ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
身体を洗浄された2人が立っている床が可動し、転生用カプセルの入口の正面で2人が気をつけの姿勢にされ、正対する形になった。
「いよいよ(ね)」
毛抜きの置いた台が収納され、2つのカプセルの間の同じ場所から何か尖く光る物を載せた台がせり上がって来た。
出てきたのは柄と刃渡りが合わせて15㎝程のガラスのナイフだった。
「これで僕の玉を取り出すのか」
「そうみたいね」
それぞれのカプセルの台座があった場所の側の面が10㎝四方の箱が迫り出してきて、先端の蓋が開いた。
せり出してきた箱の中には小さな台座が2つあった。
「あれっ、2つも」
聯は疑問に思ったが、翼は嫌な予感が頭の中をよぎり「まさかね」と呟いた。
電子音声が流れた。
「翼さんはそのナイフで、聯さんの陰囊の縫い目のようになっている部分を切り、精巣を取り出してください。
取り出した精巣はカプセルの今開いた箱にある入口側の台座に身体と繋げた状態のままで、置いてください」
聯のいる床が可動し、ナイフの置いてある台よりカプセル側にある、2つのカプセルの間の幅70㎝ほどの場所へと移動した。
「わかったわ。聯、覚悟はできた」
「はい」
翼は右手で台座からナイフを取ったあと、恐怖も手伝って既に小さくなっていた聯のナニの中ほどを握った。
握ったナニを上に向けて陰囊を切りやすいようにしてから、確認するように指で、縫い目のようになっている箇所をなぞった。
「ここね」
「くすぐったくですよ」
翼は勢いよく陰囊の中央の縫い目のような箇所に刃を当てスパッと切り、血が噴き出すのも構わずに皮膚の下の何層もの皮を切り開き、左右の睾丸を外気に触れるよう露出させた。
それにより噴出した聯の血液は、2人の身体を下半身を中心に赤く染めた。
血を流し、陰囊から飛び出た睾丸をぶら下げながら、聯は、
「痛い、でも今回はショック死しないのですね」
と言うと、電子音声が、
「この部屋ではお2人共死なないようになっています」
と、応えた。
翼はそれを聴いて嫌な予感が高まったのを感じながらも、聯に、
「これからもっと痛いと思うわよ。我慢しなさい」
と言いながら、ぶら下がっている睾丸を、音声に従って両方の入口側にある台座へと置いた。
両方の睾丸を設置したあと、睾丸を入れた箱が上昇を始め、聯のつま先が浮く高さまで上昇し、聯の身体は左右の台座に載せた睾丸のみで支えられている状態になった。
「この体勢はきついです。まさか玉だけで身体を支えることになるとは思いませんでしたよ」
脂汗を流しながら聯は喋る。
「大丈夫ではなさそうね。これでどうやってカプセルの中に入るのかしらね」
突然、翼のいる床が、睾丸のみで支えられている聯よりカプセルの間の奥側へと移動した。
またも聯と正対するように。
「聯、あなたの上を通った時私の陰部を見たでしょ。
あれっ。嫌な予感が当たったかしr ああああっ痛い……」
「見てないですよ翼さん。ちょっと大丈夫ですか翼さん。わき腹にアームが刺さりましたよ」
突然、両方のカプセルから現れ伸びてきたアームが、その先端の刃をドリルのように回転させながら、翼の両脇腹を貫いた。
「あああ……」
翼のわき腹を左右から貫いた2本のアームは体内で生殖器以外を傷つけないように気を付けながら、瞬時に翼の卵巣のみを掴み、その先端の刃でスパッと卵管と切断すると、卵巣のみを一気に引き抜いた。
「…………」
アームは抉り取った翼の卵巣を聯の精巣の隣を置いた台座に設置し、翼の血をアームを回転することで落としたあと、カプセルに収納された。
未だ聯と繋がったままの精巣と抉り出したばかりで血の滴る翼の卵巣を入れた箱がもとの高さに戻り、聯の足が床に付いた。
聯の足が床に接地してしばらくしてから、2人の生の生殖巣が入ったカプセルから突き出した箱は蓋の下にある刃でゆっくりと精巣と聯の身体との繋がりを断ちながら蓋を閉じていき、蓋を閉じ切った後カプセルに収納された。
「プチップチッ……」という音と共に。睾丸と聯との繋がりは閉まる蓋により、精管等が裂かれた玉袋の中から血を落としながら垂れ下がるという形で完全に途切れた。
「…………遂に無くなっちゃったのか僕の睾丸。あっ、翼さん意識を取り戻したのですか」
と、陰囊や睾丸周りに残った管から色々垂れ流しながらの聯が聞くと、
「卵巣を抉り取られるなんて痛いわね。嫌な予感、当たっちゃったわ」
意識を回復した翼が両わき腹から血を流しながら答えた。
「次の工程に移ります」