ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
学校の正門前にいた6人は30分以上の時間を掛けて、学校の敷地を半周し学校の裏門へ向かい、そこから見えるこの地域を一望出来る高さのある山へと登山道を登っていった。
途中、病弱なミコトを気にかけながらもアリスが先頭、ジルが最後尾という並びで山道を30分程歩いた。
登山道の中腹、二手に分かれる道を頂上とは異なる方向へと向かう道を15分ほど進むと、遠くから水の音が聴こえてきた。さらに5分歩くと突然、緑だった視界が開け、上に滝がある目的の泉に到着した。
「着いた〜」×5(ハルトはガッツポーズ)
アリスは皆の方に振り向いて早速、
「右の岩は男子の着替え用の岩、左の岩は女子の着替え用の岩よ」
「男女の岩の中間より男子の岩側と近くにあって、脇に木が生えた一番大きな岩、あれは休憩用ね」
と言って、『泉』の方を向いて歩き始め、女子用の着替えスペースとした左の岩に近づいた。
次の瞬間、アリスは皆が見ている前で岩に向かって着ていたシャツを脱ぎ捨てた。
「アリスちゃん、急に何を。恥ずかしくないの」
とシロが聞いたが、シャツに続いて履いていたズボンとサンダルを岩に向かって脱ぎ捨てたアリスは、
「恥ずかしくないわ。だって水着着てきたんだもん」
と、学校指定のセバレート水着を見せつけた。胸元にはアリス自筆の可愛らしい字で「ありす」と書かれていた。
尚、アリスたちは来年以降知ることになるが、この水着が魔法学校高等部卒業まで通しで使われる『持ち主の身体に合わせてサイズが成長する特殊な水着』である。
同じアレン作成で素材も同じトレーニングウェアを持っているレンとツバサは知っている。
「ようし俺も続くぜ」
とジルがアリスに続いて右の岩にシャツとスボンを脱ぎ捨てると、後ろにいたシロが「きゃ」っと目を塞いで、ミコトは手で顔を覆って、マコトのため息が聞こえてきた。
スク水姿のアリスは泉に飛び込もうとしたところにシロの悲鳴を聞いて、まだ移動していなかった6人と悲鳴の元凶と思われるジルの方を見た。
ジルはすっぽんぽんで股間には可愛らしい小象がいた。
「ジル、あなた水着はどうしたのよ」
「泉で遊ぶんだから裸でも良いだろ」
「あんた、あんたの小象を見るのは私だけなら良いわよ。でもシロやミコト、ツバサもいるのよ。ちょっとは考えなさいよ」
「わかったよ」
ジルはしぶしぶ『身分証明カード』を取り出し、そこからセパレートの水着を出して下から履き始めた。
それを見たレンとツバサは、
「水着忘れなくてよかった」
と思っていた。
そう思っている間に、アリスは泉の縁に到着し、そのまま飛び込んだ。
「ふぁ~、気持ちいい。みんなも早く来なさいよ」
アリスと上の水着も着終えたジルの2人に、呆気にとられていた残り6人のうち4人は急いで男女それぞれの着替え用の岩に移動した。それぞれが『身分証明カード』を取り出し、水着と裸を見られない様にするための長い巻タオルを取り出し、タオルを巻いてから水着に着替え始めた。
水着を持ってきていなかったミコトとハルトの2人は、休憩用の岩の下に腰掛け、皆が遊ぶのを眺めながら読むための本を『身分証明カード』だ。から取り出していた。
アリスとジルが『泉』に入って5分ほど経った頃、
「アリスちゃん、ジル、着替え終わったよ」×4
遊ぶのに夢中で聞こえていないような雰囲気のアリスとジルが泉のなかではしゃぐ中、4人はタイミングを合わせてそれぞれの岩から『泉』の前に出た。