※この作品はR-18です。

ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ)   作:u21es

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卵
166 卵だったもの1


 『卵だったもの』は2人の王子の斬り合い中、こんなことをしていた、という説明の前に。

 

 

 まずはその生い立ちを振り返ろう。

 

 

 

 

 その誕生は想定外で歪、そして奇跡だった。

 

 

 彼いや彼女の生は、偶然だった。

 

 

 クーデター派を裏切り、団長と宰相の次にレオンに殺された女性から抉り出された卵巣の中にあった卵の1つに、その時丁度排卵寸前の状態の物があった。

 

 

 そんなタイミングで身体から自分を生み出していた卵巣ごと生命活動の止まった身体の外へと抉り出された。

 

 

 卵巣はクーデター派を裏切ったレオンによって身体から抉り出された後、軽く衝撃防止の円錐状結界を張られてから、卵が1つも欠けることなく銃の魔法で銃弾のように高速で回転させられながら射出された。

 

 

  そして同じくクーデター派だった副団長の両足とその間にある精巣と陰茎、副団長の隣にいた少年ライの兄の片足と片方の足と睾丸それに陰茎を貫き、図ったように片方の精巣の中心で止まっていた。

 

 

 卵巣は副団長の睾丸を貫通した際、回転によって副団長の足の肉や精巣と陰茎海綿体の一部をその表面に纏ったことで減速し、少年の兄の睾丸の片方を貫きその一部と陰茎海綿体をも纏わりかせたことにより更に減速しもう片方の兄のもう片方の睾丸の中心部で停止した。

 

 

 高速での射出と人体との衝突による衝撃と破損から卵巣を守っていた円錐状の結界は、睾丸の中心に停止した段階で役目を終えて消滅した。

 

 

 保護していた結界が消滅したことにより、2人の男性の睾丸を貫いたことにより卵巣外部に付着していた2人の精巣の欠片に残っていた数百万もの数の精子が一斉に卵巣への入り口のある方向へ向かって泳ぎ始めた。

 

 

 その数百万もの精子により、睾丸の中心部にあった卵巣はその周囲5MMまでを一時的に全体を精子の膜に覆われる形となり、外界と完全に隔離されることとなった。それによりレオンの魔力による操作から解放された。

 

 

 膜が完成してすぐ、女性の体内にあった時点で排卵寸前にあった卵が卵巣からその一部を出すと、数百万のうち数十万が卵管へと一斉に突撃した。

 

 

 卵は生存本能からか、それとも別の理由からか通常ではありえないことを起こした。

 

 

 自分に突撃してきていた数十万の精子を無謀にもその全てを受け入れようとした。

 

 

 瞬く間に、卵は数百の精子をその核に生やし、卵巣から零れ落ちるようにして離れた。

 

 

 最初の数百になれなかった残り数十万の精子は、数百匹の精子を生やした卵の核には目もくれず先程まで卵が留まっていた卵巣の入口へと次々に突入し、卵巣の中にあった卵細胞へ突撃していった。

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