※この作品はR-18です。

無自覚無防備なTS聖女は今日も誰かを狂わせる(R18版)   作:月見ハク

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第27話 【新王視点】理想の聖女を蹂躙する ◆

 私は頭を垂れながら、フィーネを待ちわびていた。

 白い薄手のローブの下では、むき出しになった私の股間が剛直していた。

 

「……セダイト・オリミナスよ、聖女の祝福を受けるがよい」

 

 大司教が大仰に述べる。

 

 いよいよだ。

 思わず舞台袖を凝視する。

 

 おずおずと現れたフィーネは、息を呑むほどに妖艶だった。

 

 薄布を前後に合わせただけの上衣からは、美しい乳毬が今にもこぼれ落ちそうで、その大きさや形もはっきりと見て取れた。目を凝らすとふくらみの中心にある突起がほんのり透けている。

 

 スカートと呼べないほど露出の高い下衣は、形のいい尻の輪郭を浮かびあがらせていた。少し上向きの丸みが、可愛らしさと妖美さを放っている。

 

 歩くたびに両側のスリットから彼女のかしい太ももが露出して、その付け根の大事なところも見えそうだ。

 

 なんて魅惑的なのだろう。

 

 何度も何度も夢想したフィーネの肢体。

 実物は、成人前の少女とは思えない、私の想像を遥かに凌駕する美しさだった。

 

 早く、早く、彼女を手に入れたい。

 むちゃくちゃに犯して、私のすべてを刻み込みたい。

 

「――ここに、大地を形作りし創生の女神へ、豊穣祈願の舞を捧げます」

 

 鈴を転がしたような美しい声だ。

 戸惑いや怯えでわずかに震えるその響きが、嗜虐心に火を付ける。

 

 フィーネが神杖を取るために私の目の前で屈む。

 すると胸元がたゆみ、彼女の白い乳房をはっきり見ることができた。

 

 ドクンと心臓が跳ねる。

 

 お椀型の乳房は見るからに柔らかそうで、その先端には可愛らしい桃色の突起がピンと立っていた。

 屈んで下を向いた、しゃぶりつきたくなるような乳果実に涎れが出るほどの興奮を覚える。

 

 その興奮は、フィーネが舞い始めるとさらに昂ぶっていった。

 

 顔を恥辱に染めながら踊る彼女の姿は、あまりにも扇情的で襲ってくれと言わんばかりだ。

 

(フィーネはこんな色めいた表情もするのか……泣かせたらどんな顔をするのだろう)

 

 舞うたびに薄布がふわりとめくれ、白桃のような尻や、形のいい乳房の一部が垣間見えた。

 誘うような、挑発的な彼女に、私の理性は決壊寸前だ。

 

 舞が終わり、フィーネは肩で息をしていた。

 

 汗がにじみ、むせかえるような色気を放っている。私のもとまで彼女の甘い香りが漂ってきて、頭がクラクラする。

 

「覇道を成さんとする我に、聖女の口づけによる祝福を」

 

 フィーネが困惑したのが分かった。段取りにはない台詞だから無理もない。

 私は一歩近づき、右手の甲を差し出す。

 

 すると彼女は瞳に警戒と怯えを浮かべ、一歩後ずさった。

 

「聖女よ、祝福の儀はこれで終いだ」

 

「分かり……ました」

 

 大司教に促され、恐る恐るといった感じで近づいてくるフィーネ。

 

 これで終わってくれるのかも、という一縷の望みを抱いているだろうか。この後、私にめちゃくちゃにされるとも知らずに。

 つい私のそそり立つ淫棒から、先走ったものが出る。

 

 差し出した手を徐々に下げてみる。

 

「聖女よ、膝立ちで口づけを」

 

 圧を掛けて命じれば、フィーネはおとなしくしゃがんだ。

 眼下に見える、薄布の胸元からのぞく彼女の乳房をじっくり堪能する。絶景だ。

 

 フィーネの眼前には私の手の甲と、そのすぐ横でローブをこんもり押し上げている肉棒がある。

 彼女はそれを見て「う……」と固まってしまった。

 

 ゾクゾクとした快感が背すじを走る。

 無垢な少女に男の欲望の塊を見せつける背徳感。それだけで達してしまいそうになり焦る。

 

「早くするんだ」

 

 もう一度、今度は魔力を浴びせかける。

 

 すると彼女の清らかな唇の先が手の甲に触れた。ふにっという柔らかい感触。

 それが擬似的な口淫を思わせ、体中を快感が駆け巡り……射精してしまった。

 

 しかし、肉棒はビクビクと痙攣しながらも鎮まることはなかった。

 

 もう我慢の限界だ。

 

「……聖女フィーネ、これで君の役目は終わりだ。ここからは、私の役目だ」

 

 そう宣言し、私は獣欲のままに彼女に襲いかかる

 フィーネの目には驚愕の色が浮かんでいた。

 構わず強引に小さい後頭部をつかむと、彼女の唇に、自分の唇を思いきり押し付けた。

 

「んむっ……!? んんっ、ん、やめっ……」

 

 信じられないほど柔らかく、なのにプルンと弾力と瑞々しさのある唇だった。

 それを堪能する余裕すらなく彼女とのキスをむさぼる。女性との初めての接吻だからではなく、男なら誰でもこの唇に夢中になるはずだ。

 

 彼女の息づかい、甘い吐息、弾けるような唇の弾力、ヌルヌルと湿った粘膜の柔らかさ、様々な感触が快感とともに流れ込んできて、頭が蕩(とろ)けてしまいそうだ。

 キスとは、これほどまでに熱く、美味なものだったのか。

 

「んぅっ……んっ、ちゅむ……じゅるっ」

 

 その瑞々しい唇を、彼女の唾液をもっと味わいたくて強く吸引する。

 

 やはり彼女も初めてのキスだったのだろう。

 フィーネは最初何をされたのか理解できないというふうに固まっていたが、今は私の唇から逃れようともがいていた。

 

 逃すわけがない。

 

 私は彼女の顎をつかみ無理やり固定させると、私の唾液で艶めくその唇を舌でこじ開けた。

 

「んんっ……!」

 

 フィーネの可愛らしい声が鼓膜を刺激する。

 彼女自身、今まで発したことがなく、誰にも聞かせたことがないだろう切ない悲鳴だ。

 

「……んちゅっ、ん、いやっ……はっ、んむっ、むちゅ……んくっ……」

 

 まだ誰も侵入したことのないフィーネの無垢な口内に、舌を差し込む。

 

 れろれろと舌を前後左右に動かし、狭い口内の粘膜を味わう。温かくて柔らかくて気持ちがいい。

 

 彼女の舌をもっと堪能したい。下顎の内側から舐め上げるように目当ての舌を迎えにいく。口内を必死で逃げ惑う小さい舌を、私の舌で絡め取る。

 

 フィーネと舌を絡ませ合った瞬間、

 

(うぅっ……)

 

 あまりの気持ちよさにまたも射精してしまった。

 

 舌と舌が濃厚にねぶり合い、結合部でクチュクチュといやらしい音を立てている。

 

 フィーネの口内を犯す間、彼女は私の腕の中から必死に逃れようとしていた。しかしその行為は、全力でその柔らかい体を押し付けているだけだった。

 

(そんなに誘わないでくれ……)

 

 たまらずキツく抱きしめると、彼女の熱や、甘く蕩けるような汗の匂い、薄布越しの体の凹凸をさらに感じることができた。

 

 チュル……チュム……チュパッ、ジュル……ジュルル……。

 

 フィーネの甘い舌を吸い、舐め回し、魔力を含ませた唾液を流し込む。

 彼女とのキスで淫らな音を立てるのに夢中になる。荒々しくむさぼったり、優しく唇や歯列を舐めたりしてあらゆる口づけのバリエーションを試してみる。

 

 フィーネとも私のものとも分からない荒々しい吐息、唾液と粘膜が絡み合ういやらしい音だけが響く。彼女の口端から、唾液があふれてこぼれる。

 フィーネが「ん……」と切なげな声をこぼすたび、愛おしさに蹂躙が止まらなくなる。

 

 どれくらいの間、そうしていただろうか。

 

 私の魔力が浸透したようで、いつのまにかフィーネは全身をダランと脱力させていた。

 

 「はぁっ」というため息と同時に、一時的に彼女の唇を解放する。

 

 離れていくフィーネとの間に、名残惜しそうに唾液のアーチが掛かる。それを唇もろともペロリと舐め取る。彼女の唇は、キスは極上だった。

 

「初めての接吻が君とだなんて、夢のようだ」

 

 思わず感嘆を漏らす。

 早くこの柔らかい体も味わいたい。きっと想像を絶するほど気持ちがいいのだろう。

 

 私の胸の中で無防備になったフィーネを眺める。

 

「効いてきたようだ。これで万が一にも魔力の発動はないよ」

「ふふ、聖女の力は侮(あなど)れませんからな」

 

 だからこそ万全を期したのだ。

 

「では、贄(にえ)の儀を始める。台座を用意してくれ」

「必要ありますかな?」

「忘れるな、これはあくまで儀式だ」

 

 もし想定外の事態が起きたとき、儀式だったという体面を貫く。苦しい言い訳かもしれないが、私の積み上げた実績と権力でどうとでもなる。

 

 既成事実さえ作ってしまえば、後の祭りだ。

 

 彼女を壊してしまわないように、慎重に抱き上げる。

 

(軽いな)

 

 この小さく穢れのない体をこれから好きにできると思うと、昂(たかぶ)りが止まらなくなる。

 もうこの女は私のものだ。誰にも渡さない。

 

 フィーネを台座にそっと寝かせる。

 

 美しい蜂蜜色の髪が台座に広がり、艶美な絵画のようだ。

 力なく上半身をよじる姿は、早く抱いてと懇願しているようにも見える。

 

「無駄だよフィーネ、しばらくは動けない」

 

 フィーネの唇に触れ、その淡い境界線をなぞる。

 まるで男に味わわれるためにできているような唇だ。

 その色っぽく艶めく唇を、ねっとりと舐め上げる。

 

「ん……ぃや、んっ……ッ」

 

「れろっ……ちゅる……んはぁ、なんて甘美な味なんだ」

 

 上唇や下唇を口に含み、はむはむとついばんでみる。

 舌をゆっくり絡ませて唾液を交換する。

 唇や舌だけでなく、白く綺麗に並ぶ歯列も丁寧に舐め上げる。彼女の口内で私が味わっていないところはもう無いだろう。

 

 ふと見ると、フィーネの目に大粒の涙が浮かんでいた。

 

(ああ、私が……この私がフィーネを泣かせたんだ)

 

 体中が、得も言われぬ歓喜に震える。

 同時に、フィーネへの愛おしさが込み上げてくる。

 

 さあ、いよいよだ。

 至福のキスを永遠に味わっていたいが、この先にはそれ以上の快楽が待っている。

 

「ふふ、そろそろ始めますかな?」

 

 大司教が小脇に抱えていた壺を渡してくる。

 

 中には、とろりとした粘性のある液体が入っていた。なんでも聖女の魔力を漏出させ、大地に染み込ませる「聖油」というものらしい。

 

 大司教が製法を解読し、そこにいつも聖女見習いを犯すために使っている媚薬を混ぜ込んだものだとか。

 

「これより贄の儀式を執り行う。聖女の力と混ざり合った聖油が大地に還り、我が国を永遠の豊穣へと導くだろう」

 

 淫らな目的のためだけにこしらえたであろう液体を「聖油」と呼ぶ自分が笑える。

 

 適当な口上を述べた後、ゆっくりと壺を傾けた。

 

 フィーネの白い胸の谷間に狙いを定め、ちろちろと垂らしていく。

 

「んッ……」

 

 聖油がもたらす初めての感覚に、フィーネは身をよじった。服の中に容赦なく粘液が侵入しているのだろう。あっという間に彼女の全身を通過した油の一部が、薄布の隙間からこぼれ出ていく。

 

「あっ……やぁっ……」

 

 その声に、わずかな快感の気配があった。

 

 フィーネも感じている……もっと悦ばせたい。よがる姿を見たい。

 

 はやる気持ちを抑えながら、壺の中身をやっと注ぎ終える。

 フィーネの衣装は濡れて素肌に密着し、その魅惑的な肢体の凹凸をはっきりと浮かび上がらせていた。胸元の小さな突起も、薄布越しにその形をはっきりと主張している。

 

「んっ、ぁッ……やっ、んぅっ……」

 

 媚薬が効いてきたのだろう。フィーネは小さく痙攣しながら、荒い息遣いで、それでも恥辱に耐えるように口を引き結んでいた。

 

 快感が襲ってくるのか、時おり「ぁっ」と儚げな声を発し、そのたびに目から涙があふれ、美しい顔に一筋の線を作っていた。

 

 蠱惑的(こわくてき)な光景に、思わず息を呑む。

 

「これは、世の男を狂わせますな」

 

 股間をギンギンに勃起させた大司教が、我慢できないという風に言った。

 

 まったくだ。

 こんな狂おしい姿を他の男に見せるわけにはいかない。これからは私のベッドの上か、私の体の下でだけ見せる痴態なのだ。

 

「媚薬が効いてきているね。快楽に抗えない体にしてから、ゆっくり味わうとしようか」

 

 媚薬は十分に回ったはずだ。今なら少し触れただけで嬌声を発してくれるかもしれない。期待に胸が膨らむ。

 

 そう思って頬に触れてみるが、フィーネは顔を引きつらせるだけだった。強い自制心が働いているのか、彼女は快感に抗っているようだ。そんな気位の高さもフィーネの魅力といえる。

 

「ああ、フィーネ。一目見たときから君が欲しかった。初めては君と決めていた。なのに……手に入らないなら、無理やりにでも手に入れるよ。やっと君をめちゃくちゃにできる。……私のものになれ、フィーネ」

 

 そう、私だけの女に。

 

 至高の肌触りの頬を撫でると、そのまま胸元へと手を移動させる。

 油でヌルヌルと滑る鎖骨をなぞり、緩やかな谷間へと手のひらを侵入させていく。

 

「んっ、ぁ……やだっ」

 

 薄布の中に手を入れてすぐ、これまで味わったことのない柔らかさに到達した。それが丘陵のはじまりだと分かり、一体フィーネのふくらみはどれほどの柔らかさで形作られているのかと驚く。

 

 手のひらに全神経を集中させて、ゆっくりと乳肉を撫でていく。柔らかさとともに温かさも増していく。ヌルゥと油に導かれるように彼女の乳房全体を手で覆う。コリッと硬くなった突起の感触を味わいつつ、一旦通過させる。

 手のひらがあまりの感触に悦び、震えているのが分かる。

 

(これが女の、フィーネの乳房……)

 

 もう頭が沸騰しそうだ。

 私は通り過ぎた感触を十分味わうために、再び乳房を手のひらで包む。

 

 むにゅうと鷲掴みにすると、うっかり揉み潰してしまうんじゃないかと思うほどに柔らかい。むにゅ、むにゅと揉み込むたびに柔肉の中に指が埋まり、隙間から乳肉がこぼれる。それなのに手のひらを跳ね返すような弾力も感じるから不思議だ。

 

 心地よさを突き詰めたような乳房の感触に、私は夢中になった。

 

「んっ、くっ……さわ、ら……ないでっ……んんっ……!」

 

 彼女は直に胸を触れられるのも、もちろん初めてだろう。フィーネの泣きそうな声がそれを物語っていた。

 

 夢にまで見た、フィーネの乳房の感触。

 今まで味わったことのないきめ細かい肌触りが、手に吸い付いてくる。

 

 大きさも、おそらく同年代の少女よりは大きいのだろうが、私の手の中にすっぽり収まる絶妙なサイズ感だった。まるで男に揉まれ、弄(もてあそ)ばれるためにあるような乳房だ。

 

 ヌチャヌチャと油まみれの艶乳が音を立てる。揉みしだくたびに、フィーネの柔乳は私の手の中で無限に形を変化させた。

 

「フィーネ、柔らかい、柔らかいよ。この柔らかさも、この瑞々しい張りも、美しさも、屈辱に泣くその表情も……すべて私のものだ」

 

「んんっ……あっ、んっ……いやっ、もまない、でっ……」

 

 フィーネの女の象徴を征服しているという悦び。その事実だけで脳に痺れるような快感が走り、張りつめた股間からまたもビュクビュクと精が発射された。

 

(うっ……)

 

 射精の快感で全身が震える。

 

 フィーネの乳房を弄っていた手を一旦薄布の中から引き抜くと、次の展開を分かっているのか、肉棒が瞬時に勃起し始める。

 

 いよいよ、彼女を全裸にする。

 

 エルドアの屋敷で透けた肌を見て、学院で制服からのぞく二の腕と太ももを見て、晩餐会でドレスから露出した肩を見てから……ずっと堪能したいと思っていたフィーネの裸体。

 

「さあ、私に全部見せてくれ」

 

 フィーネの胸をかろうじて守っていた薄布の端をつかむと、下から一気にめくり上げた。

 

「いやっ……!」

 

 その勢いで、ぷるんと二つの白い半球体がまろび出る。

 

 形よく均整の取れたその丸いふくらみの先端には、かろうじて輪郭が分かる程度のぼんやりした乳輪の中心に、可愛らしい薄桃色の乳首がピンと上を向いていた。まるで女神の用意した極上のデザートのようだ。食欲に似た性欲が全身にみなぎる。

 

 白く透き通った生肌は、今や大部分が油によって妖しく濡れていた。

 想像以上の裸体だ。

 

「……たまらない肢体ですな」

 

 大司教が鼻息荒く下卑た笑みを浮かべながら、フィーネのあらわになった裸をねっとりと鑑賞し始めた。

 

「この乳房……これまでの聖女の中と比べて色も形も最高ですぞ」

 

 いったいどれだけの聖女見習いを、その毒牙にかけてきたのか。

 

 大司教は下品な音を立てて舌舐めずりをすると、フィーネの露出した胸に顔を近づけた。そのままフィーネの乳房を汚らしい口に含もうというのだろう。煩悩タヌキが。

 

「やめろ、フィーネの無垢な体が穢(けが)れる」

 

 体を差し込んで大司教の企みを阻止する。今すぐむしゃぶりつきたいのは私のほうだ。

 しかし媚薬を口に含むのは避けたい。抑制が効かなくなり、暴走して計画が台無しになる恐れがある。

 

 今ここでフィーネの体の隅々までを頬張る必要はない。既成事実さえ作れば、あとはベッドの上でいやというほどしゃぶり尽くすことができるのだから。

 

 今はせめて目に焼き付け、その甘美な匂いを堪能するだけにとどめよう。

 

 私はフィーネの肌に顔を近づけ、うなじや腋の下、鎖骨、へそを観察する。全ての部位が奇跡のような美しさと色っぽさだ。うなじからは、惚(ほう)けるような甘い匂いがする。

 

 するとフィーネの左腕がゆっくり動き、露出した乳房を隠そうとした。

 まだ抵抗する余力が残っていたのかと驚く。よほど意思の力が強いのだろう。

 

(まあいい、少しくらい抵抗されるほうがそ(・)そ(・)る(・))

 

 私はフィーネの細腕をつかむと、台座に乱暴に押し付けて絞り上げるように力を込めた。

 

 フィーネの顔が苦痛に歪む。

 その表情に、野獣のような暴力衝動が沸き立つ。ベッドに縛り付けて乱暴に抱くのも楽しそうだ。

 

 やがて諦めたように、フィーネの腕から力が抜けていった。

 心も体も屈服させたことに、雄の本能が満たされていく。

 

 両手でフィーネの双乳をつかみ、軽く揺すってみる。もうこの乳房も私だけのものだ。ぷるんぷるんと揺れて、気持ちいい重さが手のひらに伝わってくる。美味しそうな乳首が揺れに合わせて動き回る。

 

 これでまだ発達途上だというのだからたまらない。成長して、女性としての柔らかさやふくらみが増したら、いったいどれほど気持ちのいい体になってしまうのだろう。

 

「フィーネ、なんて柔らかいんだ。聖油にまみれていなければ今すぐ頬張りたいよ」

 

 そのまま右手の人差し指で先端の実をクニクニと捏ねてみる。硬くなった突起をコロコロと転がし、ピンと弾く。時おり人差し指と親指でキュッと摘まむとフィーネは面白いように鳴いた。

 

「んんっ……くっ、う……あっ……」

 

 摘まむ指に少し力を加えてみると、彼女の体がビクリと震え、目に涙がにじむ。

 

 フィーネが乳首で感じている。本人すら知らなかっただろう彼女の弱点を見つけたことが嬉しい。

 

「ここがフィーネの敏感な場所なんだね」

 

 彼女の耳元で囁きながら、桃色の媚芯をキュッキュと絞ったり、つねったりする。

 

「いや……だ、やめっ……、んむぅッ、んっ、んんっ、んちゅぅっ……」

 

 恥辱と快感に歪むフィーネの泣き顔に我慢できず、思わず唇にしゃぶりついた。その間も乳首への責めは止めない。

 

(こっちの具合も味わうとしようか)

 

 手持ち無沙汰になっていたもう片方の手で、フィーネの下半身の蹂躙を始める。薄布の内側に手を滑り込ませると、形のいい尻を思いきりつかんだ。

 

 フィーネの尻は張りと弾力があるものの底抜けに柔らかく、乳房ほどではないが指を食い込ませることができた。そのまま尻肉を揉んでいくとフィーネの腰がビクッと浮いた。

 

 手のひらに吸い付くような柔尻を揉みしだき、油を塗りたくりながら撫で回す。ヌラヌラした感触が気持ちいい。時おりフィーネの尻の割れ目にも指を這わせ、秘肛を探ってみる。

 

「んんっ、ん、んっ……」

 

 密着したフィーネの口内の、その奥からくぐもった音が発せられた。

 

 彼女はその唇も舌も、乳房も乳首も、尻も割れ目も、犯されるのは初めてだろう。今日一日でいったいどれほどフィーネの初めてを奪えただろうか。

 

 そして……これから犯すのはフィーネの不可侵の秘園だ。

 

 名残惜しいが尻への責めを中断し、まずはなめらかな太ももに手を這わせる。

 制服のスカートからすらりと伸びる脚を見たときから、ずっと触れたかった場所の一つだ。すべすべした肌触りと、付け根にいくにつれ増していく肉感に酔いしれる。

 

 ひとしきり撫で回した後、指を太ももの内側にヌルリと滑り込ませる。そのまま付け根に向かってかき分けていけば、目当ての入り口だ。

 

 この愛撫の意味するところをフィーネも察知したのだろう。彼女が太ももを力なく閉じた。その気持ちのいい圧迫の中で手を這わせていくと、湿った秘部に到達した。

 

「んっ……やぁっ……!」

 

 指先が、ぷくっと盛り上がった恥丘に触れた。そこから伸びる綺麗な一本筋に沿って指を埋めていく。ヌチュと粘り気のある液体が指を濡らす。聖油ではない、紛れもなくフィーネから分泌された蜜液だ。

 

 ふとフィーネが手を伸ばし、必死に私の手を押しのけようとしてきた。しかしもう遅い。これからこの蜜壺は、私の指と肉棒によってたっぷり凌辱されるのだ。

 

 中指をぐっと曲げながら果肉の割れ目にあてがう。ヌプリと指全体が熱い粘膜に包まれる感覚があった。

 

「んんっ――ッ」

 

 フィーネの背中がぞくんと仰け反り、快感に耐えきれないという声を発する。

 蜜肉の内側は愛液で満たされていた。指を埋めているだけで膣中からとめどなく蜜があふれてくる。私の剛直を受け入れるのだから、しっかり濡らしておく必要があるだろう。

 

「はぁっ……はぁっ……あっ、ん……くぅっ……」

 

 ただ指をあてがっているだけで、フィーネは何度も快感の奔流に襲われているようだった。時おり膣ビラがきゅっと収縮し、指を圧迫してくる。

 

 フィーネの顔は恥辱に耐えながらも、襲いくる快感に戸惑っているように見えた。それを与えているのが自分だという事実に、幸福感が体を満たしていく。

 

 愛しさのおもむくままに、彼女の半開きの唇を奪った。

 

「ちゅるっ……あんむ、ぢゅるっ、ぢゅぢゅぅ……」

 

 このままフィーネを絶頂させたい。私という存在を彼女の外にも内にも刻み、すべてを塗り潰したい。

 

 その一心で、彼女の舌を舐め回し、乳房を揉みしだいて乳首を弄(いじ)り、中指で膣口を刺激し続けた。

 

 聖油とフィーネの愛液で濡れた無垢な花弁はほぐれ、指を何本か、いや肉棒も挿入できそうだった。

 

「フィーネ、この儀式の最後(フィナーレ)だ。君の純潔を奪い、私のものにする」

 

 そう宣告した刹那。

 

「あなたの、もの…にはならない…!」

 

 フィーネの意思のこもった瞳が、私を射抜いた。

 

「なっ――」

 

(なんて高貴で、美しい娘(こ)なんだ……)

 

 信じられない。

 この逃げ場のない状況で……。

 

 媚薬を体中に塗りたくられ、敏感になった秘部を責められて。

 まだ絶望にも快楽にも飲み込まれていないのか。

 

(絶対に、手に入れたい)

 

「へぇ、その強がりはいつまで持つのかな」

 

 愛液まみれになった中指に力を込める。それだけでヌププと女膣の中へと埋もれていく。腟内に指先が飲み込まれていく感覚。ヌクヌクと絡みついてきた温かい肉ヒダが、中へ中へと引き込んでいく。

 

(なんて感触だ)

 

 これが名器というものだろうか。

 膣肉が指をキュンキュンと圧迫し、締め付けてくる。ここに肉棒を挿入したら秒で果ててしまうだろう。

 

「あっんんっ――」

 

 耳が蕩けるような喘ぎ声。

 フィーネが背中を仰け反らせた。目元に溜め込んでいた涙が散り、キラキラと煌めいた。

 

 もう無駄だ。

 彼女はもう快楽に抗えない。

 

 そのはずなのに、フィーネの瞳は抵抗するように睨みつけてくる。

 

「はぁ、はぁっ……んくっ、私は、絶対に……あなたのものにはならない」

「……っ このッ――!」

 

 こうなったら媚薬を膣奥にまで塗りたくり、気絶するまで絶頂させてやる。

 

 膣ヒダをかき分け、指を思いきり押し込もうと力んだ瞬間。

 

 「そこまでだ!」という声が舞台に響く。

 

 声のしたほうを見ると、陰の者が倒れ伏すところだった。

 

(エラの対処に失敗したのか!?)

 

 慌てて炎熱魔法を発動しようとするも、いつの間にか投げつけられた魔道具が光り、全身に衝撃が走った。

 

(クソッ、防護魔法か!)

 

 気づくと私は、フィーネを弄んでいた台座から十歩以上離れた場所にいた。

 

 彼女に夢中になってすっかり油断していたせいで、防護魔法の直撃を受けたようだ。

 全身が痛み、肺が呼吸を止めている。鼓膜が痺れ何も聞こえない。

 

(くそ……くそっ! あと少しで)

 

 私の見ている前で、エラは素早い動きでフィーネをマントで包み、何やら捨て台詞を吐いて去っていった。

 

 大司教のほうを見ると、床に倒れ気を失っている。

 

 

 既成事実さえ作ってしまえば、後はどうとでもなる算段だった。

 

 堂々と王宮へ連れ帰り、寝所に監禁し、子種が授かるまで抱き潰すつもりだった。

あと、一歩だったのに。

 

 私は自らの計画が、未来が、ガラガラと崩れていくのを感じた。

 

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