登場人物:ポートロイヤル
(ミストトレインガールズ攻略Wiki参照)
https://misttraingirls.wikiru.jp/?%EF%BC%BB%E8%88%B9%E9%95%B7%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%EF%BC%BD%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB
触手:ポートロイヤルが快楽の海に沈む話
波風乱れた異界で、彼女は一人孤独と恐怖に耐えていた。数日前まであったはずの暗黒大陸、その結婚式場は荒波に揉まれ、陸地ごと沈んでしまった。
彼女を取り囲むのは夥しい巨大な影だ。キメラを疑うような奇妙な風貌の、奇怪極まりない化け物の群れだ。複数の頭を持つ鯨や甲殻から出血している蟹など、その光景は圧巻というほかない。その怪物は「邪神」と呼ばれる存在である。
その中心にいるのが邪神たちの獲物である件の少女──ポートロイヤルだ。
その姿はまさしく可憐というべきものだった。愛嬌のある表情で、浅葱色の綺麗な瞳はぱっちりとしている。垂れ目にツンとした唇は子猫のような愛くるしさがあった。
オレンジブラウンの長い髪をサイドにまとめ、前髪の右側の一部が編まれており、長いもみあげがくるんと揺れている。愛くるしいそれを彩るのは数多の真珠と、白いヌノメツブの貝殻や海星の髪飾り、それと金色のシンプルな鍵だ。
彼女の纏うウェディングドレスはプリンセスラインと呼ばれるもので、大胆なデザインとなっている。
際どいカットアウトにより、白波のような襟の下はノースリーブで、肩から腕が露出されている。襟の中央にはもう一本の鍵がフックの役割を担っていた。胸部に関しては、まるで大きなホタテの貝殻が豊満な乳房をそれぞれ覆っているようにも見える。手首にはリボンを伴った白いカバーを着用している。
二枚の貝殻を繋ぐのは真珠の橋だ。そこから暗い紺色の生地が腹部を覆い、右足にまで広がった海色のティアードスカートへ繋がっている。深海から浅瀬へ繋がる色合いで、髪飾りと同じく海洋生物で飾られている。反対側は波飛沫の白いスカートになっており、その脇腹には白い薔薇とリボン、真珠の橋をブローチのようにして飾っていた。
白いブライダルシューズは足首をホタテに似たレースとリボンで抑えており、足の甲を露出した可愛らしいものである。
可愛らしい外見に反して荒っぽい口調で話す海賊船の船長である。
今は邪神の花嫁、もとい生贄として異界に召喚され、ウェディングドレスを着させられている上に文字通り取り付く島も無く、荒れた海で木版にしがみついているという状況だ。
「やめてくれぇ〜!」
ポートロイヤルは泣きながら懇願した。荒波の中では、海賊といえどただでは済まない。その上、ウェディングドレスが遊泳に向いている訳が無く、今も水を吸った生地が彼女の足に絡み付いている。
その時だった。乱れに乱れる海中から何かが彼女に迫った。靭やかで長いそれは海中の石や葉を躱しながら突き進み、ポートロイヤルの細い足に絡み付いた。
「! 何だこ──ごぼ、あっ、がっ!」
そして彼女が藻掻くよりも先に彼女を海中へと引っ張り、その身を沈ませた。水中では当然呼吸できない。荒々しい闇の中は障害物の嵐だ。下手に開けば石や破片が入り込んでしまう。
すぐに限界は来る。彼女は肺にあったなけなしの空気を一気に吐き出し、それを埋め合わせるようにして海水を飲み込んでしまう。そして無防備な額に、波に流されていた石ころが激突した。
(あ、がっ……)
海水を飲み込んだことに加え、叩き込まれた一撃。彼女は意識を手放してしまう。完全に脱力した身はそのまま引かれる何かに従って海中を進んで行った。
◆◆◆
気絶からどれ程の時間が経過しただろうか。ポートロイヤルは何処ともわからぬ場所で、濡れたまま仰向けにされていた。
そこは何やらブヨブヨとしており、トランポリンにしては強い弾力と重い質感がある。その表面に広がるその液体は海水とは違う感触、僅かに粘着性を帯びていた。
「んっ……かっ、げほっ、かはっ!」
ポートロイヤルは込み上げた海水に咳き込みながら目覚めた。その意識はまだ混濁としている。生きている実感も僅かだ。息苦しさに涙を浮かべるものの、徐々に目の機能も正常化し、目の前の光景を視認しつつあった。
(おれは、確か……)
あやふやな思考。海水を飲んだことと、石が激突したショックで彼女の記憶はこんがらがっていた。
起き上がろうとしたが、力が足りず四つん這いになる。そのまま体内の異物を吐き出そうと咳き込んでいた彼女が見たのはベージュ色の何かだ。独特の弾力で酷く粘っこい。何らかの液体で泥濘んでいるのだろうか。腕を立てている今も、その下で何かが流れているような振動を掌に感じた。
斯様な地面があるものか。
(まさか、ここは──!)
彼女は考えられる中で最悪のケースを想起した。ここは邪神の体内であり、自分は飲み込まれてしまったのだと。一瞬でも地面だと思ったそれは粘膜だったのだ。
そこからの動きは恐ろしく迅速だった。ポートロイヤルを取り囲むようにして太く長いものが隆起した。人間でいう腕程の太さをしたそれは軽々とポートロイヤルの身長を超え、降り掛かった。邪神の持つ器官の一つ、触手だ。荒波の中にいた彼女を引っ張ったのもこれだろう。
それらは彼女の手足と首に絡み付き、ギリギリと捕縛する。手足にかかる力が強く、ポートロイヤルは痛みに声を漏らした。毎晩見ていた景色だと思っていたものも、今目の前にある光景も、夢ではなかったと彼女は悟った。
「あぐっ、くそっ、離せよ!」
邪神に喰われてなどやるものか。彼女は必死に藻掻こうとするが、触手はびくともしない。
その中で一本の触手がポートロイヤルの前に伸びて来た。それはゆっくりと彼女に近寄ると、品定めするように空中に留まる。
彼女は忌々しそうにそれを睨んだ。
「おれに、何をしようってんだ……?」
邪神の回答は早かった。首に巻き付いたものがポートロイヤルの首と頭を無理矢理動かし、目の前のものと向き合うように固定した。改めて見ると体液の滴る不気味な見た目だ。
目の前の触手は彼女の何かを狙うようにうねうねと動いている。それが生理的に受け付けなかった。
「何だってんだ、キメェんだよ!」
その瞬間、目の前のそれが動き出した。ゆらゆらと漂うだけだったそれは真っ直ぐに彼女に向かって進出し、彼女の口内に侵入したのだ。
ねっとりとした、苦々しい味と感触がポートロイヤルの小さな口を満たした。
誓いのキスにしては乱暴で荒々しく、情欲の疑念すらあったそれは体液を塗りたくるようにポートロイヤルの口内で暴れた。それはまるで、人間でいうディープキスのようである。しかしされる方はたまったものではない。不味く、気持ち悪い食感でしかも大きい。しかも吐き出そうにも力強いときた。
「おぶっ、うぇ……んんっ、おごっ」
ポートロイヤルは涙と涎を溢しながら耐えていた。不快な触手に吐き気が込み上げて来る。顎も外れてしまいそうだ。
触手はそんな彼女のことなどお構いなしに口内を蹂躙する。まるで彼女の唾液や細胞を飲み干そうとしているかのようだ。
口内を弄ばれる感覚に怖気が立つ。
(くそっ、せめて銃があれば……!)
やがてそれは満足したのか、大人しくなると共にゆっくりとポートロイヤルの口から引き抜かれた。
後味も最悪だ。口内は体液でいっぱいで、気持ち悪い味で満たされてしまった。不快感で嘔吐しそうですらある。
涙を浮かべながらもポートロイヤルは触手を睨んだ。反骨精神はまだ健在である。
「おれは、こんなことされるために生きてきたんじゃねぇ!」
邪神は何も言わない。次の段階に進むだけだ。
足場の粘膜から新たな触手が隆起する。それは見た目こそ変わらないものの他とは比較的細く、ロープのようだった。それがポートロイヤルの乳房へ伸びると、豊満なそれを生地ごと縛り付けた。
「っ……!?」
ポートロイヤルは息を呑んだ。無理矢理乳房を縛られ、痛みが走る。邪神の目的が何か全くわからなかった。ただ、ギュッと乳房を絞られる。反発することなどできるはずも無く、縛られた乳房は圧力に従って前に突き出、それに伴って乳首が露出してしまう。それは可愛らしいピンク色だが、生理現象のままに固く勃っている。
続けて、彼女に向かって太い触手が三本、横並びになって伸びて来た。三本の内、両サイドのそれらは先端を花弁のように開いた。細かな突起物が生え、中心に空洞があるその外見はまるで海星のようだった。それの対して真ん中のそれは噴出孔のみである。
伸びて来た三本の内、展開した二本は彼女の乳房に引っ付き、最後の一本がその深い肉の隙間を貫いた。醜い噴出孔を目の前に突き出され、ポートロイヤルの表情が強張った。
「くそっ、何を……! っ! あ、あがぁ!」
次の瞬間、二本の触手が力強く乳首を吸い始め、ポートロイヤルは痛みに悲鳴を上げた。触手の吸引力によって乳首が乳房ごと引っ張られて、彼女は痛みと快感を両方味わうこととなる。
それに加え、乳房に挟まれた一本が前後に動き始めた。皮膚に体液を塗りたくられ、嫌悪感が湧いて出る。
「あ、やめっ……! うぁっ!」
触手は止まらない。ポートロイヤルの乳房を揉みしだき、その先端に刺激を与え続ける。徐々に、谷間で擦られる感触が色を纏い始め、痛みと快感が同時に押し寄せる。その感覚に彼女は喘ぐことしかできなかった。痛みから怯んでいた幼い声もゆっくりと艶を帯びていくのだ。
ずりゅ、ずりゅ、と粘っこい音と共に乳房の間を突く触手。縛られたことで乳圧は強まり、邪神にとっては快感を齎す行為なのだろう。当のポートロイヤルにとってはまだ、痛みばかりのものだが。
「こんな、ことに、何の意味が……あっ!」
ポートロイヤルが訴えたその時、谷間を出入りする触手のペースが上がった。それに伴って乳房を縛る力も強まったように彼女は感じた。
粘液と共に乳房を擦る一本の触手。その勢いのあまり、時折その先端が可愛らしい唇に当たり、気持ち悪い味見を提供した。
やがて、それはビクビクと震え始める。
「まさか、やめ──」
ポートロイヤルは必死に触手を制止しようとした。
しかし既に遅かった。触手は乳房の間で激しく擦り付け、熱くなる程に力を込める。彼女が口を閉ざさぬよう搾乳する力を強め、邪神の狙い通り、ポートロイヤルは怯んだ拍子に口を開けてしまった。
そして次の瞬間、乳房の間から彼女の前に飛び出した触手が彼女の口内に侵入し、一気に喉まで突き進んだかと思うと、その噴出孔から白濁した粘液を噴き出した。喉の奥で白濁液が解き放たれたのだ。
「ーーーーーっ!?」
ポートロイヤルは目を白黒させた。白濁液を喉に直接流し込まれ、彼女は口に広がる苦味と悪臭に顔を顰めた。
しかし喉の奥で注がれた以上、吐き出すことは叶わない。その触手を引き抜かれたのは一頻り吐き出されてからだった。
「げほっ、げほっ!」
触手が引き抜かれて咳き込むポートロイヤル。先程の液体を吐き出そうと咳き込むが、それは既に胃の中だ。
乳房を束ねていた二本が離れて行くが、文字通り味を占めたのか、乳首に吸い付いたものはそのまま搾乳を継続していた。母乳など一滴も出ないが、特有の味があるのか、そこから離れる様子は無かった。
ようやく呼吸が安定してきたところで、邪神は次に進む。ポートロイヤルの背後から伸びる触手が一本。それは舌のような形状で太く柔軟だ。味蕾のような、夥しい数の細かい突起物が生えている。それがスカートの裾を捲り、ショーツごとポートロイヤルの股を擦った。
「ひっ、や、やめろっ!」
その感覚にポートロイヤルは悲鳴を上げた。ショーツの布越しに擦り付けられたそれは彼女の肛門と秘所を荒々しく撫で回し、体液を染み込ませるように何度も往復する。その度に粘っこい音が響き、彼女は羞恥に顔を赤く染めた。
触手はショーツの中に侵入することこそ無かったものの、その粘液をクロッチ越しに股にも塗りたくった。それは抵抗を和らげ、まるで潤滑油のように摩擦を促した。
ヤスリのように股間を何度も擦る触手に、ポートロイヤルの声は艶を増していった。本人にその自覚は無い。荒っぽい快感を前に思考などできようはずが無かった。
(何か……何かがキちまう……!)
股間を摩擦される度に、悲鳴はゆっくりと嬌声に変わる。頬を紅潮させ、存分に喘ぐ彼女の絶頂はもうすぐそこまで来ていた。その証拠に、ショーツを濡らすのは触手の粘液ばかりではない。ポートロイヤルの蜜壺からこんこんと愛液が溢れつつあった。
それに協調してか、邪神も触手の勢いを強めた。びしょびしょのショーツを破れそうな程の力で何度も擦り、その度に彼女が艷やかな声を上げる。
そしてその時が来た。
「あ、あ゛っ……うぁ、あっ……!」
ポートロイヤルは貝殻の天井を仰いで目を剥き、体を痙攣させた。絶頂したのだ。股間から噴き出された潮がショーツと触手を存分に濡らす。勢いが弱まると、残った蜜が太ももを伝って下り、邪神の粘膜をも濡らした。
激しい息切れと、ポロポロと零れる涙。今ポートロイヤルは化け物に弄ばれ、果ててしまったのだ。彼女はそれを自覚し、俯き、無力に泣いているのである。
「くそっ、帰せよぉ、おれを、あっちに……!」
邪神は無情にそれを却下した。何度も擦った触手を下げる。そしてブレンドされた体液の滴る秘部へそれを伸ばした。彼女の真下から伸びたそれは隆々と引き締まり、硬く長い。さらにその先端の中心には噴出孔を携えている。
その一本は、人間──それも男性でいう男根に他ならない代物だった。
それを邪神はポートロイヤルの秘部に押し当てた。ねっとりと互いの体液を纏わせるように茎を擦り付け、秘裂を嬲り始めた。
「気持ち、悪ぃ……!」
しかし、その声は完全に艷やかだった。
秘部は絶え間無く蜜を溢れさせ、今か今かと待ち侘びている。それはポートロイヤルにはどうしようも無いことだ。
邪神はやがて摩擦をやめた。体液を纏ったそれはテカテカと粘っこく光っていた。それを秘部に突き立てる。貫通まで数秒も無いだろう。
恐怖心にポートロイヤルは声を絞った。
「助けてくれよ、車掌……!」
そしてその瞬間、邪神のそれがポートロイヤルの秘部を貫いた。
「あっ、あああああああっ!」
声にならない叫びを上げるポートロイヤル。
触手によってほぐされ、完全に体はできあがっていたものの、それでもまだキツかったようだ。狭い粘膜がギュウギュウと触手を締め付ける。元々狭いこともあるだろうが、それはポートロイヤル自身が快感を覚えていることに他ならない。当の本人にとっては否定したい事実だろう。
しかしもはやそれは詮無きことだ。これから何度も彼女の膣内は開拓されることになるのだから。
触手は彼女の腕を持ち上げ、頭上で束ねるようにして縛った。それに伴い、きめ細やかな腋が晒される。
「あぐっ!」
力強く膣内で一突きされ、ポートロイヤルの子宮口が叩かれた。触手は彼女を拘束したまま、前後運動を始めた。突き上げる度に膣が締まり、それが互いにとっての快感となるのだ。それはどんどん激しさを増していく。
「あっ、いやっ……んっ、あんっ!」
、ポートロイヤルの口から漏れる嬌声。それは次第に大きくなっていく。触手の突き上げが彼女の体を上下させる度に、豊満な乳房も柔らかくも重く弾むのだ。
「あ゛っ! んあっ!」
ポートロイヤルは顔を振り乱して快感を否定しようとした。しかし触手はそれを塗り替えるように抽送を繰り返した。その前後運動に織り込むようにして左右への拡張も加えた。
掻き乱される膣内に、ポートロイヤルはより淫靡に喘いだ。
「おれ、の、膣内……広げんな……ああっ!」
今度は口答えすら許さないかのように、触手が直線的に子宮を突いた。その一突きで、ポートロイヤルは達してしまった。
しかし触手の責め苦は終わらない。彼女が絶頂し、膣で締め付けるだけでは微塵も足りない。彼女は邪神たちが長年待った生贄だ、十回二十回果てさせたところで、その餓えが満たされることは無いのだ。
邪神はさらに抽送のペースと力を上げた。
触手で彼女の体を拘束したまま、腰を突き上げる。
「あんっ! あぅっ!」
ポートロイヤルは首を左右に振って悶えた。膣内を擦られる感覚がよいのか、それとも子宮口を叩かれるものがよいのか、それは彼女自身にもわかっていない。
ただ一つ確かなのは、彼女が快感を覚えているということだ。幾ら口では邪神に反抗していても、その体は徐々に邪神の思い通りになっているのだ。
「あっ! んっ、あぁあっ!」
触手が突き上げる度に、彼女は艶やかに喘いだ。その嬌声は邪神を興奮させるスパイスとなり、より高揚させた。彼女の体もまたそれに呼応して熱を帯びる。
やがて触手はブルッと震え、その根本に膨らみが発生した。それは噴出孔へ登って行き、触手を伝う。そこから彼女の秘部を押し退けて通り抜け、直後に弾けた。
「ああああっ! うぅ、熱ぃ……!」
その感覚にポートロイヤルは絶頂すると共に悶えた。熱く粘っこい液体が子壺に注ぎ込まれていた。それはあっという間にその中を満たしてしまい、逆流して溢れ出す。
触手が引き抜かれると共に、彼女の秘裂からは白濁液と蜜の混ざったものがドロリと垂れた。それは足場の粘膜にベチャッと落ち、広がると共に半透明な白でそこを汚した。
「はぁー、はぁー、うぅっ……あっ……」
ポートロイヤルは肩で息をし、絶頂の余韻に浸っていた。秘部から落ちる精液の感触。熱源が減っているはずなのに落ち着かない鼓動。興奮で呼吸が安定しない。
しかしここには束の間の休息すら無い。次に邪神が狙いを定めたのは両の腋だ。口のある触手が二本そこを目掛けて伸びて行く。口を開けばそこから粘液を纏った舌が伸び、汗と海水で湿ったそこをベロンと舐めた。
「まだイッたばっか、あっやぁっ……そんなとこ、舐め、んなぁ……!」
彼女の言葉に意味は無い。触手はそのまま執拗にそこを舐めた。汗を舐め取りながら腋の窪みを穿り返す。そして時折そこに舌を挿し込み、皮膚の味を堪能した。
ポートロイヤルは何度も体をビクつかせた。触手が腋を這う度に、そのくすぐったさと快感で悶えてしまうのだ。
こうして刺激されている内に再び蜜壺が中身を零し始める。だらだらと淫らな蜜を垂れ流す様は邪神の食欲と情欲を掻き立てるものだ。
蜜の滴る秘部に、触手が口を開けて飛び込んだ。大事な場所に喰らいつかれたポートロイヤルは叫ぶように嬌声を上げた。
「んあっ! あ、あ゛っ!」
その触手は秘部に餓えたように熱く接吻しながら膣内を舌で掻き乱していた。暴れ回る度に彼女はヨガり、愛液を溢れさせる。それを触手が舌に絡ませ、吸い込み、飲み込むのだ。自身が吐き捨てた白い欲液すらも一緒に巻き込んで。
それどころか、もっと寄越せといわんばかりに触手の唇が秘部を甘咬みし、舌が膣内で暴れる。粘膜同士の接触、乱暴な按摩に続いて膣内を乱雑に掻き回され、舌の一挙一動は膣内を押し広げんばかりの勢いだった。
「あ゛っ、ああっ! やめ、あぅんっ!」
ポートロイヤルは何度も絶頂した。触手が膣内を這いずり回る度に体を痙攣させ、潮と愛液を吹き出すのである。その度に触手がそれを飲み干し、邪神の食欲を少しずつ満たしていくのだ。
愛液に関しては満足したのか、やがてその触手は秘部を解放し、引っ込んで行った。
またもや襲い来る快感の熱にポートロイヤルの呼吸はまた荒いものとなる。
「い、いかげ、ん……帰してくれ、よぉ……」
絶頂と絶望に挟まれ、彼女は弱々しく涙を流した。悔しそうに歯を食いしばりながら震えるその姿はまるで蛇に絡み付かれた小動物のようである。
それでもなお邪神は意に介さない。運ばれて来た料理に感情移入する人間がいないように、邪神にとって彼女は弄ぶ対象でしかない。
彼女の下から伸びた触手は二本、先程抽送した触手と同じものだ。その先端が彼女の秘部と肛門を捉えた。何度も刺激したことでもはや秘部に抵抗力は無いだろう。今すぐにでも沈みそうなそれを維持するのはひとえにポートロイヤルの反応が見たいからだろうか。
その感触にポートロイヤルは戦慄した。恐怖に引き攣る表情、強張った目元。
「お尻の穴なんて、やめっ──」
彼女が言い終える前に触手が彼女の秘部と肛門を貫いた。それらは一気に内部を突き進むと、それぞれが内壁を強く叩き、子宮に激しい刺激を打ち付けた。
「あっ! ぐぅっ! やめ、んんんんっ!」
ポートロイヤルは目を見開いて体を弓なりにしならせた。火照った体は情欲のままに触手を受け入れ、きつく締め付ける。女の本能が、体が子種を欲しがっているのだ。
それに応えるかのように邪神は二本の触手で穴を激しく突く。完全に固定されたポートロイヤルにはその刺激を逃がす手段が無かった。
「やめっ、あっ! あ゛ああぁっ!」
触手が子宮を突く度に彼女は絶頂し、潮を噴き出す。それと同時に秘部と肛門の締め付けもより強くなり、触手を圧迫する。
邪神もまた快感のままにそれを動かした。抉られる二つの穴で暴れることで、二本の触手は互いを刺激し合う。さすれば当然、それもまたポートロイヤルの情欲が押し上げられていった。
「あっ! あ゛っ、あぅんっ!」
ポートロイヤルは何度も絶頂し、潮を噴いた。触手が彼女を突き上げる度に嬌声が奏でられ、蜜壺から淫汁が溢れ出る。
ここで刺激を増やすことにした。触手を彼女の細い触手を二本伸ばし、衣服の内側に潜り込ませる。それらはポートロイヤルの腰に巻き付きながら上昇に、ポートロイヤルの両の乳房に巻き付いた。左右それぞれ、乳房の弾力を楽しむように撫で回したり、乳首を強く締め付けたりしている。
「んぁっ! あっ、うあっ!」
触手に乳房を愛撫されながら膣内と肛門を同時に犯される。それはポートロイヤルにとって未知の快感だった。子宮口を突き上げられる度に絶頂を迎え、考えることはおろか声を出すのが関の山だ。それに加え、巻き付いた触手が腰を締め付け、ただでさえきつい膣と腸をさらに圧迫する。その扱いはまるでオナホールだ。
「んあっ! あっ、あ゛あーっ!」
触手が体内を穿つ度にポートロイヤルは喘ぎ散らした。快感と苦痛で思考回路もままならないのだろう。ただ邪神の為すがままに、全身を触手に弄ばれ、叩き付けるように快楽を打ち込まれている。彼女はただそれを享受するのみ。
その時、腰を締め付ける力が強められた。痛い程締め付けられると共に、圧迫がその甘味を増した。膣内と腸内の触手も一際膨れ、さらに圧を高める。その状態での苛烈な抽送は脳が痺れる程の快楽を引き起こした。
「あ゛っ、うあ゛! もう、やめ──むぐっ!?」
嬌声を喘いでいた口を触手が塞ぐ。噴出孔を持ったものだ。それが一気に喉にまで突き進み、強い力で粘膜を摩擦した。
「お゛っ! うっ、おごぉっ!」
触手は喉を突きながら、彼女の口内を蹂躙した。その感覚にポートロイヤルは何度も絶頂し、潮を噴き出す。抵抗力を軽減したことでさらに抽送が加速する。何度も子宮と子宮口を叩く度に奏でられる淫靡な悲鳴は喉を犯すそれでくぐもっていた。声は響くことで昂らせるのみに非ず。喉の振動が醜いイチモツを刺激し、喜びに膨張するのだ。
そしてポートロイヤルと邪神の肉欲は共に最高潮を迎える。彼女の足を縛る二本が上りながら巻き付いて行くと、秘部の前に辿り着く。そして両側から同時にその先端を陰核に押し当てた。
「んぅっ! んんんんんーっ!」
ポートロイヤルは白目を剥いた。敏感な部位に痛みが走るも、それが互いを刺激し合う。
激しい抽送に陰核への圧迫。これまでの度重なる責めにポートロイヤルの理性はかなり削り取られてきた。何度目になるかの絶頂もそのまま次の絶頂に繋げられ、息つく暇などありはしない。
「んーっ! んんっ、むーーっ!」
圧迫される喉、膣、腸。そして同時に責められる陰核と乳房。性を貪る蹂躙を前に、ポートロイヤルの体は従順だった。それこそ、彼女の心すらも差し置いて、受けた快楽を存分に飲み込み、喜悦に震えている。そして何よりも、彼女の女陰が邪神の悍ましき因子を欲していたのだ。
触手の根元が目に見えて膨張し、それに伴ってビクビクと震える。その振動にポートロイヤルは目を見開いた。もうすぐ精子が来る。恐ろしいものが触手の管を上昇し、もうすぐ彼女の体内で解き放たれるのだ。
(もうやだっ! 化け物の子供なんて孕みたくねぇ!)
逃げたい気持ちでいっぱいだった。しかし今は四肢を拘束され、穴という穴も塞がれている。何より、ここは邪神の体内なのだ。
絶望感と気持ちの悪い快楽の中、邪神の因子がポートロイヤルの体内に到達した。そして次の瞬間、三つの穴を犯していた触手の穴から白濁色の欲望が解放された。
「ん゛っ! むぐっ、ーーーーーっ!!」
ポートロイヤルの子宮も腸も、喉までもが邪神の子種を直接注ぎ込まれ、その中を満たしていく。否、彼女のキャパシティを超えて注がれた白濁液は勢いをそのままに逆流し、肉の壁を押し退けてそれぞれの穴から漏れ出てしまう。結果、口も股も醜い白に染められ、斑模様の汚れを帯びた。
何度も嬲られ、陵辱の限りを尽くされた今、ポートロイヤルの体内はめちゃくちゃだ。禍々しい因子を注がれ、蜜や唾液とも混ぜ合わされ、それらのほとんどが彼女の体内に留まっている。吐き気ならばまだ生温い。もはや邪神に生かされている今この時が苦痛ですらある。
ようやく満足したのか、ゆっくりとポートロイヤルから触手が引き抜かれる。その感触でも彼女は思わず喘いでしまう。解放され、彼女は咳き込みながらも初めてまともな呼吸ができた。とはいえ、空気は精液の臭いが混じっていることに加え、犯された直後だ。気分は最悪だ。
虚ろな眼差しで目の前を眺める彼女。拘束こそ解かれていないものの、先程までの陵辱が嘘のように静かだった。
(終わ、った……?)
──否。その時、邪神が動き出した。彼女を取り囲む触手が彼女の体ごと下の粘膜に沈み始めたのだ。それはまるで落ちた石ころに跳ねた水柱のような光景だった。
爪先から徐々にその身が沈んで行く。生温かく柔らかい粘膜がスプーンを刺されたゼリーのように彼女を飲み込む。そのまま脹脛、太ももと、ゆっくりと沈む。
沸き立つ恐怖心にポートロイヤルは顔を強張らせた。邪神はこのまま自身に取り込もうというのか。その先でどうなるのだ、死を迎えるのか。不安は泥沼のように彼女の意識を絡め取る。
「嫌だ! おれは……車掌や、グア子のところに──」
その口を触手が塞いだ。さらに強い力がかけられ、より早く沈んで行く少女の体。暴れることも叫ぶことも叶わず、彼女は虚空へ手を伸ばした。無論、それも触手に引っ張られ、腰と共に肉の床に飲まれて行く。
(誰か、誰か助けてくれっ)
やがて、胴体も首も肉の中。最後に彼女が見たものは結局最後まで開かなかった貝殻の天井だった。
◆◆◆
ポートロイヤルは狭い肉の空間に囚われていた。光も風も、何も無いそこで彼女は静かに闇を見つめていた。大の字になるように手足を壁に飲み込まれ、その身は仰向けで宙吊りにされている。喉には触手を突き立てられ、抽送されているが、彼女はただ無抵抗だった。
目に見えて違うのは乳房に纏わり付く液体が白く、少し水に近い感触があることと、大きく膨張した腹だ。
彼女は化け物の子を腹に宿していたのだ。今やポートロイヤルは触手の花嫁として邪神の体内で生かされる身となった。
この状況に彼女の心は折れ、とうとう言葉を発することすら無くなった。
そして、今日もまた邪神との戯れの時間が来た。細長い触手が下からポートロイヤルの乳房に巻き付き、逆に先端が展開した触手が上から乳首に吸い付いた。
「んっ……うぅ、んっ……」
乳房から伝わる快感にポートロイヤルは小さく喘ぐ。
触手が乳首に吸い上げる度に声と母乳が漏れ出し、それが触手に嚥下されると共に邪神の体が脈動する。もはやその声に以前の艶は無い。
もっと欲しいといわんばかりに細長い触手が乳房を絞ると、吸引と圧力により、より多く母乳が吸い出された。
「あぅ……んっ、んうっ」
搾乳される彼女の元に別の触手が伸びて行く。それは彼女の腹にしっかりと巻き付くと、次の瞬間、濡れた雑巾を絞るのように締め付けた。
小さく反応するのみだったポートロイヤルもこれには声を荒げ、喉で抽送している触手越しに泣き叫ぶ。
「んぐっ! おごっ、お゛ぉっ!」
触手は母乳を搾りながら子宮と腸を責め立てる。腹部の膨らみが徐々に下り、ゆっくりと出口へと向かって行く。次の瞬間、彼女の秘裂から邪神との間に孕んだ子供が押し出された。
短く数多の触手だ、万年筆程度のサイズだろうか。悍ましいそれらがビチビチと肉の床で小さく跳ねていた。やがてそれらはそのまま吸い込まれるように粘膜の下に沈んで行った。
「あがっ、いっ……ひぃっ……はぁー、はぁー……」
産まれたものがどうなるのかはポートロイヤル自身も知らない。邪神の餌か、眷属として解き放たれたか。彼女にとってはどうでもよかった。
腹に溜まっていたものを出し切り、彼女の呼吸は荒れている。精神状態は凪だ。もはや恐怖心や嫌悪感は通り越した。壊れてしまった、ともいえるだろう。彼女の心を満たしているのは、純粋なまでの諦念だったのだ。
再び、邪神は新たな子を求めて触手を伸ばす。祝うことも呪うことも、愛も憎悪も無いただの生殖行為が今日も始まろうとしていた。