ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
保健室の先客の存在を思い出したミカエルは、少し早足になりながら校舎へと向かい始めながら、併走してきたマリアに告げた。
「今年採用した保健教諭は貴女の言うとおり、貴女とラルフの元で学んでいたミオちゃんで間違いないわよ。ミオちゃん、私の妹のシェリネの影響を昔受けちゃっていたらしく、家では裸族らしいのよ」
と告げた。ミカエルの発言にマリアは、
「え、彼女が、教会での共同生活や8年前の療養ではそんなの素振り見せなかったけど」
と驚きながら言った。マリアの驚きに頷いてからミカエルは、
「彼女、貴女にはそれを見せていなかったのね。ミオちゃんがうちの妹のシェリネと対面したのは、18年前のたった1度だけだったみたいだけれどね。シェリネが13歳だった年の10月の最終日に、シェリネ主催で自分の友人何人かを招いて、女の子だけのパーティーをお城の地下でやっていたのよ。その時にアレンやラルフと王立魔法学校で同級生だったお姉さんと一緒に参加していたのよ」
と、言った。
ミカエルの発言にマリアは、
「そうだったのね。でもなんで当時は男だった貴女が女の子たちの会の存在を知っているのかしら」
と問いかけた。ミカエルは一度足を止めてから、
「私は別件でお父様と一緒に国境付近の村に住んでいる要人とそのお子さんの男の子と一緒に居てお父さんが謁見している時は私が面倒を見るように言われてたの、その子供さん、王城の森で遊びたいって言って、森に連れていったら、すごい速さで巻かれちゃってね。夜までシロの手が空いている者を動員して彼を探したけど、結局見つけられくて、その要人とお父様に謝ったら、「あの子ならやると思っていた」とか「帰る時間には戻ってくるだろうって」ってそれぞれから言われて、慰められたわ」
「謁見が終わって部屋で落ち込みながら休んでいたら、バーティーを開いていたシェリネから連絡が入って「男の子が彼女たちの板露天風呂に迷い込んできた。泥だらけだったから綺麗にして、今日は寝かしつけるから、明日迎えに来て」ってね。翌日その男の子を迎えに行ったら、そこでシェリネ達と一緒にいる小さな女の子と探していた男の子がいたわ。小さな女の子がさっき話題に出したミオちゃんで、探していた男の子が彼女の旦那のライくんだったわ。私はライくんを連れて要人の人に再会させている間にミオちゃん達は帰宅したようだったわ」
黙って話を聞いていたマリアは、
「それで、今の状況との繋がりが見えないわ」
と言うと、ミカエルは
「まあ、そのうち今の状況に関係してくるから、ちょっと私の昔話付き合ってよ。ラルフに聞いたのだけど、ミオちゃん、そのパーティーで色々あったみたいでね」
とラルフからの話を思い出し始めた。