ある露出好き達の転生(旧題 性癖詰め合わせ) 作:u21es
翌朝、レンとツバサは急いで朝食を終え、4人に見られたくないものを『カード』に仕舞って隠した後、休日だったマリアに見送られて、夏休み最後のラルフ司教の講座を受けるため教会へ向かっていた。
道中
「レン、さっきお母さんに何か頼んでいたけどどうしたの」
「皆が来てからのお楽しみよ」
「お母さん、張り切っていたね」
「そうだね」
そんな会話をしていると、レンの右手首が紅く光った。
「あら、アリスから電話だわ」
アリスからの電話は音声のみだった。
「レンと隣にいるであろうツバサ、おはよう」
「(おはようアリス)」
「レン、昨日はごめんね」
「どうしたの」
「レンとツバサ君の大事なところを見てしまって」
「やっぱり見えていたんだ。私が慌てたのもいけないんだからお互い様よ」
「わかったわ」
「あ、でも後でツバサには二人で謝ろうね」
「うん」
アリスの声が明るくなった。
「それで何人来るの」
「ハルトとミコトを除いた4人よ」
「わかったわ。じゃ、水着と着替えも持ってきてね。皆には私から伝えるから」
「良いけど。何をするの」
「秘密。あ、あの時みたいなことになると帰りが大変だから気を付けてね」
ツバサは隣のツバサには聞こえないように小声で言った。
「わかってるわよ」
アリスも小声で答えた。
「じゃあ、学校でね」
「じゃあね」
と言ってアリスは電話を切った。
電話が切れたのを確認し、レンは3人にメールを打って送った。
「水着がいるって何をするのレン」
隣で聞いていたツバサが聞くが、
「楽しいこと」
と言ってレンははぐらかした。
そうこうしているうちに教会へ到着した2人は、受付のシスターに挨拶をして講義室へ入った。
夏休み最後のラルフ司教の講座は夏休みの総まとめであった。
マリアたちと『次世代の間』へ行ってスライダーを滑ったあの日以来『次世代の間』でも鍛錬を始めていた2人は真剣に講座を受け、2時間後、講座が終了した。
急いで帰宅した2人はマリアのカレーを食べて、自室に水着を用意して『カード』に仕舞ってから、約束の時間沼に合うよう学校へ向かった。
学校の正門前に着くと、来ていたのはアリスだけだった。
アリスはツバサの姿を見るなり
「ツバサ君ごめんなさい」
と頭を下げて謝り、ツバサの隣のレンも
「ツバサごめん」
と頭を下げて謝った。ツバサは、
「ちょっと恥ずかしかったけどレンも悪気があったわけじゃないし、僕も気にしていないから。2人も気にしないで」
と返した。
アリスとレンがツバサに頭を下げ終わったころ、ジル、マコト、シロの順で到着し、レンを先頭にしてレンとツバサの家に向かった。