※この作品はR-18です。

ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ)   作:u21es

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373 レオン アレン1

 僅か1年で王国騎士団の副団長となったアレンは、日々の書類仕事や部下の訓練に、王族や王都の警護、国のあちらこちらでの魔物の討伐や迷宮攻略等が多忙を極めていた。

 

 

 王族の警護は普段王国騎士団が交代で行っていたが、王族個人の指名での人員の指定も可能で、シェリネは親友であったアレンを護衛を兼ねた気の置ける話し相手としてよく指名し、1晩を一緒に過ごしていた。

 

 

 

 

 ある夏の夜、子供の頃から抱いていたアレンへの思いをいい加減本人に告げて添い遂げようと決心したレオンは、アレンを職務のための警護と称して、自室ではなくかつてシェリネがアレンたちを招いて開いたパーティーの会場となっていた地下室へとアレンを呼び出した。

 

 

 レオンは、アレンとともについてきた数人の王国騎士達には、部屋の扉の外での警護を命じた後、アレンだけに自分の警護のためについてくるよう告げて、2人で部屋に入った。

 

 

 任務のために王族とはいえ1つ上の先輩である異性と2人だけになることに若干警戒したアレンは、

 

 

 「懐かしいですね。私、昔シェリネ様の主催されたパーティーでこの部屋に来たことがあります。レオン様、この部屋で一体何の業務をなさるつもりですか」

 

 

 と尋ねた。レオンは、

 

 

 「アレン君。この部屋の地下に、王族しか入れない部屋か何かがあるらしくてな。それの調査だよ」

 

 と言って、まっすぐ部屋の中にある青い扉へと向かった。

 

 

 アレンはレオンについていきながらも、嘗て来た時のこの部屋の配置を思い出していた。

 

 

 レオンは青い扉を開けるとアレンの記憶通りそこには脱衣所があった。

 

 

 「アレン君、この脱衣所の一角にそれがあるらしくてね。一緒に入ってくれないか」

 

 

 レオンはそう言ってアレンを伴って脱衣所に入ると、「施錠・封印」と呟いて入ってきたばかりのドアを閉め、ドアを土の壁で覆い隠してしまった。

 

 

 「何するんですかレオン様」

 

 

 いよいよ不審に思ったアレンが左腰にぶら下げた剣の鞘に手をかけつつ、そう告げると、

 

 

 「探している部屋への入り口はこの部屋を密室にしないと開けないらしいんだ」

 

 

 とこともなげに告げて、もう1度「施錠・封印」と呟いて、2人の目の前にある浴室への扉も土の壁で塞いでしまった。

 

 

 レオンは脱衣室の秋桜で立ち止まって何やら呟くと、四隅の1角にある振り子の付いた柱時計を見つめてから告げた。

 

 

 「アレン君、あの時計が鍵らしい。悪いが外してくれないか」

 

 

 と言った。アレンは「レオン様の方が近い位置におられるし、背丈もあるのですから、貴方が外せばよいのではないでしょうか」

 

 

 と告げると、

 

 

 レオンはアレンに向けて突然剣を振るった。

 

 

「何をするんですか、レオン様」

 

 

 突然の攻撃に驚きつつも、予想していたアレンは自分も剣を抜いて振るわれた剣を弾いてから、剣を構えると、アレンの手と足に何かが絡みついてきた。

 

 

 アレンがレオンへの視線をそらさないようにしつつ視界の下側でちらりと足もとへ目を向けると、先程壁を覆った土と同じ色である灰色の蛇が彼女の手足に巻き付き始めていた。

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