※この作品はR-18です。

ゲームの世界に転生したら、たまに体が勝手に動く...どうやらゲームの強制力には抗えないようです( Violated Princess )   作:妄想暴走中

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1話 夢じゃない?

 

 

セレナ「......あれは...ゴブリン?」

 

女性「いやぁーー!!」

 

セレナ「待て!」

 

躓き倒れた女性を2匹のゴブリンが取り囲み襲い掛かろうとしたその時、自身の意思に反して身体が動き女性とゴブリンの間に割って入った。

 

 

ゴブリン「ギ?」

 

そして気付くのが遅れたゴブリンを瞬間の隙をつき1体のゴブリンを倒した。

 

ゴブリン「ギギィ!ギャ!ギャアア!!」

 

セレナは倒れた女性の前に守る様に立つ。

 

セレナ「そこまでだ、ゴブリン共。(あ、夢だ勝手に動く)」

 

ゴブリンは現れたセレナに対し距離を取る。

 

セレナ「この私、セレナ・フオーコ・ル・ブリランテ・ド・ラ・グラツィアが来たからには......それ以上の乱暴狼藉、もはや許さぬ。逃げて散るなら、あえて追わぬが......」

 

仲間を倒されたという恨みよりも新たな獲物が来たという笑みでセレナにジリジリと距離を詰める。

 

ゴブリン「ギャア!ギャアアアーー!」

 

セレナ「その気はないようだな。よかろう。この世界をしろしめす神が汝の命を奪い、恥多き死を与えるのだ!かかって来るがいい!」

 

ゴブリンは笑みを浮かべながらセレナに棍棒を振り下ろす。

 

セレナ「ふっ!はぁっ!」

 

 

セレナはその棍棒をスルリと避け、難なくゴブリン倒した。

 

セレナ「...よし、これで...」

 

女性「いやぁああーー!!!」

 

セレナ「ツ!」

 

ゴブリンが物陰から女性を襲いかかる。

 

セレナ「まだいたのか!」

 

ゴブリンの振り下ろした棍棒が女性に当たりそうなのを間一髪庇い、セレナはゴブリンの攻撃に当たってしまう。

 

セレナ「くっ!(痛っ!!)」

 

腕に痛みを感じ夢では無い事に気付きゴブリンから逃げようとするも身体が言うことを聞かず襲いかかって来るゴブリンを吹き飛ばす。

 

ゴブリン「ギャァァ!」

 

セレナ「ちっ!」

 

木の影から再びゴブリンが現れ威嚇しながらセレナ達から距離を取る。身構えて居ると更に一匹飛び出して着た。

 

セレナ「残り二匹か...さてどうする...(もうさすがに来ないよな…?)」

 

ゴブリン「...」

 

セレナ「...」

 

ゴブリン「ギャア!ギギィーー!」

 

ゴブリン達はセレナが倒したゴブリンを見て距離がとり逃げて行った。

 

セレナ「…ふぅ…行ってくれたか。」

 

セレナは周囲の警戒をしながらうずくまる女性に駆け寄る。

 

セレナ「そなた、もうよいぞ。彼奴らは去った。怪我はないか?(くそ!まだ身体が勝手に動く。)」

 

女性「は、はい!おかげさまで傷一つ…!ありがとうございます…ありがとうございますぅ!」

 

セレナ「ふむ、何よりだ。(おぉ美人さんじゃん)」

 

女性「あなたこそ私を庇われて…」

 

セレナ「大事ない(ってよく見たら妊娠じゃん、本当に大丈夫なのかよ…)…さて街に戻りたいのだが…」

 

女性「...はい?」

 

セレナ「この辺りには来たばかりでな(そもそもさっきまで夢だと思ってたからな...)...道が分からぬ。案内を頼んでもよかろうか。」

 

女性「ええ、それは、もちろん...もちろん!」

 

 

 

───────────────────────────────

 

女性の案内により何とか街に着いたセレナはギルドハウスに入り、ギルドマスターに森で有ったことを報告する。

 

ギルドマスター「...それでゴブリンの鼻は採取し損ねたと...」

 

セレナ「元々、気が進まん(いや解体とか無理でしょナイフ持って無かったし...)駆除を確認する為とはいえ、死体の一部を持ち帰るなど...(俺には無理...触れない)蛮風にすぎるというものだ。」

 

ギルドマスター「相手はモンスターだぞ?」

 

セレナ「ならばこそ、我々は文明の担い手、文化の守り人たる自負を奴らモンスターに見せつけてやらねばならん。(...何言ってんだ?この子は...あ、俺だった。)そうではないか?」

 

ギルドマスター「......まぁ...お前さんの主義主張は好きにすればいい。とにかく取り決めだ...依頼はゴブリンの鼻10切れで3Gって契約だったよな。嬢ちゃんの持ち帰りは0だから報酬も0だ。」

 

セレナ「ふん..まぁ自分の選択だ。異論はない。元より報酬など当てにしておらぬしな。(マジか~倒し損じゃん)だが、とにもかくにも駆除は行い、ついでに人も助けた。(だから報酬ちょうだい)依頼遂行の事実はしっかりと履歴につけておいてもらおう。」

 

ギルドマスター「そうだな。本来は失敗って記録するところだが...今回は証人もいる事だし、成功って事しておこう。ったく前代未聞だぜ、報酬なしでの依頼成功なんてのはよ。」

 

セレナ「これで約束の依頼達成数まで8件...あと8件依頼をこなせば、東の街への手形を発行する...相違ないな?」

 

ギルドマスター「間違いない...何度目だい、このやり取り...」

 

セレナ「急いでいるのだ、何度確認しても足りない。あと8件...」

 

ギルドマスター「これから、こいつを持っていきな」

 

セレナ「なんだこれは?(あぁギルドカードね)」

 

差し出されたカードを手に取り裏表を見る。

 

ギルドマスター「初仕事を終えた冒険者に支給される...まぁ身分証だな。実績や評価なんかもここに書き込まれる。無くすなよ。」

 

セレナ「一人前の証という事か了解した。」

 

受け取ったギルドカードを鞄にしまいセレナはギルドから出た。

 

 

 

 

 




投稿者解釈世界設定

お金 1シルバー(硬貨)
   1G=100シルバー(銀貨)
   100G=1万シルバー(金貨)
   10000G=100万シルバー(大金貨)
パン複数1シルバー

魔力、枯渇すると脱力感、目眩等をおこす。
魔法、魔石と魔力なしでは使えない。
魔石、魔力大量に含まれた鉱石
魔道具、魔力又は魔石を動力源とする道具


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