※この作品はR-18です。

ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ)   作:u21es

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0章 序章
1 前世


 ある夏の夜、中肉中背一人の短髪の男聯が、車があまり走っていない山へと向かう幹線道路沿いの歩道を歩いていた。

 

 

 服装は夏にも関わらず、何故か足元まである黒コートと下駄という出で立ちである。

 

 

 車のライトが見えてきたら、 男は車道との仕切りとなっている鉄柵の方に向き、おもむろにコートを開くと何かを取り出した。

 

 

 取り出したのは聯が生まれてからずっと連れ添ってきた男の証ナニであった。

 既に展開済みで、よくコートの中に隠せていた物である。

 車が通る直前に、鉄柵の間に通した 。

 

 

 そう、聯はすれ違いざまに走行中の車に精液をかける露出狂だったのである。

 

 

 

 

 同時刻、翼は山奥の別荘にこもって週末のお楽しみをするために、車があまり走っていない山へと向かう幹線道路を赤い愛車で移動していた。

 

 

 服装は仕事帰りなのか、胸に金のボタンを2つあしらった黒のスーツ姿で、ブーツを履いて運転していた。

 

 

 翼が愛車を走らせていると、急に鉄柵の方を向き、車道を眺める黒いコートの男が見えてきた。

 鉄柵から何かが突き出るのが見え、それに野鳥が止まった。

 

 

 聯が鉄柵にナニを通し終えたその時、悲劇は起こった。

 鉄柵に通したナニへと銀色の羽をもつ野鳥が止まった。

 

 

 聯は突然ナニを足場にして止まった野鳥に驚くも、迫ってくる女性の乗った車にその精を解放しようとして、運転している黒いスーツのその胸の金ボタンにだけ、不自然な突起があるのに気付いた。

 

 

「えっ、まさかボディペイントじゃないよな」

 

 

 次の瞬間、野鳥が何を間違えたのか、ナニにその鋭利な爪を立てて根元からプチッという音を立てて引きちぎってから、その翼を広げて迫ってくる車へと飛び立った。

 運転手の女性の金ボタンに注意が向いていた聯は、プチッという音を聞いた。

 次の瞬間、鋭い痛みとともに股間が熱くなり、柵の反対側で赤いものが噴出したのを見て慌てて鉄柵越しに股間を確認した。

 

 

「ナニがない。痛い」

 

 

 聯は鉄柵の先に出していたものが玉袋を含めて根元からなくなり、噴き出しているのが自分の血だということに気付いた瞬間、聯はショックにより仰向けに倒れ、後頭部を路面に強打した。

 

 

 死の間際、聯は「あんなかわいい女の子に出会いたかった」と思いながら、意識を手放した。

 

 

 

 

 運転中の翼からも、鉄柵に突き出した何かに止まっていた野鳥は、すぐにその脚に赤い何かが滴る物を掴んで飛び立とうとしているのが見えていた。

 

 

 翼の目は、野鳥が飛び立つと同時に、鉄柵の歩道側から車道の半分近くまでが赤く染まったのを捉え、鉄柵を挟んで野鳥の反対側にいた男が身体から赤いものを噴き出しながらゆっくり倒れていくのも捉えていた。

 そして倒れた男のコートの内側は全裸で、あるべきものがあるはずの個所から赤いものを噴き出しているのを捉えていた結果、翼の判断が遅れた。

 

 

 飛び立っていた野鳥が掴んでいる何かを持ったまま、その翼を大きく広げて、翼の車に向かって飛んできたのは翼の愛車へと向かってきたのである。

 

 

 倒れた男の全裸を横目に、向かってくる野鳥とぶつかると思った翼は悲鳴を上げハンドルを切った。

 

 

 驚いた鳥は掴んでいたものを落とし、車から離れるように飛んでいった。

 

 

「キャ~」

 

 

 とっさにハンドルを切った車は中央分離帯にぶつかった後、血濡れの路面にタイヤを取られながら、鳥が飛び立った後の鉄柵にぶつかった。

 

 

 

 衝撃で折れた鉄柵と、鳥が掴んでいた赤いものが滴る何かが一緒にフロントガラスを突き破った。

 車内に飛び込んできた折れた鉄柵はあっさりエアバックを貫通して運転席に達し、彼女のスーツにあった金色の右ボタンをまるで衣服がないかのように彼女の身体を貫通し、身体ごとやすやすと貫き、シートをも貫通した。

 

 

 死の間際、鉄柵とともにフロントガラスを突き破って右手の手元に転がったきた赤い何かを握った彼女は握ったものの正体を知った。

 事故の時に赤いものを噴き出して倒れた男の股間にあるべきもの、つまり男の血を精液でドロドロになった陰茎と陰嚢であった。

 

 

「えっ、あの人が鉄柵から突き出していたのはやっぱりおちんちんだったのね。

 おちんちん、私にも欲しかったなぁ。」

 

 

 それが、痛みで意識を飛ばしそうになりながらも、鉄柵が貫通していない方の胸元のボタンを触り、その金色を剥がした先の桃色の乳首を露出させた彼女の最後の言葉だった。

 

 

 

 

 

 

 翼の事故を目撃した後続車が通報し、救急隊が到着した時には、単独事故を起こした形首を露出させた全裸にボディペイントの女性、壊れた鉄柵の歩道側に倒れていた外性器のないコートを着ただけの全裸の露出魔男の2人はもう死んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2人が事故死した後、地球とは別の星、世界にあるとある王国の海沿いの田舎に、男女の双子が誕生した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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