※この作品はR-18です。

エロ河童蕩遊録   作:北部九州在住

2 / 41
性癖全開にするとこうなるという話


私が堕ちた話

 こういう所でのエッセイだからエロい話をという事で。

 私が堕ちた時の話をしようと思う。

 ブラック企業に就職し、上司との不倫というか調教されてしばらくした時の事。

 この頃になると、私は上司とラブホへ週3~4回は通うようになっていた。

 週休1日で朝9時から夜中2時まで仕事をさせられるのだ。ストレスが溜まるよね。

 会社帰りに上司と落ち合って夜の街を歩き、近くのホテルにチェックインしてお決まりのコース。

 人間の本能に性欲がある以上、体を合わせればいつの間にか嫌がるどころか喜んでしまう私がいた。

 一度の射精では満足出来ず、何度も何度も続けて快楽に耽る。

 一度目が終わってから2時間くらい休憩。その後はお風呂で洗いっこした後、ベッドで二回戦。

 最後はお掃除ついでに口の中に出して貰って終了。脅迫と趣味なのだろう。セックス後の私の姿を写真に撮っていたのを覚えている。

 それからそのまま朝7時くらいまで眠り、出勤という流れだ。

 勿論、仕事がはかどる訳もなく、会社では上司の愛人として影口をたたかれていた。まぁ、勤務時間の半分くらい寝ているような感じなので仕事なんか出来ないんだけど。

 そんなある日。 

 出張の名目で九州の方に行く事になった。

 船で。

 飛行機を使えばその日に着くのに、船だと着くのが二日後。

 ああ。これは出張を名目にした旅行だなと察した。

 当日の港。上司に指定された白いワンピースを着てフェリーターミナルへ。

 もちろん、ワンピースの下に何もつける訳もなく、タクシーの運転手が私の首に巻かれた赤い首輪を凝視していたのを覚えている。

 フェリーターミナルの待合室で待っていると、同じ格好をした女性が。

 とりあえずAさんとしよう。

 

「あのぉ……もしかして?」

「あっ。やっぱり……」

 

 この時点で察した。互いにそういう事をされていると。

 それから待合室でしばらく話をしていると、上司とAさんのパートナーが。

 やっぱり知り合いだったらしく、私たちのお披露目をしたかったらしい。

 

「どうだ。ここまで調教したんだぞ」

「なんの、俺の方が……」

 

 なんて自慢話が聞こえてくるが、そんな会話のさなかに上司はしっかりとワンピースごしに胸や尻を触ってくる。

 おなじくAさんもパートナーの愛撫を受け入れている。

 そんなことをしていたら乗船時間になる。

 取った部屋は四人用の個室でトイレとシャワー付き。きっと到着するまでここから出られないんだなとなんとなく思いつつ、私もAさんも言われるまでもなくワンピースを脱いで裸になる。

 私はスタイルはいい方だが、Aさんもスタイルは負けず劣らずで二人ともこれからの事で乳首はピンと立ち、きれいに剃られたあそこからお汁が垂れていた。

 汽笛が鳴り、船が港から離れる。

 もう逃げられないのに、私もAさんもこれから行われる快楽の宴に淫靡な笑みを浮かべたのを船の窓ガラスが映していた。

 

「んぐっ♡じゅるっ♡ くちゅ……んぁっ♡」

「ちゅちゅ♡……れろ……くちゅ……」

 

 がに股になった私は上司の、同じ格好のAさんはパートナーのチンポにしゃぶりつきながら、それぞれの手は自分のオマンコを弄って淫靡な音を響かせていた。

 フェラチオとクンニの同時の快楽。しかも会ったばかり人間の前で自分からオマンコを開いている変態である。

 そんな私も、Aさんももう、乳首はビンビン、クリトリスは大きくなって頭を出しており、自分の胸を揉んでいた手で乳首をつまんだり、クリトリスを摘まんだりする。

 

「どうです?この便器よく調教したでしょう?」

「なんの。私の方の便器も負けていませんよ」

 

 私たちの事を便器と言いながら、自分の便器を褒め始める二人。

 その言葉を聞いても私もAさんもちんぽをしゃぶるのを止めようとしない。

 調教され、支配される悦びに脳が溺れてすっかり壊れてしまったようだ。

 

「よし。いいぞ。便器ども。

 何が欲しいか言ってみろ」

「ちゃんと言えた便器にはご褒美やるからな」

 

 オマンコから口を放し、上司とパートナーが私たちに言う。

 私はもう我慢が出来なくなって、おねだりを始めた。

 

「オマンコに……おちんぽをくださいっ! 私の変態オマンコに、おちんぽを入れてズボズボしてくださいっ!」

「わ、私も……オマンコに、おちんぽを……私の変態オマンコに、おちんぽをくださいっ!」

 

 上司の言葉を合図に私とAさんは二人同時にオマンコを開いて見せた。

 それを見た上司とパートナーが笑いながら荷物からあるものを取り出して見せる。

 タトゥーシール。

 つければ簡単にはがれない奴だが、男子トイレマークに『肉便器』と彫られたタトゥーシールを持つ意味は明らかだ。

 

「あはっ♡こんなの張られたら……♡」

「くすくす♡もう……普通の生活には戻れないかも……♡」

 

 タトゥーシールの絵柄を見た私とAさんが歓喜の悲鳴をあげる。

 もう、普通の生活には戻れない。でもそれがたまらなく嬉しい。

 私とAさんはベッドで仰向けになり、当然のように足を広げる。おねだりは自然に口に出た。

 

「私のオマンコに、おちんぽをくださいっ! 私を肉便器として扱ってくださいっ!」

「私もっ!オマンコに……淫乱変態肉便器のAを飼ってくださいっ!!」

 

 その言葉を合図に上司とパートナーはタトゥーシールの台紙を剥がす。そして……

 

 ぺたり。

 ぺたり。

 

 私とAさんの両方のオマンコにタトゥーシールが張られる。

 ああ。これで私の体は、「肉便器」としてトイレで使われても文句が言えない存在になったんだと実感した。

 これでもう普通の生活には戻れない。

 これで私はもう、この人たちの便器だ。

 これからずっと、この人たちのオモチャとして生きていくのだ。

 でもそれが嬉しくてたまらないのだ。

 そう思うと、オマンコがキュンと疼いた。

 上司とパートナーがタトゥーシールを張り終えると、お礼の言葉が出た。

 

「あ、ありがとうございますっ♡ 肉便器タトゥーシールをくださって♡」

「ありがとうございますっ♡ 私みたいな便器にタトゥーシールまでっ♡ これからは肉便器として恥のないように生きますっ♡」

 

 Aさんが嬉しそうに言うが、私も同じ気持ちだ。

 これで私はもう、この人たちの物。

 私の足を持ったまま頷く上司。パートナーはAさんの足を持って上司と同じように広げる。

 

「ああ。綺麗に貼り付いたな。でもこれだけじゃ足りないよな?」

「よし。では便器にご褒美をやろう」

 

 上司がそう言いながら私のオマンコに自分のチンポをあてがい、挿入する。

 隣でパートナーがAさんのおまんこにちんぽを挿入していた。

 くちゅっ♡ずぶ……ずぷ……ずぷぷぷっ……♡♡ 私のオマンコにも上司のチンポがあてがわれ、ゆっくりと入ってくる。

 

「あ……あ……あ……っ♡ん……あ、ああ……は、入ってくるぅ♡これぇ……しゅごいっ♡」

「あ、ああっ♡ す、すごいっ♡ オマンコに、おちんぽが入ってくるぅ♡んあっ! こ、れ、 き、気持ちよすぎるぅっ!」

 

 何度も味わっている快楽なのに、タトゥーシールを貼って貰ったお陰でよりオマンコが敏感になったらしい。

 体の奥からこみ上げる熱に頭が真っ白になり、快感しか感じられない。

 

 パンパンパンパンパン!!! ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡♡♡ じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ♡ ずぷずぷずぷずぷずぷずぷっ♡♡

 

 私とAさん、二人の肉便器のオマンコが同時に犯される。

 上司のちんぽがGスポットを、パートナーのちんぽがポルチオを刺激する。

 こうなるのを待っていたかのように、私の体は最高の快楽を受け入れていた。

 

「あ、ああっ!♡しゅごいっ!♡オマンコっ♡オマンコ気持ちいいっ!♡♡オマンコだけでイくっ♡イっちゃうっ♡♡んああっ♡おちんぽ気持ちいいっ!♡ 私も、もうダメぇ!♡♡ オマンコイくっ♡イく、イくイくイくっ!♡♡ んあ゛~~っ!♡♡♡ イ、イクぅ~~~っ!!♡♡♡」」

「お゛ほっ♡んあ゛あ゛っ!♡Aさんっ!♡私っ、もうダメぇっ♡あ、あああぁ~~っ!!♡♡ Aさんにも、私の便器の証がぁ……っ♡ オマンコにタトゥーシールがぁっ!♡あ、あ゛あ゛~~っ!!♡♡ イ、イくっ♡イくイくイくぅ~~っ!!♡♡♡」

 

 Aさんのオマンコには便器の証。

 私のオマンコにも肉便器の証。

 二つのタトゥーシールが貼られたオマンコにピストンを繰り返す上司とパートナー。

 

「何だ!いつもより気持ちよさそうにしやがって! こんな淫乱便器、二度と人として暮らせないようにしてやるっ!」

「嬉しそうに喘ぎやがって!このまま便器にして一生飼ってやるからな!」

「あ、ああっ!♡ は、はいっ♡ ありがとうございますっ♡ 私を肉便器として一生飼ってくださいっ!♡」

「あ、ありがとうございますぅっ♡肉便器のAを一生飼ってくださいっ!♡」

 

 上司とパートナーの言葉に、私とAさんは感謝の言葉を口にする。

 もう普通の生活に戻れない。でもこの快楽を一生楽しめるのなら、もう思い残す事なんて何もない。

 

パンパンパンパンパン!!!! ドチュドチュドチュドチュドチュッ♡♡♡♡ じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ♡♡ ずぷずぷずぷずぷずぷっ♡♡♡

 

 上司とパートナーのピストンが激しくなる。もうすぐ終わりが来る。私の胸はドキドキ高鳴り、子宮が下りてくるのが分かる。

 ああ。来る来るっ!♡ 熱い精液が……っ!♡ 私のオマンコに、子宮にっ!♡ 熱い精液が注ぎ込まれるっ!!だから当たり前のようにねだる。

 Aさんも私と同じようにタトゥーシールを張られて絶頂を迎える。

 そして私もAさんも、もう限界だった。

 

「あ、ああっ♡出してっ!♡肉便器にザーメン注ぎ込んでぇっ!♡」

「おおおっ!♡だしてっ!♡私の変態肉便器まんこにだしてぇっ!!♡♡♡」

「くおっ!出すぞ便器どもっ!イけっ!俺もイくっ!♡ 肉便器の便器穴にザーメン吐き出してやるっ!!♡♡」

「こっちもだ!便器の便器穴に中出ししてやる!♡ 肉便器に種付けしてやるぞっ!!♡」

 

「「イクっ♡イクイクイクイクっ!!♡♡♡ い、い、いっぐぅぅううううう~~っ!!♡♡♡♡」」

 

 プシャアアアァァァァ……

 私とパートナーのオマンコが潮を吹くと同時に、二人のオマンコへザーメンがドピュドピュと容赦なく注がれる。

 どびゅるっ!ぶびゅるるるっ!! 私とパートナーの膣に、子宮に熱い精液が注がれるたびに私たちは体を震わせて受け止める。

 

「あ、あ、ああ……♡でてるぅ……ザーメンでて…あはっ♡」

「ん……あ、あはぁ……♡ザーメン、いっぱいぃ……♡ ん……あ、あはぁ♡」

 

 上司とパートナーの射精が止まり、私とAさんは同時に足を絡めて痙攣しながら絶頂の余韻に浸る。

 私とAさんは、あまりの快感に意識が飛びそうになっていた。

 

「おい便器ども。まだ終わりじゃないぞ」

「まだまだこれからだぞ。もっと便器の自覚を持て」

 

 上司とパートナーがそう言いながらオマンコからチンポを抜く。

 それだけの事で私たちの体が軽く跳ねた。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……っ♡ あ、ありがとうございますっ♡ 肉便器の便器に、ザーメンを注いでくださって……ありがとうございますぅ……っ♡」

「は、はひぃ……♡肉便器の便器に、おちんぽミルク注いでくださって♡ありがとうございますぅ……♡ 便器の自覚を持てるように頑張りますぅ……♡」

 

 Aさんがオマンコから溢れ出る精液を感じながら、お礼の言葉を言う。

 私も子宮でザーメンを感じて、感謝の言葉を口にしながら、もっと犯して欲しいという期待の眼差しで二人を見る。

 上司とパートナーはそんな私たちの期待に応えるかのようにそそり立つザーメンまみれのチンポを見せつける。

 ああ。まだ犯してもらえる。

「あ、ああっ!♡ありがとうございますっ♡ありがとうございますっ!♡」

「ありがとうございますっ♡肉便器のAを性処理に使っていただきありがとうございますっ!♡」

 

 私たちの感謝の言葉を聞いて、上司とパートナーはまた再びピストンを開始する。

 夜は長く、まだ船は到着地に着かない。

 

 

 

 船の中の個室で逃げ場もないとはいえ、24時間セックスできる訳もなく。

 三回ほど射精した所で上司とパートナーが酒を飲みだしたので、私たちはその間にシャワーを浴びる事にした。

 

「あー。しっかりついちっゃているね。タトゥーシール」

「ああ。しっかりしっかり便器になっちゃったわねー」

 

 シャワーを浴びながら、タトゥーシールのついたお互いの体を見て二人して笑う。

 シャワーを浴びていると、Aさんが私の体を触ってくる。

 私も負けじとAさんの体を触り返した。

 Aさんのおっぱいは綺麗だなぁ。とても大きくて柔らかい。乳首もコリコリして気持ちいい。

 そんな事を考えつつ、お互いの体を洗いあう。

 指先でシールを触ったりして、何度もタトゥーを味わう。

 

「知ってる?船から降りた後私たちお披露目されるんだって♡きっといっぱい犯されるんだろうなぁ♡」

「あ、そうなの? でもまぁ、もう肉便器として生きていくんだから関係ないよね」

 

 Aさんの言葉に、私は笑いながらそう返す。

 肉便器として生きて行く以上、もう人としての暮らしは出来ない。

 でももう、そんな事はどうでもいい。

 やがて体を洗い終えると、私たちはお互いのオマンコをシャワーできれいに洗い流す。

 そして綺麗にした所を見合うと、唇を重ねる。

 れろ……ちゅ♡ 舌を絡めて互いの口の中を舐め合う。

 ちゅぱ……んふ……♡ 唇を離すと唾液が糸を引いた。

 

「ねぇ。Aさん」

「何?」

「これからもよろしくね。肉便器として仲良くしてね」

「もちろんよ!これからもよろしくね。肉便器ちゃん」

「うん♡よろしくね。肉便器ちゃん♡」

 

 Aさんは私のその言葉に笑顔で答えてくれる。

 えへへ……♡ お互いの舌を出したまま、笑みを交わす私とAさん。

 本当に幸せそうに笑みを浮かべる。

 セックスをしなくても、裸でお互いを求め合うだけで気持ちいい。

 バスルームから出ると、上司とパートナーはまだ泥酔はしておらず、缶ビールを持って私とAさんをじろじろと眺めニヤニヤと笑って言う。

 

「ほら。お前たちの餌だぞ」

「しっかり食えよ。肉便器ども」

 

 二人が足元を指さすとそこにはペット皿が置かれてビールが注がれており、床にはトイレシートがひいてある。

 これが私たちの餌だ。

 上司とパートナーのペットだから、もう人間として扱われない。

 でも私は気にしない。

 もう人としての生活ができないのなら、人間の世界で生きる事は諦めた。

 肉便器として生きていくのだから、人としての暮らしなんて必要ない。

 Aさんの方を見ると嬉しそうに笑っている。多分私も同じ顔をしているのだろう。

 

「ありがとうございますっ!♡ 肉便器、ご馳走になりますっ!♡」

「ありがとうございますっ!♡肉便器、いただきますっ!♡」

 

 上司とパートナーの言葉に私とAさんは床に正座してお礼を言う。

 そのままペット皿の前で四つんばいになって、犬のように舌を出して、ペット皿のビール舐める。

 上司とパートナーはそんな私たちの頭を撫でる。

 私はこれからの事を想像して、オマンコが濡れるのを感じる。

 でももうそれは、肉便器としての悦びに体が反応しているだけだ。

 

「ははは。見ろよ!こいつらのこの顔!」

「本当にバカ丸出し!俺たちに騙されて可哀そうに」

 

 上司とパートナーはそう言って私とAさんの顔を見ながら笑う。

 でも私たちはそんな事は気にしない。

 だって肉便器なんだから。

 

「ん……んく……♡んく……♡」

「んちゅ♡ちゅぷ……♡んく……♡」

 

 ビールを舌ですくって飲む私たちをあざ笑った上司とパートナーは、そのまま四つん這いの私たちを犯す。

 ただし、私のおまんこにはパートナーのちんぽ。Aさんのおまんこには上司のちんぽ。

 こうして、私とAさんは竿姉妹になった。

 

 

 船というのは浴衣の移動ができる船があって、この船はそういう船だった。

 あれから更に二発、おまんこに中出しされ、やっと眠りに付けたのだが、目が覚めるとまだ船はついておらず、私とAさんはデッキに出ようと浴衣を着てデッキに出ていた。

 上司とパートナーはまだ部屋で寝ている。

 

「風、強いわね」

「フェリーって結構速く走るんですよ。大体原付ぐらいのスピードで」

「だから浴衣がはだけるのかぁ……」

 

 もちろん首輪をつけたままだし、浴衣の下は裸な上に肉便器のタトゥーシールはしっかりと張り付いている。

 夜明け前なので、まだ薄暗い上に、デッキにいるのは私たちしかいない。

 

「ねぇ。なんで堕ちたの?」

 

 夜明け前の海を眺めながらAさんがそんな事をたずねてきた。

 その質問に答えていいものか、しばし考えてから答えを口にする。

 恥ずかしいけど、言わなくちゃ始まらない。何の始まりかは分かんないけど。

 

「ブラック企業の上司で、セクハラパワハラの果てに犯られちゃいまして……」

「あらまぁ」

 

 私の言葉にAさんは驚いたけど、Aさんの指は自分のおまんこへ。

 なお、私も話しながら自分の指でおまんこを弄っていた。

 

 

「私、入ったはいいけど、本当にダメダメでいつも叱られていたんですよね。

 ただ、犯された後にあのひと『よかったぞ』って言ったんですよ」

 

 たったそれだけ。多分私の体の事しか言っていなかったのだろうが、会社に入って全てを否定された時にその言葉だけが縋れる藁だったのだ。

 もちろん藁だから溺れる訳で、溺れた結果が誰もいないデッキで浴衣をばたけて胸やおまんこを晒してオナニーする肉便器である。

 Aさんも自分のおまんこに指を入れてオナニーして、その姿がとても美しいと思った。

 きっと同じぐらい堕ちて、同じように誰かを好きになったんだろうな。

 

「Aさんはどうして堕ちたんです?」

「私?私はね、好きなのよ。自分が」

「自分が?」

 

 そんな会話をしながら二人ともデッキでがに股になってオナニーにふける。

 夜明け前の暗い海をバックにしてのオナニーは、まるで自分が世界から見放されているような錯覚に陥る。

 帯がほどけて裸がさらけ出されるけど、二人はそれを気にする事なくオナニーに没頭した。

 

「大好きよ。私が。

 私はね、私がしたい事しかしないの。

 私は『私が』好きなのよ。

 だから、私がしたい事をして、その結果がどうなったとしても私は『私が』好きだから気にしない」

 

 Aさんはそう言ってオナニーにふける。

 そして、さも当然とばかりにはだけた浴衣を脱ぎ捨てると、浴衣は風に飛ばされて夜の海に落ちていった。

 そんな話をして肉便器のタトゥーシールを晒すAさんはよく似合っていた。

 妖艶で、それでいてどこか可愛い。それは、もう堕ちた女の顔だった。

 Aさんは私を見るとにっこりと笑い、私も笑いながら浴衣を脱ぎ捨てる。

 

「Aさんは今、幸せですか?」

「ええ。すっごく幸せよ」

 

 私はAさんの笑顔とその言葉で十分だと思った。

 私も幸せそうに笑う。

 

「あ、私そろそろヤバいんですけど……どうです?やりますか?」

 

 私はそういっておまんこを両手で広げて見せる。

 Aさんも私の動きを見て、自分のおまんこを広げて見せた。

 

「そうね!せっかくだし、やりましょうか!♡」

 

 Aさんも私の誘いに乗ってくれて、デッキの上で私たちはお互いのおまんこにしゃぶりつく。

 Aさんは私のオマンコを舌で愛撫し、私はAさんの中に舌を入れ……れろぉ……ちゅぱっ♡ れろれろ……ちゅぱっ♡ 私たちはお互いのオマンコを舐めて、淫汁を舐めとる。

 夜明け前の海を見ながら、私たちはお互いのオマンコを舐め合う。

 

「あんっ♡誰か来たら何も言い訳できないっ♡♡ダメッ♡こんな所見つかったら即逮捕っ♡♡おほぉっ♡でも、でもっ!♡♡肉便器だからっ!♡肉便器は肉便器にご奉仕するのっ!♡んほお゛ぉっ!!♡♡」

「ちゅぱっ♡れろっ♡あは。肉便器を肉便器が犯してまーすっ!!♡♡ らめっ♡らって!♡♡こんなに舐められたりゃぁ♡♡あぁんっ!♡♡もっと舐めてぇっ!♡♡♡お゛っ♡ほお゛ぉっ!!♡♡♡♡」

 

 夜明け前の暗い海、誰もいないデッキで私たちは全裸で絡み合う。

 フェリーのエンジン音や波の音、風の音が私たちの嬌声を闇に隠す。

 私たちは我を忘れて肉便器同士で舐め合い、そして私たちは……

 

「「いぐ!♡♡♡ いぐぅう!!♡♡♡♡んっほぉお゛ぉおお!!♡♡♡♡」」

 

 ぷしゃっ♡ぴゅ!ぷしっ♡♡じょろろろ……

 

 誰もいないデッキで、私たちは二人して潮を吹いて絶頂を迎え、二匹の肉便器に堕ちた。

 夜明けの空が白んでくる。

 潮まみれの私とAさんはデッキに横になって、二人で朝焼けを眺めていた。

 Aさんの手が私の手に重なると、私もAさんの手を握る。

 Aさんが私を見て微笑む。

 私もAさんに微笑んで返す。

 そして、どちらからともなくキスをする。

 

「ちゅ♡ちゅる♡んっ♡♡」

「あは……♡気持ちよかったぁ……♡♡」

 

 さすがに戻らないと人が出てくる頃だ。

 裸で首輪、肉便器のタトゥーシールをつけて淫汁まみれ。どう言い訳しても無理だろう。

 

「部屋まで無事に戻れるかな?」

「あら♡違うわよ♡」

 

 Aさんがドアを少し開けて廊下を見るが人はまだ起きていなそうだ。

 その声は楽しそうで、まるでいたずらに成功した子供のようで。

 

「無事に戻れたら、私たちは肉便器になる運命だったのよ♡」

 

 そのままAさんはドアを開けて廊下を堂々と歩くので、私も慌ててAさんの後に続く。

 廊下は誰もいなくて、Aさんと私はそのまま部屋に戻った。

 上司とパートナーの二人ともまだ寝ているようだった。

 

「ね♡無事だったでしょう♡」

「あはは♡私たちもう肉便器なんですね♡」

 

 私たちはそんな事を言いながら、寝ている上司とパートナーのちんぽをしゃぶる。

 私が根元までしゃぶり、Aさんが先だけ口に含む。

 

「んっ♡ちゅぱっ♡ずろろろっ♡ずぽっ♡」

「んく♡んくんく……♡んぁっ♡ん……♡」

 

 二人の朝勃ちちんぽをしゃぶる私たちの体はすでに火照っていた。

 そんな私たちを上司とパートナーは起きてすぐに犯し始める。

 

「なんだぁ♡肉便器が二人揃って俺たちのちんぽをしゃぶっているのか♡」

「さぁ、望み通り犯してやる♡肉便器に朝一中出しだ!♡」

 

 上司とパートナーは肉便器たちのまんこにちんぽを挿入して激しく腰を打ち付ける。

 私とAさんは牝声をあげて喜びながら自ら腰を振る。

 

「あはぁああぁぁっ!♡♡♡♡ちんぽ来たぁっ!♡♡♡♡あひっ!?♡んひぃっ!♡♡♡♡もっと突いてぇっ!♡♡あぁああんっ!♡♡♡」

「おほぉっ!♡♡♡♡ちんぽ来たぁっ!♡♡♡♡あひぃっ!♡♡♡♡もっと突いてぇっ!♡♡♡♡んひぃいいぃっ!♡♡♡♡」

 

 私たちはもう肉便器の自覚がしっかり芽生え、自ら腰を振って上司とパートナーに犯される。

 犯されながら私は、ああ、堕ちる所まで堕ちたなぁと思った。

 

「いくぅぅぅぅぅぅぅ!!!♡♡♡♡中に出してぇぇ!!♡♡♡♡肉便器に中出ししてぇぇぇ!!♡♡♡♡」

「出してっ!♡♡♡おちんぽミルクいっぱいちょうだい!♡♡♡♡肉便器のおまんこに中出ししてぇっ!!♡♡♡♡」

 

 港に着く時間まで私たちは競うように上司とパートナーに中出しを懇願。

 Aさんは中出しされた精液をまんこから逆流させながら、上司とパートナーのちんぽをしゃぶり続ける。

 Aさんと同じように私もまんこの精液を逆流させながら、パートナーと上司のちんぽをしゃぶり続けた。

 こうして、私たち二匹の肉便器は上陸後も散々使われることになった。

 

 

 

 じゃあ、どうして今の私は体ではなく頭を売る事になったのか?

 簡単な話だ。

 昼の仕事に夜の仕事でめでたくぶっ倒れたからである。

 で、緊急連絡先にマリコの電話番号があった事がこの話第二幕のはじまりである。

 あの当時のブラック企業界隈でも真っ黒アウトをやっていた事を察したマリコは会社と上司相手に法的措置をちらつかせ、刑事事件沙汰を避けた代わりに多額の賠償金をせしめることに成功したのである。

 その額は少なくとも私が関東近郊の家で暮らせる程度の額だった。

 上司は依願退職という形になったが、彼の退職金は私の賠償金に消え、不倫がバレた事で離婚。その先は私も知らない。

 こうして私は堕ちた底から引っ張り上げられた。

 河童であると自覚した矢先に丘に上げられて人として暮らせと言われた私の気持ちは、虚無だった。

 会社で人生を否定され、肉便器として生きようとした所でそれもダメと言われたのだから私の人生は何だったのかと、一時は真剣に自殺を考えようとしたぐらいだ。

 マリコは過酷な調教のせいと思っていたが、当然そんな事を言える訳もなく。

 かつて好きだった文豪の写経をしても己の言葉が出てこなくて、何度書いた原稿用紙に涙を落した事か。

 生活にはしばらくは困らないが、私が何者であるのかそれが怖くて、悲しくて、苦しかったのだ。

  

「大好きよ。私が。

 私はね、私がしたい事しかしないの。

 私は『私が』好きなのよ。

 だから、私がしたい事をして、その結果がどうなったとしても私は『私が』好きだから気にしない」

 

 Aさんの言葉を思い出したのはいつだったか覚えていないが、夜にやる事もなくてオナニーにふけっていた時だったのは覚えている。

 あの底の快楽を、あの社会から外れた悦楽を、生き方を定めた清々しさを思い出す。

 そして、私が私の言葉で書ける物語を見つけたのである。

 

「そうか。私の実体験を書けばいいのか」

 

 原稿用紙に筆が躍る。

 体を売っていた私だから、今更頭を売る事になんのためらいがあろうか。

 言葉は自然と筆に紡がれる。

 それが楽しい。

 ああ。書くってこんなにも楽しいものだったのか……

 書きながら泣き、泣きながら書き続けた私の初小説の原稿をマリコが見つけるのは翌日の昼のことである。

 

「うわっ。エロっ……」

 

 読んだマリコの感想に私はやっと私に戻ったと思った。

 当時の官能小説には読書投稿という形で募集がかけられる週刊誌がいくつかあって、常にネタを募集していた。

 そこに読者投稿として定期的に出して掲載されると、その生々しさから体験集という本にという話が向こうの編集から来て、それが私のデビュー作となる。

 定期的にかつ、安定的に、容赦なく女性を快楽の底に叩き落す私の作風は、それなりの読者がつき、長編小説の依頼が来たのはそんな読者投稿で本が一冊作れるぐらいの分量ができてからだった。

 こうして、私は体から頭を売る小説家という者に化けたのである。

 

「はい。今月の分。いつも思うけどこれ全部見るの?」

「あはは。さすがに早送りするけどね。書くならはその時のリアリティーは追っかけていないとね」

 

 マリコが借りてきたアダルト作品が入った箱を置くと、私は中を開けて雑誌からパラパラとチェックする。

 マリコも見ているが、それはチェックの為で、あの元上司が私の写真とかを隠れて撮ってこういう所に報復として流していないか調べているのだ。

 こんな過去があることもあって、私は基本撮影NGである。

 投稿雑誌、アダルトビデオ、写真集……できる限り見続けたのは取材の意味もあるが、Aさんを見つけたかったからだ。

 あの人は快楽の底で今も肉便器として笑っているのだろうか?

 それとも、その果てでよくある社会の末路として消えてしまったのだろうか?

 それを知りたくていまだ探しているのだが、何も聞くこともなく今に至る。

 

「こっちはファンレター。

 いつものようにやばいのは編集の方で排除してもらったのだけど……」

 

 こんな仕事をしているので、中には頭のおかしいファンレターがやってくる事もよくある。こういう時には編集に感謝するしかない。

 そんなことを思っていたら、マリこが一通の絵葉書をもって首をかしげる。

 なんでも微妙な手紙で、封筒の中にはその絵葉書しか入っていなかったのだ。

 その絵葉書に見覚えがあった。

 

「マリコ!ちょっとそれ見せて!!」

 

 マリコからその絵葉書を取り上げる。

 その絵葉書は、フェリーの絵葉書で、私がAさんと乗った船。

 そこに、一言だけ書かれていた。

 

『私は幸せよ。あなたは幸せ?』

 

 ああ。ああ。ああああああああ……

 涙が止まらない私を見てマリコが狼狽するが、そんな事おかまいなしに私は泣いた。

 嬉しさなのか、懐かしさなのか、快楽なのか、過去なのか私もわからず、絵葉書を持ったまま子供のように泣きじゃくった。

 それが、私とAさんの別れであると気づいていたから。

 私は、Aさんと違う道を進むことを自覚させられたから。

 

「次の官能小説のネタは決まったわ」

 

 しばらく泣きつくした私は顔を変えて原稿の前に座る。

 堕ちた女の話をしよう。

 快楽の底で笑った女の話をしよう。

 その快楽でも私を見失わなかった女の話をしよう。

 そんなことを呟きながら筆を走らせていたら、その奇行を眺めていたマリコがぼやく。

 

「まるでファム・ファタールね。その人」

 

 すとんとその言葉が腑に落ちた。

 そうだ。私にとってのファム・ファタールを書こう。

 あの人への手向けとして。

 私とあの人の思い出として。

 

 

 

 これがまぁ、派手に売れた。

 売文稼業を続けられる程度に売れた。

 きっと、それ含めてAさんの手向けなのかもしれないと今も思うことがある。

 さて、この話もそろそろおしまいにしよう。

 

 とりあえず、この物語を読んでエロい以外の感想が欲しい人たちへ。

 自分自身という物語はおもしろいかどうかはともかく、貴方が持つ唯一絶対の武器です。

 そして、運命の人を見つけなさい。

 私にマリコが。Aさんが居たように。

 きっと貴方にもそんな人が現れます。

 肉便器でしかなった私が売文稼業に変われるぐらいなのだから。




察した人もいるだろうが、この話エロシーンより結末が作者が書きたかった所である(笑)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。