ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
自らの体内から右卵巣を引っ張り出している途中、卵巣が身体から千切られるプチプチという音と強すぎる痛みに耐えきれなかったノヴァは、鋭い痛みとショックにより意識を手放していた。
ノヴァが目を覚ますと、彼女は元いた睾丸に埋め込まれた卵巣からこぼれ落ちた卵の核の中ではないと思われる場所にいた。
(ここは、どこだ)
ノヴァは即座に周囲を見渡そうとしたが、真っ暗で何も見えなかった。
(ならば、遠隔操作で眼球を飛ばして)
ノヴァは手足の爪先から眼球を作り出そうとしたが、それは何かに阻まれたように出来なかった。
(ん、眼球が増やせないだと。ならば他の方法で探れないか)
ノヴァは、手足を増やしたり髪の毛を伸ばそうとするも、どれも眼球を生やそうとしたの時と同じように、何かに阻まれたように出来なくなっていた。
(魔法もこの分だと無理ね。肩にある重みがいつもと変わらないけど、おちんちんが揺れる時に感じる風がいつもよりずっと少ないわね。まずは僕の身体の状況を把握しましょうか)
ノヴァは自分の身体を見下ろすと胸の大きさは意識を失う前と変わらなかったようで、下を向いた視界の半分近くを隠していた。
視線の高さが変わらないことから人間で言うと12歳ではないかと推測できた。
手足は2本しかなく、股間と肩にあったはずの複数の男性外性器と女性外性器が、股間中心にあった1対を除いてすべてなくなっていた。自分の外観が髪色は耳元で切りそろえられたかのように整えられている薄いオレンジ色でショートカット、少し釣見のくっきりとした赤目とおっぱい以外は中性的な体格であることを、暗闇に少しずつ慣れてきた両目が床に反射する自分の姿を見たことで改めて知った。
(身体にあったはずの色んなものが、産まれた時からあったものも含めて人間と同じ数しかないわね)
ノヴァは1本になってしまった自分のおちんちんを右手で弾いてから、その先端を摘まんだ。
(これじゃただの人間じゃない)
と呟いた。
しばらくするとノヴァの目が暗闇に慣れてきたのか今いる場所の奥が見えるようになってきた。
ノヴァのいる場所は円形の空間の中で、正面に奥へと続く1本の通路があった。
(あそこに何があるのかしら。行ってみましょう)
ノヴァはゆっくりと1歩足を踏み出し歩き出すと、踏み込む際にバランスを崩し、前のめりに倒れてしまった。
前のめりに倒れたノヴァは,大きめのおっぱいが乳首から床に押し付けられたことによりつぶれてクッションとなって、コツンと甲高い音を立ててしたたかに鼻先をぶつけるだけで済んだ。
(痛~っ、鼻ぶつけたし床に付いた乳首とおちんちんは冷たいわね。どうしてうまく歩けなかったんだろう。あっ、そういえば僕、今まで歩いたことほとんどないや)
鼻を床から離したノヴァは、倒れこんだまま自分が産まれてからほとんど歩行をしたことがないことを思い出した。