ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
67 夏休み後日談1
一家で『次世代の間』に行った翌日の月曜日、アレンは仕事のお昼休みに、マリアの職場でもある街の教会に来ていた。
目的は教会の主でアレンとマリアの旧友で司教兼医師(院長)でもあるラルフに乳首の石化の件を相談・治療を依頼するためである。
昨夜、レンとツバサが寝入った後、アレンとマリアは2人の寝室でお互い全裸になっていた。乳首以外に変化がないかや石化を解呪できないかを医師であるマリアの診察の元調べた結果、どうやら支給も精化している可能性がある点と男状態でも膣口がある点に気付いてしまったためである。
朝、マリアが出勤した際ラルフに軽く事情を説明をして、マリアのお昼休みにアレンも教会に来て2人で検査をし、最後にラルフの診察を受けることとなったのである。
検査内容
血液検査
尿検査
全身のX線撮影
CT
腹部超音波検査
乳首を洗濯はさみ状のもので挟んでの乳首の硬度測定
そしてついに診察となった。
ラルフは医者らしく少し重々しく言った。
「2人の全身を調べた結果、マリアの診断通り石化は乳首だけでなく膣と子宮にも及んでいました。乳首本体は女性状態のまま、透明な皮膜で清潔を保たれつつ覆われた後、石化したようですね」
「やっぱりね。おなかが重いわけよ」
マリアが納得したように言った。
「それと、お2人とも妊娠していますが、石化した子宮は胎児に合わせて成長するよう魔法陣が仕込まれているな」
「さすがシャリネね」
「死して数年後にこんな手の込んだ石化魔法を仕込むとはあいつらしいな」
「あとな言いにくいんだが2人とも、膣と子宮が石化したことによって、男状態にも子宮と膣が残った関係で内臓の位置がいろいろ変わったから、出産するまで勃起と射精が強制停止される仕組みらしくて出来ないぞ。あと出産はアレンだけは男状態での出産に固定化されているな」
「え、俺のおちんちんしばらく起たないのか」
「それは困るわね」
アレンは絶望し、マリアは冷静だった。
「いや、マリアは医者だから冷静なのがまだわかる。アレンは元女の子でしょうが」
ラルフが突っ込んだ。
「(何年もこっちの性別だったから忘れていた)」
「アレンだけでなくマリアも忘れていただけか」
ラルフは苦笑した。
「男状態の俺の出産、はぁはぁ」
突然妄想を始めるアレン。
「アレン戻ってこい」
ラルフにやさしくつつかれて現実に引き戻されるアレン。
「なんで俺は男状態で産むんだ」
「そりゃ、アレンちゃん状態で産むと色々引っかかるからだろう」
「それでかぁ」
「まあ、シャリネも命以外が危ないと考えたんだろう。石の防御で育った子供は私が取り上げてあげるさ」
「ラルフ、私の子は任せるけれど、アレンのは私が取り上げるわよ」
「どっちが先に産むのかを調節するっていうのか」
「1%の緻密な計算と99%の気合で先に産むわ」
「おう、頑張れよ」
マリアの発言にラルフは若干呆れていた。
「はい、2人とも診察終わりな」
「(ありがとうラルフ(ちゃん)」
「この姿の時チャン付けするなよアレンちゃん」
「懐かしいやり取りね」
ラルフとアレンは若干にらみ合ってから、マリアも含めた3人で笑った。