ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
全ての穴からの同時絶頂が終わって、身体の火照りが収まるまでの5分で、ノヴァの眼はすっかり周囲の暗闇にも慣れていた。
彼女は自分がいるこの部屋から出口があると推測した細い通路へと向かっている中で、周囲を見渡す余裕が出来ていた。
彼女が周囲を見渡すと、彼女のいる部屋の壁と天井は、円形もっというならば卵の核の中と同じように半球状になっていた。
ノヴァが気絶する前までいた卵の核の中と異なるのは、床と壁面が透明では無く、全て真っ黒だった事と細い通路がくっついている点だった。
床が気になったノヴァが試しに今進もうとしている床を右足の先で2度つつくようにして蹴ると、「こんこん」と言う乾いた甲高い音が部屋中に響いた。
(床の触り心地はとてもつるつるだけれど、私みたいに歩くのに慣れていない人が滑って転ばないようになっているのね。そんな滑りにくい床で転んだ私ってもしかして相当なドジというやつなのかしら)
(暗さに慣れてみれば、私が異なると思っていた空間は、実際は気絶する前に居た核の中と同じような形状の空間であったわけか)
(壁と床には繫ぎ目はなさそうね、いつものように髪の毛での自応報収集も出来ないから外界がどうなっているかもわからないし先に進むしかなさそうね。ここが夢の中ならば、現実の私の身体は卵巣を引っ張ったまま気絶したのかしら。時間経過によっては失血死していそうね)
ノヴァはそう何度か呟きながら部屋の出口の方、細い通路へとその歩みを進めた。
ノヴァが半球状の部屋の中を15分ほど歩くと、ようやく部屋と細い通路との境目まで到達していたが、これから進む通路の奥は暗闇に慣れた彼女の目でも暗くまだ見えなかった。
(思ったより広い空間だったな。さてこの細い通路の奥に何があるか楽しみだな)
ノヴァは歩き始めてからのこの15分で完全に勃起が落ち着いていたおっぱいの先の乳首と陰茎を両手で触りながら、歩き続けた。
(それにしてもおちんちんと縦すじが股間に1つずつしかないのは慣れないな)
そう呟きながらも細い通路への第2歩を歩みを進めた彼女は、ふと今までいた部屋の方へと身体を方向転換させた。
(ここが何のために作られたのかはわからないが。とても居心地が良かったなぁ。激痛から一時的とはいえ私をすくってくれてありがとうございます)
そう呟き彼女は陰茎とおっぱいを触っていた両手を腰の横にそろえてから、90度の角度でお辞儀をした。
彼女のお時宜に返事をするかのように、真っ黒な半球状の部屋は、部屋の中心部に近いとある1か所が白く輝いていて、その白色部分が一瞬点滅したが彼女は気付かない振りをした。
お辞儀を終えたノヴァは、左足を軸にくるっと身体をターンさせ、再び通路の方へと方向転換して通路の先へと歩み始める前に何気なく壁へと手を添えた。
(壁もつるつるね)
彼女が壁に手を触れたまま通路への次の一歩を踏み出そうとしたその時、突然通路の先の天井付近の壁が白く輝いた。