ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
数時間ぶりに立ち上がり、お互いのおちんちんから手を離したばかりのレニフとゼィムの耳に、それぞれのお腹から、『ぐぅー』と重低音が響き渡るようにして聞こえてきた。
「あ、そういえばカプセルを出てから、私たち何も食べていなかったね」
かわいらしさのない重低音を響かせたお腹を手で隠して顔を赤らめたゼィムがそう呟くと、
「手分けして部屋の中に何か食べられるものがないか探そうよ」
と同じくお腹を押さえて顔を赤くしたレニフが提案をした。
「幸い水は昨日みたいにカプセルから流せるから、僕たちがすぐには餓死することはないと思うけどね」
とレニフは付け加えて言うと、ゼィムは顔をさらに赤くして、
「レニフ今度は2人で同じカプセルに入りましょうね」
と返した。
2人はざっと部屋の中を見渡してから、レニフが
「じゃあ、それぞれのカプセルがあった側を調べよう。操作用の機械の下にいくつも核があるから、何かかあるかも」
と言うと、ゼィムが
「わかったわ」
と返して、散会した。
それから1時間程かけて、レニフとゼィムは部屋の中のそれぞれの担当エリアを捜索した。
2人は部屋に無数に置いてある箱を片っ端から開けていき、何か食べられそうな物がないかを探した。
部屋の片隅に凍った袋入りのご飯が数袋と小さな包装紙にくるまれた甘い香りのする茶色く四角い物が数個、中が冷却状態の機械に仕舞い込んであっただけで、他に2人の食べられそうな物は、何1つなかった。
「どうする。せっかくカプセルから出られたのにこのままだと2人とも餓死しちゃうよ」
部屋の中の捜索を終えたレニフはそう言いながら、2つのカプセルの間に、足を股間の前で組み、床にお尻を付けて座り込んだ。
「この部屋にないとすると、やっぱり部屋の外に出るしかないのかしらね。またあのカプセルに入れたとしても、2人で一緒に密封されて栄養を供給できるかはわからないわ。もし中に1人しか中に入れなかったら、どちらかは中に入れなくて餓死しちゃうだろうし、反対にカプセルへ入った方は相方の餓死していく光景を見ながら、いつ出てこられるかわからない恐怖を味わうことになるわ。何より、せっかく成長したレニフとレニフのおちんちんに触れたのに、カプセルに入るとそれが出来なくなるから、食事のためとはいえ入ったカプセルに密閉されるのは嫌よ」
同じく部屋の中の捜索をして、見つけ出した凍ったご飯の袋を片手に持っていたゼィムは、2つのカプセルの前で座り込んだレニフの前に戻ると、レニフと向かいあう形で立ち止まった。