ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
2人が教室の前方にある引き戸を開けた時、室内には2人を含めた4人以外の生徒全員である男14人女15人の合わせて29人が、それぞれ思い思いの形で初めての学校で担任となる先生がどんな先生なのかをワクワクしながら2人が開けたドアを見ていた。
国外れにある海沿いの小さな街なので、学校に上がる前から知り合いだった生徒も多く、仲の良いメンバーで話している生徒達や自分の机で本を読んでいる生徒も含めて室内にいた全員が2人を見た。
生徒達の大半は、教室の扉を開けたのが大人ではなく子供であることを確認すると、自分達の世界に戻っていったが、他の何人かの子達と話し込んでいた金髪の小さな女の子が2人に近寄ってきた。
2人はその顔と容姿を見て、去年の夏に自宅そばの海水浴場で知り合い一緒に遊んだアリスであると気付いて声を掛けようとしたが、先に彼女が、
「おはようツバサ、レン。入学おめでとう」
と口を開いた。レンとツバサの2人は顔を見合わせると、アリスに先を越されたことに苦笑してから、
「「アリスちゃんおはよう」」
と声を揃えて返した。
「夏に会って以来ね2人とも。あの時は水着だったし、私は先に帰っちゃったから、2人のお洋服姿は見られなかったけれど、レンとツバサそのお洋服可愛いね」
とアリスが言うと、
「「ありがとうアリス(ちゃん)」」
2人でアリスと挨拶をした後レンが横目でツバサを見て、アリスと話したそうに目線を送ってから、
「アリスちゃん今日の入学式は家族の人が見に来るの?」
とレンが口を開いた。
「私はお母さんが見に来るわ。レン達は誰か見に来るの?」
レンの問いかけに返答したアリスの声を聞きつつアリスから視線をはずしたツバサは、さっと周囲を見渡して自分たちの服装が見破られていないかを確認しようとした。
教室内は生徒でごった返しており、皆入学式用と思われる思い思いの洋服を着ていた。大半はそれぞれ友達との話に夢中になっていたり本を読んでいるようでそちらに集中しているようであったが、こちらへ視線を向けている生徒も何人かいたが、双子である自分たちの顔やアリスを見ているようで、その服装までは気付いてはいないようであった。
(アリスや今この教室内でそれぞれの友達同士で話し込んでいる子達には、私たちの服がバスタオルだってこと、バレていないよ)
と目線で、アリスと話しているレンに伝え、レンはウイングで返事をしつつも、ツバサにもアリスとの会話に加わるよう、目線で合図をした。