何かが聞こえる。
それは話し声と鳴き声。
「いらっしゃいませ、『煌めき太陽ビル』へ! ここ一階は食料品コーナーとなっています! チラシの通り本日はシンオウ地方産のお野菜が安くなっていますよ!」
「ぐぅ」
カビゴンの隣に立ち、良く通る声で宣伝する店員。
「パパ! ヒウンアイス買ってよ、ヒコザルも欲しがってるよ」
「そうかそうか、よーしいいぞ」
「ウッキ~♪」
「あら……ポケモンフーズはどこの棚だったかしら?」
「お客様、ご案内いたしますよ」
「ニャアニャア!」
「わー! それ品物だから引っ掻いちゃだめー!」
食品売り場では多くの人間やポケモンが行き交い、賑やかな様相を見せている。
「ブティックでカロス地方のブランド品も取り扱う様になったんだって!」
「えーマジ!? めっちゃ感動なんだけど! 見に行こうよ!」
「なあ、今日もゲームコーナーでフレンダやろうぜ」
「いいけど俺スロットもやりたいなぁ。レアなわざマシンでラッタをパワーアップさせたいんだよ」
「ヂュウ!」
「ちょっと買い過ぎちゃった」
「ウェイ」
「持ってくれるの? ありがとうウェーニバル」
更にエスカレーターで上階や地下に向かう人々もいれば、買い物を終えビルの外へ向かう人も。
『未踏摩天楼』の闇の中に引きずり込まれた筈であるのに、私の目の前にはそんな光景があった。
元の世界に戻って来た……という訳ではない。
これは『追放の遺跡』や『無獣島』と同じ……濃密な闇が見せている幻覚なのだろう。
「う……♡」
そんな幻覚の世界にて私は心臓の鼓動が早まるのを感じながら柱の裏に身を隠していた。
見覚えの無いビル、全く知らないお店、沢山の人間とポケモン。
そして私……殆ど裸の姿で立つ私……!
「ひぃ……ひぃ……♡」
今はまだ誰にも姿を見られていないが、柱の陰から出たらすぐに見つかってしまうだろう。
更にこんな環境の中で局部を晒しているという事実と、バイブやクリトリスリングによる刺激で私の性欲は非常に高まってしまっており、股がびしょ濡れ状態……危険にも程がある。
もしこの姿を見られてしまったら、『追放の遺跡』での幻覚のように気味悪がられ軽蔑されるのだろうか。それとも『無獣島』での幻覚のように嬲られてしまうのだろうか。
(……もしかして、レイプを望んでる変態って扱われて容赦なく犯されたり……?)
ブルリと身体を震わせながら私は脳裏で様々な想像をしてしまう。
従業員に見つかり、バックヤードに連れ込まれる私。店や商品を膣液で汚した弁償を求められるけれど、全くお金を持っていないために身体で払わないといけなくなる。そして何十万円という損害を口やお尻、おマンコで償わされる性奴隷に……。
「う……くうんっ♡」
もしくは店に来た男性客たちに見つかり、男子トイレに連れ込まれるのだろうか。精液の排泄処理を行う肉便器として乱暴に扱われ、白濁色の粘液を身体中に塗りたくられ、子宮の中にもたっぷり注ぎ込まれ、誰の子を孕んでしまうのかも分からない状態に……。
「は……はひゅん♡」
はたまたポケモン達に襲われてしまうのかもしれない。力の強いかくとうタイプポケモンに押さえつけられたまま犯され、どくタイプポケモンに毒と精液を流し込まれまともな思考が出来なくされ、むしタイプポケモンに纏わりつかれながら蟲姦されて人間の尊厳を全て奪われて……。
「い……いやぁ……♡」
(だ、だめ……絶対に、見つからないようにしないと……!)
性欲で身体をビクビク痙攣させ、何度も柱の向こうを確認する私。しかし人やポケモンは減るどころかどんどん増えているように見える。
(えっと、これまでの経験からすれば……絶頂すれば幻覚を見せて来てる闇が無くなる筈……)
そんな事を考えながら濡れた股間を見下ろすが、問題はどうやって絶頂を迎えるか。
(いくら幻覚でも本番はインテレオン相手じゃないとやだ……。それならオナニー……手錠で自縛してるしランドセルは無いから、角オナでどうにかイカないと)
丁度いい机などが傍にあれば良いのだが、都合よくそんな物は私の近くには見当たらない。
柱の陰から生鮮きのみ売り場を覗き込むと陳列台や棚など、割れ目を擦り付けられそうな場所は幾つもあるが客や店員でごった返しており、そんな所に向かえば自分から裸を晒すようなものだ。
(ど、どうしよう……)
ここから動くことが出来ない私は必死に腰を振り、腿で股間を擦る。更にバイブの微振動やクリトリスの根元を締め付けるリングによる快楽が私を包み込むが、やはり絶頂には届かず余計に切なくなるばかりだ。
「あはぁ……ふひぃ……♡」
顔を紅潮させた私はいやらしく腰を振るばかりで喘ぎ声すら抑えられない。
「何やってるの?」
「!?」
突然話しかけられ咄嗟に振り向くと、なんとそこには私より幾つか年下に見える少女達がおり、不思議そうに私を見上げて来ていた。
「ププ~」
先頭の少女に抱えられたププリンが小さな手を可愛らしくパタパタさせているが、それに構う余裕など私は失っている。
「どうして裸なの?」
「うっ……!」
幼い子供ゆえのストレートな質問に私は怯んでしまう。パニックで誤魔化し方も思いつかず、脚も竦んで震えて逃げる事も出来なくなっていた。
「あー、おしっこしてるー。怒られるよー」
「……っ!」
更に濡れた股間と足元の水溜まり……もとい愛液溜まりを見られながら年下の少女に注意されて増々羞恥心が強まってくる。
「人間なのに首輪つけてる、変なの!」
「キャハハハ!」
「あう、う、ううっ♡」
少女達に笑われ、私は自らの情けなさに耐えられず涙をポロポロ零しながら再び腰を振り出した。
(早くイキたい! 早くこの幻覚終わらせたい!)
「ププリ~、ププリ~♪」
そんな時、突然歌い始めるププリン。まだ練習中なのか音程が不安定であり、流石にわざの『うたう』のように眠気は誘われない……が。
「あら、この声……どこ行ってたのあなた達」
「!!」
柱の向こうから聞こえてくる女性の声……おそらくこの少女達の母親だ。
(だめ、来ないで……!)
「……っ!? な、何その子は!?」
「知らなーい、裸でおしっこしてるのー」
しかし願いは叶わず、女性に見られてしまう私。少女達も女性の元へ歩み寄って指さしてくる。
「あっ、あの! その……! これは、その……!」
必死に弁明しようとするが恐怖で頭が回らず、まともな言葉が出てこない。
それどころか欲情したように膣液を垂らし腰をいやらしくヘコヘコ動かす姿は、その女性に対して激しい嫌悪感を抱かせるものだった。
「きゃああああっ! 変態よォォ! 店員さん早く捕まえてェェェ!」
大声で助けを求めながら女性が少女達を連れて逃げていく。当然それを聞いた客や店員たちがざわつき出し、私の身へと危険が一気に近づいて来ていた。
逃げ出そうにも逃げ場が無い……隠れようにも隠れる場所が無い!
「なんだなんだ?」
「変態?」
「どちらですかお客様」
「あの柱に隠れてるのよォォ」
(わ、私……もうダメ……、助けて……!)
「ディス……!」
「!?」
私の身体が突然何者かに捕らえられる。
驚いて視線を向けるとそこには棺桶のような姿をしたポケモン、デスカーンがおり私を影の手で引っ張って来ていた。何をするつもりなのかと必死に抵抗するが、力量差は覆せない。
そして私はデスカーンの身体……棺桶の中に収納されてしまう!
「誰もいませんね。ここですかお客様」
「間違いないわ、ここよォォ」
「何だこの水溜まり?」
「この女性が言ってる変態って奴の仕業かな」
「あ、逃げてる何かが……ってデスカーンだった」
デスカーンの棺桶に閉じ込められた私は暗い空間の中、何も分からないままどこかへ運ばれるのであった……。
「ディス」
「むぎゅっ!」
棺桶の中からようやく解放された私だが、バランスを崩して地面に倒れ込んでしまう。
涙目で周囲を見ると清潔な部屋の中に机やソファ、植木鉢があり執務室のような空間であるのが分かる。大きな窓からは青空が見え、どうやら私はビルの上階にある部屋に連れ込まれたらしい。
「ありがとうデスカーン」
聞こえてくるのは女性の声。身体を震わせて声がして来た方向を見上げると、そこには長い金髪と赤い瞳を持つ、レディーススーツに身を包んだ人間の女性が事務机の前に立っていた。
「こんにちは変態さん。私はこの『煌めき太陽ビル』のオーナー、ティオだよ」
「……っ」
女性は笑みを浮かべながら歩み寄って来ると、倒れたままである私の傍で腰を落とす。
「監視カメラにバッチリと貴女の淫行は映っててね。本当はあのまま従業員の皆に捕まえて貰っても良かったんだけど……」
「う、ううっ」
底が知れないティオという女性は私の顎を指で持ち上げて来た。それに対し、私は恐怖で涙を流しながら呻くだけ……。
「貴女、名前は?」
「……るっ、ルーア……です」
彼女が所有するビル内で露出してしまった立場上、怒らせる訳にはいかず私は正直に答える。
「そう、ルーアか。じゃあ聞いてもいいかな」
「は、はい……」
「……スールって子、知らない?」
(だ、誰……?)
笑みを消して問いかけてくる女性に対し、私は躊躇いつつも首を横に振る。知らないなら用済みだと言われる恐怖もあるが、それ以上に嘘をついたら大変なことになりそうだ。
「名前だけじゃ分からないかあ。特徴は私と同じ金髪、赤い瞳」
そこまで言うと彼女は突然私の顎から手を離し、逆に首輪を掴んでくる!
「げほっ……!」
「そしてルーアと近い背格好、ルーアと同じ露出狂」
咳き込む私に対し、ティオが至近距離から顔を覗き込んで来た。
「ねえ、本当に何も知らない? 私の娘がいなくなって……こうしてあの子と同じ変態のルーアが現れたのはどうしても偶然には思えないんだよね」
「し…知らないです……っ!」
彼女はどういう訳か自らの子と私を重ねているようだが、分からないものは分からないのだと必死に否定を続ける。
「ふうん……じゃあやっぱり警察に突き出すしかないかなあ。露出狂が現れたなんて広まったら売り上げにも響くだろうし」
「そ、そんなっ……! ごめんなさい! 許してください!」
正論ではあるが私にはあまりにも厳しい事を言ってくる女性に対して私は一心不乱に謝罪を繰り返した。
しかし……。
「謝る態度じゃないよね。私と話してる間ずっと床にお股擦り付けちゃって」
「っ!?」
何と私はうつぶせに倒れたまま無意識に腰をいやらしく動かしていたのだ。その証拠とばかりに涎が首輪まで垂れ、高そうなカーペットに膣液の染みが出来てしまっている。
慌てて腰の動きを止めようとするが、一階にいた時からずっと発情していたせいで本能がいう事を聞かない。
「やっぱりスールと同じ。どれだけ言っても変態行為を止めなくて、あの子は遂に家出した」
「い、えでぇ……♡?」
ティオの手で仰向けに転がされながら私は涙塗れの顔でオウム返しに言う。
「あの子の誕生日にポケモン……メッソンを託したら、その数日後にね。ポケモンの世話を通じて自分だけの世界に浸るのを卒業して欲しかったけど……駄目だったよ」
(メッソンって……)
思い出すのは『無獣島』の幻覚で見たメッソンと謎の少女。
「その顔……やっぱり何か知ってるんだ」
「っ!?」
メッソンというワードに反応した私に目ざとく気付いたティオが再び顔を近づけて来た。
「ルーアはスール達とどういう関係かな? どこで見たのかな、教えてよ」
「わ、分からないんです……本当に……♡!」
表情こそ笑顔だがその奥には恐ろしい感情が隠されているようにも見え、私は怯えたまま答える。しかし逆に子宮がキュンキュンして刺激を求めてしまっており、腰の動きも収まらない。
「ほ、欲しい……♡! 気持ちいいの、欲しいよぉ……♡!!」
私は自力で横に転がり、その勢いのまま起き上がると部屋にある事務机に向かって走り出した!
(角オナやる……! もう限界……!)
完全に淫乱状態と化した私。
しかし事務机に置いてあった球体……モンスターボールから光の筋が放たれる!
その光は形を変え、金色をしたポケモンの姿が露となった。
「サーフゴー、『あやしいひかり』!」
「イェイ!」
「……!!」
サーフゴーと呼ばれた金色のポケモンが妖しく輝き始め、私はそれを至近距離から見てしまう……!
その輝きは……沢山のコイン、金貨、お金……。
こんなに沢山お金があったら何が出来るかな……。
もっと気持ちいい刺激を与えてくれる大人の玩具を沢山買えるかな。
広い土地を買って私有地にして、誰にも見られる心配も無く昼間から自縛野外露出できるかな。
「ルーア、スールとメッソンについて教えて」
えっと、教えたらお金一杯貰える?
「ふ、フラベベやフラエッテが暮らしてる孤島にいましたぁ♡ 暑い場所でエッチな事してましたぁ♡」
フワフワする頭で『無獣島』の事を思い出しながら答える。
「なるほど……海まで越えたんだね、どうりで目撃情報が無い訳だ」
ちゃんと情報教えたから……ご褒美、欲しい……!
「ひにゃあ♡♡!?」
股間の割れ目を指でなぞられる刺激により、混乱が解けた私は歓喜の悲鳴を上げた!
「よしよし、いい子だね。情報をくれたお礼に警察に突き出すのはやめてあげるね」
「あーっ♡! おぉーっ♡! ありがとう……ございましゅぅぅぅ♡!!」
ティオに腟内を掻き回され、私は激しい快感に浸る。
脳が麻痺したかのようにビリビリし、愛液が大量に吹き出て清潔な部屋を汚してしまう。
「だけどルーアにも教育が必要かな」
そう言い、ティオは私の股間から指を離した。
「きょう……イク?」
『煌めき太陽ビル』一階、食品売り場。
「おや、あれは何だ?」
「ワワン?」
「何かのイベントかしら」
「ただの変態ではないですか?」
「ママ見てー、さっきの女の子がいるよー」
「店員さん何とかしてェェェ」
「プププリィ~」
ざわつきながら私に視線を向けてくる多くの買い物客たち。
困惑、軽蔑、嫌悪……。
二度見して足早に去っていく者や、私を避けるかのようにわざわざ遠回りをして売り場を進んでいく者も。
「う、ああ……っ♡」
私は食品売り場を歩いていた。
ティオに服を着せて貰った状態……なんてことはなく、首輪や手錠を掛けられサイハイソックスとロングブーツだけ履いた変態性奴隷の姿のままだ。
「ひいっ……ひんっ……♡」
未成熟な胸と小さく勃起した乳首、丸々としたお尻、毛も生えていないびしょ濡れの割れ目を隠す事も出来ず、私は情けない泣き顔を晒しながら身体を震わせ必死に歩く。
「店員さん、あの子はなんだい?」
「はい、このビルで露出行為をしたルーアという子です」
「なんだ、悪ガキという訳か」
どこかからそんな話し声が聞こえ、私は俯いて胸元を見つめる。そこには首輪から吊るされた小さな札があり、『露出狂ルーア 贖罪の旅中』と記載されていた。
ティオからの命令……それはこの姿でビルの各所を回り、迷惑をかけた事の謝罪をしろというのだ。更に一度でもオナニーをしようとすれば更なる罰を与えられると言われている。
『ルーアの好きな露出、好きなだけやらせてあげるよ。嫌いになるぐらいにね』
脳裏に反響するのはティオが私をエレベーターに無理矢理押し込んだ時に放った言葉。
(こ、これが教育……!? こんな、こんなの……!)
「うげっ」
「ヤバイ、逃げよ!」
視線を右に動かすと、目が合った買い物客が慌てて逃げ出していく。
「ヴーッ……!!」
「やめるんだ、刺激せずに静かに離れよう」
視線を左に動かすと、私を異常な存在と判断したポケモンが自らのトレーナーを守るため威嚇してくる。
(見られてる……『追放の遺跡』の時みたいにまた私の裸体見られてるぅ……! あの時は学校の中だけだったけど、今度は不特定多数に恥ずかしい姿晒してるぅ……!)
恥ずかしさで身体中が暑くなり、汗で全身ビッショリになってしまう程だ。私が歩いた跡には垂れ落ちた汗や膣液が残ってしまっており、店内をどんどん汚してしまう。
「うぐうぅ……ひぐっ♡!」
そんな中でもバイブは容赦なく膣内で振動を続け、歩くたびにクリトリスリングが擦れていた。
(気持ちいいよぉぉ! 苦しいよぉぉ! 恥ずかしいよぉぉ! 誰か助けてぇぇ!)
心の中で悲鳴を上げる私だが、ここは幻覚の中……誰も来るはずがない。
「あなたが上から連絡のあったルーアね?」
「ンモー」
「ふ、ふえ♡?」
そんな時、ミルタンクの隣に立っている店員と思われる女性が私へと声をかけてきた。
「このビルに迷惑をかけて、謝罪して回っている最中なのよね? 反省の気持ちがあるなら少し手伝って貰おうかしら」
「う……」
反省の気持ちはともかく、断ったらその事がティオに伝わって更なる罰を与えられてしまうかもしれない。そうしたらずっとオナニーを許されない可能性もあり、私は嫌々ながら頷く。
「ここは見ての通りミルクの売り場よ」
「ンモモー」
ミルタンクが笑顔で示す先には様々なブランドのミルクが所狭しと並べられていた。
「そしてこちらのミルタンクは当『煌めき太陽グループ』の系列会社が所有する広場からやって来てくれたのよ」
「ンモモモー」
ミルタンクが手に持っているのは『煌めきミルク』という名称の紙パック入りミルク。私が住んでいた町のお店では見かけなかった商品だ。
「手伝って欲しいのは、このミルクを実際に飲んで宣伝する役目よ」
「……それ、ぐらいなら……」
もっと無理難題を要求されるかと思ったが、すぐに終わってすぐに逃げられそうと判断した私はそれを安請け合いしてしまう。
「ンモモンモ」
「……へ?」
自らの乳を私に向けてくるミルタンク。
「お買い物中の皆様、どうぞご覧ください!」
「ん?」
「変態のガキにお仕置きでもするのか?」
「ぴよぴよ?」
高らかに声を上げ、周囲の視線を集める店員。元々裸の私のせいである程度視線を向けられていたのに、余計に注目を浴びてしまい私は股間と胸を隠すため慌てて蹲った。
「今回ご紹介するのは『煌めきミルク』です! 特徴は濃厚な味わいと豊富な栄養、そして……」
「んもも」
「ふあっ!?」
ミルタンクの手で顔を上げさせられ、私の眼前に彼女の乳首が近付けられる。
「人間であっても直接飲める驚異の安全性を持っています! それでは実演行きましょう……ミルタンク、『ミルクのみ』!」
「んもっ!」
「ぐぷっ!?」
私の口に押し込まれるミルタンクの乳首。突然のことで歯が当たってしまうが、ミルタンクにとっては無力な少女に噛まれたぐらい屁でもないのか全く意に介していない様子だ。
「ほら露出狂の変態ルーア、ミルタンクの乳を搾るにはリズミカルに動かさないとダメよ。早くやりなさい!」
「ぎゅむっ!?」
店員に勃起した乳首を摘まれ、私は身を跳ねらせながら口を動かし始める。
「モーモー」
しかしミルタンクは全然だめだと言いたそうに目を閉じて首を振っていた。
「いけませんねぇ、この変態ルーアはこれぐらいも出来ないのかしら? お買い物中の皆様、どうしようもないこのスケベ娘にどうか暖かいご声援を!」
「んぐぐっ……!?」
突然そんな事を言い出す店員に驚いて私は逃げようとするが、ミルタンクに頭を掴まれ無理矢理前後に動かされてしまう……!
「応援って言われてもなぁ、ただの変態だし……」
「頑張れルーア! スケベのルーア!」
「いけません! あんな子に声をかけちゃ!」
「店員さんとミルタンクが困ってるじゃないか、もっと口動かしなよ!」
「ウキウキキ!」
ミルタンクの乳首を咥えさせられたまま、私は罵倒にしか思えない声援を浴びる。悔しさと恥ずかしさで涙が止まらないのに何故か子宮と膣がビクビク疼いてしまっていた。
「モモウ!」
「おや、良くなったようですね」
欲情の力で口の動きを早めると、ミルタンクが反応を示す。そして……。
「んぐぐぐっ♡!!」
私の口内にミルクが勢いよく放たれた!
大量のミルクが私の喉、食道を通り胃をどんどん満たしていく。だがあまりの量に耐え切れず私の口の中がミルクでパンクしそうになり、更に鼻からも出てきてしまう。
「ぶぐぅ! んぐ、ぐ……♡!!」
苦痛から逃れようと身を震わせる私だが、ミルタンクは未だに私の頭を無理矢理前後させて来る。その度にミルクが私へと流し込まれた。
「見たまえ、あの少女の顔を」
「いやらしく身を捩って……それほど『煌めきミルク』というのが美味しいのかな」
「ぴよよぴよ」
「あんなに零して勿体無いなぁ」
「変態の露出狂は食材も大事にしないのね」
心無い言葉を浴びせかけられる中、私はようやくミルタンクから解放される。
「ぶへっ……げほっ! ごほぉっ! ひぃ、ひぃ……!」
ミルクを飲まされ過ぎた上に気管にも少し入ってしまい、私は激しく咳き込んだ。
「さあ立ってルーア」
「あ、あううっ!」
「ご声援を下さった皆様に、『煌めきミルク』の宣伝を行うのよ」
自分で吐き出したミルクでびしょ濡れになった私に買い物客やそのポケモン達の視線が注がれる。
(赤ちゃんみたいに胸を吸う姿見られて……みっともなく鼻や口からミルク零したまま……何を話せばいいの……?)
とんでもない醜態を晒してしまった事実に、身体が震え股間もピクピク反応してしまう。クリトリスが勃起して割れ目から先端をはみ出させてしまい、乳首もコリコリに固くなって……。
「あ、あひ……♡ え、栄養満点のミルクいっぱい飲んじゃいました……♡ これで私のぺったんこなオッパイも膨らむかもしれないです……♡」
裸体を見せたまま多くの買い物客にそんな宣伝をする私。
「……」
「……」
「……ぴよよ」
しかしドン引きしたような冷たい目で見られ、私はますます顔を紅潮させた。
「し、失礼しますぅ♡!」
大恥をかいた私はたまらずその場から逃げ出すのであった。
「おや」
「あうっ!」
トイレに逃げ込もうとした私の前に立ち塞がったのはティオ。私の後ろにはデスカーンとサーフゴーが回り込んでおり逃げ場はない状態だ。
「ごめんなさい、ごめんなさい♡! もう許してくださ……あううっ♡!!」
泣き叫びながら謝罪を繰り返すがティオは指で私の乳首を跳ね上げ刺激を与えてくる。
「駄目だね、『煌めき太陽グループ』ブランドの商品宣伝であんな淫乱な発言をする子はもっと教育が必要だよ」
「い、いやぁ……♡」
『未踏摩天楼』での絶望は、まだ始まったばかりなのだ。