ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
ツバサはレンによって身体を引っ張られたことにより、両足の爪先が脚立の一番上の板に付いた感覚を数度爪先で脚立の板を蹴って確かめた。
脚立の位置を確認し、安全を確かめたツバサは、棚板にしがみつきながら首より下を棚板より外側に出した。そして棚から脚立までの間で身体を大きく膨ませる形で曲げていた身体をなるべくクローゼットと垂直になるように調整した。
レンはツバサが棚にしがみつきながら胴体の位置を調節しているのを、ツバサがバランスを崩して落下しないかハラハラしながら見守った。
ツバサは1分ほどで身体の位置を調節し終えて、身体とクローゼットを垂直に近い状態にした。
それによりツバサは最初脚立に登った時と同様に、乳首より上を自分が載っていた棚板より上に出したまま、両腕で棚板に掴まり、脚立の上で背伸びをしながらつま先立ちをしているような形となった。
ツバサは背伸びをつま先立ちを止めて、そのまま棚板から両腕を離すと、トントンと軽快に脚立から降りた。
脚立から無事に降りてきたツバサに、
「お疲れ様、どこに入れたのか見つからなくて残念だったね」
と言った。ツバサは、
「長タオル、この段では見つからなかったけどどうするの。身体にバスタオルを巻きつけて登校するの、それとも今日初めての服を制服にするのは諦めて服を着て登校のするの?」
とちょっと考え込みなからレンにどうするつもりかを聞いた。それに対してレンは
「貴方が棚板に登っていた間に私も考えていたのだけど、良い手を思い付いたのよ」
と明るい顔をして言うと、部屋の窓の方を指差した。
「窓に何かあるの?あっ、まさかカーテンを巻くの?」
ツバサがそう言うと、いつの間にか学習机の傍らに移動していたレンが指を横に振ってから、学習机の上のバスタオルと小さい物を手に取った。
ツバサがレンに駆け寄ろうとすると、レンは、
「ツバサ、学校行く時間近いし、その前に脚立仕舞おう」
と言った。ツバサは、
「分かった」
と言いながら脚立を閉じ、クローゼットの1段目に仕舞い、クローゼットの扉を締めた。
ツバサが脚立を片付けている間、レンは窓の方へと移動しカーテンの留め具を3つほど外し始めた。
ツバサがクローゼットから学習机の傍らに移動すると同時にレンも学習机の傍らに戻った。
「それで、レンどうするつもりなの。バスタオルだけだといつか落ちちゃうよ」
とツバサが聞くと、
「これを使うのよ」
と言って、手の平に置いた小さな物をレンに見せた。