※この作品はR-18です。

人狼最高   作:アパパパパパ

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僕にお月様を見せないでというラノベを久しぶりに読み直して触発されました


第1話

木から木へ飛び跳ねて〜♪

獲物を探して駆け回る〜♪

魚や鳥も美味いけど〜♪

やっぱり猪や鹿が食べたいの〜♪

 

のんびり適当な歌を歌いながら、鹿を追いかけて山を駆け回る

人狼に生まれて本当に良かった。満月の日は昂って仕方ないくらいしかデメリットがない、食費もかかるがそれも狩りをすればそこまで問題でもない

 

「てなわけで、いただきます」

オスの鹿、若すぎもせず老いてもいない理想的な獲物

木の上から飛び掛りアタマに木すら抉るデコピンを食らわせる

直ぐに体から力が抜け落ちる、苦しむまもなくいけただろう

ここからの処理で美味しさが変わる

急いで川に向かい血抜きをしなければならない

鹿を川に浸しながらナイフで首をに切れ目を入れて太い血管を取り出す、持参した手動ポンプを接続して水を体に流し込む

すると切れ目から血が凄い勢いで出てくる、これを血が出なくなるまでやったら腹を割いて中身を取り出す

そしたら鹿を完全に水没させて冷やす

これで美味しい鹿肉が食べられる

人狼の持つ馬鹿力があればこそなせる技だ

急いで荷物を取りに戻り内蔵を美味しくいただく

しっかり火を通して〜シンプルに塩コショウでいただく

美味い!濃厚なレバーと歯ごたえのある心臓、新鮮だからこそ余計に美味い

ホルモンもある程度処理して保冷バックに入れる

さて冷えるまでまだ時間がかかる

山の恵をいただこうか

季節は秋、キノコや木の実がたっぷり

沢には魚もウヨウヨ、本気の蹴りであ水ごと岸に吹っ飛ばす

そうやって山をうろつくとうめき声が聞こえてくる

血の匂いもする

急いで駆けつけると、ボロボロの爺さんが1人

滑落事故を起こしたみたいだ

「爺さん、大丈夫か?」

「ひぃっ!なんじゃお前は!!っぐう!」

「興奮しなさんな、身体に触るぜ」

直ぐに死ぬ感じでは無さそうだが動けそうにはない

「仕方ない、山の麓まで送ってやるよ」

「すまない、助かる」

「ちょいと揺れるから耐えてくれよ」

爺さんをお姫様抱っこしてなるべくゆらさないように走る

ものの数分で麓に到着

「爺さん、ここなら車がすぐ通る。今度からは誰かと一緒に山に登りな」

「ありがとう」

さっさと鹿肉を回収しにきびすをかえすと人の騒ぎ声が聞こえてくる、これで安心だ

さあ早く鹿をばらさないとな

 

翌日朝のニュースを聴きながら鹿肉を焼いていると

ー昨日山登りをしていた65歳の男性が怪我を負った状態で麓に倒れていました。通りがかった車が病院に搬送し命に別状はありませんでした。男性は山登りしていたら滑り落ちてしまい、大声が出せない状態のところに狼男がやってきて助けてくれたと話しており・・・

助かってよかったな爺さん

鹿肉ヽ(゚∀゚)ノウマー♡

 

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