無い。途方も無い孤独に苛まれながらも、きりたんは決して諦めなかった。
「インベントリは!?」
『回復薬×3 魔力薬×1 保存食×10
ゴブリンの牙×5 スライムの破片×8
マッド・スライムのコア
マッド・スライムの破片×3
木の棒×10 石ころ×10……』
「だめだーっ!」
バッグの中身を確認しようとすると普通に反応されるため、残念ながらログアウト不可は仕様のようだ。きりたんは改めて絶望し、その場で背中から倒れた。
──きりたんの淫らな冒険はここから始まる。