ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
ノヴァは全身の至る所に刺さった透明な画面の破片を確認すると、半ばで折れ曲がった左腕を動かそうとした。
「痛っ、やはり左腕を使うのは難しいか」
若干、顔をしかめたノヴァは、折れた腕を繋ぎ直していくイメージをしてから、全身へ治療魔法を掛けることを考えた。
「治療魔h、うっ全身が熱いし頭が割れるように痛い」
ノヴァが治療魔法を掛けようと口に出した途端、ノヴァの全身を焼けるような熱さが襲い、頭に鋭い痛みが走った。
ノヴァは堪らず治療魔法の詠唱を止めると、急激な頭痛はすぐに引いていった。
「何だったんだ今の頭痛は」
ノヴァは全身から滝のように汗を流しながらそう呟くと、視線の先の右腕に刺さっている画面の破片が、少し赤みを持っていることに気付いた。
(急な全身の発熱はこれが原因か。ほぼ同時に症状が出たということは、おそらく鋭い頭痛もこれが原因だろうな。発動条件は。さっき全身をスキャンした時にこの破片が赤くなっていなかったはずだから、私が回復系の魔法を使おうとすることなのだろうな。ならば魔法で自然に破片を落としてからならば)
ノヴァは瞬時にそう判断すると、身体に刺さっている破片が抜け落ちるイメージをしてむ詠唱で魔法を使おうとした。
(ん、あああっ、熱いっ、それにの頭痛の時よりも全身に鋭い痛みが。それに破片が刺さっている睾丸が焼ける)
ノヴァは自分の視線の先にある破片が刺さっている腕を見ると、先度とよりも赤みが増して真紅に近づいた画面の破片が見えたばかりか、心なしか破片が身体のへと入っているように見えた。
ノヴァは慌てて詠唱を止めると、すぐに破片の赤身が徐々に引き始め、右睾丸の痛みも引いていった。
ノヴァが念のため全身を魔法で再スキャンすると、見街が柄ではなく全身に刺さっていた破片は先程よりも深い部分までおり、その周囲にある皮膚には僅かな煤と火傷の跡が見られた。また、先程焼けるような熱さを感じた睾丸の入っている右玉袋の中では、破片が刺さっている睾丸の表面が少し焦げているようであった。
(ん、刺さった破片を魔法で抜こうとしても阻害されたばかりか、より体内に食い込んでいくとは、あのまま魔法を続けていたら私の全身の臓器がズタボロになって失血死しているところだったな)
(それにしても、回復に関係する魔法を絶望に変えようとするこの破片には『彼女』の洗脳が残っているのか?仕方ない。物理的に抜き取るしかないのか)
(とりあえず人体の生命活動に影響が出る前に、気付けたのだけは良かったということにしておこう。まず抜き始めるのは、一番深く刺さっている右睾丸からかな)
ノヴァはそう考えをまとめると、動かせる右手の指を動かして、右の玉袋とおちんちんの根元を股供養に刺さっている破片に触れた。