ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
羊水を纏った全身のうち小さな2つの乳首までの部分をお母さんのティナの膣口から外へ出すことに成功した赤子は、それから少しして、先程より大きい「スポン」と言う音を立てて顔と頭を完全に外気に晒した。
その直後、「オギャー、×2」という泣き声とともに外の世界での最初の呼吸をした。
赤子が完全にティナの膣から出たのを確認した助産師は、ティナの股の間にへその緒だけでぶら下がる形となっている赤子を片手で抱えた後、素早く赤ちゃんとお母さんを繋ぐへその緒をスパッと風魔法で切断した。
抱えた赤子はすぐに産湯に入れられて、身体に付いていた羊水の残りや血液を洗い流された後、綺麗な白い布に包まれた。
助産師は白い布に包んだ赤ん坊を大事に抱えて、引き続き行われる手術の邪魔にならないよう部屋の隅に移動し、産まれたばかりの赤子をベッドの上に静かに置いた。
10分ほど経って、へその緒からの出血や体内からの液体の流失から落ち着いたティナが落ち着いたところで、室内で出産を見守っていた医師が、
「ティナ様、病巣摘出手術を始めます」
と告げた。ティナは疲れた様子で首を縦に振り頷いたのを確認した医師は、」傍にいた魔法を使える看護師に「魔法を」と言った。
看護師は、ティナのお腹に手を当てて「麻痺魔法 局所」と唱えると、医師は魔力を手の中に集めて視認できる銀色の小さな刃物を作りだした。
医師は生み出した魔力刃物で、ティナのお腹丁度へそのすぐ下に触れると、スッと下方向へと刃を移動させて、今出産したばかりの彼女の割れ目から顔を出す小さなクリトリスのすぐ手前で歯を止めた。
医師は刃を当てた部分からワリと滲み出る血液を気にすることなく、そのままお腹の下にある少し膨れた恥丘を横に線を入れ、最初の切れ込み線との間に出来た十字の切れ込みの四方をそれぞれ少しだけ捲った。医師は体内の内臓の位置を見えるようになったのを確認してから、魔力刃物を一旦消した。溢れ出る血を止めるために片手へ治療魔法を這わせ、捲った部分から彼女の体内へともう片方の魔力刃物を出していた方の手を突っ込んだ。
ティナの体内へと手を入れた医師は、お腹の中を関係ない内臓を傷つけないよう慎重にかき分けていき、全体が黒いものに覆われ摘出予定だった片方の卵巣を優しく握りしめた。
医師は、全体が黒くなった卵巣を握りしめたまま5指の先にある爪から魔力刃を出して、その刃で周囲の組織から卵巣を切り離すと、周囲を止血しながらゆっくりと体内から病巣となっていた卵巣を取り出した。
尿層を取り出した医師は、空いている方の手で捲っていた皮膚と肉を戻すと、傷口治療魔法をかけてティナのお腹の傷を塞いだ。
「ティナ様、病巣であった片方の卵巣は摘出できましたよ。魔法で透視しましたが、他に転移している箇所もなさそうです」
取り出された卵巣は、手術台の傍らにある台の上に置かれた皿へ慎重に置かれると、ティナは安心、気を抜いてしまった。それにより、開腹されているお腹にかけられていた麻痺魔法の効果が急速に低下し焼失し、猛烈な激痛に襲われた。
彼女がお腹の痛みで意識を失う直前、右横に顔を傾けていた。部屋の天井そこに据え付けられた通気口から伸びた黒い紐が、彼女の寝ている手術台の横のだいのうえにある、たった今小さな皿に入れられた摘出されたばかりの彼女の卵巣を貫いたのを見てしまった。