※この作品はR-18です。

二次創作短編集   作:檀崎 不浄

2 / 16
陵辱:早苗が麻痺毒を盛られ、妖怪に弄ばれる

「この度はお越し頂き、ありがとうございます……」

 

 とある屋敷の客室。そこにいたのは二人の男女、共に座布団に腰掛け、会談している様子であった。

 壮年の男がうら若き来客に深々と頭を下げる。彼の目元に酷い隈ができており、顔色も悪い。僅かながら頬が痩せこけているように見えるのは恐らく傷心によるものだろう。

 彼──屋敷の主人に招かれたのは守矢神社の巫女・東風谷早苗という少女だ。サラサラとした緑色のロングヘアーと、秀麗に整った顔立ちが目を引く。愛らしさのある垂れ目で、瞳もまた緑色。見れば吸い込まれそうな深い色合いだ。

 一際特徴的なのは髪飾りだろう。左の前頭部にはデフォルメされた蛙の髪飾りが着けられ、同じく左のサイドヘアーには白蛇のものが巻き付いている。

 巫女装束もまた独特なデザインだ。青で縁取りされた白のノースリーブに、同じ意匠の付け袖を着用している。腰にはシンプルな群青色のスカートを巻いており、裾を飾る白いフリルが可愛らしさを際立たせていた。さらに、そこから伸びた足を白いハイソックスで包んでいる。

 早苗は落ち着いた所作で座り、真摯に男の話を聞こうとしているところだった。何やら、妖怪がこの屋敷に住み着いてしまったとのことらしい。

 

「最近の被害とは、具体的にどういったものですか?」

 

「はい……先日、屋敷で保有している馬が喰われてしまいまして……それ以来、寝室にいると、戸の隙間から何かがこちらを覗き込んでくる毎日でして……」

 

「特徴は何かありますか?」

 

「確か……馬が喰われた時、その場所にえらく長い髪が数本落ちていました。後は直接見た訳ではないので何とも……」

 

 詳しい情報は無しか。獣を喰らうといったものではあまりにも少ない。それくらい容易くこなす者は幾らでもいるだろう。特定は不可能だ。

 しかし妖怪に苦しめられている人間を放っておけないこともまた事実。守矢神社の名を上げるとなれば、こういった細々とした功績もあるに越したことは無い。それに、早苗には何度か異変に臨んだ実績もある、多少の妖怪ならば打破できるだろうという自信もあった。

 考え込むこと数秒、早苗は神妙に返答する。

 

「わかりました。守矢神社がお受けしましょう」

 

◆◆◆

 

 一度守矢神社に戻り、二柱への報告を済ませた早苗は再び屋敷へ向かう。到着後、彼女は妖怪を打破すべく主人と打合せを行った。

 何分相手は夜に来ては主人と視線を合わせるのみという、ねちっこくも不気味な負荷をかけてくる輩だ。さらに、それが何処から来たかもわからない以上、こちらから出向いて叩くという作戦も使えない。とはいえ相手が毎晩来るという情報から、敵を待ち伏せることは可能だ。そうなれば必然的に、迎撃が安牌である。

 作戦は至ってシンプルだ。時間は夜、主人には寝室で待機してもらい、妖怪を待つ。早苗は近くの部屋に身を隠し、臨戦態勢をとる。そして妖怪が来たその時、隙を見て主人が鈴で合図を出したところで早苗が突っ込み、開戦するというものだ。

 その間、女中も家内も屋敷内を彷徨かないよう示し合わせている。動けるのは早苗と主人、そして件の妖怪のみである。

 

(楽勝ね)

 

 体力も装備も不備は無い。主人の計らいで振る舞われた晩餐もあって士気も上がっている。負ける要素など皆無だ。大幣を握り締める早苗は自信満々に身構えながら、その時を待った。

 月も陰る曇天の下、静寂が屋敷を包む。女中や家内も部屋に籠もった夜中、廊下が重々しい軋みを上げた。

 

(来た……!)

 

 研ぎ澄まされた警戒心。勝利を確信した早苗だが、彼女の中で確かに警報が鳴り響いた。後は合図に従い、敵を屠るのみ。

 そう思ったその時だった。暗闇の中で前屈みになり、大幣を手にしていたはずの彼女に隙は無かったはずだった。しかし可憐なその身は突然床に伏してしまう。予想だにしない異常事態に驚愕し、早苗は目を見開いた。

 あまりにも突然の脱力感。ビリビリと痺れ、全身から力が抜けてしまい、僅かに指を震わせるのが精一杯である。これでは、妖怪の撃退はおろか、戦うことすら──

 

「屋敷のご主人はどうやらお利口だったらしいなぁ」

 

 戸の向こうから男──否、それは性別に過ぎないか。早苗が屋敷内で遭遇した者たちとは明らかに違う、ガラガラとしつつゆったりとした声色。件の妖怪だ。

 立ち向かおうにも立ち上がれない。早苗の返答も待たず、すーっと戸が開かれた。

 そこにいたのは、長身ながら床に届く程の長髪に覆われた妖怪だ。髪の隙間から覗かせる丸い目玉が雌伏の早苗を捉える。感情の読めないそれはまるで石ころに虹彩や網膜を貼り付けたような不気味さである。

 戸へ伸ばされた腕は細く骨張っており、しかし常人よりも一回り長い。暗闇で見難いが、浅黒い肌だ。

 動けない早苗に警戒心を解いたか、妖怪はケタケタと喜悦の声を漏らし、歩み寄る。足の裏が床に着いては離れ、びた、びた、と鈍い音を闇に溶かした。

 

「これで……うちには手を出さないって約束ですよね?」

 

 震えた声だ。一縷の望みに縋る弱々しいそれは妖怪の背後から発せられた。首を動かせないために姿こそ見えないが、早苗も何度か聞いたものだ。他ならぬ今回の依頼主、屋敷の主のものである。

 降りかかる困惑。早苗の表情が強張り、血の気がさーっと引いていく。裏切ったというのか。巫女の守るべき人間が、妖怪の脅迫で、その巫女を売ったというのか。

 

「巫女を差し出しゃ、お前に用は無いぞ」

 

「あっ、ありがとう、ございます……! ありがとうございます……!」

 

 妖怪は振り返りこそしないものの、上機嫌そうに笑みの呻き声を漏らす。

 言葉を聞けば聞く程、嫌な現実が早苗にのしかかる。

 

「これは、どういう……?」

 

「晩飯ぃ、美味かったろう? 俺としちゃあ麻痺毒がバレんじゃねえかって心配だったが、こいつらはよぉくやってくれたよぉ」

 

「……!!」

 

 理不尽に迫りくる真実。

 疑う余地も無く、確かに早苗は人間に売られたのだ。いつまで続くか──否、果たされるかもわからない約束で毒を盛り、妖怪に与するなど、彼女にとっては信じ難い事実だった。

 しかし現に、彼女はこうして妖怪の術中に嵌まってしまった。まともに動けなくなった女など、俎板の鯉である。退治どころではない、これではワンサイドゲームだ。手も足も出ないこの状況に、早苗の精神が軋みを上げる。

 

「そんな……妖怪を倒して欲しいって話じゃ……!」

 

「俺をぉ? 今のお前じゃあ蝿一匹払えないだろうがよ」

 

 妖怪は指一本動かさなかった。しかし、妖怪の身を覆っていた髪の毛が独りでに動き出し、早苗の両手へと伸びて行く。細い手首に巻き付いたそれは想像以上に強い力で両の手首を捉えると、そのまま彼女を宙吊りにした。

 手首を締め付けられた拍子に、早苗は大幣を落としてしまう。元々麻痺した体だ、握り続けるのは無理な話である。

 妖怪は早苗の体を引き寄せると、ギョロギョロとした目で彼女の肢体を覗き込む。妙齢ながら整った肉付きのよいものだ。豊かな乳房が柔和に視線を誘い、細い腰が上下を際立たせる。そこから下れば、魅惑の円弧と両足がすぅっと視線を流すものである。

 

(何を、する気……?)

 

 警戒する早苗。目の前の妖怪を鋭く睨む彼女だが、全く動けないと判明している以上、巫女としての威厳や力などまるで感じられない。子犬の方がまだ警戒対象として成立するだろう。

 妖怪は髪の帳から両手を伸ばし、ゴツゴツとした指先で衣服を抓んだ。そして、恐ろしい力で生地が左右に引っ張られる。

 

「きゃッ!?」

 

 ビリッ、と繊維が引き裂かれる音。早苗の衣服はあまりにも呆気なく千切られ、梔子の召し物が晒されてしまった。力任せの動きに乳房が生地ごと揺れる。

 彼女の上半身を守るものは何も無い。突然の行為に羞恥が灯り、頬もまた揺らめく。

 残ったブラも片手で抓まれ、まるで紙切れのように剥ぎ取られてしまった。早苗の上半身は、今や完全に無防備な状態だ。

 

「巫女様のお体はよぉく肥えてらっしゃる」

 

 妖怪が舌なめずりをする。長い前髪から覗く瞳はいやらしく歪み切っており、下卑た欲望を宿す。

 千切られた布切れを床に放り、魔の手は早苗の体へ。妖怪は彼女の乳房を鷲掴み、揉みしだき始めたのだ。

 立て続けに行われる予想外の行為に、早苗の理解が追い付かない。完全に妖怪のペースに持ち込まれてしまった。

 実った肉は柔らかく、滑らかな触り心地だ。容易く指を受け入れ、沈ませるそれは甘く熟れた桃にもできはしない。しかしその香りの甘美たるや、雌の匂いは無自覚にも怪しきを誘う。

 

「なッ! 何を……!」

 

 早苗の抗議も空しく、妖怪の手つきに容赦は無い。固い手の中で自在に形を変える乳房は、今度は絞るように揉みしだかれてしまう。ギュッと力を込めた両手に絞られたそれは前に突き出てプルプルと震えた。

 乱暴にされて痛む胸。それに対してその先端は赤く熟れ、ぷっくりと膨らみ始めていた。

 

「ん……ふぅッ……」

 

 思わず吐息が漏れる早苗。妖怪の愛撫は幸か不幸か、彼女の性感帯を的確に捉えていた。乳房に走る痛みが容易く脳にまで達し、それを誤魔化すように熱を発させる。触られぬまま刺激を待つ蕾は熟れ、ビクビクと主張した。

 乳房を揉んでいた指の内、端の二本で先端を抓んだ。そしてそのまま、乳首を扱き始める。

 

「はッ……あぅ……」

 

 漏れ出る嬌声。妖怪の手つきに優しさこそ無いものの、否応なしに脳が痛みを拒み、快感が徐々に強まっていく。

 早苗は歯を食い縛り、必死に声を押し殺そうとした。妖怪の思うがままになるなど巫女として耐え難き屈辱だ。

 しかし麻痺毒の所為で体が早苗の意思に従わない以上、下手な抵抗は事態の悪化を招くだろう。ならば今は毒が抜け切るまでただ耐えるしか無いのだ。

 

「せいぜい、短い余生を、んっ……楽しむといいですよ」

 

「強がりはやめときなぁ。もう乳首も固ぇじゃねえか」

 

 早苗の精一杯の抵抗も妖怪に鼻で笑われる始末だ。妖怪は買い言葉を叩きながら柔和な果実を弄んだ。その手つきは無遠慮そのもので、固くなった蔕をグリグリと沈ませ、肉厚な果肉の感触を確かめる。

 早苗は目を瞑り、その刺激に耐えた。妖怪の愛撫が激しさを増すにつれ、不本意ながら胸から伝わる性感も強まっていく。

 

「ん……くッ……」

 

 歯を食い縛る力が強くなる。声を漏らすまいと早苗は必死に口を噤んだ。

 しかし健気な抵抗を嘲笑うかのように、妖怪の髪の毛が怪しく伸ばされる。行き先は早苗のスカートであり、それらは真っ直ぐ内側へと突っ込んだ。暗闇の中、真っ先にショーツのクロッチが醜い漆黒に食い込まれた。

 

「なッ……何を……んんッ!」

 

 早苗の制止も空しく、秘部の肉をクロッチごとぐにぐにと執拗に押し込まれた。次第に妖怪の髪先は蜜に濡れ、早苗の陰部と下着が潤っていった。

 妖怪の手と髪によって早苗の体が犯される。女の部分を刺激されると共に、声は艶とボリュームを上げていった。

 わざわざ耳を傾けずとも、秘密の湧き水が闇に蕩けている。果たして早苗はそれに気付いているのか。そうでなくとも、することに変わりは無いのだから、妖怪にとってはどうでもよい。

 静かながら淫靡なさまに、妖怪は含み笑いを零す。

 

「へッ……巫女様ともあろうお方がこんなお遊戯で泣くなんてなぁ」

 

「こんなの、ただの生理現象でしかない……!」

 

「つまり感じてんのは否定しないって訳かぁ」

 

「くっ……」

 

 早苗は歯軋りする。

 妖怪は早苗の反応にニタァと湿った笑みを浮かべた。素直になれない巫女の口を割るのもまた一興、自らの髪の毛を手繰る。

 やがてクロッチを突き立てていた髪の毛が唐突に離れたかと思えば、布の闇の中で太ましく束ねられる。まるで縄のように頑丈で荒々しいそれは容赦無く早苗の股に宛てがわれた。

 次の瞬間、縮れた蛇が早苗の秘部から臀裂にかけて這い、激しく摩擦した。必死に抵抗していた早苗も強烈な刺激に目を見開き、淫らに叫ぶ。

 

「はあぁッ!」

 

 妖怪のそれはまるで蛇のように強く、何度も往復する。クロッチの上からでも感じられる程だ。

 早苗の腰がガクガクと震えるが、妖怪はお構いなしにクロッチを擦る。その度に蜜が溢れ出し、下着から白い雫を垂らした。縄は蜜に滴りながらも、生地を抉らんばかりに強く行き交う。

 痛ましい程の勢いだが、痛みは無い。進退の最中に募るのは純粋なまでに乱暴な快楽のみである。

 

「あッ……くぁ……! ああぁッ!!」

 

 言葉にならない嬌声。麻痺毒で天井を仰ぐこともできない早苗は俯いているが、声は殆ど抑えられていない。恥部を襲う快感に涙すら流す彼女はひたすらに大口を開けて喘ぐ。

 化け物の目は、嫌らしく弧を描く。淫らな叫び声も泣き顔も妖怪にとって甘く滑らかな味わいだ。より激しい反応を求めて妖怪は早苗の乳首を抓る。

 ここで一匙の痛みが混じった。

 

「うあぁッ! あ、はぁ……あぐっ」

 

 妖怪は乳首をギュッと締め、グリグリと捏ね繰り回す。痛みと快楽の緩急が早苗を翻弄し、声に甘みを添えた。もう早苗に抵抗の力など残されていない。

 それでも責めを止める道理など無し。妖怪は早苗の股を削るように摩擦しながら、彼女の乳首を強く引っ張った。

 激しい責めを続けられ、早苗の理性もまた衰弱している。そこへトドメといわんばかりに摩擦のペースを上げ、すっかり敏感になった乳も円錐状に引き伸ばされた。

 やがて理性は糸のように切れ、早苗は涙と共に果てた。

 

「あ、あぁああぁああッ!!」

 

 悲鳴のような嬌声。それと同時に妖怪の髪に絡み付いた蜜が滴り落ちる。早苗は体を弓なりに反らし、腰をガクガクと震わせた。

 散々濡らされた髪では漏れ出た愛液を吸い切れぬ。湧き水は太腿を伝って落ちて行き、爪先より床に潰える。

 荒い呼吸、起伏する肩。蕩けた表情は巫女のそれとは思えない程、力無いものだった。涙と涎で歪んでいるそれはもはやただの女である。

 堕ちたものだ。妖怪は淫らに崩れる巫女の姿を嘲笑う。しかしこれで終わりではない。朝焼けを望むには、まだまだ月が高過ぎる。

 妖怪は早苗の背を自身に向け、黒き帳より己の欲望を曝け出す。下腹部より伸びたそれは太く隆々とし、醜い存在感を放つ。誇示するかのように脈動するイチモツは大幣とは比較にならない直径だ。

 女体を引き寄せ、髪の毛がショーツをずらして女陰を曝け出した。酷く滴るそれはヒクヒクと震え、次なる刺激を待ち望む。それを伝えるかのように妖怪の陰茎が大陰唇をねっとりと擦った。

 駆け抜ける恐怖。早苗は表情を引き攣らせるも、背後に目を向けた。

 

「やっ、やめて、やめて下さい……今日はもう引き上げますから……それだけは……!」

 

「怯えた生娘はいいなぁ」

 

「やだっ、そんなっ!」

 

 今さら止める理由などあるはずも無い。妖怪は滴るイチモツを引き、亀頭で割れ目を捉える。確実に貫くために早苗の腰を掴むと共に、髪の毛で彼女の両の足首を絡め取った。

 麻痺毒の効果はまだ残っているようだが、これで完全に逃げ道は無い。妖怪は自らの髪と腰に力を入れ、押す力と引く力を同時にかける。

 ミチッと走る鈍い音。肉の裂ける感触に早苗は小さく悲鳴を上げる。

 

「止めて下さい、それだけはッ……」

 

「これでまた巫女が減ってちまうな」

 

 次の瞬間、早苗の純潔は一気に貫かれ、最奥まで犯された。悲鳴と共に零れる血はまさしく先程まで乙女が守られていた証左である。

 しかしそれも、今や泡沫。妖怪のイチモツと早苗の秘部が赤く染まる。

 喪失感と痛みに早苗は鈍い声を発した。叫ぶ気力などありはしない。絶望で絞り出された声に力など無い。

 

「い、たい……痛いぃ……!」

 

 しかし闇に浸る暇など無い。

 泣き言を漏らす早苗に構わず、妖怪は抽送を開始した。一方的な行為だ。痛みと絶望が彼女の心を支配していく。やがてその感覚も麻痺し始め、早苗はただ痛みと絶望に喘ぐ。

 

「あぐっ! あッ……うぁ……」

 

 妖怪のイチモツが子宮口を叩く度、彼女は体を跳ねさせた。その衝撃は彼女の脳を揺さぶり、意識さえもガリガリと削っていく。

 妖怪はより激しく打ち込み、早苗の体を前後に揺さぶった。髪で体を支え、性器の衝突を完全に受け止めさせる。

 

「あ……くッ……い゙っ……!」

 

「さっきまでの威勢はどうしたぁ?」

 

 早苗には、妖怪の売り言葉に返事するだけの余裕は無かった。

 妖怪は早苗の腰を強く引き寄せ、子宮口を強く叩き続ける。イチモツが最奥にぶつかる度、彼女は大きく痙攣した。その影響か、膣がよりきつく締まり、妖怪を昂らせる。初物だけあって膣圧は強く、絡み付く襞も申し分無い。

 

「あッ……あぁ……!」

 

「もう声も出ねえか。なら、そろそろ……!」

 

 妖怪は早苗の腰をより強く引き寄せると、イチモツを根元まで押し込んだ。

 恐ろしい程の質量と膂力だ。子宮はさらに上まで押し上げられたかのような感覚であり、事実その形状が彼女の腹部に浮き上がっていた。

 その一発に、早苗は目を剥いて喘ぐ。

 

「おッ……あ゙ぁぁッ!」

 

 妖怪は間髪入れずにピストン運動を継続する。

 子宮を何度も叩かれ、その度に早苗の意識が飛ぶ。もはや痛みと熱を好き放題に注ぎ込まれ、早苗は目の前すらまともに見えなくなっていた。

 

「あ゙ッ、うぁ……あぁ……!」

 

 もはや、言葉を話すだけの思考力すら無い。早苗の嬌声が次第に小さくなる。それに対して妖怪はラストスパートに繰り出した。より激しく短い間隔で腰を打ち付け、何度も子宮口をノックする。イチモツと膣壁が激しく擦れ、襞を薙いでは絡ませる。

 そして次の瞬間、一際強い一撃が早苗の膣内に叩き込まれた。鈴口が膣内の最奥に打ち込まれたその時、早苗の膣は雄を求めるように締め付ける。

 きゅうきゅうと肉欲のままにかけられる圧が妖怪のそれを刺激し、限界まで押し上げた。迸る白き欲望。それは鈴口より解き放たれ、勢いのままに膣内に注がれ、子宮内へ侵攻する。

 

「あ……あぁッ……!」

 

 精を注がれたことによる絶頂。その熱は膣内を侵すのみに留まらず、早苗の思考回路すらも白く染め上げる。

 女のサガを引き摺り出された体は悍ましき遺伝子に震え、蜜壺すら歓喜した。子宮口が鈴口に吸い付く女体のそれは、一滴も零させまいとしているかのようである。

 この陵辱が快楽をもたらすならば、幸福だったのだろうか。

 妖怪のイチモツが脈打つ度に、早苗は呆然と涙を零す。どくっどくっと力強く注がれる欲望に対して、彼女は放心状態だ。それでも、呻き声は淫らに紡がれ、膣は収縮を繰り返した。子宮に注ぎ込まれたモノを零さぬように、或いは、精がもっと自らの奥まで届くようにだろうか。

 

「ぁ……あぅ……」

 

 やがて蜜壺のキャパシティを超えた分が溢れ、ごぽっという音と共に外界への進出を果たす。その濃度、量は並の人間の比ではない。重々しく落ちるそのさまは愛液とは異なり、飛散せず、潰れるように広がるのみだ。その性質はまるで半固体のそれである。

 早苗の意識はまだ虚ろなままだ。

 妖怪のイチモツが引き抜かれると同時に、彼女の体は妖怪の髪に支えられた状態で力無く項垂れる。一度の射精を経てもなおその身柄は解放されない。

 妖怪は早苗の腕を下げ、自らに拳を向けるように髪の毛を手繰る。普通の人間ならば女の腕を掴んで抽送する後背位の姿勢となる訳だが、今回ばかりは違う。早苗の四肢を捉えているのは、人間にとっての腕に等しいだ。

 

「まだ終わってないぞ?」

 

「ひっ、いやぁ……! もう、許し──あぁ゙っ!」

 

 妖怪が腰を動かすと同時に髪の毛で早苗の体を引っ張ることで、二つの性器は強い勢いでぶつかった。衝撃のあまり子宮が潰れ、内包していた精液が秘部より噴き出す。

 

「あ゙っ、あっ……! あ゙ぁッ!」

 

 早苗はただただ首を左右に振り乱し、苦痛に喘ぐ。

 妖怪のイチモツが子宮口を叩く度に彼女は抽送の勢力を受け止めざるを得ず、何度も何度も痛みと絶頂を味わい続けることとなる。オナホールと変わらない扱いだ。

 

「あッ、んあぁ……あっ! あ゙っ!」

 

 妖怪は早苗の髪を自らに寄せることで彼女をより激しく犯す。巫女の膣圧と痛ましい嬌声に心を踊らせながら妖怪は狂喜した。女体を意のままに文字通り手繰る快楽は言い表せぬ程に甘美だ。妖怪に擦り寄ろうが拒もうが、泣き喚く穴として使えればそれにとっては十分な代物だ。

 髪による拘束も強まり、手首や足首に軋みが走る。腰を抑える必要も無く、髪の毛が拘束と前後運動を両立させ、醜い両手が自由となる。

 バルンバルンと抽送の度に淫らに揺れる一対の果実。妖怪の醜く骨張った両手が再び豊満なそれを捉えた。

 

「い゙っ、あッ! あ……あぁ……!」

 

「でけぇ乳だよなぁ」

 

 妖怪は早苗の乳房を揉みしだき、乳首を指で抓む。その度に彼女は体を跳ねさせ、より強くイチモツを締め付けた。

 オナホールと違うのは魅惑的に熟れた肢体とその反応だ。下卑た笑みを浮かべながら、妖怪は早苗の乳房を揉みしだき、乳首にギュッと力を込める。

 

「乳首、潰れちゃ……うっ……!」

 

 妖怪はそのまま抽送の速度を上げた。

 早苗の体が跳ね上がり、その度に彼女の口から嬌声が溢れる。

 しかし締め付けこそ心地よいものだが、先程と同じ過程では飽きが来るというものだ。そこで妖怪は少し手を加えようと企んだ。先程使った髪の縄を再び持ち上げ、早苗の背後より伸ばす。そしてそれを早苗の首へと巻き付け、そのまま一気に圧迫した。

 度重なる抽送と疲労で息も絶え絶えだったところに、容赦の無い絞首。気管が締め付けられ、ただでさえ整っていない呼吸を阻害される。あまりに悪趣味で凄惨な光景だ。

 

「あッ、ぐっ……うぁ……!」

 

「この巫女は男好きだなぁ」

 

 喉を強く絞められ、呼吸が阻害されてしまう早苗。それと同時に彼女の膣内はより強く陰茎を締め付ける。生命の危機を感じるこの最中、皮肉にも彼女の体が種の存続を選択した。

 実に都合のよい肉奴隷である。妖怪の身は快楽に震え上がり、精を吐き出したいと主張するかのように腰を打つ。この肢体を味わうには、一度の射精ではとても足りない。鈍くも艷やかな声にニヤリと笑う妖怪は、さらなる快楽を求めて早苗の首を絞め続ける。

 

「あ゙っ……がッ……!」

 

「膣内ぁ、もっと締めろぉ」

 

 その命令に呼応するかのように膣内の圧が増した。

 彼女の体は生命を脅かされながらも雄を欲し、より強く子種を搾り取らんとしている。

 それを拒めたらどれだけよかったことか。妖怪の子など、腹を切ってでもお断りだろうに。早苗の抗議など妖怪には何の意味も無い。戦う前に敗北してしまった彼女は命すら握られてしまっているのだ。

 

「あ゙ッ、うぁ……あぁ……!」

 

 首を絞める力はゆっくりと強まる。早苗の呼吸は時間経過に伴って浅くなっていき、心臓が揺らぐ。意識も朦朧としてきた頃だ。生命の危機に達しかねない状態だが、妖怪の知ったことではない。それはただ、己が情欲のままに女陰を穿ち、精を注ぎ足すのみだ。

 不幸でしかないことに、それももうすぐ終わりを迎えようとしている。名残惜しくも妖怪はラストスパートをかけ、一段と力任せに女体に臨む。

 早苗の四肢を引き寄せると共に強く腰を打ち付け、何度も何度も衝撃を子宮に与える。亀頭が最奥を捉える度に涙と愛液が溢れ、掠れた声が弱々しく空気を撫でる。

 視界がちかちかと点滅し、苦痛と快楽の境界線が見失われる。早苗には、妖怪の子種を搾り出す以外に生存する道は無い。

 

「そろそろ、射精るぞぉ……!」

 

「あ゙ッ……おぁっ……!」

 

 妖怪の言葉に、膣内が湧き上がる。襞が男根に絡み付き、離すまいと膣圧が強まる。本人の口と違って正直な体だ。

 喜悦と昂揚感に欲を滾らせ、妖怪が激しく抽送する。亀頭が粘膜の中を突き進んでは戻り、自らの形を刻み込むその最中、妖怪は早苗の膣内で果てた。

 

「あ゙っ、あぁあああぁッ……!」

 

 次の瞬間、子宮口に押し当てられた鈴口から、化け物の因子が迸る。鈴口から勢いよく放たれた欲望は早苗の膣壁を登り、蜜壺へと注がれていく。

 渦に飲まれた早苗の意識は絶望の闇に引き摺り込まれた。醜悪な白はどぷっどぷっと、彼女の膣内へと注がれる。先程流出した分を補うばかりか、上書きせんとばかりのそれはすぐに早苗の膣内を満杯にし、性器の隙間より漏れ出ることとなる。

 二度の射精を終え、ようやく妖怪のイチモツが引き抜かれた。早苗は髪の毛に支えられたまま倒れ込み、股から精液を垂れ流す。

 射精を経てようやく早苗の呼吸に気付いたらしく、妖怪は髪の縄をほどき、彼女の首を解放する。細かく痛ましい痣はまるで烙印のようで、それはにんまりと下賤な笑みを作る。

 

「ぁ……あぅ……」

 

 意識は混濁し、もはやまともに喋ることすら叶わないようだ。涙も唾液も垂れ流し、脱力し切った彼女は無様な姿を妖怪に晒す。

 ぼたぼたと汁を漏らす姿に満足したか、妖怪は不気味に笑みを浮かべる。それは早苗の乳房から手を離すと、その虚ろな表情を無理矢理己の方に向かせ、覗き込んだ。

 

「これでまた、暫くは退屈しねぇなぁ……」

 

 大きな屋敷を襲えば、飯も女も好き放題だ。それこそ、博麗の巫女に見つからない限りは自由にできる。

 とはいえ幻想郷の巫女が妖怪の手に堕ちたとあらば、遠くない日に、美しき紅白にも手が届くだろう。その時に早苗がどのような状態になっているかは定かではないが──

 

「暇ならお一つ、頼まれちゃあくれないかい?」

 

「……はー?」

 

 突然の声は背後から。下卑た笑みは一瞬で警戒の眼差しに変わる。訝しいものだ、妖怪退治に来た早苗ならばともかく、今のは夜闇に不似合いな少女のそれだ。妙齢らしい彼女とは異なり、それは幼ささえ感じられるものだ。

 満足感に喜悦したのも束の間、妖怪が鋭く振り返る。そこにいたのは、小柄で、紫の衣を纏う金色の髪の少女だ。頭にはビー玉のように円らな瞳の付いた帽子を被っている。一目では異郷の者に見えても不思議は無い。げに恐ろしきは、妖怪がそれを視認した瞬間、それの視界が閉ざされたことだ。

 網膜に刻まれたのは純粋な闇。鼻腔に残るのは生温かき殺意。大きなくちなわが牙を向け、髪を除いた妖怪の全身を飲み込んだのである。

 早苗を捕らえていた髪の毛がその毒にか細くなり、弱々しく千切れていく。支えを失う、愛しき慰み者。彼女が床に放り出されそうになったところを別の女が両手で受け止めた。

 

「屋敷に巣食う妖怪と、それを討ち取った守矢の巫女。普通の敵役の方が、下賤な輩よりかは多少箔が付くだろうさ」

 

「しっかし、こっぴどくやられたねぇ……」

 

 二柱の神が来た時にはもう遅かった。彼女らの愛くるしい巫女は二度も汚され、女としての尊厳すら踏み躙られた。不幸中の幸いは誘拐を未遂に留めたことか。

 早苗を受け止めた女神・八坂神奈子は慈愛の眼差しを早苗に向け、グシャグシャにされた髪を優しく撫でる。

 多少のいざこざこそあれど、解決といえば解決といえよう。それ以上は諏訪子とて何も言わなかった。

 

◆◆◆

 

 妖を討った二柱と現人神は夜道を共にする。

 この晩以降、妖怪に付き従った屋敷の者たちがどうなったかについては依然不明である。意外にも、この件に関してはかの天狗も消極的らしい。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。