ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
ツバサたちの後ろに隣のクラスの先生と生徒たちが列をなしてから5分後、多数の足音と共に列の後ろの方が騒がしくなり、隣のクラスの後ろに1年生最後のクラスが列に並んだのがわかった。
ミカエル先生は観音扉を小さく開いて、扉の向こうにいる誰かに2言程何やら話をしているようであった。
話し終えたミカエル先生は、扉を1度締めると、アリスの方を向いた後、「拡声」と呟いた後、
「おはようございます。1年生の皆さん、1組の担任でこの魔法学校の校長のミカエルです。これから体育館に入場して入学式を始めます。皆さん、式の途中で名前を呼ばれますので、呼ばれた人は、元気よく返事をして立ち上がってくださいね。制服の配布は、式の後にクラスごとに移動して行いますので、楽しみに待っていてくださいね」
「分かったら元気に返事をしてくださいね」
と1年生全員に聞こえるような声で言った。
『はい』×100
ミカエルの呼びかけに対して、100名の生徒達からは多少のばらつきがありながらも返事が返ってきた。
生徒達の元気のよい返事を聞いたミカエルは一度頷いてから、
「じゃあ新入生の皆さん、体育館に入りますよ」
ミカエル先生がそう呼び掛けたあと、扉の方を向き直った。
するとタイミングを計っていたのか、体育館への観音扉が生徒達を出迎えるように奥へと開いていき、1分程をかけて開ききった。
観音扉が開ききると、ミカエル先生はゆっくりと歩き始め、体育館の中に足を踏み入れた。
ミカエル先生に続いてアリスも体育館の中に足を踏み入れると、
「魔法学校初等科部へようこそ」
と、体育館内にいた保護者・学校関係者訳300名余りが声を揃えて声援を送った。
あまりに大きな声での声援に、体育館外で並んでいたそれを聞いた一部の生徒は身震いしたが、ミカエル先生は歩み続け『1‐1』の生徒用に用意されていた椅子の横まで移動していった。
ミカエルに続いたアリスやその後ろに並んでいた生徒がミカエル先生に続いて椅子の横に立ち、最後にクラスの最後尾で列に並んでいたツバサが椅子の横で止まると、翼の後ろから歩いてきていた紺スーツ姿の女性の先生がミカエル先生の椅子を挟んだ右隣に並んだ。
紺スーツの女性の後ろに並んでいた隣のクラスの生徒もアリスや翼たちと同じようにして自分たちの椅子の横に並び終わると、3クラス目の生徒が椅子の横に並び終えた。
最後のクラスの最後尾の生徒が自分の椅子の横に立つと、体育館の入り口にあった観音扉が閉じられ、入学式が始まった。