ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
少女に手を引かれたツバサは、急いて片手で床に落ちている長タオルと自身の靴を手に取ると、慌てて立ち上がった。
足元に散らばっていたそれらを拾うことに夢中だったツバサは、立ち上がりながら、少女の足の先から頭の上までを見ることになってしまった。
まず、白めの肌と細くて折れそうな足、レンや昔の自分のそれより少しだけ短く見える股間のスリットが目に入った。
その上にある子供らしいのっぺりとしたお腹の上には小さな可愛らしいおへそがあった。
ツバサが彼女の足の先から上へとゆっくりと目線を上げていくと、まだ膨らみなど微塵も感じさせない胸の中心に、全身の白めの肌よりも少しだけ濃いピンク色の乳輪とそれよりもさらに薄い色の小さな突起があった。
骨が浮き出ている鎖骨を通り、いよいよ首から頭へと視線を向けていった。
そこには彼女の、やや色素の薄い唇と赤色の瞳を持つ眼、くっきりとした鼻、両端には肩までの長さで切り揃えられた白く長い髪が、ツバサの視界の中へ順々に映し出されていった。
ツバサはじっくりと観察するようにして見てしまった女の子の裸体に元女の子でありながらもどぎまぎし、顔を赤らめた。ツバサがここまでじっくりと女の子の裸体を眺めたのは、前世の自身の裸体を除くと、双子の姉であるレン以外では初めてであった。
「ツバサくん、気が済んだかしら」
彼女は呆れながらもやや怒ったような表情でツバサに問いかけた。
彼女からの問いかけに、ハッとして我に返ったツバサは両目をキュっと瞑りながら、
「裸をじろじろ見ちゃってごめん、えっと君の名前は?」
と少女に名を尋ねた。そして器用にも目を閉じているにもかかわらず顔を赤くしながら腰を曲げ、彼女ゼロに謝った。
「私はゼロよ。ツバサ君。さっ、ボケっとしてないで、早く身体測定に行きましょ」
ゼロはそう言いながら、ゼロは立ち上がったばかりのツバサの手を取ると、若干垂れ下がって顔にかかってしまっていた髪をかき上げながら、名を名乗った。
ツバサは身体を脱衣籠の方へ向けてから目を閉じたまま、
「ゼロさん、これからよろしくね。あっ、身体測定に行くの、タオル畳んでからでよいかな」
と言って、右腋で長タオルを挟んで取り落とさないようにすると、手に持っていた靴を持ち上げてみせた。
そして、彼はその場で目を開けた。
彼が目を開けると、目の前には視界を2に分ける形で脱衣籠が2つあった。
どちらの籠も半分ほどふたが閉められており、彼が覗き込まなければ中身が入っているかどうかわからないようになっているようであった。
しかし幸いにも、黒幕を抜けてから最初に見た時と同じように、右の脱衣籠の下の網棚には、彼女の履いていたサンダルが揃えて置かれていた。
ツバサは彼女の靴が置いてある方とは反対の籠を覗き込むと、ピンク色の小さな三角形の布が見えた。
ツバサは即座に覗き込んでいた籠から頭を離した。
顔を赤らめながら横に数歩歩き、隣にあった脱衣籠の中を覗き込んでから、腋に挟んでいた長タオルとクリップを籠の中に入れ、網棚の上の彼女の靴を片手で持ちあげると、自身の靴をそこに入れた。
ツバサはそのまま数歩横に移動し、そこにあった脱衣籠の下にある空の網棚に、彼女の靴を置いた。
本年はあまり更新出来ず、読者の方をお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
皆様、良いお年をお迎えください。