蜃気楼に瞬く幻影の彼方へ Mirage of phantom far away 作:蒼月影夜
今回のお話は番外編という事で
東方記廻録から影夜君を主人公にした
闇部分を見せていけたらいいと思いますw
…雨が降り続く夜に思い出される
あの出来事が僕の心を縛り付ける…
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影夜side
創真「お前を殺せば全部終わる
それで元の世界に帰るんだ!」
そう言って一人の男が剣を持って飛び込んでくる
影夜「君と戦う理由はない…どけ」
興味がないように僕は
倒れている少女を背負おうとする
創真「ふざ、けんな、俺と戦う理由が無いだとッ
舐めんじゃねぇェェ!」
男の執念が剣に反応したのか黒い刀身が紅く染まる
影夜(なっ!この人にまだこんな力が残って
このままだとマズイ…)
僕は一旦少女を下ろしナイフを構えて向かっていく
だが、あまりにも浅はかだった
振りかざされた剣に吹き飛ばされて壁にぶつかった
影夜「ぐぁっ、この力は、一体?」
考える間もなく突っ込んでくる
創真「この一撃で…消え失せろォォォ」
強い気迫とそれ以上の殺気で動けなくなってしまった
僕は目を瞑り死を覚悟した
⁇?「もうこれ以上は駄目やめてぇぇ!」
少女が目覚めて僕の壁になるかのように前に来る
その瞬間、剣に貫かれて少女は倒れ込む
…そこからの事はよく覚えていない…
ほとんど意識がない状態だったのは覚えている
気がついたら森の奥に移動していた
影夜「…光葉ッ何で!僕なんかを庇ったんだよ!僕は君に傷ついて欲しくなかった、笑ってまたあの毎日を過ごしたかった…だから僕は!」
泣き叫ぶように続けて言う僕に指を当てる少女
光葉「そんな、こと言わないで…貴方に助けられた
命、だよ最後に君を助けれて嬉し、かった」
その子の体温が雨のせいなんかじゃなく
どんどん下がっていくのを感じる
やめろそんな事言わないでくれ
これじゃまるで最後みたいで
辛そうな顔をする僕を見て
その子は笑顔で死ぬ瞬間こう言った
…だから生きて、私が1番好きだった人…
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影夜「う、うわぁァァァ!」
悪魔のようにあの出来事が繰り返される
もう、忘れようとしているのに
頭から抜け出ない大切な人の死
前に進むと決めたはずだった…
影夜(僕の判断が早ければ光葉は救われていたのか?
何が正しくて何が間違っていたんだろう?)
こんな事を考えていても虚しくなるだけ
外の景色を見て気分を変えるとしよう
そうしてしばらくするうちに
雨が降ってまるであの時を再現しているようだが
でも一つだけ違うところと言えば月が満ちている
綺麗な満月が心を癒してくれる事を願いながら
静かに帰路を辿って行った
どうだったでしょうか?
視点変えると創真君はよほど危ない存在にw
でもこれはこれで何か面白いからいいよねッ!