ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
新品の制服を持ったアレンとミオが真っすぐな坂道を3分ほど下り続けると、通路の坂が終わって平坦になり、坂道の突き当りに高さ2M程の大きさの銀色で縁取られた黒い観音扉が現れた。
「着いたよ」
とアレンが言うと、
「これがさっきアレンさんの言っていた扉なんですね。両手が塞がっているのにどうやって、って、まさかさっきみたいに魔法で開けるのですか」
ミオは言いかけていた質問を言い直す形で質問した。
「ミオちゃん、ご名答だよ」
制服の入った大きなコンテナを抱えたままのアレンは、可愛らしい甲高い声でそう言うと、
「解錠」
と小さく唱えた。
アレンの詠唱とともに、扉は奥へと開いていき、中に通路より広さのある開けた空間が現れた。
扉が開いた先の室内の床は白く、暗闇で分かりづらいが、部屋はとても広く、の天井はかなり高さがあるようであった。
アレンが1歩足を進め白い床の坂道と部屋の床の間にある黒い線の間を超えると、と部屋の中に入ると、自動的に部屋の照明が下から上へと順に灯っていった。
部屋は一気に明るくなり、全体的に白を基調とした部屋だということがわかった。
しかし、2人の目線を遮る形である保健室にあるものと同じような白い仕切りが、その先の室内の状況を把握させることを阻み、何も見なかった。
「保険医のミオさん。ここが生徒たちにこの学校の制服を渡す部屋ですよ、」
アレンはそう言いながら部屋の内側へと開いた観音扉より少し奥まで歩いていった。
彼女はコンテナを持ったままそこで右に方向転換し、開いた観音扉より右側にあるミオからは見えない位置にある彼女の股間丁度クリトリスと同じ高さの白い台の上に、制服の入ったコンテナを静かに置いた。
台の上に置いたコンテナを部屋の壁に密着させる形で押し込むようにして移動させ、コンテナの左側面の中心部にある蓋を開いて、隣に置いてある機械からのびたコンベアにコンテナを繋いだ。
運んできた荷物を置いて身軽になったアレンは、両手を腰の両側に当てると、ミオの前を横切るようにしてそのまま部屋の反対側、左側へと歩いていった。
「ミオさん。まずは、保険医でもある貴女にも部屋の全容を把握していただくために、上から眺めて見ましょうか。少し室内の足場を上昇させますので、部屋に入ってもらえますか。そこでこれから私の立ち止まる場所の隣で立ち止まってください」
扉の外側で突っ立ってアレンがコンテナを置いて身軽になり部屋の左側に向かい始めたのを眺めていたミオは、部屋の中にいるアレンから声を掛けられて我に返ると、アレンに遅れる形で部屋の中に足を踏み入れた。