ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
レンとツバサがアリスと話し始めて少し経った頃、ツバサは不意に教室後方の窓際から自分達の下半身へと誰かの視線を感じた。
ツバサは視線を感じた方を見ると、色白で白い服を着た少女が、自分たちの方を見て顔を赤らめ、読んでいた本で顔を隠そうとしているところを見た。
(ん、あの子もしかして私たちを見て顔を赤らめたの?もしかして隠蔽魔法を使ったバスタオルの偽装が効いていない)
女の子が読んでいた本で顔を完全に隠してしまったのを見て、ツバサは
「考え過ぎよね。登校途中にもたまに視線は感じたし、他にも隠蔽魔法を見破れる子はいるでしょうし、今更気にしないわ」
ツバサは先程入って来たばかりの時に見た時計を見てから、話し込んでいるアリスとレンに、
「2人とも、始業時間1分前の08:34だよ。アリスそろそろ席に座ろうよ。ツバサは僕たちの席は見つけてあるから一緒に席へ行こっ、先生来ちゃうよ」
と言った。
ツバサの呼びかけを聞いたアリスとレンは。
「「もうそんな時間なの。もうちょっと話したかったよ」」
と口を揃えて言った後、渋々と言った顔で会え椅子は一足先に教室の最前列窓側にある自分の席へ向かった。
「ツバサ、私たちの座席は何処なの」
と言って、翼の腕を引っ張った。
「腕を引っ張らないでよ。隠蔽がばれちゃうじゃないか」
ツバサはレンに小声でそう言うと、レンは「ごめん」と小声で呟いてからツバサの手首を掴んだ。
「じゃあ私の座席へ案内して私の弟よ(ツバサ、学校では私をお姉ちゃん予備すること、いいわね)」
レンがツバサの目を見てそう言うと、
「わかったよ姉ちゃん」
と、ツバサは苦笑しながらそう返してから、レンに手を掴まれたままアリスの座壁がある教室の前方の窓側へと向かった。
「へぇ~私たちの座席アリスちゃんの座席の近くなのね」
「近くどころか、レンはアリスちゃんんのすぐ後ろ、僕はその隣だったよ」
レンの疑問に応えながら、ツバサは自分の座席に座った。
レンもツバサの手首を掴んだまま、アリスの座席の真後ろにある自分の座席に座った。
それを待っていたかのようにアリスが後ろを振り向き、
「レンちゃん後だったんだね。ツバサ君もその隣だ。これからよろしくね」
「「こちらこそよろしくねアリスちゃん」」
レンとツバサは声を揃えて言った。
周囲を見ると大半の生徒が自分の座席に座っていたが、一部の生徒はまだ友達と話し込んでいて自分の席とは離れた場所にいた。
アリスのすぐ前にある教室備え付けの時計の長針が08:35を指した時、教室の前ガラガラと言う音を立てて引き戸が開いた。