学園襲撃の章、これは色々と自分にとって難しそうです。あくまでもメインはシド、クロウは2番手のルイージポジのようだと自分は考えているので。
そしてどう活躍させるのかを。
クロウside
夏が近くに迫り、2年に一度開かれる魔剣士達による大規模大会“武神祭”の学園枠を決める選別トーナメントの日が近づき、学生達は浮足立っていた。
世界各地から腕に自信のある者が集まり各国から主要人物も見学に訪れ、もしこの武神祭に出場し好成績を残せれば魔剣士として将来は約束されたものだろう。そのため学園の生徒は数少ない枠を得るため努力している……のだが。
「で、アレクシア様とはどこまでイったんだよ?」
「何もしてないよー。そもそももう別れたし」
「勿体ないですね〜」
そんな一大イベントなど関係ねえと言わんばかりに食堂で呑気に駄弁る俺達4人。実力の無い者、身近に勝てない相手が存在する者にとってはこのイベントはどうでもよく、逆に頑張っている者達からは煙たがれる。
「俺だったらもうとっくにヤってるぜ?」
「僕もチューぐらいはしてましたね!」
アレクシア様とシドが破局? した事は学園に広まり、その事で弄ってくる2人。どちらも年齢=彼女居ない歴の童貞なのに、何故こうも自信満々なのか不思議だ。
「そう言えばクロは選別トーナメントに出るの?」
「ん? ああ、一応な。これでも貴族の中だと地位はそれなりにあるから出ないと印象が悪いし」
「そっか。君も大変だね」
ヒョロとジャガが自分の勇ましさを熱弁するのを尻目に雑談する俺とシド。と言うかシドも貴族なんだから当て嵌まるぞ?
ちなみにヒョロとジャガも参加はするらしい。何でも、一回戦でも運があれば勝てる→格好良く勝てればモテる→童貞卒業! という魂胆らしい。
「お前は出ないのか?」
こう言うイベントでは必ず裏で賭けが行われる。それこそシドがモブとしてギリギリ許容範囲の力で勝てばジャイアントキリングで儲けられるし、陰の実力者的にもありだろう。
しかし俺の素朴な疑問にシドは少し悩みながら答えた。
「うーん。別に学園内で力を出すのもアレだし、武神祭は一般枠もあるから僕は出な「おっ、ついでにシドの分も俺がエントリーしておいてやったぜ。感謝し……ぐぼぉ!」……全くヒョロってば余計な事を」
参加しないと言おうとした瞬間、ヒョロが勝手な事をし、シドは素早くボディーブロウ。拳は綺麗にヒョロの腹に命中し一瞬で意識を刈り取った。
「出場取り消しって間に合う?」
「もうエントリーは終わったるから難しいが、ダメ元で行ってみたらどうだ」
・
・
・
「……もうトーナメント表を作ったから無理だってさ」
「そうか。不戦敗は…………クレアがいるからダメだな」
「は〜、嫌だなあ」
教員室から出て来たシド、やっぱりと言うべきか学園としても一大イベントだから行動が速い。
そんな訳で落ち込むシドの側に来るのは回復したヒョロと付き添っていたジャガ。
「まあまあ元気だせって! 詫びに俺が“いい店”に連れてってやるからそ!」
「い、いいい“いい店”って、それはつまり! 大人になれる店ですか!?」
ヒョロのいい店発言にこれでもかと食いつくジャガ。ちなみにここは教員室の前な訳で2人の会話は中に丸聞こえだったりする。
「バーカちげぇよ! いいか? 俺達が行くのはな…………」
そう言って自信満々にヒョロが言った店は『ミツゴシ商会』、つまりガンマが経営する店だ。ミツゴシ商会が販売しているのは女性全般をターゲットにした服やアクセサリーに化粧品、そして最近王都で話題になっているチョコレートなどの菓子類である。
ジャガは美味い菓子に気を引かれたがヒョロの狙いは別、安直だが効果は見込めるプレゼント作戦のために買うとの事。
シドはミツゴシ商会の事はよく知らないようだがチョコレートが気になるからか一緒に行くと決めた。
◆◇◆◇
「おお! 凄い行列ですね!」
王都のメインストリートに並ぶ一等地の店達。その中でも一際目立ち長蛇の列を作るのはミツゴシ商会。ジャガの言う通り凄い行列で最後尾の俺達の待ち時間は80分、家が近い俺はまだしも寮住まいの3人は門限的に危ないだろう。
それでも女子に渡すプレゼントを買うために並ぶと言うヒョロやジャガに付き合う俺とシド。
俺としては何度も来てる場所であり出資者でもあるから普通に顔パスは出来る。しかし、そうなるとヒョロジャガコンビに鬱陶しいレベルで絡まれるのは間違い。
「……人斬りって何の事?」
気長に待つかーと考えていると不意に聞こえたシドの疑問。それは対しジャガは説明する。
巷で騒がす人斬り騒動。犯人は不明で被害者もバラバラ、夜に現れては襲いかかり死体だけが見つかる。最近では騎士も殺されたとかで事態は深刻だとか。
その事については俺もガンマに確認したかったから丁度いいと思っている。
「へえ、怖いねー」
口では怖いと言っているが楽しげなシド。きっとコイツは人斬り事件の事を楽しそう、参加したいなくらいとしか思っていない。
「お客様、少しよろしいですか?」
そんな感じで列に並ぶ俺達に話しかける一人の女性。CAを彷彿とさせるミツゴシ商会の制服を着たダークブラウンの髪と瞳の“人間”。彼女は俺とシドに微笑むと申し訳なさそうに頭を下げる。
「申し訳ありません。現在大変混み合っていまして、お詫びと言っては何ですがアンケートにご協力頂けないでしょうか?」
「ん、あー、うん。いいですよ」
「俺も」
「ありがとうございます。ではコチラへ」
俺とシドを連れていこうとする店員。端ではヒョロとジャガが自分を指指したり両手を挙げてアピールするも華麗にスルーされていた。
そうして店員に案内される形で列を無視し入店。見慣れてこそいるが女性向け商品ばかりだから居心地の悪さは感じてしまう。
(ヒソヒソ……ねえ、クロ? これ売り上げ凄いんじゃない?)
(ああ、毎月大黒字の大儲け。生産から販売までほぼ独占状態だからな)
店の装飾から売れ行きを見て耳打ちしてくるシド。陰の実力者のために日夜金を集めるシドにとっては衝撃的だろう。
……この結果を生み出す要因の一つが自分にあるとも知らずに。
まあ、シドの場合商才はないだろうし、ガンマだからこそ成功したようなもんだ。チョコレートだってシドは「豆に砂糖をぶち込んで〜」とかなり大雑把かつ適当だったし。
と言っもチョコレートが完成したのは偶然で、製法は俺が知っていたが肝心な原料であるカカオは当初は見つからなかった、がアレクサンドリアにカカオが自生していたから問題は解決した。
(おの時はマジで喜んだなー。最後のピースがきっかり収まった気持ちで)
そんな感じで当時の思い出に耽っていると俺達はどんどん店の奥……よりも上の豪華で大きな扉の前に到着する。扉の前には二人の女性がおり俺達が歩き出すのと同時に静か扉を開けた。
「わお」
シドの短い驚嘆。それもその筈で扉の先に広がっていたのは巨大なホール。それも店よりも遥かにグレードの高い装飾に彫刻。床は大理石で一筋に伸びた赤いカーペットの先には一つの玉座があり、シャドウガーデンのメンバー達が頭を下げ並んでいる。
「永らくお待ちしておりました、主さま。そしてクティノス様も本日はようこそお越しくださいました」
そしてその先にいたのは黒いドレスに身を包んだガンマの姿が。
「……ガンマ」
シドはミツゴシ商会の会長がガンマである事に驚いていた。そんなシドを尻目に数段ある階段を下り、コチラに向かって来ようとガンマは…………何もない所で派手に転んだ。
(相変わらずだなぁ)
旅立ちからの2年。誰よりも妖艶になったガンマだが運動神経の悪さとドジっ子体質は健在、シドもそんなガンマの姿に呆れると同時に懐かしさを感じたのか一言。
「鼻血出てるよ」
「お、お見苦しい所をお見せして申し訳ありません」
尻を突き上げる態勢のまま鼻血まみれでシドに笑顔で謝るガンマ。エロいのに残念美人な光景に俺は空気を変えるために軽くシドの背中を叩き玉座に座るよう促す。
するとシドは部下に鼻を拭かれるガンマの横を通り過ぎ、玉座の前に。
そうなると無様な姿は晒せないと悟ったガンマや部下達は素早く態勢を整え、服従の姿勢を取る。
シドはそんな彼女達の様子に満足気になり、静かに玉座に座ると肩ひじを立て足を組む。ちなみに俺はシドの側……ではなく入ってきた扉に背中を預けて静観している。
(久しぶりの再会なんだ。積もる話もあるだろうし)
その後はミツゴシ商会の事でシドが売り上げを聞くと同時に金の無心、ガンマは数十億ほどの額用意しシドは唖然。額が額だけに流石のシドも全額は受け取らずほんの一部(と言っても数百万)だけ貰い、そのお礼代わりなのか疲労回復やリラックス効果のある魔力の粒子をガンマ達に与えた。
そしてガンマにとっては本題、さっき話していた人斬り騒動の件。どうやら犯人はうわ言のようにシャドウガーデンと名乗りひたすら辻斬りをしているようだ。
「心当たりがある。コチラでも探りを入れてみよう」
「ありがとうございます。それでは…………」
話の辻褄に合わせ何の根拠もないのに意味深に呟くシド。それに対しガンマは礼を言い一人の女性をシドに紹介する。それは俺達をここへ案内してきた人間の女性。
「彼女は『ニュー』。最近ナンバーズに入ったばかりですが腕は確か。アルファさまからもその力は認められています。どうか主さまもクティノスさまも“ご自由にお使いください”」
ナンバーズとはシャドウガーデンの中でも選りすぐりのメンバー、ギリシャ数字になぞられ名付けられた彼女達は七陰につく実力者である。
「ニューです。よろしくお願いいたします」
敬々しく頭を下げるニュー。俺としても始めて会うし人間のナンバーズは何気に初だから頼りにさせてもらおう。
ただガンマの言った“ご自由にお使いください”のニュアンス。これ下の世話にも聞こえてしまう。シドはともかく俺の場合だと洒落にならないから。
「わかった。何かあったら呼ぼう」
「俺もそうするとしよう」
取り敢えず無難な返答をし、今日は解散。シドはヒョロジャガの分のチョコレートを頼み、俺も折角だから実家に送るために注文。ガンマはタダでいいと言うが、貴族の間には金のやり取りをする方がいいからと断った。
「じゃあ僕達はこれで」
「何かあったら随時知らせるから」
「はい……あ、クティノスさま。この後、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「ん? 別に構わないが?」
何かあっただろうか?
◆◇◆◇
(……いい湯だな〜)
ガンマに用事があるからと残った俺。そのまま店の奥、と言うかシャドウガーデンが王都で生活する区画に通され夕飯をご馳走に。そして流れのまま入浴、が今の状況。
流石は組織の98%が女の場所。大浴場とも言える広さと充実さである。ここを一人で入るのは些か贅沢だと思うのは貴族であ
りながら大家族で育った影響だろうか?
「……お待たせしました。クティノス様」
湯を堪能していると浴場に入ってきたのは3人。一人は当然ガンマ、タオル1枚のみを身に纏い手にはいくつかの道具を持っている。湯気でタオルが張り付き薄っすらとピンクの乳首が見えるのがエロい。
「「失礼します」」
そしてガンマの後ろにいる二人のエルフ。どちらもナンバーズで名前は『カイ』と『オメガ』。カイは金髪で前髪で隠した眼帯、オメガは黒髪に褐色のオッドアイで二人共に眼が特徴的で凛々しい。
……実はカイとオメガともヤっている関係なのだが、それはまた別の話。
そんな二人は裸……ではなく紺色の競泳水着ような格好。どちらもスレンダー体型で競泳水着を着てるとエロい。
「今夜はコチラ、イータと共同開発したローションや新作の石鹸の試用にご協力をお願いしたくて……その」
「ああ、構わないぞ」
恥ずかしげに聞いてくるガンマに俺は迷わず応じる。実力が劣るガンマはシャドウガーデンのために知力で努力する。だから彼女の望みは出来るだけ聞いてあげたい。
「で、ではすぐに用意しますね!」
俺の了承を得て、嬉しそうに準備……しようとすると近くで待機していたカイとオメガが慌てた様子でガンマの側に行く。
「ガンマ様、ソチラの用意は我々が!」
「ガンマ様はクティノス様をコチラへ!」
「え、ええ。わかったわ」
(…………あ、そう言う事か)
最初は混ざるのか? と思ったが、どうやら二人はガンマのサポート係のようだ。確かに滑りやすい物をガンマに準備させたらどうなる?
答えは簡単、絶対に転ぶ。何ならナニかしらの大惨事が起こっても不思議じゃない。だからカイもオメガも一緒に来たのだ。
「……よし。ガンマ様、準備が完了しました」
「ありがとう、カイ。それではクティノス様、こちらへどうぞ」
「わかった」
二人により一瞬で大浴場の床にマットなどは用意され、準備完了になった事で俺は立ち上がり浴槽から出る。
「「「っ!!」」」
そうなると当然だが俺のチンコを晒す訳で、それを見た3人は既に何度も見ている筈なのに驚愕の表情を浮かべていた。
ちなみに今のチンコは半勃ち状態だったが、3人の視線に興奮してしまいムクムクと勃ち上がり、あっという間にフル勃起した。
「あ、相も変わらず素晴らしいペニスですね♡」
ハァハァと息を少し荒げ褒めてくるガンマ。カイとオメガも無言ではあるが肯定するかのように軽く頭を振る。俺としても男の象徴であるチンコを褒められるのは嬉しいからな。
しかし何時までも待たされるのは生殺しでしかなく、それに気づいたガンマもまた咳払いした。
「ん、んん! クティノス様、マットの上に仰向けになってもらえますか?」
「ん? こうか?」
「はい、それでは失礼します♪」
ピンクのマットに仰向けになった俺。するとガンマはすぐ側に寄るとタオルを取って全裸になり、その瑞々しい裸体にローションをかけていく。
(すげーきれーだ)
グラマラスな身体は勿論、ローションによりテカテカと光る姿に興奮と同時に感嘆してしまう。
そしてローションまみれになったガンマは石鹸とスポンジを持ち、カイとオメガが凄いハラハラと見守る中でゆっくり、ホントにゆっくりと俺の身体に覆い被さった。
「あ、あの重くはありませんか?」
「いや、全く。むしろ前にシた時よりも軽く感じる」
胸板で巨乳が潰れる感触。ガンマの腹にチンコが挟まれるもローションによるヌルヌルが良い塩梅になって気持ち良く、このままの状態でもイけそうだ。
「ん♡クティノス様のペニスが私のお腹でビクビクと跳ねています♡」
そう言ってガンマはゆっくりと身体を擦り始め、同時に石鹸とスポンジで俺の身体を綺麗にしていく。
興奮により硬くなった乳首のコリコリとした感触、艶のある息が首や耳にかかる。
行った事は前世も含め無いが完全にソープ、ガンマからローションを擦られスポンジでワシャワシャと洗われていく。それは極上とも言える心地良さで、大浴場の熱気も合わさりホカホカである。
「はぁ、はぁ♡あぁ、ズレて、んん♡」
そこに加え献身的なガンマの声。2種類のヌルヌルにより当然身体はズレるし、何なら腕や足をぶつけらたりもする。
しかしそれ以上に気持ち良く、優しさを感じられて気分は最高であった。
「はあぁ♡こ、今度は下半身、です、ね♡」
俺の上半身を泡まみれにしたガンマは身体を下に持っていき、チンコが顔の横にくっつく位置まで移動させる。
「んく♡クティノス様のペニスが間近にぃ♡……すぅ〜」
恍惚とした表情でチンコの匂いを嗅ぐガンマ。その様子がまたエロく、このままガンマの顔に精液をぶっかけたくなりそうだ。
「すぅ〜…………は!? も、申し訳ありません! 私ばかり楽しんでしまい!」
「いや、別に気にしてないから。ガンマのシたいようにヤりな?」
「は、はい!」
しばらく匂いを嗅いでいたガンマだったが、どうやら我を失っていたらしい。何かに気づき慌てながらも再び身体を綺麗にしていく。
「ま、まずは右足からシますね!」
さっきの事がよほどだったのか少しテンパって右足に身体を密着させるガンマ。巨乳で俺の太ももを、自身の太ももで足を挟み込み丁寧に擦り合わせる。ムチムチな肉の感触が右足を襲い、チンコには一切触れていないのにも関わらず射精してしまいそうだ。
「うん、しょ、ん、ん♡どう、ですか? 痒い所などはございませんか?」
「あ、ああ。大丈夫、だ」
相手と話す時は目を見て話す。働く者としては当然だが、今の状態だと泡まみれで裸に加え上目遣いになってしまう。
そんな仕草を見せつけられ、右足を離さないようギュッと抱き着かれたらヤバい。
「あー、ガンマ。次は左足を頼む」
だから射精を耐えるために逃げる。何と言うか皆が魅力的過ぎるせいか早漏に感じてしまう事があり少し凹む。
「っ、はい」
しかしそうとは思わないガンマは俺に頼まれたからなのか凄く嬉しそうで、右足からパッと離れると素早く左足へと身体をくっつけた。
「ふふふ♪ このガンマ、クティノス様に求められ光栄に思います♡」
「そんな、大袈裟だからな?」
「いいえ! シャドウ様とクティノス様から授かった陰の叡智がなければ今の私は存在しません。だからこそお役に立てて嬉しい限りなのです!」
そう言って左足への抱き着きを強くするガンマ。まるで子供のようだなと思いつつ優しく頭を撫でる。
「♪♪♪」
するとガンマは上機嫌、デルタみたいに甘えてくる。それでも奉仕の心は忘れておらず左足を優しく洗う。
……その最中。
「んんっ♡」
小刻みに震えたと思ったらガンマの身体は止まった。
これは…………。
「イッたのか?」
「は、はぃ♡も、申し訳ございません。その、あ、あまりにも嬉しくて…………」
プルプルと震えているのは勝手にイッてしまった事への申し訳なさなのか、それとも足を洗うだけでイッた自身の情けなさか。
どちらにせよガンマは自身が失態を犯したと思い込んでしまい、勢い良く立ち上がった。
……しかし、それはドジっ子であるガンマにとっては致命的なミスである。
「にょひ!?」
「ガンマ!」
「「ガンマ様!?」」
ローションと泡でヌルヌルになった身体で同じ状態のマットで立ち、足を滑らせ顔面から床へダイブ。謎の奇声を上げ、カイとオメガが慌てて助けに入る。
すぐ側に駆けつけヌルヌル状態のガンマを慎重に起こすオメガ。そこには白目を剥き両鼻から鼻血を垂らすガンマの顔があり、とても先程まで笑顔で甘えていた同一人物には見えなかった。
「……どうやら気絶しただけのようです」
「そうか、それは良かった」
ガンマの容態を確認したオメガの言葉を聞き安堵する俺。これで何かあった日には俺は自責の念に駆られただろう。性欲の果てに大事な仲間を危険な目に合わせたなんて最低過ぎる。
「では私は念のためにガンマ様を医務室へお連れします」
「ああ、よろしく頼む」
「はっ!」
ヌルヌルだった身体を洗い流しガンマを背負い大浴場から出て行くオメガ。
残ったのは俺とカイ。ガンマを優先するあまりヌルヌルまみれの俺、しかもチンコはギンギンに勃ったままで端から見たら可笑しい場面だ。
「……」
「…………」
「…………」
「………………」
無言が続く中、カイの視線は俺のチンコに。チラチラと顔を逸らしたり向けたりして落ち着かない。カイは正直者で嘘をつくのが嫌い。
…………ならば。
「カイ、シたいか?」
「っ……は、はい。そのお2人の情事を見ていたら、その、疼いてしまい。ガンマ様には悪いですがクティノス様さえ良ければ……」
「わかった」
俺としてもガンマに悪いがこの生殺し状態だとキツい。この埋め合わせは必ずしようと心に決め、俺の上に跨り競泳水着をずらすカイのオマンコにチンコを宛てがい…………。
・
・
・
「……ふぅ。ありがとう、お陰で楽になった」
「う、うう♡お、お役に立てて良かったです♡」
ガンマに溜められた性欲を一身で受け止めてくれたカイ。何度も何度も求めたせいで既に競泳水着は脱ぎ捨てられ、カイの身体の至る所に精液が付いていた。
その後はガンマが無事意識を取り戻しお互いに平謝り。この事件はなかった事にし、後日またヤり直そうと言う結論になった。
こうしてミツゴシ商会での一夜は何ともしまらない結果になってしまった。
◇◆◇◆
…………何故か学園に登校したらシドがウンコ野郎と呼ばれるようになっていた。
前半は原作沿い、後半はガンマのソープ回でした。元々は本番も入れるつもりでしたが、途中でガンマが何かドジをさせる意味で辞めました。
•クロウ
何度も来ているミツゴシ商会に来訪。前来た時より店が豪華になって驚いた。
ソーププレイと甘えてくるガンマの姿にグッときた。しかしそのガンマが途中退場したから、カイで性欲を発散させた。
•ガンマ
シドとクロウが一緒に来店した事により歓喜した。その後もクロウとソーププレイ、褒められたり頭を撫でられたりして有頂天になるもテンパって自爆。目覚めた時に凄く失念してしまう。
•カイ&オメガ
競泳水着を着てガンマのサポートを。案の定でガンマは自爆しオメガは介護、カイはクロウの相手をする事に。
ガンマを運び終わった後に一度クロウの元に訪れたオメガが見たのはヤっている最中のクロウとカイの姿。カイは満足、オメガは羨ましがった。
次回に関してはローズとシェリーの扱いに迷っているので、一旦は閑話にしようと思っています。多分ネタっぽい感じになりそうですね。
そして学園襲撃話が終わった後にオリジナルの話を数話入れようと思っています。アンケートを取り参考にするので良かったらお願いします。
クティノスの童貞卒業回は?(過去編)
-
見たい
-
別にいらない