※この作品はR-18です。

ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ)   作:u21es

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8年前(前編)
128 8年前1


 8年前 〇▽国の王城内の特設手術室

 

 

「オギャーオギャー」×8

 

 

 「おめでとうございますラルフ聖女、いや王女様」

 

 

 助産師の資格を持つ世界教会の〇▽王国王都本部の副司教の女性が取り上げた赤ん坊を、医師資格を持つ140CMと小柄な身長の女性騎士団長アレンと7人のシスターが受け取り、産湯に浸からせた。

 

 

 副司教は、取り上げ終えて産湯に浸かっている8人の股間を見て、おちんちんの本数を数え、

 

 

 「王子様、王女様、男の子と女の子4人ずつの計8人ですよ」

 

 

 8人を産んで安心している様子の女性は、立ち会った医師資格を持つ第一王子ミカエルに声をかけた。

 

 

「ミカエル、私たちの子は8人いるわよ」

 

 

 「本当か。ありがとうラルフ」

 

 

「こちらこそありがとうミカエル。王都でクーデターが発生したらしいわね。貴方、早く国王様のいる『玉座の間』へ」

 

 

 「わかった。危なかったら逃げるんだよ」

 

 

 「アレン、妻を頼む」

 

 

「わかったわ」

 

 

 ミカエルが手術室を出ると、そこに身長2Mの同じく医師として待機していた神父兼王国騎士団副団長の大男マリアが走ってきた。

 

 

 「ミカエル王子、城にクーデター派が侵入しました」

 

 

「予想より早いな」

 

 

 「どうやら宰相が手を回したようです」

 

 

 「あの生真面目な彼がか、信じられん」

 

 

「ここも危ないかもしれんな。もしもの時はマリアや子供たちの護衛と妹が最後に暮らしたあそこへの避難を頼む」

 

 

 「はっ」

 

 

 地上地下それぞれ5階建てで城の地下5階中央部にある『特設手術室』から、地上3階中央にある『玉座の間』までは遠く、平均的魔力量を持つ並みの大人の男が走っても10分はかかる。そんな道をミカエルは8分でたどり着いた。

 

 

 正門から『玉座の間』に向かうにつれて増える遺体と負傷者に医師と騎士両方の心を痛めながら『玉座の間』に到着したミカエルが開いていた正面の扉から『玉座の間』に入った。

 

 

 そこには30人以上のクーデター派の民衆と、謁見していた貴族と護衛の近衛騎士たちの遺体、父である国王に槍を突き付けるその代表の魔術師の青年、そして代表のその隣に佇んだ薄ら笑いの老宰相の姿があった。

 

 

「国王この国は私達クーデター派が頂きましたよ」 

 

 

 宰相が国王にそう宣言すると、

 

 

 

 「わしもここまでか。ミカエル後は頼む」

 

 

 国王が『玉座の間』に入ってきたミカエルに気付いて声をかけると、

 

 

「国王、覚g」

 

 

 国王を刺そうとしたクーデター派代表と宰相の首が床に転がり、さっきを感じてとっさに扉から離れたミカエルのいた場所に刃「黒い矢が刺さっていた。

 

 

 「ん」

 

 

 突然の生命活動の停止も、刺そうとした勢いは止まらず、国王の喉に軽く触れた槍は皮膚を裂く切った。

 

 

 「いえ、父上、国を継ぐのは宰相ではなく私ですよ」

 

 

 首が落ち、血だまりを作る二人の死体の後方の地面から、紫のコートを羽織ったガタイの良い180CMほどの男が出てきた。

 

 

 「おお、レオン、助けてくれたのか」

 

 

 紫のコートを羽織ったガタイの良い男は国王の子でミカエルの弟でもある第二王子レオンだった。

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