執筆に手こずって、年明けから遅れての投稿になります。
氣について、何でもアリの要素があり、一刀の技が『○NEPIE○E』を参考にしています。
微エロとは書いていますが、本番が無しというだけで前回よりかなりエロ要素は多めです。
あと、下着については自分の趣味になっています。
どうぞ。
外の広い場所で一刀と春蘭が立っていた。大きく円で囲うように民衆、そして華琳達と星達が眺めていた。
春蘭「この夏侯元譲に簡単に負けるような腑抜けとは思わせるなよ。」
一刀「そう簡単には負けないよ。ルール……決闘の簡単な取り決めはどうする?どうしたら勝ちとか。」
春蘭「ふん、そんなことはどちらかが命尽きた時だ!」
華琳「春蘭。私はあなたを失いたくないし、そこの男の命まで奪わせろとは言っていないけど。」
春蘭「うっ、華琳様……。」
一刀「じゃあ、得物が落ちた方が負けってことで。他に取り決めはどうする?」
春蘭「ふんっ、どんな小細工も返り討ちにしてくれる!」
一刀「じゃあ、命を奪わなきゃ何でも有りってことね。」
秋蘭「これより、太守・曹孟徳の御前の下、決闘を開始する。」
星「開始!」
春蘭「一気に沈めてくれるわーー!」
一刀「おっと」
(ガキン!)
合図で真っ先に動いた春蘭は一気に距離を詰めて愛刀である大剣を力強く振り下ろし討ち倒そうとしたが、一刀は刀を取り出しあっさりと受け止めた。
春蘭「何っ!?私の一撃がこうも簡単にっ……!?」
一刀「それで曹操の大剣かよ……こんなに猪突猛進だと名が泣くぞ」
春蘭「なっ、私のみならず華琳様を愚弄するか!許さんぞ!」
一刀「挑発にも簡単に振り回されちゃって……。」
華琳「春蘭……単純なところも魅力の一つだけど、ここまでくると足を引っ張っているわね……。」
秋蘭「あの姉者の一撃を受け止めるとは……まさか、姉者が……?」
春蘭は一太刀ごとに一刀にいなされ、すり抜けられている。だが、何かがおかしい。
(ガキン、キィン、ムニュッ
カンッ、キリィン、ムニュ、カァン)
春蘭「はぁっはあっ……!!//
貴様、ふざけているのか!!///」
一刀「戦略と言ってくれ。単純だけど可愛らしい君みたいな女性に効果的だ。」
春蘭「かわっ……そう言っていいのは華琳様だけだーー!」
再び重い一撃を振り下ろすが一刀は滑り込んで春蘭の股下をくぐって避ける。
一刀「(ボソッ)ふむ、紺色か……。」
春蘭の攻撃は増すばかりだが一刀は特に気合いを入れることなく、何かをしながらくぐり抜けた。
民衆-一「あの男逃げてばかりじゃねえか。こりゃ、夏侯惇様の勝ちだな。」
民衆-二「……でも、あの夏侯惇様とここまで戦えるの凄くねえか?俺ら平民でも強さが分かる一撃を受け止めて。」
稟「流石は一刀殿ですね。あの夏侯惇殿と渡り合うとは。しかしなぜ、あそこまで逆上しているのでしょうか?」
風「お兄さんですから何か企んでいるのでしょうね〜。ですが、私と稟ちゃんは武はまだまだ疎いので〜。」
星「主……某と香風なら目で追えるので判ったのですが……主らしいですが、あまりに破廉恥な……。」
香風「……節操無しなお兄ちゃん。」
この異変に気付いたのは星達だけでななかった。
華琳「秋蘭……春蘭のあの激情具合、もしかしたらと思うけど、」
秋蘭「はっ、私も一介の武人です。目で追う限り……姉者は辱められています。」
華琳「そう、やはりね……私の目の前で大切な春蘭の体を弄ぶなんて、ふざけた男ね。
秋蘭、これ以上続くなら、殺さない程度に一矢で仕留めなさい。」
秋蘭「はっ、姉者と華琳様の為に卑怯者と罵られても構いませぬ。」
華琳「それは大丈夫よ。」
秋蘭は弓と矢筒を装備すると素早く民衆の野次馬をすり抜け、一刀の右側に立つ。そして、輪の空間の中に入ると、素早く弓を引き矢を放った!
(ヒュンッ、ガキン!)
秋蘭「!」
一刀「おっとっと、助太刀か。ちょっと彼女で遊び過ぎたな。」
桂花「ちょっと秋蘭、何やっているのよ!決闘なのに乱入するなんて……!」
春蘭「そうだ、秋蘭!こんな遊び男、私一人の力で十分だ!」
秋蘭「華琳様の命令だ!これ以上、姉者の身体と華琳様の名誉を傷つける気か!」
秋蘭が一喝するが、野次馬からは卑怯だという怒声も出てくる。が、一刀は気にすることなく、
一刀「まあ、そもそもこの決闘は
春蘭「なっ、貴様……。」
この言葉で野次馬達も静まる。そして、再び双方を応援する歓声へと変わった。
秋蘭「こうも皆を納得させるとは流石は噂以上の御遣いだな。だが、それは我々夏侯姉妹を舐めているということでもある。」
一刀「俺の強さを示すならより効果的だろう?全部受け止めてやる。」
秋蘭「お前は強豪なのか女たらしなのか……覚悟しろ!」
秋蘭は一度に三矢放つ、避けきれないようにの筈が、一刀は駆けて三本とも刀で斬ってしまった。春蘭が再び切りかかるが、今度は弾き返されてしまう。
次に秋蘭が間髪を入れずに矢を放って追い込み春蘭に誘導して仕留める筈が、一刀は残像と一瞬見せて消えてしまった。野次馬と稟、風、桂花がざわつき、秋蘭は動揺していた。
秋蘭「なっ……何処だ!」
一刀「妹のあなたの後ろだよ。」
秋蘭「…!貴様、何を。」
春蘭「秋蘭!奴は瞬間移動したように飛び上がり後ろに着地したのだ!」
一刀「おお、あの一瞬で見抜くのは流石だ。猪武者から少し成長したね。」
秋蘭「姉者をからかうな!」
一刀「おっと……妹は赤紫か。」
秋蘭が弓を振って一刀を攻撃しようとしたが、一刀は再び股に滑り込んでかわした。
そして、息切れしかけている春蘭が合流する。
春蘭「どうする秋蘭……このままでは一方的に嬲られ華琳様の名を汚すことになるぞ……。」
秋蘭「姉者……もう一度、力で奴を抑え込んでくれ。そして、背を私に向けさせろ。」
春蘭「なるほど、トドメは任せたぞ。」
姉妹の以心伝心は一刀も感じとっており、刀を強く構える。そして、春蘭が再び接近して大剣を振り下ろすのを受け止めた。今度は鍔迫り合いになり、少しずつ、立ち位置が変わった。そして、一刀の背が秋蘭に向いた瞬間!
春蘭「秋蘭!」
秋蘭「背後、取った!」
矢が放たれ勝負が決しようとしていた。民衆達、特に男達の大多数から歓声が強くなり、他と女性達は悲鳴をあげる。
風と稟も恐れて手で目を覆い、星と香風は武器を構えようとする。
しかし、一刀は背を向けているにも関わらず、後頭部に盾があるかのように弾かれた。
秋蘭「何っ!?ちいっ!」
もう二本放つが同様だった。この異変に民衆も気付き混乱する。
春蘭は再び拮抗を解き秋蘭のところへ戻り、殺気を放つ。華琳と桂花も怪訝の表情を向ける。一方、稟達は安堵したと同時にこの異変の正体に気付いていた。
春蘭「なんだ貴様!?手も足も出ていないのに秋蘭の矢を!私は見たぞ。背中に何か現れた。貴様何者だ!?」
秋蘭「確かに見えたな。人が増えたようだ。貴様、妖術使いか?もしそうなら、姉者同様に華琳様の臣下になることは認めない。」
一刀「…………
そう捉えられるのは心外だな〜……。
二人と同じ技を応用しているだけなのに。」
春蘭「我々と同じ?何を馬鹿な…………
………………………
まさか、氣か?氣を使って分身したというのか!」
秋蘭「氣をだと?……そ、そうなのか?言われてみれば確かに、我々と似た力の使い方だ。」
一刀「そう。二人は剣と矢に込めて強力な一撃にしたものと同じ氣だ。
俺はその力を具現化した。元いた世界でじいちゃんに修行させられてな。」
そう言うと、一刀の左右に半透明の顔と腕が、それぞれ生成された刀を持つ。
一刀「これはその手法の一つ、手や刀を増やし擬似的な三位一体を生む。
戦の鬼神をもじって、この技の名を、『阿修羅・三刀』!」
秋蘭「これでは、死角が無い……。」
春蘭「なんということだ。胡散臭いと思っていた奴が、ここまでの手練とは……だが、負けるわけにはいかぬ!」
一刀「それでも尚立ち向かう心意気は流石は魏の双璧だ。けど、これで終わりだ!」
阿修羅の如き姿となった一刀は再び瞬間移動のような残像を見せる。
秋蘭は一心不乱に残像に向かって矢を放つが当たらない……どころか、全て切り落とされてしまった。
春蘭も目で追いきれず立ちすくむしかない。そして、秋蘭が矢筒に手をかけるも矢が尽きてしまったことに気付くと、一刀は春蘭の目の前で全体像を現した。
春蘭が振りかぶろうとするのを左と中央の刀が抑え込み、残りの右の刀を使って武器を落とさせた。足を引っ掛けて体勢を崩すと氣の具現化を解除して秋蘭の弓も落として身体に巻き付き取り押さえた。
華琳「…………勝負ありね。」
星「それまでっ!勝者は天の御遣い・北郷一刀!」
星の掛け声で観客から大歓声があがっていた。
稟「流石は一刀殿、かの曹操殿の猛将を倒すとは。」
風「もう敵無しかもしれませんねぇ〜。」
香風「……二人がかりでもお兄ちゃんが強い」
だが一方、民衆からは困惑と心配の声も聞こえていた。
民衆-一「お、おい、大丈夫なのか?あの夏侯惇様を倒しちまったよ……。」
民衆-二「ヤバい、夏侯惇様、凄い形相だ……!」
言う通り、春蘭は歯を食いしばって怒りのオーラを出して今にも爆発しそうだった。民衆は恐れおののき防衛本能を現す。
春蘭「…………悔しい、認めたくない。
だが……我々の、完敗だ。」
そう言うと恐ろしいオーラは消え、周りの力も抜けた。今までこんなことはなかったのだろう、民衆も腰を抜かした。一刀も秋蘭の拘束を解いた。
一刀「いい心掛けだ。素直に自身の弱さを認められることも一流の武人だ。」
秋蘭「ふっ、それは称賛か?嫌味か?」
一刀「前者ととってほしいな。ほら。」
一刀は春蘭の手を取ると立ち上がらせた。春蘭は立ち上がると一刀の手を振り払う。
春蘭「余計な情けは要らん。」
一刀「気遣いと言ってほしいね。」
夏侯姉妹は武器を回収し、華琳の前で跪いた。
秋蘭「申し訳ありません、華琳様。命を受けておきながら助けられず敗北する有様……。」
春蘭「これが
華琳は暫く考える。
華琳(春蘭と秋蘭を負かした……ここまでの実力も私が欲するもの。けど、この男は私と同じ雰囲気がする。そう……同じ覇道を歩む者としての。)
華琳は跪く二人の肩に軽く手を添え、一刀の前に立つ。
華琳「私の麾下で最も強い春蘭と秋蘭に勝った。もうその時点で貴方は無双とも言える武勇の持ち主よ。やはりあなたの強さが欲しいわ。
改めて、私の配下になることを求めるわ。
そうしたら、決闘中に春蘭達にしたふしだらな行為も償わせてあげる。」
揺るぎない要求に桂花も何も言えなくなった。周りも今度は驚きだけでなく感動も交じりどよめいた。女性陣に至っては黄色い声援も聞こえてくる。
一刀「(ここまで揺るがない信念と強さ、流石は乱世の覇王の名を持つだろうだけあるな。こんなに早く彼女に気に入られたのは意外だった。彼女の周りにも可愛い、美しい美女はいるだろう。けど。)
申し訳ありませんが、その勧誘は断らせていただきます。」
ここまできてまさかの断り、陳留の一角に震撼が走った。
華琳「っ!?……この曹孟徳の申し出を断るというの?」
春蘭「貴様!まだ華琳様に恥をかかせる気か!決闘の詫びも終わっていないぞ!」
一刀「決闘内での行為の詫びは、悪いけどこれで収めてくれないか?」
近くに置いてあった荷車から荷物を幾つか取り出し、春蘭に渡した。
春蘭「何だこれは?ただの布……これは!?高価な反物ではないか!」
秋蘭「確かに。どこでこれを手に入れた?」
一刀「前に助けた商人と物々交換でね。せっかくだから、あなたに譲ります。」
春蘭「……よし。よし、いいだろう!決闘の件はチャラにしてやる!
よ~し、これで栄華より一歩先を行けるぞ。」
秋蘭「餌付けされる、求めていた物であっさり許す姉者、最高だ……。
おっと、だが、何故華琳様の勧誘を蹴る?」
一刀「元々、どういう人物かを見るだけだったので。曹操殿はとてつもなく魅力的ですが、まだ大陸のことも分かっていないのでこのまま旅を続けようかと思っています。
もし勧誘したいのなら彼女達を。」
今まで旅をしていた四人を指さした。稟は驚いているが、風達は特に動じなかった。
稟「か、一刀殿……ここで我らの紹介ですか。」
華琳「あら、そっちも凄い可愛らしい娘達じゃない。
彼女達を差し出すから自分は見逃してほしいのかしら?」
一刀「それは人聞きが悪いですね。
この世界に落ちて拾ってくれたのが彼女達だった。で、彼女達の目的は曹操殿に士官すること、その付き添いのまでです。」
そう言われ、華琳は稟達を見定める。
すると、星は一歩下がった。
星「主、拙者はこちらへの士官は辞退致します。どうも曹操殿とは馬が合わなそうなので。」
華琳「あら、いいの?可愛がってあげるわよ。」
星「私は可愛がられるより、可愛がる側なので。申し訳ありませんが、他を当たらせて頂きます。」
一刀「そうか、まあ星の意志だからな。
それでは、知者二人と武者一人、いかがでしょうか?」
華琳は再び考え込み、首を縦に振る。
華琳「いいわ、貴方達、私の軍に入りなさい。その知勇、我が覇道で存分に奮ってちょうだい。」
一目見ただけで引き入れた。これに称賛の声があがった。
稟「はっ!ありがたき幸せ!この郭奉孝、必ずや荀彧様にも負けないよう尽力致します!」
風「程仲徳でございます〜。後悔させないように、頑張りますね〜。」
香風「……シャンは徐公明。……強いから。」
華琳「ええ、よろしく。これで貴方も加わってくれれば言う事なしなのに。」
一刀「まだ世の中を見たいんです。
本音を言うと、俺は誰かの下に就くのは性に合わないんです。高みを目指して俺自身の手で天下を掴む。その時になったら……
貴方を迎えに参上します。」(チュッ)
彼女を目の前にしての宣言とともに跪くと、華琳の手を取り手の甲に軽くキスをした。
民衆「ええええええっ!!??」
春蘭「ず、ズルいぞ貴様!手でも華琳様に口付けするとは!!」
桂花「ズルいじゃないでしょ、何やっているのよ!公然と華琳様を汚して……!!」
秋蘭「己の手で、つまり、我らとは競い合う敵となる……!」
春蘭達は身構えて一刀を睨みつけた。その華琳の様子は……?
華琳「……ふっ、くっくっくっ……
あーーはっはっは、あっははは!」
ヤケにでもなったのか高笑いしており、春蘭達は拍子抜ける。
華琳「これはとんでもない大物だったわね。私の道を阻むと同時に私を伴侶にする?とてつもなく強欲な野心家ね。それなら、私は覇道を歩む者よ。貴方の前に立ちはだかり貴方を必ず降す!
これは、その誓い♪」
華琳は一刀の顎と右頬に手を添える、そして……
一刀「お?んちゅっ……」
春蘭・桂花「え、ええええぇぇええ!!??華琳様ぁぁ!?」
秋蘭「こ、ここまでするとは……///」
稟「はううっ!一刀殿も曹操様も大胆過ぎですっ!」
風「こんなに似合う光景は見たことありません〜、結構嫉妬しちゃいますよ〜♡」
星「大陸御免の誑し君ですな、主♪」
香風「……凄いし、羨ましい。」
民衆「えーーーーーー!?」
「あの曹操様が!?」
「しかも、自分からだと!?」
なんと華琳からキス返し、それも舌を交えた超絶ディープなものだ。一刀のキス歴で今まで無いほどいやらしい音が立っている。
それぞれで、閨ではあり得ない光景に赤面して目を回してしまう。
そして、ようやく唇が離れた。
華琳「チュッ、ぷはっ。いいわね……この曹孟徳に唇を捧げさせるなんて。私も桂花並に男に嫌悪感があったけど、ここまで興味を持ち惚れたのは貴方が初めてよ。きっともう他ではそう思うことは無いくらい……
私の真名・華琳を授けるわ。北郷一刀、私を敵に回したことを必ず後悔させてあげるんだから。」
一刀「俺は真名を持っていないんだ、すまない。
華琳、どっちが天下統一を成し遂げても君を絶対に後悔させない。」
固く誓い合う覇王と天の御遣い。
すると、何か覚悟を決めた春蘭が一歩前へ出た。
春蘭「私も真名を、春蘭だ。
馴れ合いをするからではない、華琳様同様宣戦布告だ。私はいつか貴様を倒す為に!」
一刀「ありがとう、春蘭。俺も簡単に負けないように鍛えるか。」
秋蘭「姉者が授けて私が授けないわけにはいかんな。
私は秋蘭だ。今回は負けたが、次も同じようにはいかぬ。」
一人取り残された桂花、歯ぎしりをしながらも諦めて同じようにした。
桂花「ああもう!これで私だけしなかったらまた華琳様の名に傷をつけてしまうわ……。
私は桂花よ、あまり馴れ馴れしくしないでね。
あと!華琳様との口付けは絶対に認めないんだから!」
一刀「いつか君からも公私共に認めてくれるようになるよ。」
桂花「ぐぬっ……///」
キレそうとは違い別の理由があるのか顔を赤くする。
こうして真名を受け取った一刀は、店主から売上の一部を貰ってから星と共に陳留から出発した。
__陳留前の人気のない路地__
星「曹操殿から接吻と宣戦布告を受けるとは、主が今後どう成るのか楽しみになってきましたな。」
一刀「華琳からの期待と受け取ることにするよ。
俺よりも星はどうするんだ?華琳に仕えないって。」
星「食は魅力に溢れておりましたが、あの方の女色はちょっと肌寒く……
主とは一旦お別れです。幽州で以前に客将として仕えていた白蓮殿、公孫瓚殿にもう一度士官しようかと。
あの方は常に人材で困っておりますからな、泣いて喜んで歓迎するでしょう。」
一刀「……その人そんなに忙しいんだ。」
思いもしない事実に苦笑いする一刀、星も白蓮という人物を遠回しにからかうようにクスクスと笑っている。
星「主はどちらに?見聞を広げるなら流石に私にはついていきますまい。」
一刀「色々行きたいけど、とりあえず東に向かおうかな。ある程度眺めたら洛陽に。」
星「最終目的地は洛陽ですか……主を信じないわけではないですが、彼の地の腐敗は香風も言うように異常です。権力者達に太刀打ちできるか……。」
一刀「その権力者達の中に女がいるかどうか、だね。」
星「あ、なるほど。それはどう堕とすか見ものですなぁ。」
心配から一転して、ニヤニヤする星。
一刀「すまないな星。何れは俺の配下で伴侶にするつもりだが、立場でもしかしたら敵対することになるかもしれない。」
星「それはその時ですよ、主。味方となれば心強いことこの上ないですし、敵対しても主とまた戦いたいものですから。」
一刀「そうか……余計な心配だったな。じゃあ……」
すると、去った陳留の町の方角から一刀の方に向かってくる姿が、それは曹操に仕えられた旅の仲間だった。
稟「はぁ、はぁ……出発するまでに間に合いました……。」
一刀「稟、風、香風……華琳は?」
風「はぁ〜……華琳殿からは別れの挨拶くらいはしなさい、と許可をもらったのですよ〜。」
香風「……お兄ちゃん、またね、を言いに来た。」
一刀「ああ、また会う日まで。たとえ一度敵対することになっても皆を娶る、必ずな。」
稟「もう、一刀殿ったら……
あの、
稟は一刀に抱きつき唇を合わせる。上書きするように強く吸い付き舌を這わせる。一刀も稟に負けじと、両手を稟の背中に当てる。そして、それは降りてお尻にたどり着くと揉みしだく。
(チュッチュッ、ぶチュウ、
ふにふに、もみゅっ)
稟「んっん〜!♡ぷはぁっ……♡
また一本取られました……♡曹操様に仕えた以上、一刀殿を出し抜く策を必ず生み出してみせます。」
一刀「どんな一手になるか楽しみにしているよ。」
風「次は風で〜す。でも、稟ちゃんと同じではつまらないでしょう〜、私の口付けはコッチで〜♥」
風は一刀の目の前でしゃがむとズボンを弄り、既に勃起しているチンポを露出させた。そして、熱を帯びているチンポの先端めがけて唇をつけた。
更に中の我慢汁を吸い出し、フェラにはならないものの淫乱なチンポキスをした。
(ちゅうううう!チュッ、ゴキュッ)
一刀「おっおお……!」
風「んっ、ちゅっ……ぷあぁっ。
んふふ、此度は子種汁はお預けにします〜♥お兄さん、稟ちゃんと同様、戦場でも褥でも骨抜きにできるように尽くしますよ〜。」
一刀「寸止めでも流石だったぞ……。また次の寝床の時も負けないからな。」
風とも一時の別れを済ませた。次の香風だが、一刀の手を引いていた。
香風「……お兄ちゃん、シャンは口じゃなくて、コッチで……♡」
香風はスカートをたくし上げて下着をズラして誘惑する。一刀も応えて香風を持ち上げる。そして、丸見えのマンコにキスをして吸い付いた。
(チュウウ、ジュルルッ、ジュルジュル!)
香風「……んんっ!お兄ちゃん、凄い激しいっ!」
一刀「チュッヴッ、ゴクン。
香風、ごちそうさま。また会う時はその穴をチンポでキスしてやる。」
香風「……♡」
香風を降ろすと最後に星と向き合う。その星は服を開けさせてて胸を露出していた。
星「主……香風と似ているようですが、主の唇をこちらに……♡」
一刀は星の右乳首にキスした。そして、しばらく口内で舐めて吸うと、反対の乳首にも同様のディープキスを行った。
(チュッ、ジュウウルル
チュッ、チュッ、チュウウ)
星「んあっん!主、お別れなのにがっつきすぎですぞ……♥」
一刀「チュッ、ぷはっ。
一時の別れだからこそ覚えたいんだよ。次にしゃぶる時はどのくらい変わっているのかってな。いつか必ず母乳を出させて味わってやる。」
星「クスッ、そう遠くない未来に思えまする。」
四人はウットリしながら、着衣を整えた。
一刀「じゃあな、皆。次に会う時は仕えている領地か戦場か。楽しみにしているからな!」
四人「また会う日まで!」
星「主!」
稟「一刀殿!」
風「お兄さん!」
香風「お兄ちゃん!」
こうして、彼女達との旅は終わりを告げ、一刀は新たな旅立ちが訪れた。その先に待つ恋姫は誰か
__その頃、曹操居城の門__
稟達の別れの挨拶を許可した華琳一行は城の門をくぐっていたところだった。そこへ、華琳と似た容姿の女性達、華琳の従姉妹達が駆け寄ってきた。
柳琳「華琳従姉さま!城下で決闘騒動があったと聞きましたが。」
華琳「ええ、春蘭達が相手をしたわ。その人物は、私が探し求めていた『天の御遣い』その人だった。
残念だったわね、栄華。御遣いは'男'よ。」
栄華「そ、そんな……春蘭さん、そんな奴は当然、コテンパンにしてさしあげましたわね?」
すると、春蘭と秋蘭は俯いた。華侖と柳琳は首を傾げ、栄華は嫌な予感が脳裏をよぎった。
春蘭「……そいつに、北郷に負けた。辱められる余裕もあって、コテンパンにされた……。」
予想だにしない結果に三人に衝撃が走った。華侖はその後、目を輝かせて、栄華は恐怖しているレベルで顔を青くしていた。
華侖「へえ〜!春姉達を圧倒できるんすか!あたしも戦ってみたいっす!」
栄華「華侖さん、感心している場合ではありませんわよ!
曹操軍精鋭の春蘭さん達が、たかが男に負けたのですよ!由々しき事態で……ちょっと待ってください。
は、辱められた?何をされたのですか!」
春蘭・秋蘭「うっ………それは…………言えん。」
栄華「華琳様の重鎮がその様子……余程忌々しいことをされたのですか!」
春蘭「そうではない!言葉にするだけでも下らないことだ!だが、それもされる余裕が奴にはあるんだ……
(実際は、すれ違いざまに胸を軽く揉まれたりしたのだが、言ったら絶対呆れられるし華琳様に申し訳ない……)」
秋蘭「そうだな、華琳様の御前でも他の民衆には気付かさせない。皮肉だが見事だったな。
(私と姉者共に下着を見られたのは黙っておこう……。)」
二人の話で更に興奮する華侖。柳琳はポカンとしたままだが、栄華はますます顔を青くしていた。
栄華「か、華琳従姉様の前で……?
従姉様。どのような方なのですか?まさか、勧誘しようなどと思っていないですよね?」
華琳「そうね……彼は貴方の想像以上のケダモノで性欲の塊とも言えるわね。」
栄華「ほ、ほら!そんな輩を傘下に入れるなど言語道断」
華琳「でも……惚れちゃったわ。
武人としても策略家としても、そして、男としても卓越した人物だった。
初めて男で私の隣にいてほしいと思ったことはないし、この先も彼以外の伴侶はいないと思ったわ。宣戦布告代わりに口付けも交わしたんだから。」
まさかの言葉に栄華だけでなく、柳琳や華侖も声も出ないくらい驚いて固まった。
栄華「……え?えぇ!?華琳従姉様が、男に口付け!?って、従姉様頬を赤らめて……?」
華琳は赤面しており、恋する乙女になっていた。今の言葉はただの戯言ではなく本気なのだと誰もが気付いていた。
柳琳「あの……桂花さん、何も口出ししなかったのですか?今の話、桂花さんなら絶対に許さないと思いますが……。」
桂花「……聞かないで。認めたくないけど、華琳様の意思は私でも止められないから。」
栄華「なぜですか!こういう時こそお従姉さんと違って桂花さんは男絡みなら物申せますのに!」
桂花「うるさいわね!一刀のことなんか今は考えたくないの!」
顔を赤くして声を荒げる桂花。だが、栄華や柳琳達はどこかおかしいことに気付く。顔でも特に頬が赤いのだ。
桂花(言えるわけないじゃない……!この私が、華琳様の筆頭軍師の私があの男・北郷一刀に”一目惚れ”したなんて!目が合った時のあの動悸は書物でも類似する記述があったけど……きっとそう!華琳様の閨で共にしたのに、そんなことあってはならない!何かの勘違いよ……あの男なら構わない、とか思ってないんだから!)
段々と頬の赤色の範囲が拡がってきているが、誰も指摘できなかった。
華琳はそんな桂花に優しく微笑む。
華琳「惚れた弱みができたわね。
「惚れてません!!」
まあ、可愛いね。春蘭、秋蘭、桂花。今夜はたっぷりと、一度忘れるくらい可愛がってあげるから。」
春蘭・桂花「か、華琳様……はい、喜んで!」
秋蘭「姉者も桂花も……そうですね、華琳様のお言葉に甘えます。」
華琳「受けてくれて何よりだわ。
なら、仕事をしっかり済ませないとね。
華侖、柳琳。春蘭達との鍛錬、より力を入れてね。」
華侖「わかったっす!春姉にも勝った『天の御遣い』に勝てるようにっす!」
柳琳「ちょっと姉さん……それは言っちゃったら台無しじゃない……。まあ、もし脅威になるなら、しっかり頑張らないと。」
華琳「それから栄華…………いつまで怯えている気?曹家の金庫番が腑抜けていたら大変よ。戦力増強の予算の確保と運営、頼むわよ。」
栄華「…………はっ。
お、お任せをっ!一旦、『天の御遣い』の件は忘れますが、後で詳しく!」
華琳「ええ、後日ね。
(柳琳も華侖伝いで興味を持ってくれているわね。栄華は嫌悪感があるけど、本人と出会ったらあるいは……
ふふっ。今の私の頭の中は彼のことでいっぱいね。次会う時は、頂点かしら?)」
こうして、曹魏には天の御遣い・一刀という畏敬の楔が打たれた。
果たして、華琳達はどのような運命を辿るのか。そして、次に一刀が訪れる時はどのような立場になるのか。それはある程度先の話。
いかがでしょうか?
今回は華琳陣営の処女はお預けです。多分、次回、華琳陣営を訪問する時には。
華琳のキスと桂花の一目惚れについては、ツンデレの個人的なイメージのシチュエーションです。
投稿が遅い身でありますが、リクエスト・キャラ募集をしたいと思います。
活動報告で詳しい内容を掲載しようと思うので、できたら、シリーズの目次にURLを貼ろうと思います。
(完全に反映されるとは限りません、シチュエーションも、私の好み次第で断らせていただく場合もあります)
次回ですが、華琳陣営のキャラ、元祖・魏のロリッコとの邂逅です。ほぼエロ無しです。
気長に待っててください。