特務捜査隊エージェントライダーズ!-絶賛排卵中の危険日女捜査官達は特製媚薬になんか絶対に負けない!- 作:オリーブドラブ
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ノバシェード対策室の元特務捜査官である日系アメリカ人。気高く凛々しい才色兼備の女傑だが、独断専行が災いして対策室から追放されてしまい、それ以降は裏社会で活動する女探偵として独自にノバシェードを追っている。青いチャイナドレスによって強調された白い太腿には、投擲用のダガーナイフを装備している。年齢は27歳。身長は180cm。
スリーサイズはバスト116cm、ウエスト62cm、ヒップ105cm。カップサイズはK。
※X2愛好家先生の3次創作「仮面ライダーAP外伝 Imitated Devil(https://syosetu.org/novel/316771/)」にも登場。
【挿絵表示】
――2019年10月某日。東南アジア某国の小都市。その路地裏の地下深くに隠された「アジト」の一室は薄汚れており、僅かな灯りだけが周囲を照らしていた。
「はぁあぁあぅっ! やっ、やめっ、そ、そこっ、あぁあっ! お、お願いっ、それだけはっ……んおぉおっ、おぉおぉんっ! ほおぉおっ、おぉおっ、おおぉおっ〜!」
そのフロアの出入り口のドアは酷く錆び付いており、扉の向こう側からは女性の絶叫が絶えず響いて来る。その叫びは悲痛なものでありながら、どこか艶を帯びた「嬌声」のようでもあった。
「……へへっ、あの女捜査官……なかなかいい声で啼くじゃねぇか。ここに連れて来られた時はムカつく澄まし顔だったが、中で随分と可愛がられてるみてぇだな」
「一通り『お楽しみ』が済んだら、そのうち俺達のところにも回って来るだろう。あの到底掌には収まりそうにねぇ爆乳、肉厚たっぷりのデカ尻……想像するだけで堪らねえぜ」
そんなドアの前に立っている門番の男達は、艶めかしい女性の悲鳴に下卑た笑みを浮かべ、ニヤニヤと顔を見合わせている。いずれ自分達に回って来る「お零れ」を楽しみにしているのだ。
――人間を超えた力を持つ異形の存在、改造人間。その力故に人間社会に馴染めず、悪事に手を染めるようになった者達で構成されている犯罪組織「ノバシェード」。ここは、そんなノバシェードが世界各地に設けている隠しアジトの一つなのだ。
そして、そのアジトの一室に囚われている悲鳴の主――1人の美女も、ただの民間人ではない。この地下アジトに潜伏しているノバシェード構成員達の動向を調査するべく、この街での潜入捜査を進めていた
ノバシェードによる怪人犯罪に対処するべく組織された特務機関「ノバシェード対策室」。その組織に属する捜査官の中でも特に優秀と謳われた
――そんな彼女の「容姿」は特務捜査官とは到底思えぬほど妖艶であり、その匂い立つような色香は娼婦のそれすらも遥かに凌いでいた。もはや、淫魔そのものと言っても良い。
長いまつ毛に、鋭くも蠱惑的な眼差し。整い尽くされた目鼻立ちに、扇情的な甘い吐息を吐き出すぷっくりとした唇。同性の捜査官達でさえ、思わず生唾を飲んでしまうほどの色香の持ち主。
男を狂わせる魔性のフェロモンを、瞳から、唇から、そしてその身体から振り撒く対策室最強の特務捜査官。それが、真凛・S・スチュワートという女であった。
ウェーブが掛かった黒髪のロングヘアに、スラリとした180cmの長身。規格外の存在感を誇り、身動ぎするたびにどたぷんっと弾む、116cmのKカップという超弩級の爆乳。そんな巨大な果実に対し、鍛え抜かれ細く引き締まっている62cmのウエスト。そのくびれからは想像もつかないほどに大きく膨らみ、むっちりとした安産型のラインを描いている105cmの爆尻。
そんな扇情的過ぎる肢体と熟成された女の芳香は、敵味方問わず多くの男を虜にしていた。敵として対峙したノバシェードの戦闘員達も、共に戦う仲間である対策室の同僚達も、真凛の美貌と肉体には釘付けだったのである。真凛の身体から滲み出る甘く芳醇な香りは、絶えず男達の鼻腔を擽っていた。
雄の本能を狂わせる特濃のフェロモンを隅々から振り撒く、白く豊穣な極上の女体。そのグラマラスな肉体をより淫らに彩る青のチャイナドレスは、サイズが小さかったのかそのボディラインにぴっちりと張り付き、今にも破けそうなほどに張り詰めていた。
肢体の激しい凹凸をありのままに浮き立たせるドレス姿を見た男達は皆、その薄布の下に隠されている生まれたままの姿を絶えず想像させられていたのだという。さらに、その裾には太腿を露わにする深いスリットが入っており、そこから強調される肉感的な美脚は特に濃厚な色香を纏っていた。
20代後半という、女として最も「脂が乗っている」時期。その熟れた肉体に備わる豊穣な乳房は男達の視線と欲望を誘い、妊娠・出産に最適な極上の爆尻は、子孫繁栄という使命を帯びた雄の本能を苛烈に焚き付けていた。
彼女が華麗なハイキックを繰り出すたびにドレスの裾が舞い上がり、露わにされるTバックのパンティ。特大の尻肉にむっちりと食い込んだその「絶景」から、目が離せる男は居なかったのだという。
だが、高潔でプライドが高い彼女はまだ、誰の物にもなっていない。対策室の同僚達ばかりか、上流階級の有力者達からのアプローチも呆気なく袖にしていた真凛。彼女の心を手に入れられるのは、全てにおいて彼女を凌ぐ「強く逞しい雄」だけなのだろう。
真凛の美貌と身体に目を付けていた一部のノバシェード戦闘員達も、これまで虎視眈々と彼女の肉体を手に入れようと目論んでいたのだが、今まではその悉くが惨敗に終わっていた。
チャイナドレスによって露わにされた白い美脚。そこから繰り出される真凛のキックは、仮にも改造人間である戦闘員でさえ、当たりどころによっては一瞬で気絶させてしまうほどの威力なのである。
――だが、そんな彼女もアジトを発見した瞬間、背後から迫って来た構成員に組み敷かれてしまった。自慢のキックも背後からの不意打ちでは効果を発揮出来ない。単純な力勝負に持ち込まれて仕舞えば、生身の人間が改造人間に勝てるはずもない。
最強の特務捜査官と言っても、あくまで1人の人間に過ぎないのだ。そして、ノバシェードに煮湯を飲ませて来た彼女が「手加減」されることはない。地下の一室に連れ込まれた彼女を待ち受けていたのは、改造人間達による苛烈な「尋問」であった。
「や、やめなさいっ……! そっ、そこはっ……んぁあぁあっ!? あはぁあぅっ!」
薄暗い一室の中で拘束され、生まれたままの裸身を晒している1人の爆乳美女。艶やかな黒髪を振り乱して咽び泣く彼女は、ぷっくりとした唇を開いて雌の絶叫を上げていた。しとどに汗ばんだ彼女の肉体は、その隅々から淫らな匂いを放っている。
天井から吊るされた鎖で両手首を拘束されている今の彼女は、女性としての恥部を隠すことも出来ない。そそり勃つ乳首も濡れそぼった大陰唇も、熟成された汗の匂いが滲む腋の窪みも。一糸纏わぬ裸体の全てが、為す術もなく晒け出されていた。
「はぁあっ……!? くっ、はぁあぁうっ!」
下卑た笑みを浮かべ、彼女の
そんな彼らの妙技に、歴戦の女捜査官は無力な雌の如き嬌声を上げている。普段なら指1本触れられることもなく、軽くあしらっているような「雑魚」。そんな連中に弄ばれている屈辱が、彼女のプライドをズタズタに傷付けていた。
トレードマークのチャイナドレスを脱がされ、一糸纏わぬ裸身を晒している真凛。彼女の肉体は、あまりに豊満であり――妖艶、そして淫靡だった。彼女の姿を一目見た男達が、幾度となく拝みたいと切望した「絶景」が今、この一室で露わにされている。
「んっ……はぁ、あっ……」
「へへっ……通信機はどこだァ? 女って奴は、何かと隠し場所が多いモンだからなァ……しっかり探さなきゃならねぇ」
「くっ……! はぁ、はぁっ……!」
白く豊満な裸身を晒している真凛は上気した貌で、自分を責める男達を睨み付けながらも悩ましい声を漏らしている。ウェーブが掛かった黒のロングヘア。その髪先が、汗ばんだ彼女の頬に張り付いていた。
天井から降りている鎖で両手首を拘束され、無防備な腋の窪みを晒している彼女は、白く優美な背中を反り、特大の爆乳をどたぷんっと前方に突き出していた。ぷっくりとした扇情的な唇からは、淫らで蠱惑的な吐息が溢れ出ている。
「特に……あんたみてぇな、男を手玉に取ろうってタイプには容赦しねぇ。隅から隅まで、
「んぉおおっ!? ぉおっ、おっ……も、もうやめっ……! はぁあぁあっ!」
男達が指先や舌先での「責め」を再開した瞬間。蜜壺から淫らな水音と共に「潮」が噴き出し、女捜査官は淫靡な絶叫を上げる。彼女は無意識のうちにうっとりと目を細めて、引き締まった腰を蠱惑的にくねらせていた。
普段から愛用しているKカップのブラジャーも無いというのに、釣鐘型の白く豊穣な乳房は全く形が崩れておらず、瑞々しい張りを維持していた。
掌には到底収まらないサイズを誇るその爆乳は、1mを優に超える域にまで達している。吸い付くような柔らかさと張りの良さを誇るその果実は、男達によって触れられ、揉まれ、舐めしゃぶられ――真凛の肉体に絶大な快楽を齎していた。
牛のような……という例えでも全く足りないほどの、圧倒的な迫力だ。道行く男達も皆この果実に目を奪われ、釘付けにされていた。ツン、と存在感を主張しているこの果実の「頂」を、ぜひ拝みたいと。
そしてその桃色の頂は今、男達の眼前に晒されている。普段なら絶対に負けないような、矮小で愚劣な男達の眼前に。
「ノバシェード随一の天才科学者……
「かはぁっ、んはぁっ、んっ、はぁ、はぁあっ……! だ、誰、がっ……!」
1人の男は白く豊満な果実の上乳に指先を当て、釣鐘型の曲線を描くように、乳房のラインをつつ……となぞっている。その感覚に甘い声を漏らす真凛の顔は、淫らに上気していた。肉体の芯まで深く刻み込まれた快楽は、僅かな愛撫でも彼女を甘イキさせてしまう。豊満な果実を掬い上げるように揉みしだかれ、さわさわと撫でられる。その感触だけで、真凛は淫らな声を漏らして悶えていた。
男達に散々舐めしゃぶられた乳房から伝わる熱によって、白い頬が桃色に染まろうとしている。乳房の柔肌を通して全身の隅々に伝播して行く。生まれたままの豊穣な裸身が、甘い熱を帯びて行く。雄の獣欲を一身に集めるために生まれて来た肉体は、淫魔の如き濃厚なフェロモンに満ちていた。
一方、116cmという圧倒的過ぎるその爆乳に対して、62cmの
乳房の谷間や、ツンと主張している果実の
だが、彼女の細いウエストの下では、安産型のラインを描いた105cmの爆尻がその存在感をこれでもかと主張している。広い骨盤によって成り立つ、妊娠・出産に適した極上の桃尻。後方にたぷんっと突き出されているその膨らみは、丈夫な子を何人でも産める極上の女体であるという事実を過剰なまでに見せ付けていた。
背中を反って豊満な胸を張っている分、その爆尻の曲線は余計に強調されている。1m以上という規格外のサイズを誇るその膨らみは、遺伝子を残そうとする雄の本能をより直接的に刺激するラインを描いていた。引き締まった腰回りによって圧倒的な迫力を誇示しているこの桃尻は、例え最高級の娼婦であっても真似出来ないだろう。
「はぁ、ぁんっ……!」
「やれやれ……ここまでたっぷり可愛がられても、まだそんなツラが出来るなんて驚きだぜ。あんたも強情だなァ。つまらんプライドなんざドブに捨てて、楽になっちまえばどうだ? 最近対策室に入ったっていう、あんたの後輩……アーヴィングとか言ったか。あの爆乳女なら呼び付けても構わねぇぜ? 女日照りなウチのケダモノ共も、喜ぶだろうからなァ」
雄の本能を強烈に刺激する、極上のボディライン。その曲線をなぞり、滴り落ちて行く無数の雫。釣鐘型の豊穣な乳房も、安産型の爆尻も。長きに渡る「尋問」の中で与えられた甘い熱に浮かされ、淫らに汗ばんでいた。
首筋、鎖骨、乳房、腋、二の腕、下乳、脇下、下腹部、鼠蹊部、太腿、脹脛、膝裏。その肢体全ての汗腺から滲み出る甘い匂いの汗が、彼女の白く豊満な裸身をしとどに濡らしていた。部屋を照らす灯りが濡れそぼった裸身を照らし、その白い柔肌を輝かせている。
「はぁっ、んぁっ、はぁあぁっ……ふ、ふふっ。黙って聞いていれば……随分とヘレンのことを甘く見ているようね。彼女は私よりも遥かに優秀な捜査官よ。その程度のことも知らないようでは、彼女に足元を掬われるのも時間の問題ね。もうすぐこのアジトも、仮面ライダー達に見つかるわ」
「あァ……!?」
しかし、この「尋問」の中でも彼女は屈服の意思を示すことなく、むしろ男達を挑発するかのような微笑を浮かべていた。媚薬漬けにされた上、これほど身体中を嬲り尽くされていながら、それでも堕ちない彼女の気高さに男達も眉を顰める。
「今のうちに、減刑狙いの方便でも考えておいた方が賢明よ。ふふっ……まぁ尤も、あなた達の残念な頭では何も捻り出せないでしょうけど。むしろ何も喋らない方がマシかも知れないわね。『馬鹿の考え休むに似たり』、よ」
「なんだと、このクソアマァッ……! 散々ケモノみてぇな声で無様にヒィヒィ啼かされてた雌豚の分際で、デカい口を……! どうやらまだまだ「躾」が足りてなかったみてぇだなァッ!」
「うふふっ……脅し文句まで似たり寄ったり。よほど教養が足りていないのね。脳に割く栄養まで、その筋肉に吸われているのかしら?」
「こいつッ……! 全身汗だくになってやがるくせに、なぁに余裕ブッこいてんだッ! もう許さねぇ、今すぐブッ壊してやるッ!」
身動ぎするたびにぶるんぶるんと揺れ動く、釣鐘型の爆乳。くびれた腰に対して、むっちりと大きく膨らんでいる安産型の巨尻。そんな彼女の淫らな裸身を舐めるように見つめながら、1人の男が真凛の下顎を掴む。
どれほど全身を貪るように味わい尽くされても、何度激しくイかされようと、自分達に媚びないばかりか小馬鹿にしたような態度まで見せる真凛。そんな彼女の「勇姿」が気に食わないようだ。いきり勃つ男の肩に手を置いたもう1人の男は、慢心というものが感じられない鋭い眼差しで真凛を睨む。
「落ち着け、この女豹は最後の最後まで油断ならんぞ。こうして囚われの身になっている今も、虎視眈々と逆転の隙を窺っているに違いない。ノバシェード対策室最強の特務捜査官……真凛・S・スチュワートを甘く見るな」
「……っ」
敢えて相手の怒りを誘い、そこから生まれる「隙」を突いて脱出する。それが、これまで真凛が
「あぁ……そうだなァ、この女は特に油断ならねぇ。今までの奴らはここで調子に乗ったから、こいつの掌で踊らされたんだ。俺達はそんなバカ共とは違う。そいつをこのドスケベな身体に、徹底的に教え込んでやらねぇとな」
(……これは……不味いかも知れないわね)
そして「隙」が生まれないのであれば、ただ相手を挑発しただけで終わった真凛が辿る運命は、火を見るより明らかと言えるだろう。
より苛烈な嗜虐心を焚き付けられた男は、真凛の全身に粘ついた視線を注ぐ。その常人ならざる獣欲を肌で感じた真凛は歴戦の女捜査官でありながら、かつてない「危機感」に戦慄していた。
「いいか、失神する寸前まで徹底的に責め続けろ。策を練る暇を与えるな。思考を巡らせる時間も無いほど、激しく……念入りに可愛がってやれ」
「言われるまでもねぇ……! この女には散々煮湯を飲まされたんだ、『尋問』の本番はこれからよ! さぁ、まだまだ存分に楽しませて貰うぜぇ!? あんたが完全に屈服して、俺達の奴隷に成り下がるまでなぁあぁッ!」
「うっ、あぁあっ、あぁあぁあうっ!? あっ、はあぁっ、あっあっあぁっ、あぁあぁあぁあああーっ!」
もはや、檻の中に閉じ込められた猛獣と獲物。そう形容する以外にない状況であった。
いきり勃つ男達に、汗ばむ裸身を
「はぁーっ、はぁっ、はーっ、はぁーっ……!」
――それから、しばらくの時が過ぎ。汗ばむ裸身を晒している真凛は鎖を外され、男達が見下ろす中で仰向けに倒れ込んでいた。長時間に渡る責めによって快楽の味を覚え込まされた彼女の肉体は、激しい絶頂の連続によって淫らに痙攣し、床の上で何度もビクンッと跳ねている。
「あぁっ……! あぁ、あぅっ……はぁあ、ぁっ……!」
優美な背を仰け反らせるたびに、豊満な爆乳がばるんっと揺れ動く。淫らにそそり勃った勃起乳首は淫靡な桃色を晒し、ぷっくりと主張していた。地面に突き立てられた優美な足の爪先がピンと伸びるたび、その痙攣の波紋が肉感的な太腿を通じて、安産型の巨尻を揺らす。
(……ま、不味いっ……! これ以上、続けられたら……私っ……!)
「さぁて……そろそろ『仕上げ』と行くか? 対策室最強の捜査官さんよぉ」
「はぁーっ、あっ、はぁっ、ぁあ……!」
そんな彼女の痴態に喉を鳴らす男は、真凛のむっちりとした白い太腿をむんずと掴み、無遠慮に「開張」する。男達の眼前で無防備に晒され、「全開」にされた蜜壺。その入り口である濡れそぼった秘境が、灯りに照らされ淫らな輝きを放っていた。極上の雌の匂いが、そこからむわりと漂っている。
そんな「絶景」に下卑た笑みを浮かべる男達は、対策室最強の女傑が心から「屈服」する瞬間を心待ちにしている。仲間達の期待に応えようとする男も、ビキビキと脈打つ極太の逸物を反り返らせて、真凛の秘境に当てがい始めていた。
「くはぁあぁっ!?」
そのあまりの熱さと硬さを蜜壺の入り口で感じた瞬間、真凛のくびれた腰がビクンっと大きく跳ねる。特大の爆乳がどたぷんっと大きく弾み、淫らな匂いの汗が飛び散る。その乳房の躍動と、淫靡にそそり勃った桃色の乳首に、男はニヤリと薄ら笑いを浮かべていた。
一方、真凛は汗に塗れた足の爪先をピンと伸ばし、肉感的な白い美脚をビクビクと震わせている。大量の汗に塗れた瑞々しい裸身が、照明の光を浴びて淫らな光沢を放つ。その輝きと汗の匂いが、真凛の淫靡な肉体に彩りを添えていた。
「かっ、はぁあっ……!? あっ、あぁっ、はぁあぁっ、んぁあぅっ……!」
規格外の「雄々しさ」を最も敏感な秘所に当てられた真凛は、目を見開いてぶるぶると裸身を痙攣させていた。何という逞しさ。何という熱さ。まさしく人ならざる怪物の逸物であった。その雄としての力強さに瞠目する彼女は、下品に太腿を開いたまま無意識のうちに腰をくねらせている。
(な、なんて熱さと硬さなのっ……!? そ、それに、この凶悪な形と大きさっ……! こんなものを挿れられたらっ……私、もう2度とっ……!)
軽く逸物で入り口を擦られただけで、彼女の肉体は甘い絶頂を覚えてしまっていた。そんな状態に陥っている自身の肉体にも驚愕している彼女は、抵抗の意思を示すことすらままならなくなっている。さらなる快楽を欲する真凛の腰は、無意識のうちに淫らな「くねり」を見せていた。逞しい雄に対して「おねだり」している、無様な雌の仕草だ。
「このままブチ込んでやりたいのは山々なんだが……こういう大事なコトは、お互いの『合意』が大切だからなァ。あんたの口から言ってくれよ、『挿れてください』ってな?」
「なっ……! ふ、ふざけないでっ……! そんなこと、死んでもっ……んぉおおっ!?」
「屈服」の意思を自分で示せ。そうすれば、極上の快楽をくれてやる。そんな悪魔の囁きを跳ね除けようとする真凛の毅然さは、秘所を擦る逸物の熱さと逞しさの前に、早くも霧散しかけていた。同時に豊満な乳房の先端を念入りに舐めしゃぶられ、無様なオホ声を響かせてしまう。
何度も指先で弱いところを掻き回され、舌先で舐め尽くされた蜜壺は淫らに蕩け切っており、入り口を軽く擦られるだけで「甘イキ」を繰り返してしまう状態だ。呼吸を荒げて眼を剥く彼女は、唇から淫靡な吐息を漏らしてひたすら悶絶していた。
「死んでもいいくらいの天国が拝めるってのにかァ? いいんだぜぇ、それでも。いくらでも待ってやるからよォ?」
「あっ、はぁっ……! そ、それっ、それダメっ、それはっ、はぁあっ、ぁああっ……!」
理性が警鐘を鳴らしているのに、その貌はうっとりと蕩けている。恍惚の表情を晒し、無意識のうちに自ら腰を突き出し、淫らにくねらせている。この濡れそぼった発情雌穴に今すぐブチ込んでくださいと、腰つきでジェスチャーしている。
(ま、不味い……身体も……心も、言うことを聞かなくなる……! 快楽に、負けるっ! 堕ちる、堕ちるっ、堕ちる堕ちるっ、この私がっ……この私がぁあっ……! おっ、おぉっ、堕とっ、堕とされるぅうっ……!)
この逸物を奥の奥まで受け入れれば、一体どれほどの「法悦」を味わえるか。どれほどの「天国」を堪能出来るか。その絶頂の快楽は、計り知れない。精神で耐えようとする前に、肉体の本能が訴えかけて来る。雌として屈服し、この男達への隷従を誓えと。
「……さい」
「あぁ? 聞こえねーなァ、最近耳が遠くてよォ。対策室の捜査官なら、言うべきことはハッキリ言ってくれねーとなァ!」
「……っ! い、挿れっ……挿れて、くださっ……!」
「あー、やっぱ何言ってるか分からねぇなァ。言質が取れねぇんじゃ、しょうがねぇ。今日はここまでに――」
「――いっ、挿れっ……挿れてくださぃいぃいいいっ!」
そこまで口走ってしまった瞬間、ニヤリと嗤った男がガバッと真凛の裸身に覆い被さる。無防備に晒されていた腋の窪みから横乳、そして乳房全体へと舌を這わせる。汗の匂いと味を堪能しながら、豊満な爆乳の頂へと勢いよく吸い付く。淫らにそそり勃った乳首全体を、口腔で覆い尽くすようにむしゃぶり付き。唾液を塗りたくるように、全力で舐めしゃぶる。
「か、はっ――!」
その時。目を剥いて仰け反った真凛の肉体は、すでに抵抗の意思を示していなかった。媚薬のせいで無理矢理させられた「屈服宣言」ではあったが、事実上、彼女は九分九厘
「合格だ」
口元を吊り上げた男が呟く瞬間。熱く脈打つ逸物の先端が、真凛の蜜壺に触れる。その瞬間、逸物が触れた秘所を中心に、真凛の全身の隅々に甘い快楽が伝播する。
「――ッ!」
絶え難い法悦が全身の芯を突き抜け、彼女の脳を雌の本能で支配する。ピンと伸びた足の爪先が、「覚悟」を決めるようにギュッと握り締められる。足の爪先を含む全身の汗腺から、淫らな雌のフェロモンがぶわっと一気に分泌される。その匂いは、真凛の肉体が完全に「屈服」した証であった。
「あぁっ――!」
目を見開き、上擦った声を上げた真凛のくびれた腰が跳ねる。ぶるんっと弾んだ116cmの爆乳が、男の胸板でむにゅりと押し潰される。勃起乳首がコリコリと擦れて、胸の先端から新たな快感が生まれる。
もはや、この快楽から逃れる術はない。男の逞しい腕に抱かれた真凛の肉体は、この男を「ご主人様」と認識していた。それを証明するように、真凛は無意識のうちに乳房も腹部も男の身体に擦り付けていた。紛れもなく、雄に「おねだり」する浅ましい雌の仕草だ。
「は、ぁっ――!」
そして、「ぬぷっ」という粘ついた水音が生まれた瞬間。彼女の蜜壺は――男の逸物を、自ら咥え込もうとしていた。さらに、くびれた腰を逞しい両手でガッチリと掴まれ、挿入から逃げられないようにと完全に「固定」される。
その状態で男の腰が奥へと押し込まれ、巨根の先端が蜜壺の入り口へと侵入する。濡れそぼった蜜壺は、真凛の「屈服」を物語るように、ぬるりと滑らかに先端を受け入れていた。真凛の大陰唇はついに、カリ高の亀頭を
「うぉ、おっ……! これがあの真凛・S・スチュワートの
「ぁ、あっ……!」
極太の逸物にねっとりと絡み付く、濡れそぼった膣壁が齎す快感に男が腰を震わせる。その瞬間、規格外の快楽が真凛の背筋をゾクゾクと突き抜け、目を見開いた彼女の全神経へと伝播する。
魂ごと溶かし、征服するかのような法悦。その波に飲み込まれた彼女の肉体は「2度と戻れない」と分かっていながら、そのまま熱く蕩けた蜜壺で、極太の逸物を最奥の子宮まで招き入れようとしている。カリ高の亀頭が膣内への侵入を果たしている今、竿まで押し込めば「挿入」は完遂される。
この男の巨根なら、真凛の子宮口まで容易く辿り着いてしまうだろう。そしてこの状態で子宮を抉られようものなら、その瞬間に真凛・S・スチュワートという人間の人格は崩壊する。絶大な法悦によって心を壊された彼女は、心身共にノバシェードの雌奴隷に堕ちてしまう。
(あぁあっ……も、もうっ……ダメぇえっ! 私……負ける、負けるぅっ! 負けて……堕ちるぅうっ! 堕とされるぅうぅうっ……!)
彼女の蜜壺はとうに、彼女自身の意思に反して「屈服」を望んでいたのだろう。きゅっと瞼を閉じた真凛は、白い手指を握り締めて「その瞬間」を覚悟する。「奥の奥」までこの極太逸物を受け入れ、自分が完全に堕とされる瞬間を。
「て、てめぇら対策室ッ……ぐぁ!?」
「がはぁあっ!」
「なんだァ……!?」
「……っ!?」
――だが、次の瞬間。ドアの向こう側から男達の悲鳴が響き渡り、襲撃の警報が鳴り響く。その緊急事態に思わず男は顔を上げ、彼の逸物を受け入れかけていた真凛も、汗ばんだ貌のまま瞠目していた。極太の逸物は真凛の蜜壺に侵入し、彼女の心身を完全に征服する
「そこまでよ!」
「ぬッ……!?」
やがて、この一室に乱入して来た侵入者によって、錆びたドアが蹴破られてしまう。豊満な爆乳を揺らして、この場に飛び込んで来たのは――もう1人の特務捜査官。艶やかな金髪のショートヘアを靡かせ、透き通るような青い瞳を輝かせている、「新人」の女捜査官だった。
彼女の両手に握られた「ベレッタM92F」の銃身が、灯りを浴びて黒い光沢を放っている。豊満なJカップの爆乳は、整然とした黒スーツを内側から押し上げており、今にもはち切れそうになっていた。安産型の巨尻も、破けてしまいそうなほどにパンツの繊維を圧迫している。
グラビアモデルすら圧倒するほどの暴力的なプロポーションの持ち主である、怜悧な爆乳美女。その柔肌から甘い女の芳香を漂わせている彼女は、鋭い眼差しでノバシェードの構成員である男達を睨み付けていた。
「ヘレン……!」
「……待たせたわね、真凛」
「ふふ……ふっ。遅かったじゃない」
自身の同僚にして、「後輩」でもあるヘレン・アーヴィング捜査官。その名を呼ぶ真凛は、濡れそぼった唇を震わせていた。そんな「先輩」のあられもない姿を目の当たりにしたヘレンは、真凛を励ますように強気な微笑を浮かべている。
自分はもう、守られてばかりの
「……ふんッ!」
「ごへッ!?」
ヘレンの登場によって気力を持ち直した真凛は、屈服しかけていた自分の肉体を奮い立たせる。甘美な快楽に抗い、腰を引いて挿入から逃れた彼女は、白く長い美脚を突き出して男の股間を蹴り抜いた。その反動で、勃起乳首を主張させていた爆乳がぶるんっと揺れ動く。
「うごおぉおッ……! こ、この雌豚ァッ……!」
「……豚はあなた独りよ、下衆」
足指から足裏、太腿や膝裏に至るまで散々男達に舐めしゃぶられ、性器として蹂躙されていた白い美脚。その爪先で股間を蹴られた男は思わぬ反撃に悶絶し、真凛から離れてしまった。
その隙に素早く跳ね起きた真凛は、華麗に地を蹴ってその場から飛び退いて行く。豊満な爆乳と巨尻を弾ませる彼女は、その裸身から芳しい匂いの汗を散らしていた。
やがて、部屋の片隅に放置されていたチャイナドレスを奪い返した彼女は、瞬く間に袖を通して本来の「勇姿」を取り戻して行く。一度は肉体の屈服に心まで支配され、極太逸物の挿入を許しかけた彼女だが、間一髪のところで「本番」を免れたようだ。
「真凛、無事!?」
「ありがとうヘレン、私は大丈夫よ! ……よくも散々好き放題してくれたわね。このツケは高く付くわよ、ノバシェードの下衆共」
ヘレンから自身の愛銃「ワルサーPPK」を投げ渡された真凛は、気を取り直したように鋭く男達を睨み付け、後輩と共に臨戦体勢に突入する。先ほどまで男達に堕とされかけていたとは思えないはどに、その表情は凛々しいものとなっていた。
どうやらヘレンの存在により、特務捜査官としての彼女は完全に復活したらしい。いつまでも後輩に格好悪いところは見せられないという最後の矜持が、彼女を奮い立たせていたようだ。
「へへ……お仲間のピンチに駆け付けて来たってのか? 美しい友情じゃねぇか。だが、あんた独りでノコノコとこんなところまで来ちまって良かったのかい?」
「ちょうどいい。この雌豚と一緒に、あんたも極上の天国に連れて行ってやるよ。コイツにも負けないくらい、嬲りがいのありそうなツラとカラダしてっからなァ……!」
一方、男達はヘレンや真凛を取り囲むように展開し、それぞれの腕を「異形」に変異させている。完全な怪人に変異出来ない「半端者」である彼らでは、部分的な変身が限界なのだ。しかしその程度の異能でも、生身の人間にとっては絶大な脅威となる。
男達は黒スーツの生地を押し上げるヘレンの肉体にも喉を鳴らし、下卑た笑みを浮かべていた。真凛よりもさらに若く瑞々しい、張りのある白い柔肌。そこから漂う甘い匂いは、男達の獣欲を苛烈に掻き立てている。
「……どうやら何か勘違いしているようね。私達ノバシェード対策室が、このケースを想定していないとでも?」
「なにィ……!?」
だが、勝ち誇ったような微笑を浮かべるヘレンの表情は余裕そのものであった。その貌に男達が眉を顰めた瞬間――彼女の背後から、ヒロイックな外骨格を纏った数人の男女が現れる。特徴的な鉄仮面で素顔を覆い隠している彼らの登場に、ノバシェードの構成員達は顔面蒼白となっていた。
彼らこそは――対策室と共に数多のアジトを壊滅させて来た、ノバシェードの天敵。この時代の人類が作り出した外骨格を纏って戦う、「
「て、てめぇらはッ……まさかッ……!?」
「……全員動かないで。あなた達は我々、ノバシェード対策室と……『仮面ライダー』が逮捕します!」
彼らを代表して、ヘレンが高らかに叫ぶ瞬間。絶対に勝てない強者達を前にした男達は、意気消沈した様子で両膝を着いてしまう。それはまさしく、このアジトの壊滅が確定となる瞬間であった――。
◆
――それから約1年が過ぎた、2020年10月某日。北欧某国のとある都市。その中央区の高層ビルに隠された、秘密の地下研究施設。そこに潜んでいたノバシェードの構成員達は、対策室から除名された
この高層ビルはノバシェードの研究施設を隠すための「偽装」だったのだが、襲撃者はそれを見破っていたのである。青く扇情的なチャイナドレスを翻す爆乳美女の襲撃者は、白い太腿に装備していたナイフを矢継ぎ早に投げ付け、構成員達の眉間に刃を沈めていた。
「ぐが、ぁ……!? き、貴様はあの時のッ……!」
やがて、最奥の研究室まで辿り着いた襲撃者――真凛・S・スチュワートは、そのフロアの警備を担当していた「因縁の男達」の1人を瞬殺してしまう。かつて自分が蹂躙していた女傑と対峙した男は、片腕を変異させる間も無く、眉間にナイフを突き刺されていた。
「……あの時の借りは返して貰ったわ。あなた達の命で、ね」
散々蜜壺を掻き回され、尻穴をほじくられ、乳首まで舐めしゃぶられ、何度も何度も絶頂させられた屈辱。その借りを「命」で取り返した真凛は、倒れ伏した男の骸を冷たく見下ろし、ハイヒールの踵でぐりぐりと踏み躙っていた。復讐を果たし、かつての誇りを取り戻した彼女は、妖艶な佇まいでくびれた腰に手を当てている。
――1年前の戦いの後。ノバシェードに対する怒りの余り、独断専行を繰り返していた真凛は対策室から除名されていた。それ以降の彼女は流浪の女探偵として、独自にノバシェードを追い続けていた。陰ながら対策室や新世代ライダー達に情報を流す裏の協力者として、密かに彼らの戦いを支援していたのである。
ノバシェードへの憎しみに燃える彼女にとって、捜査官としての資格の有無など問題ではない。例え捜査官でなくなっても、彼女の行動指針に変わりはないのだ。
(この施設で、ノバシェードが強力な新兵器の部品設計を行っていたという情報……。もしそれが事実なら、その新兵器に繋がる何かが見つかるはず)
因縁の相手を含む警備兵達を全員抹殺した真凛は、ツカツカとハイヒールを鳴らして歩み出す。くびれた腰を左右にくねらせ、豊満な爆乳と安産型の巨尻を、たぷんたぷんっと上下に揺らして歩く彼女は、無人となっていた研究室の「探索」を始めていた。どうやらこの施設の研究員達は、すでに逃げ出した後だったらしい。
(……ちっ、一足遅かったようね。奴ら、すでに資料を処分している)
しかし、研究員達はこの施設から脱出する前に機密情報の処理を済ませていたらしい。コンピュータのデータはすでに抹消されており、関係書類もすでに処分されている。
だが、真凛の襲撃による混乱のせいで研究員達も焦っていたのだろう。書類のタイトルだけを残した切れ端だけが、デスクの隅に残されていた。そこに白い指先を伸ばした真凛は、この施設で研究されていた「計画」の一端に触れる。
(……「A.O.計画」。分かるのはそれだけ……か)
判明したのは計画名のみ。これの実態解明に繋がり得るような情報は見当たらない。どうやら今回ばかりは、対策室やライダー達に有益な情報を届けるのは難しいようだ。
真凛は苦々しい表情を浮かべて切れ端を放り投げると、踵を返してツカツカと研究室を後にする。チャイナドレスの裾から覗く白い太腿が、通路の灯りを浴びて妖しく輝いていた。豊満な爆乳と巨尻も、1歩進むたびにたゆんっと淫らに弾んでいる。
――そして、彼女が地下施設から地上の1階に辿り着いた時。真凛は奇妙な違和感を覚え、辺りを見渡していた。1階の駐車場であるこの一帯は非常に静かであり、「予想」されていた喧騒が全く聞こえて来ない。
(……妙だわ、静か過ぎる。このビル全体がノバシェードのアジトを隠すための偽装だという情報は、すでに対策室に流したはず。そろそろ捜査官達が突入して来る頃だと思ったのだけど……)
真凛はこのビルの地下施設に侵入する直前、ここの情報を対策室に流していた。彼女の見立てなら、今頃はここに対策室の捜査官達が駆け付けているはずなのだ。しかし、ここには捜査官らしき人影など全く見えない。
その状況に不吉な予感を覚えつつも、真凛は慎重に辺りを見渡しながら、ゆっくりと駐車場内を進む。薄暗い駐車場の中を歩く彼女は、その全身の柔肌から冷や汗を伝わせていた。汗の雫からは濃厚なフェロモンが匂い立っている。
「なっ……!?」
やがて、彼女の鼻腔を刺激したのは――血の匂い。それも、かなりの「量」だ。真凛は頬に汗を伝わせながら、鋭く眼を細めて匂いを辿る。その匂いの「発信源」に辿り着いた瞬間、彼女は戦慄の表情で立ち尽くしていた。
そこに横たわっていたのは、白い外骨格を纏った数名の男性捜査官だったのだ。仮面ライダーを模した、白基調の量産型外骨格「マス・ライダー」。そのヒロイックなデザインの鎧を纏う対策室の捜査官達が、死屍累々と倒れていたのである。
(全員惨殺されている……!? 一体ここで何が……! マス・ライダーをここまで一方的に惨殺出来るほどの怪人なんて、今のノバシェードに残っているはずが……!)
彼らの外骨格は鮮血に染まっており、辺りは凄惨な血の海となっている。中には、まるで原型を留めていない遺体もあった。よほど激しい攻撃を受けていたのか、壁や天井にまで血痕がへばり付いている。並の捜査官なら、この光景を目にしただけでへたり込んでしまうだろう。
幾つかのバリエーション機が存在するマス・ライダーの中で、最もオーソドックスな通常型。その外骨格は攻防共にバランスの取れた優秀な性能であり、ノバシェードの構成員達とも十分に渡り合える能力を有しているはず。それがこうも一方的に倒されるなど、通常では考えられない事態だ。
「……ッ!」
一体、ここで何が起きていたというのか。必死に思考を巡らせていた真凛の「直感」が、突如そこで「警鐘」を鳴らす。ここに居ては危険だ、直ちに身を隠せという本能の命令に、彼女はハッと顔を上げた。
彼女の柔肌に突き刺さった異様な気配が、そうさせていたのだ。背筋を突き抜ける悍ましい悪寒。その本能的な感覚に従い、真凛は素早く駐車場の柱へと身を隠す。
(……!? あれは……)
やがて、柱の影から周囲の様子を見渡していた真凛の視界に、7人の人影が留まる。薄暗い空間の向こう側から、悠然とした足取りでこちらに歩み寄って来る謎の男達。彼らの「外観」に眼を見張った真凛は、柱に背を預けて身を隠しながらも、その淫らな肉体を冷や汗で濡らしていた。
人気のない駐車場の中を歩く7人の影。全員、屈強な男性のようだ。しかもその全員が、重厚な外骨格で全身を固めている。何より特筆すべきは、その素顔を隠している鉄仮面だ。V字のアンテナに鋭く吊り上がった青い複眼、そして牙のような形状が見える
まさしく「仮面ライダー」を想起させる意匠だ。しかしその面相は非常に「凶悪」な印象を与えているディテールであり、ヒロイックなデザインである仮面ライダーのそれとは似て非なるものとなっている。単なる偽物、という言葉で収まるような代物ではない。より恐ろしく、悍ましい「何か」であった。
「今日は5人……いや、6人だったか。少々、派手に殺り過ぎてしまいましたなァ」
ブラウン基調の外骨格を纏い、熱線の刃を帯びた戦斧を肩に担いでいる巨漢。その装着者は捜査官達の死体を見下ろしながら、のっしのっしと歩いている。
その動きを見るに、かなりの重量なのだろう。1歩進むたびに、足元のアスファルトが割れる音が聞こえて来る。その胸部装甲には、「
「別に構わねぇだろうよ。ノバシェード構成員との交戦の末、名誉の相討ち……。その顛末に疑問を持つ奴なんかいねぇさ。
紫基調の重鎧を装備し、グレネードランチャーを携行している男。その鎧もかなりの重さなのか、彼の足跡もアスファルトを踏み砕いたような状態となっていた。
他の男達よりも一際重厚な装甲であり、並大抵の攻撃では傷一つ付かない代物であることは一目で分かる。胸部装甲に刻まれた「
「しかし、対策室の鼻も最近はよく利くようですな。まさかこのビルが早々に嗅ぎ付けられるとは……。マンハッタンの上層部も、楽な残党狩りに味を占めたらしい」
マゼンタ基調の鎧で身を固め、腰のホルスターに旧式のビームガンを納めている、スラリとした外骨格の男。彼は捜査官達の遺体を見下ろし、鼻を鳴らしながらその骸を踏み潰している。
死者に対する冒涜、という概念すら存在していない振る舞いだ。胸部装甲やビームガンの銃身には、「
「3ヶ月前の事件でシャドーフォートレス島を潰した、ヘレン・アーヴィングとか言う女。奴の活躍が最近は目立つそうだ。新世代ライダーの連中だけが強敵というわけではない。いずれはそいつも俺達の手で消さねばならなくなる」
クリムゾン基調の装甲で全身を多い、大型の火炎放射器を担いでいる男。彼は黒焦げになっている捜査官の遺体を足蹴にしながら、ヘレンの名を口にしていた。
彼に蹴られた黒焦げの遺体は、その衝撃でボロボロに崩れ落ちてしまう。背部に搭載された燃料タンクや胸部装甲には、「
「新世代ライダー以外の雑兵如きを気にする必要があるのかねぇ? コイツらと一緒で、ちょっと切り刻んじまえばただの肉塊だろうがよ」
オレンジ基調の外骨格を装備し、血に染まった2枚刃のチェーンソーを抱えている巨漢。彼はズタズタに切り刻まれている捜査官の遺体を見下ろし、容赦なく蹴り飛ばしていた。その肉塊が駐車場の柱に激突し、真凛のすぐ後ろでべしゃりと弾け飛んでしまう。
「……ッ!」
凄惨な衝撃音と血の匂いに、真凛は思わず顔を顰めていた。かつての仲間達の死すら弄ぶ男達の所業に、彼女は人知れず唇を噛み締める。そんな真凛の目に映った巨漢の胸部装甲には、「
「その通りだ、対策室の『平均値』などたかが知れている。しかし中には……『例外』も居るようだな?」
モスグリーン基調の鎧を纏い、その上にカーキ色のレザーコートを羽織っている男。彼は1挺のリボルバー拳銃をクルクルと指先で回しながら、チラリと駐車場の柱を一瞥していた。
真凛の気配に気付いているのか、彼は血に染まった柱に鋭い視線を向けている。どうやらこの7人の中でも、一際優れた「手練れ」のようだ。レザーコートから覗いている装甲には、「
「……お前達、お喋りはそこまでだ。そろそろ俺達も『船』に向かうぞ。コイツらの死亡を知った対策室の連中は、現地調査のために第2波を寄越すはずだ。その前にここを出なければ面倒なことになる」
そして。赤と黄色のツートンカラーの外骨格を纏い、右手に大きな鋏を装備している「
彼は足元の遺体など意にも介さず、目もくれないまま踏み潰していた。コートの隙間から見えている、この鎧の名は――「
そんな彼の隣に歩み出るモスグリーンの男は、リボルバー拳銃を腰のホルスターに納めながら、ゆっくりと辺りを見渡している。真凛の存在を察していながら、敢えて彼女を無視しているかのようだった。
「えぇ、分かっています
「……俺達と遭遇した時点で、コイツらはほとんど弾薬を消費していなかった。つまり、コイツらよりも先にこのアジトを攻めていた『先客』が居たということだ。何者かは知らんが……このビルに隠されていた『A.O.計画』の情報を嗅ぎ付けた可能性がある」
「あの計画を……新世代ライダーの連中でしょうか?」
「さぁな。だが何にせよ……あの計画を知られた場合も考えて、俺達も『決行』を急がねばならん。対策室など問題ではないが、例の兵器が手に入る前に新世代ライダー達とやり合うのは得策ではない。時間との勝負になる」
どうやら彼ら7人が、この場に倒れている捜査官達を惨殺した張本人達であるようだ。彼らには何らかの目的があり、そのためにも早くこの場から離れねばならないらしい。
真凛は彼らのやり取りを耳にしながら、柱の影で鋭く眼を細めている。彼らはどうやら、
ここで倒れているマス・ライダー達と戦った際、相手が全く消耗していなかったことに疑問を持っていたのだろう。自分達がこのビルに到着した時点で隠しアジトは壊滅していたのに、現場に居たマス・ライダー達は弾薬をほとんど消費していなかったのだ。
つまり、アジト壊滅の実行者はマス・ライダー達ではない。とするならば、彼ら以外の「先客」が居たと考えるのも当然と言える。
自分の存在が気取られていることに冷や汗をかきながらも、真凛はあくまで冷静に男達の様子を観察している。男達のやり取りを耳にしている彼女は、鋭い双眸で彼らの横顔を射抜いていた。
(あの切れ端に書かれていた「A.O.計画」のことを知っている……。少なくとも、ノバシェードの関係者であることは間違いなさそうね。問題は……今のこの状況では多勢に無勢、ってところかしら)
数人のマス・ライダーを一方的に抹殺するような連中だ。この場でまともにやり合っても勝ち目は無い。だが、その狙いや行き先が分かれば対策室に情報を流し、彼らを動かすことが出来る。
殺された男性捜査官達のためにも、このままこの7人を見逃すわけには行かない。そんな鋭い闘志を宿した双眸で、真凛は柱の影から男達の動向を観察していた。彼らは真凛が隠れている柱を通り過ぎ、そのまま駐車場の出口へと向かう。
「そうですね……。ならば、先を急ぐしかありませんな」
「ああ。『後始末』はしておけ」
「承知しております」
だが、外に出る直前。そこで足を止めた
「……やれやれ。あれほど鋭い殺気をぶつけられては、見て見ぬ振りも一苦労だ」
それは紛れもなく、ノバシェードがアジトを放棄する際に使う自爆装置の起動スイッチだった。彼らはここを出る前に、このアジトを「隠れ蓑」のビルもろとも吹き飛ばすつもりなのだ。
「……!? 冗談じゃないわッ!」
モスグリーンの男がそのスイッチを見せた瞬間、それに気付いた真凛は血相を変えてその場から飛び出して行く。もう一つの出口を目指して、焦燥を露わに全力で疾走する真凛。その豊満な爆乳と巨尻が、ぶるんぶるんと豪快に弾んでいた。チャイナドレスの裾がふわりと舞い上がり、扇情的な白い美脚が露わになる。
そんな彼女の姿を肩越しに一瞥したモスグリーンの男が、仮面の下でニヤリと嗤った瞬間――起爆装置が作動し、このビル全体に仕掛けられた無数の爆薬が一斉に爆ぜる。
そこから始まったのは、白昼の街中で起きた凄惨な爆発事件であった。大都市の中央区に位置する高層ビルが突然、内側から大爆発を起こしたのである。
全ての窓ガラスが弾け飛び、
激しい爆発や崩落による埃に塗れた現場。瓦礫の山と化しているこの空間は、まるで戦場のようであった。無数の消防車や救急車、パトカーがこの場に駆け付け、辺りは騒然となっている。
マスコミのカメラクルーや記者達も大勢集まっており、現場の上空には何機もの報道ヘリコプターが飛んでいた。人的、物的。あらゆる面において、この爆発事件の被害規模は計り知れない。
「……」
――そんな現場の凄惨な様相を、真凛は路地の影から静かに見つめている。辛くもビルの崩落から逃れていた彼女は、近くの建物の陰で爆風や瓦礫をやり過ごしていたのだ。
建物の壁に背を預け、陰の中で白い両腕を組んでいる絶世の美女。彼女は豊満な爆乳を両腕でむにゅりと寄せ上げ、怜悧な双眸で現場の様子を窺っている。その脳裏には、あの駐車場で目にした7人の男達が過っていた。
(……仮面ライダーに酷似している、あのシルエット。あれは、まさか……)
彼らが装着していた、仮面ライダーを想起させる凶悪な仮面と外骨格。その外観に「心当たり」がある彼女は、裾から覗く白い美脚を組みながら、独り眉を顰めていた。
――かつて、この国の陸軍が密かに開発していた「仮面ライダー」の模造品。2度に渡って抹消されたその技術が、ノバシェードによって再三蘇ってしまったのかも知れない。
(……どうやら今回は、一筋縄では行かない相手のようね。彼ら……只者じゃないわ)
その可能性に勘付いていた彼女は、ゆっくりと踵を返して路地の闇へと歩き去って行く。
豊満な爆乳と巨尻をぶるんっと揺らし、引き締まった腰を左右にくねらせて歩く真凛。彼女のハイヒールが鳴らしているツカツカという音だけが、この場に響き渡っていた――。
はじめましての方ははじめまして! えっちでカッコいい女捜査官って良いよねー! の精神だけで始めさせて頂いた新作になりますが、最後まで応援して頂ければ幸いです! 今回は本作の作風を知って頂くための第0話となりました。本編開始は次回からとなりますー(*´ω`*)
本作の主役となる「ノバシェード対策室」は怪人犯罪専門の特務機関であり、基本的にはこの世界の仮面ライダー達をサポートする立場なのですが、彼ら自身も怪人達とバリバリ戦っております。「仮面ライダーSPIRITS」のSPIRITSや「仮面ライダーアギト」のG3ユニット、「仮面ライダーゼロワン」のA.I.M.S.みたいな存在だとイメージして頂ければ( ^ω^ )
また、本作は「仮面ライダーAP(https://syosetu.org/novel/128200/)」と世界観を共有しているスピンオフ的な位置付けの作品となっております。本作の時代における人類側の主戦力である「新世代ライダー」の面々は、「AP」の「ライダーマンG&ニュージェネレーションGライダーズ(https://syosetu.org/novel/128200/44.html)」から初登場しております。機会がありましたらこちらもどうぞよしなに。
今話に登場した真凛・S・スチュワートはX2愛好家先生の3次創作作品「仮面ライダーAP外伝 Imitated Devil(https://syosetu.org/novel/316771/)」の募集企画から生まれたキャラであり、本作や「AP」だけでなく、そちらの作品でも活躍しております。
そんな真凛を助けに来ていたヘレン・アーヴィングも本作や「AP」とは別に、ダス・ライヒ先生の3次創作作品「仮面ライダーAP アナザーメモリ(https://syosetu.org/novel/313018/)」でも活躍しております! 彼女達が気になる方々は、こちらの2作品もぜひご一読くださいませ!٩( 'ω' )و
ちなみにヘレンの初登場は「仮面ライダーAP」外伝の凶兆編(https://syosetu.org/novel/128200/94.html)であり、真凛の初登場は同作の暗躍編(https://syosetu.org/novel/128200/121.html)となっております。彼女達2人は「AP」の外伝シリーズでも要所要所で活躍しておりますぞ!(※真凛については暗躍編の前話から存在が明かされております
【挿絵表示】
Ps
↑は以前、たなか えーじ先生に有償依頼で描いて頂いたイラストになります。今話に登場したヘレン・アーヴィングと真凛・S・スチュワートのツーショットですね。たなか先生、改めましてありがとうございました!m(_ _)m