特務捜査隊エージェントライダーズ!-絶賛排卵中の危険日女捜査官達は特製媚薬になんか絶対に負けない!- 作:オリーブドラブ
皆様、大変ご無沙汰しております! 久方ぶりの更新となりました……m(_ _)m
今話はブラヴォーチームとチャーリーチームの様子に焦点を当てた番外編になります。時系列的には概ね第22話の辺り。本編で描かれたビッグ・ノア事件の後、両チームが新たな任務に旅立つまでの幕間を描いたお話になります。全3話に分かれたお話になる予定ですので、最後までどうぞお楽しみに(о´∀`о)
――2020年10月某日。北欧某国の領海を航行していた大型貨物船「ビッグ・ノア号」を舞台とする、ビッグ・ノア事件。
洋上で繰り広げられたその激闘から一夜が明けた後、凄絶な
ビッグ・ノア号の操舵室でノバシェード戦闘員達に凌辱され、「種付け」されていたアルファチームのメンバー達。隊長の
そして――彼女達を見送ったブラヴォーチームとチャーリーチームのメンバー達は、戦いの疲れを癒すためにオフィス内に設けられたシャワールームに向かったのだが。その汗ばんだ肉体から匂い立つ濃厚なフェロモンは、むせ返るような性臭に満ち溢れていた。
ノバシェード製の媚薬を打ち込まれていたアルファチームの女傑達だけではない。ビッグ・ノア号の
ノバシェードの戦闘員達と交戦している間は、冷酷な表情で敵方を睨み付けていた彼女達の頬も、今は桃色に紅潮している。フィロキセラ・モンスターの触手による愛撫は、彼女達の肉体にも雌の快楽を覚え込ませていたのだ。
対策室本部のオフィス内に設けられているシャワールーム。そのフロアを目指して廊下を歩く、軽装型の強化服を纏った女傑達。彼女達は細く引き締まった腰を左右にくねらせ、乳房と桃尻をたゆんたゆんと上下に揺らしていた。
青い極薄の強化服を纏う彼女達は、その淫らなボディラインをこれでもかと強調している。一方、両肩のプロテクターと両手のグローブは、廊下の照明を浴びて眩い輝きを放っていた。小脇に抱えられている青い鉄仮面も、煌びやかな光沢を放っている。丸く大きな赤い複眼にV字のアンテナ、牙のような
「おい、あれ……!」
「あぁ……間違いない。B.A.V.A.R.F.の特務捜査官達だ……!」
「う、うぁああ……! ブラヴォーチームとチャーリーチームがオフィスの廊下を練り歩いてる……!」
「どういうことだ……!? あいつらは昨日まで北欧某国の調査任務に就いていたはずだぞ……!?」
「流石は選りすぐりのエリート捜査官で構成された精鋭部隊だな……! まさか、もう帰って来るなんて……!」
ブラヴォーチームは緑、チャーリーチームは黄色とプロテクターが色分けされているため、すれ違う職員達は即座に彼女達の存在に気付き、女傑達の「凱旋」を悟っていた。対策室屈指のエリート部隊が、ついに本部に帰って来たのだと。
「んっ、ふぅっ、んぅっ……」
極めて薄い軽装型の強化繊維は、彼女達の「生まれたままの姿」の曲線をくっきりと浮かび上がらせており、ぷっくりとそそり勃っている彼女達の乳首が、胸部の先端でその存在感を主張している。極薄の繊維は、その勃起乳首の形を全く隠せていない。
鼠蹊部の線や大陰唇にまで食い込んでいる下半身の繊維に至っては、桃尻の割れ目だけでなく尻穴の形まで露わにしていた。まさに、全裸も同然。否、全裸よりも恥ずかしい格好と言えるだろう。軽量化を突き詰めた代償として、彼女達は全ての恥部を晒しているのだ。
脱いだ仮面を小脇に抱えている彼女達はその上気した雌の貌を露わにしており、頬に張り付いた髪先が淫靡な色香を放っていた。艶やかな唇から漏れ出る吐息も、蠱惑的な温もりを帯びている。誰の目にも明らかなほどに、扇情的な印象を振り撒いている姿だ。
しかしそんな姿であっても、彼女達の双眸は気高く美しい特務捜査官としての凛々しさに満ちている。見目麗しい女捜査官達が見せているその姿は、彼女達が「娼婦」ではなく「戦乙女」であることの証明となっていた。
「カズハ達が持ち帰ったデータは、もう解析班の方に回ったのかしら。まさか水没してダメになってたりはしてないでしょうね……?」
「心配するな、さっき分析を始めたところだという連絡があった。明日には結果が出るという話だ」
「そう、それを聴いて安心したわ。……でもそれだけ早いということは、奴らの追撃にカズハ達を連れて行くのは難しそうね。彼女達の『療養』もすぐには終わらないでしょうし……」
「……そうだな。あの法悦を味わった身体が、すぐに元通りになることはない。……いや。もはや如何なる手段を以てしても、あの快楽を忘れることは出来ないだろう。その上で乗り越えて行くしかないんだ、カズハ達自身の力で」
ブラヴォーチームの隊長である
カズハ達がビッグ・ノア号で味わった、過酷な快楽地獄。その法悦の恐ろしさを己の柔肌で理解している彼女達は、当時の記憶に反応するようにそそり勃っている自身の乳首に視線を落とし、神妙な表情を浮かべていた。
「……そうね。ところで……アマンダ。あなた、どう思う?」
「……アレジアント・オーガが死に際に放った、あのミサイルのことか。確かに……私も妙だと思っていたところだ」
ふと、フリーデリーケが思い立ったように顔を上げる。彼女の言葉が意味するものを即座に悟ったアマンダは、愛用しているサングラスの奥で輝く瞳を鋭く細めていた。
先日に起きた、ビッグ・ノア事件の渦中。B.A.V.A.R.F.との死闘の果てに大破した、機甲怪人型移動要塞「アレジアント・オーガ」は、沈む直前に背部から1発の弾道ミサイルを発射していた。その弾頭がカズハの機転で撃墜される直前、大気圏の高層に達していたミサイルからは強力な「電波」が発信されていた。
その電波はかなりの威力であり、カズハ達の通信機を破壊するほどの効果を持っていたのである。しかしフリーデリーケはどことなく、件の電波については腑に落ちないものを感じていたようだ。ただ出力が強いというだけの単純な電波兵器。その程度の代物が、あのアレジアント・オーガの「最後の一手」だとはとても思えなかったのである。
「爆発に合わせて発信され、近辺の電子機器を破壊するだけの電波兵器だなんて……妙だわ。あの波長が意味するものは解析班でも分からないって話だったし、アレは一体何だったのかしら。正直、腑に落ちないのよね」
「確かにな……。それに、アイングレイザーが言っていた『ノバシェードのような半端者共とは格が違う、本物の悪魔』……という話も気掛かりだ。何か、私達からは見えない意図があるようにも思える」
「えぇ。……あれは一体、どういうことだったのかしら。悪い予感がするわ」
「分からん……。しかし解析班でも詳細が掴めていない以上、そこは私達の手に負える領域ではあるまい。我々B.A.V.A.R.F.の本領は、目の前に立ちはだかる敵の排除。違うか?」
「……ふふっ、相変わらず単純明快ね。ま、その方があなたらしい……とも言えるかしら」
「ふん、それは敢えて褒め言葉として受け取ろう。……誰しも、それぞれに適した役割というものがある。我々も我々の能力に適した任務を遂行する、それだけだ」
あの「電波」に如何なる意味があろうとも、それがノバシェードの策略だというのならば、自分達は真正面から打ち破るのみ。その単純明快な結論に、フリーデリーケはふっと口元を緩めている。そんな彼女に強気な微笑を返しながら、アマンダは凛とした佇まいで前だけを見据えていた。
「なーんか隊長達、さっきからずっと難しい話してんなァ。それよか俺はさっさとシャワー浴びてサッパリしたいぜぇ。……前々からずっと、身体が火照ってしょうがねぇしよ」
「……お前はもう少しモノを考える癖を付けることだな、ディアナ。それでよく特務捜査官の資格を得られたものだ」
「はっはっは、現場仕事ってのは結局カンの世界だからなァ。小難しい理屈こねくり回すよか、さっさと身体動かして物理で解決する方がよっぽど速えんだよ! アクアこそ、そういう頭でっかちなところは次の現場に出るまでに直しといた方がいいぜぇ!」
先頭を歩くリーダー達のやり取りを、後ろから眺めていた
そんな彼女の隣をツカツカと歩いていた
「ふん……まさかお前にそんなことを言われる日が来るとはな。しかし一応は年長者からの忠告だ、形だけは受け取っておいてやる」
「ったく……相変わらず可愛くねぇ奴だなー、お前は。まっ、それはそれでお前らしいけどよ」
何を言われても我が道を行くディアナの姿勢に対し、アクアは不遜に鼻を鳴らしつつも微笑を浮かべていた。そんな彼女の怜悧な佇まいと艶やかな流し目に、ディアナもニヒルな笑みを溢している。
しかしディアナから視線を外した後、アクアはフリーデリーケの方を一瞥しつつ、独り思案に暮れていた。神妙な色を帯びた彼女の瞳は、特務捜査官としての鋭さを覗かせている。
(……やはりフリーデリーケ隊長も、例の電波兵器を単なる「悪足掻き」だとは思っていないようだ。ノバシェードの連中が何を企んでいるのかは分からないが……念のため、私も後で
アクアの友人にして、
「ふふっ、なるほどな。特務捜査官としてはともかく、勝利して生き延びることを最優先とする『戦士』としては至って正論だ。我々ブラヴォーチームも多少は見習わねば」
一方。ディアナとアクアのやり取りを聞いていた
特務捜査官としては落第点だが、「仮面ライダー」に最も強く要求される「戦士」の資質としては満点。そのようにディアナを評価したユーリは、豊満な巨乳と桃尻をぶるんぶるんと弾ませながら、うんうんと深く頷いていた。小柄な体躯に反した肉感的な太腿も、蠱惑的に揺れ動いている。
「ユーリさん、あまりディアナを甘やかさないでください。彼女を調子に乗らせては碌なことになりません」
「あーあー、まぁたリフィルのお説教が始まっちまいそうだぜぇ。参るね全く」
「それはあなたのせいでしょう! この前だってあなたは勝手に……!」
「アーアーキコエナーイ!」
一方。ユーリを嗜める
「ふふ……ディアナさんとリフィルさん、いつも仲良しですね。喧嘩するほど……とは、よく言ったものです」
「あ、あはは……そういうものなんでしょうかね、あれ……」
「リコリスさんみたいにしっかりしてる人がもっとたくさん居てくれたら、私達も安心出来るのですが……」
「いえ……私など、まだ未熟者です。お2人こそ、その若さで見事な技の冴えでしたよ」
「そ、そんなぁ……私達こそ、全然まだまだで……」
ディアナ達の口喧嘩を後ろから眺めている
そんな彼女を羨望の眼差しで見上げる
「リコリスさんの言う通りよ。2人共チャーリーチームには必要な存在なんだから、もっと自信を持ちなさい。スキーラの奴を見てみなさいよ、根拠もなしに普段から自信満々よ?」
「ぶー! 私の自信にはきちんとした根拠だってありますぅー! 聖奈先輩だってこの前はちゃんと褒めてくれてたじゃないですかぁー!」
「そうやってすぐに調子に乗るからあんたはいつまでも半人前なのよっ! ほらよく見ておきなさい、ミレイ! 幸子! こういうのがダメな奴のお手本なんだからねっ!」
後輩である
「あ、あはは〜……でも、スキーラさんのそういう勇敢ところって、すごく頼もしくて素敵だなって思いますよ」
「私もです……。私、そんな風に振る舞える気がしませんから……」
「ふっふーんそうでしょそうでしょ! お2人共、もっと褒めてください……! さぁもっともっと、ヒーローを称えるようにっ!」
「ああもうっ、あんたって奴はぁあ〜!」
ミレイと幸子からのフォローにすぐ気を良くしたスキーラは、聖奈に頭を抑えられたままニンマリとしたドヤ顔を披露していた。そんな後輩の調子の良さに、聖奈はますます眉を吊り上げている。
「……全く、手の掛かる子達ですね」
「いつものことよ、リコリス」
一方で、血気盛んな若手達の「日常」に、隣のリコリスは思わずため息を吐いていた。そんな彼女に肩越しに微笑を向けて、フリーデリーケは穏やかに呟いている。
特務捜査官のチームとは思えない賑やかさだが、これがB.A.V.A.R.F.の「平常運転」なのである。そんな彼女達の様子を、対策室の職員達が遠巻きに眺めていた。
「おい、見ろよ。あれ、B.A.V.A.R.F.の女捜査官達だぜ……」
「あぁ……相変わらず、どいつもこいつも男好きのするカラダつきしてやがる……」
「匂いも堪らねえ……不味い、もう見てるだけで暴発しちまいそうだ」
すれ違う職員達は男性も女性も、彼女達の美貌と色香に思わず目を奪われている。特に男性職員達は、淫らに揺れ動く彼女達の
「……っ」
しかし、触手の蠢きと愛撫によって雌の官能を覚え込まされていた今の彼女達には、好色の視線を意識する余裕も無い。先ほどまで楽しげに語らっていたのも、自分達の肉体に渦巻く快楽の疼きを、少しでも紛らわせるための苦肉の策。
――この場で強化服を脱ぎ捨てて裸身を晒してでも、即座に自慰に耽って疼きを解消したい。肉体の芯から燻っている快楽の炎を、今すぐにでも鎮めたい。そのためなら、ここで淫らな痴態を晒しても構わない。そんな破滅的な性的欲求に抗うための、ささやかな「抵抗」だったのである。
傍目からは想像もつかないことであるが。肉欲に狂わされている今の彼女達は、すでに淫らな雌としての本能に「屈服」する寸前となっているのだ。強化服の上からでも形が分かるほど、くっきりとそそり勃っている乳首の突起が、その証拠となっている。
「……くっ、ふぅっ……!」
「ふぅっ……んんっ……!」
周囲の男性職員達に全方位から、舐め回すような眼差しで全身を隈なく視姦されながらも。彼女達は意に介する暇も惜しむように、シャワールームへと足を運ぶ。身体の火照りを精一杯の談笑で誤魔化すのも、そろそろ限界のようだ。
シャワールームに近付くに連れて、軽口を叩くだけの余力も失われて来たらしい。少しずつ口数が少なくなって行く彼女達は、吸い寄せられるように目的地を目指し、ツカツカと歩みを進めている。ハイヒール型の脚部装備が、彼女達の美脚のラインをさらに際立たせていた。
雄に媚びるような仕草で、くびれた腰を左右にくねらせ。張りのある豊満な乳房や桃尻を、上下に揺らして劣情を煽る。露わにされた素顔は発情した雌の如く紅潮し、汗ばんだ頬や唇には髪先が張り付いている。
そんな彼女達の扇情的な姿は、男性職員達からの獣欲を帯びた視線を集める結果を招いていた。そしてその視線が、彼女達の肉体に渦巻く肉欲の疼きをさらに熱く焚き付けていたのである。
「……? ねぇ、アマンダ。あそこ……」
「ん……? あのフィットネスルームに居るのは……」
やがて、フリーデリーケ達がシャワールームの目前まで近付いた時。彼女達の目が、オフィス内に設けられたフィットネスルームに留まる。そこでは見慣れない顔触れの美女達が、じっとりと汗ばんだ柔肌を晒してトレーニングに励んでいた。ガラス張りの壁越しに彼女達の姿を凝視している男性職員達は、明らかに鼻の下を伸ばしている。
彼女達の肢体にぴっちりと密着している、スポーツブラとレギンス。その薄い繊維は彼女達の扇情的なボディラインをより際立たせていた。彼女達は皆、フリーデリーケ達に勝るとも劣らない美貌とプロポーションの持ち主ばかりだ。豊満な乳房と安産型の桃尻を揺らして、見知らぬ美女達は瑞々しい汗を散らしている。徹底的に鍛え抜かれ、細く引き締まっている
「はぁっ、んぁっ、はっ、あぁっ……!」
「くぅうっ、はっ、ぁあっ……!」
真剣な面持ちでトレーニングに励んでいる彼女達は、健康的な柔肌に汗を滲ませ、蠱惑的な吐息を漏らしている。その肉体はノバシェードと戦う女捜査官としても、雄の獣欲を掻き立てる極上の雌としても、完璧に仕上げられている。汗ばむ頬に張り付いた艶やかな髪先が、彼女達の美貌に淫靡な彩りを添えていた。
謎の美女達の柔肌から匂い立つ濃厚な雌のフェロモンは、ガラス壁を隔てても感じ取れるほどフィットネスルームに充満している。今あのフロアに男性が立ち入れば、たちまち理性を消し飛ばされてしまうことだろう。それほどまでに芳醇な汗と雌の匂いが、フィットネスルーム全体に染み込んでいるのだ。
「何者なんだ、彼女達は……。見たところ、私達と同じ特務捜査官のようだが……初めて見る連中だな。しかも、全員が相当な手練れのようだ。あの身体付きを見れば分かる……」
「えぇ。普段の私達よりもかなりキツいメニューをこなしているようだし……もしかしたら、私達にも匹敵するほどの練度なのかも知れないわ。彼女達は一体……?」
「おぉ、フリーデリーケ! アマンダ! 無事に帰って来たのか!」
この施設を利用している以上、対策室の特務捜査官であることには違いないようだが。初めて見る顔触れの美女達を前に、フリーデリーケ達は思わず顔を見合わせていた。そんな彼女達に気付いた男性職員の1人が、気さくに声を掛けて来る。
「えぇ、つい先ほどね。それより、あそこでトレーニングしている彼女達は誰? 見たところ、私達と同じ特務捜査官のようだけれど」
「彼女達は、我が対策室の戦力増強のために上層部から送り込まれた『増援』さ。君達の『後輩』になる女捜査官達だよ」
「上層部からの増援、それに後輩だと……? 初耳だぞ」
「あぁ。何しろ君達がビッグ・ノア号の調査に向かっている間に新設されていた、期待のニューフェイスだからな。第1班アルファチーム、第2班ブラヴォーチーム、第3班チャーリーチームの後進となる、B.A.V.A.R.F.の新鋭……。より多くの人員で編成された、第4班デルタチームと第5班エコーチーム。そのメンバーとして選ばれた、次世代の女捜査官達だ。世界各地の訓練施設から厳選された才媛ばかりを集めているらしい。きっと頼りになるさ」
「デルタチームに……エコーチーム、ねぇ……」
フリーデリーケ達の友人である男性職員の口から明かされた、B.A.V.A.R.F.としての「後輩」達――デルタチームとエコーチーム。そのメンバーになるという絶世の美女達に、フリーデリーケ達は訝しげな視線を向けていた。男性職員が立ち去ってからも、彼女達は「後輩」達の様子を慎重に見つめている。
(……どうやら上層部の連中は、私達がビッグ・ノア号で殉職する可能性を想定していたようね。私達が奴らとの決着を付ける前から、見切り発車で補充要員を寄越していたなんて……随分と舐められたものだわ)
(しかし結果として、我々B.A.V.A.R.F.は大幅に戦力を増強出来たということだろう。上層部の浅はかさには感謝しなくてはな。だが……)
戦力として期待していないわけではない。新顔とはいえ、その実力は鍛え抜かれた彼女達の肢体と、上層部のお墨付きという背景が証明している。まさしく、次世代の
そんな彼女達の問題点は、別にある。フリーデリーケやアマンダ達が疑問視しているのは――トレーニング中の彼女達がこちらに向けている、「侮り」の表情であった。しとどに汗ばみ、瑞々しく輝いている肉体を誇示する「後輩」の美女達は、フリーデリーケ達に対し得意げな薄ら笑いを浮かべていたのだ。
「はぁッ!」
「とぉッ!」
ガラス越しにこちらを見ている「先輩」の女捜査官達に、自分達の技量を見せ付けるかのように。彼女達は仲間が持っているミットに、鋭いパンチやハイキックを叩き込んでいる。その弾みで艶やかな髪先から瑞々しい汗が飛び散り、豊満な乳房と安産型の桃尻がぶるんっと淫らに躍動していた。汗ばむ頬から足指に至るまでの身体中全てが、芳しい雌の匂いを帯びている。
「……ふふっ」
すでに彼女達は、自分達のトレーニングを観察しているフリーデリーケ達の視線に気付いていたらしい。デルタチームとエコーチームに配属されるという彼女達は、戦乙女として練り上げられた肉体美を誇示するかのように、その柔肌から香しい汗を散らしていた。全身の隅々から分泌される濃厚な雌臭が、柔肌に滲む汗の香りと混じり合い、芳しいフェロモンとなって辺りに漂って行く。雄の獣欲を煽る芳香が、フィットネスルームに充満して行く。
(あそこに居る方々が、私達がこれから配属されるB.A.V.A.R.F.の……。ふふっ、「先輩」と言っても大したことはなさそうですね)
(世界各国の訓練施設で、過去最高の成績を叩き出した私達には到底及ばないわ。ノバシェード対策室の特務捜査官として、どちらがより優れているのか……先輩方に教えて差し上げましょう)
どうやら期待の「後輩」達は、「先輩」であるフリーデリーケ達を一目見ただけで、自分達の方が優れていると確信しているらしい。確かに身体能力に限れば、より厳しいトレーニングに耐えている彼女達の方が上と言えるだろう。しかし彼女達の態度からは、若さ故の「慢心」が見て取れる。フリーデリーケ達は、そこを危惧しているのだ。
「……我々に対抗意識を燃やすのは結構。それくらいの気骨が無ければ、ノバシェードの怪人犯罪になど立ち向かえたものではないからな。だが……」
「あの慢心が、戦場での命取りにならなければ良いわね」
アマンダとフリーデリーケは神妙な面持ちで顔を見合わせた後、部下達を一瞥する。どうやら両チームのメンバー達も、同じ考えだったようだ。上層部の肝入りということらしいが、その自負は明らかに慢心に繋がっている。
そんな「後輩」達の態度が敗北に直結しないことを祈りつつ――「先輩」の女傑達は、シャワールームへと足を運んで行く。その様子を見送りながら、デルタチームとエコーチームの女捜査官達は不遜に鼻を鳴らしていた。
「はぁっ、んんっ……!」
そして、男子禁制のフロアへと辿り着いた瞬間。フリーデリーケ達は「枷」を外すように、一気に繊維を掴んで強化服を脱ぎ始めた。彼女達の柔肌から分泌され続けていた、淫らな匂いを帯びた汗。その芳しい液体で満たされていた強化服の内側が、ついに外気へと解き放たれる。
「あっ……はぁっ、あぁっ……!」
次の瞬間。この一帯に、かつてないほどに淫靡な性臭が、ぶわっと一気に広がって行く。彼女達の強化服の中で、じっとりと熟成されていた淫らな雌のフェロモン。その扇情的な芳香が瞬く間に、このフロア内に充満してしまった。
1枚の薄い繊維の向こう側に密閉されたまま、淫らな汗に塗れていた裸身。その濡れそぼった肉体が露わにされた瞬間、雄の獣欲を煽る匂いが全方位に拡散されて行く。この匂いが男の鼻腔に届こうものなら、たちどころに下腹部を熱くしていたことだろう。
特に、より深く汗の匂いが染み込んでいる腋の窪みや乳房の谷間、鼠蹊部の線や桃尻の割れ目辺りから漂って来る匂いは「特濃」の一言に尽きる。過酷な死闘の中でしとどに汗ばんだ肉体の匂いは、密閉された強化服の内側でじっとりと熟成されていたのだ。雄に組み敷かれ、「種付け」されるために生まれて来たような雌の性臭が、最大級の濃度で拡散されている。
長きに渡る過酷な戦いによる、体力の消耗。触手の愛撫による火照り。それらによって大量に分泌された汗に濡れている彼女達の肢体は、雄の欲望を煽る性臭に満ち溢れていた。極薄の繊維が彼女達の足元にするりと落ちた瞬間、生まれたままの裸身を晒した女傑達の大陰唇から芳しい愛液が滴り落ちる。
「んっ……ふうぅうっ……」
「ふぅっ、んふぅうっ……」
フリーデリーケとアマンダをはじめとする、ブラヴォーチームとチャーリーチームの女傑達。そのくびれた腰は今も快楽を欲して淫らにくねり、しとどに汗ばんだ肉体からは濃厚なフェロモンが匂い立っている。淫らに勃起している桃色の乳首も、これでもかとその存在を主張していた。
オフィスの廊下を歩いていた先ほどまでは、貌を上気させながらも、余裕を感じさせる凛とした表情を維持していたが。彼女達の肉体はすでに、限界に達している状態なのだ。もしこの場にノバシェードの戦闘員達が僅かでも潜んでいたら、彼女達は為す術なく組み敷かれ、そのまま「種付け」を許してしまうだろう。
「……皆、すっかり汗だくね。強化服も汗で水没してるし、どれだけ洗っても匂いが落ちなさそう」
「全くだ……とにかく、今はこの汗を流さんとな。……ではフリーデリーケ、後でな」
「……えぇ」
フリーデリーケとアマンダは上気した貌で見つめ合った後、各々の個室に入ってシャワーの湯を出し始める。両チームのメンバー達もそれに続くように、個室に入ると熱いシャワーを浴び始めていた。
その湯の勢いは、かなり強い。両チームのメンバー全員が同時にシャワーを全開にしているため、シャワールーム内は激しい水音ばかりが響き渡っている。これでは、すぐ隣の声もなかなか聞こえて来ないだろう。
――だが、これには彼女達なりの理由があった。これから漏れ出るであろう自分の「声」を、仲間達にも聞かれたくなかったのだ。それを少しでも掻き消すために、彼女達はシャワーを全開している。その一点において、両チームのメンバー全員の思考は完全に一致していた。
(あぁっ、ぁあっ……! あ、熱いっ……! あの時からずっと……身体がぁあっ……!)
フィロキセラ・モンスターとの戦いで、触手に絡め取られ全身を舐め回されていた時。自分達の抵抗がもう少し遅れていたら、一体どうなっていたのか。
その「可能性」を意識してしまったフリーデリーケ達は、その時から強化服の内側を大量の汗で濡らしていた。特に、極薄の繊維が大陰唇にまで深く食い込んでいた股間の部分は、蜜壺から分泌される雌の液で完全に水没していたのである。
「はぁあっ……ぁあっ……!」
長い間、密閉された強化服の内側で熟成されていた強烈な性臭。その淫らな雌の匂いが立ち昇る中、熱いシャワーを全身で受け止めているフリーデリーケ達は皆、それぞれの個室の中で恍惚の表情を露わにしていた。
両手を後ろに組んだ彼女達の腋は無防備な窪みを曝け出し、突き出された乳房が淫らに揺れ動く。背中を反ったことで後ろにぷりんっと突き出される格好になった白い桃尻も、蠱惑的な曲線を描いていた。
(おっ、ほぉっ、んぉおおっ……こ、これ、ちょっと不味いわっ……! ようやく任務が終わったと思ったら、つい気が緩んで……あの時から無理矢理抑え込んでいた「疼き」が一気に、ぃいっ……!)
厭らしく蠢く極太の触手で強化服を破られ、そのまま濡れそぼった蜜壺に剛直を捩じ込まれる――という「可能性」を、自らの意志で拒み。そのまま「寸止め」の状態で、今に至るまで戦い続けていたフリーデリーケ達。
絶頂間近のもどかしい感覚に人知れず悶えていた女傑達は皆、発情し切った雌の貌を隠すことで精一杯だったのだ。一見すれば平静を装っているようにも見えるが、その眼はすでに快楽に蕩け切っていたのである。
(ダ、ダメっ、だぁっ……! 仲間達がすぐ隣の個室に居るのにぃっ……こんなところで
お互いが「寸止め」の快感に苦しめられている事実は、透き通るような柔肌を伝う汗から漂って来る、濃厚なフェロモンの匂いで気付いていた。それでもアマンダ達は、甘い吐息を我慢しようと艶やかな唇を噛み締め、ジッと耐え忍んで来たのである。
「あっ、は……あぁっ……!」
――しかしその「我慢」も、とうとう限界に達しようとしていた。無意識のうちに彼女達のか細い指先は、愛液で濡れそぼった蜜壺の入り口へ。大陰唇の割れ目へと、吸い寄せられている。
白く艶やかな彼女達の手指は、世の男達の獣欲を煽る優美な線を描いていた。銃や剣を握り、数多の戦場を渡り歩いて来た女傑の手とは思えないほどに、その指先は蠱惑的な動きを見せている。武器などよりも男の逸物を握り、艶かしく扱くためにあるような手指だ。
「あ、はっ――!」
そんな彼女達の指先が、大陰唇の敏感な部分へと近付いて行く。甲高く上擦った雌の嬌声を漏らしたフリーデリーケ達は、自分達の「枷」が徐々に外れて行く感覚に目を剥いていた。もはや彼女達の指先が、理性で止まることはない。燻り続けていた快楽の疼きが治まる時まで、その指先は貪欲に快感を求め続けるのだ。
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今回はビッグ・ノア事件の後、アルファチームが避妊のため「療養」していた頃の裏話を描いた番外編となりました。なので今回はブラヴォーチームとチャーリーチームに焦点を当てております。前書きの通り、時系列的には概ね第22話辺りの頃のお話となります( ^ω^ )
元々サブ採用枠だったとはいえ、仮にもエロ小説のバトルヒロイン達が裸にもならないまま終わるっていうのも如何なものか……ということで、本章は彼女達の痴態を描写して行くオナニー回となる予定です。次回の中編でいよいよ両チームのオナニーが始まりますので、次回もどうぞお楽しみに!٩( 'ω' )و
【挿絵表示】
ちなみに今話でアクアが言及していた新世代ライダーの一員「仮面ライダーヴェノーラ」こと薬師寺沙耶(黒子猫先生原案)は、「仮面ライダーAP」の外伝第12話(https://syosetu.org/novel/128200/55.html)から初登場したキャラだったりします。彼女は番外編第3話(https://syosetu.org/novel/128200/69.html)等でも活躍しておりますので、機会がありましたらこちらのエピソードもどうぞよしなに!m(_ _)m
また現在、咲を考案された泥濡れ龍先生の3次創作「歪んだ純愛に堕ちるマス・ライダー達(https://www.pixiv.net/novel/series/12221546)がpixivにて公開されております! 咲と装太のイチャラブが中心となっているSS作品となっており、他のメンバー達も登場している賑やかな作品となっておりますので、機会がありましたらこちらもご一読ください〜(*´ω`*)
加えて、G-20先生も新たな3次創作「【RC&レジガール二次創作】ノバシェード残党北欧某国ちはや山荘事件(https://syosetu.org/novel/354513/)」を公開されております。本作のビッグ・ノア事件から4年後の北欧某国が舞台となっており、B.A.V.A.R.F.をはじめとするノバシェード対策室らの奔走が描かれて行くものと思われますので、もしよろしければこちらもご一読くださいませm(_ _)m
さらにもう一つお知らせです! X2愛好家先生が連載されている3次創作「仮面ライダーAP外伝 Imitated Devil(https://syosetu.org/novel/316771/)」のエピソード「特別編 第4話 原初のG/白獣(https://syosetu.org/novel/316771/16.html)」に、アルファチームのトリニティがゲスト参戦しております! 舞台は本作のビッグ・ノア事件から約1年後。アフリカ大陸のナイジェリアに休暇で訪れていた彼女が、異世界からの侵略者・ハンドレッドに遭遇! さらにこのエピソードでは、彼女の「体質」に纏わる知られざる秘密が明らかに……!? 気になる方は、こちらもぜひご一読くださいませ〜!(*≧∀≦*)
また、トリニティの活躍は同じくX2愛好家先生が執筆された「九十九 光の気ままな実験録(https://syosetu.org/novel/357309/)」でも描かれております。マス・ライダー軽装型を遥かに超える「力」を得た彼女の「真価」が強烈に描写されておりますので、機会がありましたらこちらの作品もぜひご一読くださいませ……m(_ _)m
同作内のエピソード「開幕:MS(https://syosetu.org/novel/357309/3.html)」では、本来
B.A.V.A.R.F.はおろか対策室からも去ってしまった彼女の現在については、こちらの作品で描かれております。幻のC-6こと麗牙の存在が気になる方は、是非こちらの作品もご覧くださいませー!(*^ω^*)
加えて、リオンテイル先生も新たな3次創作作品「ある技術者の考察、または「スパルタン」についての所感(https://syosetu.org/novel/380617/)」を公開されております。新世代ライダーの装備開発に携わっていた技術者達の視点から、スパルタンシリーズの終焉を紐解いて行く物語となっております。こちらの作品もぜひご一読ください(о´∀`о)
Ps
今話でチラッと出て来たデルタチームとエコーチームの扱いに関しては、今のところハッキリとは決めておりません。もしかしたら次の募集企画のテーマになるかも知れないし、これっきりの出番で終わるかも知れないし。その辺は作者のスケジュール次第になりまする〜_(┐「ε:)_