ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
リンは悲鳴を上げながら、振り上げた右腕の手を開くと、今ほどまで自身の右肘を置いて凹んでいた砂山に叩きつけた。
砂山に平手が当たる『パーン』という甲高い音が地底湖内に響き渡り、それが契機となって、」2人が落ちている穴のある推定地底湖全体が、グラグラと激しく揺れ始めた。
突然の轟音と、地面の激しい揺れにリンの右おっぱいを揉んでいたネルは我に返って正気を取り戻した。
彼女のおっぱいを揉む手を止めると彼女の右おっぱいに手を置いたまま、しゃがんんたままの姿勢で彼女の右横から背後へと、揺れでバランスが取りづらい中を、小さな歩幅でゆっくりと移動した。
彼女の背中側へと回り込んだ彼は、立ち上がって彼女の頭と背中を守るような形で彼女に覆い被さった。
そして、僅かにプルプルと小刻みに震えている彼女の左おっぱいを左の掌で覆うと、彼女の身体がこれ以上揺れで埋まらないようにした。
リンは自分を守ろうと自分に覆いかぶさってきたネルの気配と胸に当たるネルの指先の感触を感じつつも、激しい揺れの轟音に全身を震わせながら、目に大粒の涙を浮かべ始めていた。
彼女の身体を守るように配置を終えたネルは、彼女の右の耳元に口を近づけると、
「リンちゃん大丈夫だよ」
と彼女の耳元で囁いた。
激しい揺れは彼ら2人のいる30センチほどの深さの穴の側面の崩壊を加速させた。
リンの落下した時点で、崩れていなかった壁の砂が、今回の激しい揺れで、彼女の落下で崩れた斜面の側からひび割れていった。
新たに崩れた斜面の砂は、リンの背中を覆い被さる形で砂から守っていたネルの背中へと降り注いでいった。
地面の揺れは数分続いてその間ずっと彼の身体や2人の周囲には、崩落した穴の壁面だった砂が降り注ぎ、ネルに守られている安心感もあってか、揺れが収まり始めたころには止まっていた。
揺れが止まったことに気付いたネルは自分の背中に重く降り積もった砂を身体を左右に振って振り落としながら、リンの両のおっぱいに置いていた手を外してから、ゆっくりと立ち上がった。
2人に降り注いだ砂は、砂地にお尻をつけて座り込んでいるリンのお尻の上1/3、立っ手リンの覆いかぶさっていたネルの両足が太ももまですっぽり砂に埋まってしまうほどの量で、穴の壁面はすべて緩やかな斜面になってしまっていた。
身体の砂を払い落としてから立ち上がり、すぐに周囲を見回したネルは、自分の下にいるリンの後頭部を見つめていると、2人のいる砂の地面の真下当たりから、
『ゴトッ』
という推定地底湖全体に響くほどの鈍い重低音が響いた。
立ち上がっていたネルは、彼女の頭の上からリンの顔を覗き込みながら、
「何の音だろう」
とリンに問いかけると、
「何の音だろうね」
と彼女も首を傾げながらそう返した。
リンが返答すると同時に、変化が起こった。