深夜2時、新宿。この時間帯にいる人間は酔っぱらいばかりである。
そんな周りにうんざりしながらスーツを着た男、中島は疲れた身体を引きずりながらやさぐれていた。
「なんなんだよもう…」
職場で同僚のミスにより連日の残業続きで彼は参っていた。
彼自身、あまり仕事ができるタイプではないが周りをここまでま巻き込むようなミスはしたことがない。
チームでやっていることだ。ある程度はお互い様ではあるが限度がある。
しかも事発端である張本人は体調を崩して2日前から職場を休んでいる。フラストレーションが溜まる一方だった。
「やめてください!」
半ば飛んでいた意識が大声で現実に引き戻される。
声のした方向をみると地味な服装をした女性が酔っ払いに絡まれていた。
「金は払うって言ってるだろ!」
酔っ払いの男がこちらからでも見える唾を撒き散らしながら怒鳴る。
新宿のこの時間帯ならそこまで珍しくない光景だ。普段の彼なら巻き込まれないように通り過ぎていただろう。
ただ今日の彼はかなり苛立っていた。
「おい」
酔っ払いの背後に周りを苛立ちを隠さずに声をかける。
聞こえていないのか女性にしか意識がむいていないのか酔っ払いは気づかなかった。
それが彼を余計に苛つかせた。
躊躇いもなく酔っ払いの後頭部に肘を叩き込んだ。
「いっ……!何しやがんだテメェ!」
後頭部を押さえながら振り返った酔っ払いが怒りの形相を浮かべる。
それを見て中島も負けじと睨み返す。
「こっちが何回呼んだと思ってんだよクソ野郎が。お前のせいで具合悪くなってきたわ」
「はぁ!?」
中島はちらりと女性の方に目線を向けた後に酔っ払いから見えなように手を振った。
意図が伝わったのか女性は頷くと背を向けて走り出す。
「お、おい!待てや!このアマぁ!」
「てめえが待てよ!」
追いかけようとした酔っ払いの腕を掴んで引っ張る。
こちらに向き直った酔っ払いはアルコールで赤くなった顔をさらに赤くさせ中島を睨みつけると拳を振り上げてきた。
「くだばれ!」
「ぐぁっ」
思いの外早いパンチが中島の頬を捉えた。
口の中に鉄の味が広がる。
ダメージに悶る中島を酔っ払いは遠慮なく殴り続けた。
「うら!うら!雑魚がぁ!」
「がぁ…っ!」
重いパンチを何度もくらい中島は人間サンドバッグにさせられていた。
視界が歪み足元が覚束なくなる。
殺されるかもしれない。中島は薄れゆく意識の中でそう思った。
「やめろ!」
「そこまでだ!」
「な、なんだお前ら離せ!」
誰かの声が聞こえる。しかしボロボロの中島にはそれが誰なのかわからなかった。
「大丈夫ですか!?しっかりしてください!」
薄れゆく意識の中で最後に綺麗な声が聞こえた。
目が覚めると見覚えのない天井が広がっていた。
ぼんやりとした頭のまま起き上がる。
頭がズキっと痛む。どうやら殴られた後頭部がまだ少し腫れているようだった。
「ここは……」
部屋を見渡すとどこかの部屋の一室だとわかる。白い部屋だ。少し考えてから中島はここが病院であることに気づいた。
「あっ…」
「え?」
未だに状況を整理できない所に急に扉が開いて何かを持った女性が現れた。
中島には最初それが誰なのか全くわからなかった。二人で無言のまま見つめ合うこと数秒、彼は彼女があの時に酔っ払いに絡まれていた女性であることに気づく。
「良かったぁ…意識が戻ったんですね…」
「え、あ、はい…」
「待っててください。今先生とか呼んでくるので!」
パタパタと手をふると女性は急いで部屋を出て行った。
「…あの…ナースコールを押せば…」
中島の言葉は一分遅かった。
その後中島は問診と検査を終えると念の為一日入院した後に無事に退院することができた。
顔の腫れはまだ残ってるが後遺症はほとんど残っていない。歯も全部無事だった。
あの時、揉め事になった酔っ払いは元プロボクサーだったらしい。
一旦警察に取り押さえられたようだが、その後パトカーの中で暴れて逃走。未だに捕まっていないことを病室に来た警察から聞かされた。
よく殺されなかったなと安堵するのと同時に拳を凶器にしている犯罪者が未だに捕まっていないことに恐怖を覚えた。
(会社には連絡いってたみたいだけど誰がしてくれたんだ?)
アパートに戻って溜まっていたメールを整理していた中島はふと思った。
無断で会社を休んだのだ、問題になってると思い先生に許可を得た後に慌てて連絡をしたが職場の上司はあらかじめ事情を知っていたらしく何も文句も言われず養生するようにと一週間も休みまでもらったほどだ。
困惑しながら考えている時にドアがノックされる。安いアパートなのでチャイムはない。必然的に人が訪ねてくるときはノックされることになる。現在20時過ぎ、荷物を注文した覚えもないので誰が訪ねてきたのか中島には検討もつかなかった。
「はーい、今出まーす」
小走りでドアに近づきチェーンとロックを外してドアを開ける。するとそこには予想もしていない人物が立っていた。
「あ、貴方は…」
「こんばんは、すみません。急に来てしまって」
あの時の女性がいたのだ。意識が戻った時に病室にいたのも驚いたがまさか訪ねてくるとは想像もしていなかった。
「あの…どうして僕の家を?」
「あーやっぱり知らなかったんですね…」
苦笑いしながら頬をかく女性の姿に中島の頭の中はクエスチョンマークで溢れかえった。
「私、近所に住んでるんですよ。何度かすれ違ってますし、挨拶もしてますよ?」
「…え?」
中島は呆然と立ち尽くすしかなかった。
「お邪魔します」
「ど、どうぞ」
部屋に招き入れた女性はキョロキョロと辺りを見渡していた。
「男の人の部屋に入るの初めてです」
「そ、そうですか」
「へぇ、結構なかは綺麗なんですね!ほらここのあたりの建物って何処も年季が入ってるじゃないですか!」
「は、はい…」
急に家に来られた上に女性のテンションの高さに中島は狼狽えるしかなかった。
しかし招き入れてしまったからに最低限対応しなくてはならない。
「あの飲み物入れますけど、麦茶とスポーツドリンク、どっちにしますか?」
「ココアってありますか?」
「ココアですか?」
冷蔵庫の上にある籠を漁ると底の方にココアの粉が残っていた。期限は来月までなので問題なさそうだ。
ポットに水を入れてお湯を沸かして粉を溶かす。何回か混ぜた後に牛乳をなみなみと注いでかき混ぜた。
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます!」
ニッコリと微笑みながらココアを受け取りチマチマと飲み始める。
中島には他人の年齢がわからないが、少なくとも自分よりも年上には見えなかった。
「ごちそうさまでした!」
「はやっ」
マグカップの中身は空になっている。チマチマ飲んでいたのに飲むスピードが異常に早い。
「あ、そうだった」
呆気にとられる中島を他所に女性は何かを思い出すと自分の横に置いていたバックの中から何かを差し出した。
「えっと…?」
「あの時助けてくれてありがとうございます」
「い、いえ…えとそしてこれなんですけど…」
「あの時のお礼をしようと思いましてですね」
中島が吃るのも無理がない。差し出された女性の手にあるものは小さい包装紙に包まれ「0.01」とかかれたコンドームだったからだ。
「えっと……」
「受け取ってください。これは感謝の気持ちです。お金じゃなくて申し訳ないんですが……」
恥ずかしがりながらも真っ直ぐに見つめてくる女性から中島は目を逸らすことができなかった。
「受け取らないなら捨てちゃいますよ?」
「え、えっと、じゃあいただきますね?」
おずおずとコンドームを受け取る。中島は展開について行けてなかった。
まず職場に連絡がすんでいて、近所に住んでいること、お礼がしたいからと家に来ること、そしてこの避妊具。
あまりにも都合が良すぎる。
まるで……
(まるで僕が困っているのを知ってたみたいな……)
中島は頭を振って馬鹿げた考えを振り払った。そんなことあるわけが無いと頭をふった。ただそうなると女性の意図が読めなかった。
「じゃあお風呂借りますね?」
「え?」
「あ!一緒に入りますか?」
「え?」
行きましょーと手を引っ張ってくる女性に中島は抵抗することもできずに引きずられるだけだった。
狭いアパートだ。脱衣所にはすぐに着いた。
未だに状況を飲み込めない中島を他所に女性は特に躊躇いもなく服を脱ぎ始めた。
下着姿になった時に慌てて後ろを振り向く。
「中島さん?」
後ろから話しかけられるが中島は振り向けなかった。
「…もしかしてこういう事、初めてですか?」
「えと…その…」
「そっかそっか〜」
女性は楽しそうに鼻歌を歌いながら上機嫌で下着を一枚ずつ脱いでいった。
やがて裸になると中島の方を向いてきた。
「あ……」
思わず声が出てしまった。思えば異性の裸など肉親以外で見たことがない。
彼女はスラリとしていて胸も控えめ薄っすらと膨らんでいる。桃色の乳首が綺麗だと中島はまず思った。
下の毛は薄っすらとはえている。裸の彼女はより一層若いというよりも幼く見えた。
ただどこか色気のようなものがあり自分よりも大人であるように見えた。
固まってしまった中島に近づくとシャツのボタンを外して脱がしていく。
あまりに非現実的な現状に動くことができない。まるで石化したようだ。
アンダーシャツも脱がせるとベルトをするりと外してズボンを降ろされる。
あっという間にパンツ一枚にされて中島はようやく我に返った。
「ちょ、ちょっと待って!」
「ん?」
「あの、自分で脱ぐので!」
女性を押し退けると急いでパンツを脱いでタオルを棚から出して前を隠す。
心臓が激しく脈打っており、顔も熱い。
「タオルはマナー違反でしょ」
「あ…」
隠していたタオルが没収され中島は慌てて手で股間を隠した。
俯きながら赤面する中島の顎を掴むと女性は目を合わせてきた。
とりたてて美人というわけでもないが童顔でどこか不思議な色気のある容姿をしていることに今更ながら気づいた。
「あ、あの…」
「ん…」
目をつぶった彼女に唇を合わせられる。
キスされたことに中島が理解するのに数十秒かかった。唇が離される。
「な、なんで…」
「キスも初めて?」
「そ、そうですけど…」
それを聞くと彼女はニッコリと笑った。
「顔になるべくかからないようにするからね」
そのままバスルームに入り中島は彼女に頭を洗われていた。
大きな絆創膏が剥がれないように慎重にお湯をかけられていく。シャンプーを手で泡ださせると彼の頭を揉み込むように洗い始めた。
「どう?」
「…気持ちいいです」
頭にマッサージされているようだ。
髪の毛には気を使っているので中島はこの洗い方がすぐに気にいってしまった。
「流すから目閉じててね」
髪がすすがれていく。時間をかけてゆっくりとシャンプーを落とされた。
気持ちよさにぼーっとしている中島の身体をボディソープをたっぷりつけた両手で洗っていく。
自分にはない柔らかい手で洗われるので新鮮であった。
されるがままになっている彼のペニスを背後からゆっくりと上下に擦りながら洗っていく。
「あ…」
「これ、気持ちいいでしょ?」
知らない間に勃起させられていた。
「うぅ……あの、もう……」
「まだダメだよ?ここもしっかり洗わないと」
そう言うと上下運動を再開させる。
明らかに洗う動きではない。背中にささやかな胸の感触がして前も後ろも同時に気持ちよくされていた。
「だ、駄目です…!」
「どうして?気持ちいいんでしょ?」
「で、出ちゃうから…」
「いいよこのまま手コキで射精して」
腰を引かせようとする中島を逃すまいと胸を押し付けて手コキのスピードをあげていく。
「ぁあ!」
「わ!すごい…」
彼女の手の中でどくどくと脈打ちながら精液が噴出される。
「いっぱい出たね。溜まってたの?」
「凄く気持ちよくて…」
「ん、まだ硬い」
尿道に残った精液が出てくるようにペニスを軽く握りながら絞っていき軽く上下に振る。
「これも初めて?」
「は、はい…」
「今日はいろんな初めて、もらっちゃうね」
顔を赤く染める中島に軽くキスをすると身体残った泡をシャワーで流される。
自分でするよりも何倍もスッキリした感覚を味わっていた。
「あとは私が洗うから、先にお風呂に入って待っててね」
「はい…」
言われた通りに風呂場に入る。
温かいお湯が心地よかった。
バスルームから挙がり怪我を理由にタオルで拭くことすら彼女にさせられてしまった中島は恥ずかしさのあまり俯きながら悶ていた。
「はい麦茶、勝手に入れてごめんね?」
「いえ、ありがとうございます」
ベッドの上で並びながら2人で麦茶を飲む。
少し落ち着いた中島が意を決して彼女に問いかけた。
「あの…どうしてここまでしてくれるんですか?」
「助けてくれたからですよ?」
「それだけじゃないような気がして……だって僕たち、その、会ったばかりだし……」
「したかったから」
「え?」
「したかったからしてます」
中島は黙った。
「あの…お名前聞いてもいいですか?」
「あ、そうか知らないんですよね…」
少しだけ彼女考えたのちに口を開いた。
「あかりです」
「あかり…さん…」
「中島さんの下のお名前は?」
「弥生です」
「弥生さん」
「…はい」
恥ずかしそうにはにかむ弥生をあかりはゆっくりと押し倒した。
「…よろしくおねがいします」
「なんですか、それ」
あかりは思わず吹き出すと、弥生の身体をゆっくりと撫でていく。やがて全身を舐め回されたところであかりは弥生に跨がった。
「……じゃあいれるね?」
「は、はい」
コンドーム越しにペニスに感じる熱に緊張してしまう。
ゆっくり腰を落としていき、やがて全て飲み込んだ。
「はぁぁぁ」
「どうですか?初めてのセックスは?」
「気持ち…良い…」
返答を聞いたあとそのまま身体を上下に揺らしていく。
ヌルヌルになったあかりの中が気持ち良すぎて弥生は溜まらず喘ぎ声を漏らした。
先程、手コキで射精してなかったら今の時点で射精していたのは間違いない。
それほど初めてのセックスは気持ちよかった。
時間がたつに連れてピストンのスピードも上がっていき、ぱちゅんぱちゅんと肉と肉がぶつかり合う音が大きくなっていく。
「あぁ、あ、あ、あ、あぁ…」
「どんどん硬くなってビクビクしてる…もう出ちゃうのかな?」
「出る、もう出ちゃいます!」
「いいよ、中に出して」
「あ、ああ!」
射精寸前の快感に耐えきれず思い切り抱きしめてしまう。
あかりの子宮に亀頭がぐっと入り込みそのまま射精する。
「うぅ……」
射精中の敏感なペニスをキュッと締め付けられる。弥生はあかりを抱きしめながらブルブルと震えていた。
「またいっぱい出たね…」
あかりが身体をどかしてペニスからコンドームを外して溜まっているザーメンをマジマジと見つめた。
その光景がいやらしすぎて射精したばかりのペニスにまた血が集まっていく。
「また大きくなっちゃって…」
「ご、ゴメンナサイ…」
「もうゴムないから次はさ」
あかりは口を開けて手で輪っかを作った。
「手と口で気持ちよくしてあげるから、貴方も私のこと最後まで気持ちよくして?」
寝そべったあかりの上に弥生はまたがった。
最初は上と下が逆になる予定だったが、先程まで騎乗医をしていたから今度は自分が上になりと弥生が希望をしたからだ。
目の前のクリトリスと腟口を少し見つめ、恐る恐る周りを触っていく。
初めての経験だ。思ったより柔らかい異性の性器に感動しつつ丁寧に愛撫を初めていく。
「ぁん…」
「れろ…」
クリトリスの包皮の上によだれをためた舌で舐め取っていく。
気持ちよくできてるのか不安になったが、ゆっくりではあるが愛撫を続けていく。
反応を伺い早さや力を少しずつ変えていく。
「い、いいよ…気持ちいい…」
か細い声が聞こえてきた。表情はこの体勢からは見えないがペニスに当たる吐息が増えてきたのを弥生は感じていた。
安堵しながらも愛撫を再開していく反応が良いところを中心的に責めていく。
分泌される愛液が増えてきて弥生は音をたてて啜ってみた。
「いいよ、そのまま…続けて」
「じゅるるる……」
「はぁ、は、は、は、はっ……」
腰が自然と動いてしまうのか狙いがそれてしまうが抑えつけるようなことはせずに口と手で愛撫続ける。
引くつく膣内にゆっくりと指を入れて指の腹で刺激を与えてみる。いい反応が返ってきた。
「う、うう……あ、そこ良い…あ」
直後愛液が吹き出してきて弥生の顔を汚した。ビクビクとする身体を弥生は抱きしめながら味わっていた。
「うまくできましたか…?」
「…凄く良かったよ」
「それはよかっうわ…!」
油断しきった弥生の肉棒をあかりは口に含んだ。
いきなりのことで対応できずにされるがままになってしまう。
「ま、待って…うぁ、きもち、ぃぃ…」
跨っていた弥生の力が抜けうつ伏せになってしまうが、あかりはお構いなしにフェラと手コキを激しくしていく。
たまと竿を匠に愛撫し、口内でしゃぶり舌で亀頭を中心に舐め続ける。
「も、もうむりぃ!」
「んんっ…んぐ…んぐ…んぐ…」
逃げようとする腰を手でホールドしながら口内に射精された精液をごくごくと飲み干す。その間もフェラと手コキは続いており、強い快感が弥生を襲っていた。
「…はぁ、ごちそうさまでした」
ようやく肉棒が開放される。お掃除フェラも済まされペニスはクタクタになっている。
「まだできる?」
「も、もう…無理です…」
何度も射精させられ、ペニスと尻のあたりがズキズキと痛みが走っている。
半泣きになりながらあかりを見上げる弥生であったが彼女は満足していなかった。
指をローションで濡らすと弥生の尻穴にゆっくりと指を装入していく。
尻穴を弄ることなど今までしたことがなかった弥生は初めての感覚にビクビクと体を震わせる。
「男の子はね、お尻の穴弄られちゃうとね…」
「しょしょれだめぇ…」
「おちんちん、ビンビンになっちゃうんだよ?」
もうたたないはずのペニスがアナルを刺激されたことでフル勃起している。
それを満足そうに見つめた彼女はおもむろに彼に跨がった。
「え?ま、待ってコンドームが…」
「ごめんね、私やっぱりこのちんぽ、生でほしい!」
「あぁぁ!」
剥き出しのペニスがゆっくりと彼女の膣内に挿入される。騎乗位でのセックスになれているのかリズムよく身体が上下する。
「あ、あかりさん!それダメ……」
「生の方が気持ちいいでしょ?」
彼女の膣肉が弥生のペニスを包み込み柔らかく締め上げる。
弥生は初めての生セックスに興奮しっぱなしであった。ゴム有りや手コキと全く違う感覚。ダイレクトにくる快楽にどんどん頭がぼぉっとしてくる。
「あぁ……もう駄目です……出ちゃいます!」
「……いいよ!そのまま出して」
「あぁぁああ!」
もう何回目だろうか。弥生のペニスから先程より勢いよく精液が射精された。
「あ、また出したね?いいよいっぱい出して」
射精中でも容赦なくあかりは腰を振り続けた。
快楽に頭が支配され何も考えられなくなりそうだった。
「もう、もう無理です!出ない!」
「……嘘つき」
あかりの動きが激しくなっていく。パンパンと肉と肉のぶつかり合う音が大きく響いていき部屋中に響き渡る。
2人の喘ぎ声と共に絶頂へと近づいていく。
「私もそろそろイきそう…!」
「まぁまたぁ出ちゃいますぅ!」
「いいよ!いっしょにイこう!」
「また、またでちゃう!」
「私もイく!あぁぁああ!!」
「ああぁあぁぁああぁ!!」
2人は同時に絶頂した。弥生のペニスからもう出ないと思われた精液が勢いよく大量に出されあかりの中をいっぱいにしていく。あかりも潮を吹いて弥生と自分のお腹を濡らしていっていた。
痙攣しながらも2人はまだ繋がったままでいた。お互いに抱きついたまま離れないでいた。
少ししてからようやく落ち着いてきたのかあかりは弥生の胸の上に身を預けた。
「凄かった……」
「あ、あかりさん……」
「ごめんね?凄く気持ちよかった」
そう言ってあかりは弥生にキスをした。
2人は何度もキスをしあい後処理をした。彼女はそのまま眠ってしまったので弥生がおぶってベッドに運んでいった。行為の後もあってか彼女の体温は高く少し汗もかいていた。タオルで軽く汗を拭き取ったあとに自分も布団に入るのだった。
(……寝れない)
先程のセックスのことが頭をよぎる。
生まれて初めての体験が頭に焼き付いて離れなかった。
これからずっとお世話になるであろう彼女に少し恐怖しつつも、それ以上に興奮している自分もいた。
(……トイレ行こう)
落ち着かせるために弥生は部屋を出てトイレに向かった。