※この作品はR-18です。

裸の少女とポケモンだけが住む世界   作:Momyaka

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Chapter39 ~未踏摩天楼 2/4~

 『未踏摩天楼』……そこに充満する闇が生み出す幻覚である、『煌めき太陽ビル』地下フロア、ゲームセンター。

 

 所狭しと並べられたアーケードゲームやスロットゲーム、更にクレーンゲームやカプセルトイコーナーも充実したフロア。子供連れの家族や若い男性達がゲームに熱中している他、それらで遊べないポケモン達もボール遊びのゲームで楽しんでいる様子が見受けられた。

「……っ」

 アーケードゲームの筐体の陰からほぼ全裸姿の私は目的地を見つめる。そこはゲームセンターの受付……ティオから向かうよう指示された場所だ。

 

『ゲームセンターは地上フロアより人が少ないし男性の割合が多いからね、もし悪いお客様に見つかったら大変なことになるかもしれないよ?』

 

「……ひ、ひい……!」

 ティオに言われた脅しが脳裏に浮かび上がり私は小さく悲鳴を漏らす。

 私より小さな幼い男の子たちに身体のあちこちを触られてしまうのか、同い年の少年に胸やお尻を揉まれてしまうのか、若い男性や中年の男に容赦なく輪姦されてしまうのか……。

 

 

 

「うっわ、お前そんなエロい女キャラ使うのかよ!」

「別にいいだろ! 強いから使ってんだよ!」

「……!?」

 少年たちの言葉に私は心臓が止まるかのような感覚に襲われる。視線を向けるとすぐ傍の格闘ゲームで対戦を始めている少年たちがいた。

 私の存在がバレた訳ではないことに安堵するが……。

(エロいって言っても……きっと今の私みたいな変態な格好はしてない……)

 自分が危険な行為をしていることをますます自覚してしまい、股間がムズムズし始める。今すぐにでも隣にある筐体に股間を擦り付けたいがティオからの罰が怖い上に周りに気付かれるリスクもある。

 私は必死に性欲を我慢しながら姿勢を低くし、ゲームの筐体に身を隠しながら受付へと近付いていく。

 

「クソが!」

「っ!」

 今度は向かう先で大きな声が響き、私は身を縮み込ませる。

 何事かと思っていると瘦身の男性がクレーンゲームの前で苛立っているのが見えた。

「アームが弱すぎんだろ……クソ設定しやがって……」

 ブツブツ愚痴を言いながらお金を入れ、男性は再びクレーンを操作し出す。その向かう先は景品の一つ、可愛らしい女の子のフィギュアだ。

 

(あの人……小さい女の子が好きなのかな……? もし裸の私に気付いたら……)

 男性が怒りのまま私の膣内に性器を突き込んでくる光景を想像してしまい、私はゾッとしてブルブル震え始める。しかし彼がいる通路以外のルートは人が多くて危険が高いため、ここを通るしか私に選択肢は残されていない。

「……チッ!」

 再びアームがフィギュアの箱を掴み損ね、男性が舌打ちをする。

(は、早く通らないと……!)

 彼がフィギュアの獲得を諦めて振り返ってきたらお終いだ。私は手錠で満足に動けない裸の姿のまま、姿勢を低くした状態で彼の後ろを進む。

 

 しかしこんな時でもバイブとリングは空気を読まずに私に刺激を与えて来た!

 

「んっ……♡!」

 早く進まなければならないのに足が止まってしまう。

「は……?」

 その時、私の声に気付いたのか男性も疑問の声を漏らした。

 

(あ……見つかる……)

 絶望で硬直する私。そして男性は身動ぎし……。

 

 

 

「畜生が……最後の一発……!」

 自らの財布を乱暴に操作パネルに置くと、お金を投入口に入れる。

「……っ」

 私の声が聞こえたのではなく、もうクレーンゲームをプレイするお金が限界だったようだ。私は我に返ると震える身体に鞭を打って再び足を交互に前に出してゆっくり進む。

 

「お、おおおおっ!?」

「っ!?」

 だが再び男性が声を上げる……その声音は歓喜と興奮に包まれたもの。

 

 今度こそ裸の少女である私に気付いてしまったのか……と振り返るが彼は背中を向けたまま。見るとアームがフィギュアの箱をしっかりとホールドしたまま、景品を落とす穴へと移動していた。

「来い! 来い来い来い!!」

「……ううっ、うぐっ♡」

 熱狂して騒ぐ彼の後ろを私は慌てて進み、どうにかカプセルトイのコーナーへ逃げ込んだ。

「よっしゃああ!」

「はー、はー、はー……♡」

 フィギュアを入手し狂喜乱舞する彼を見ながら、私は股間から膣液を滴らせながら喘ぎ声を漏らす。

 怖い目にはあったが、このコーナーを抜ければ受付はすぐそこ……私は姿勢を落としたまま周囲に注意しながら少しずつ前進。

 

「おっ、イッシュジムリーダーのガチャがあるじゃん!」

「マジだ、しかもまだ沢山入ってる!」

 

 しかし前方からやって来た青年達が一つのカプセルトイを見て足を止めた。

(こ、これじゃ進めない!)

「フウロちゃんか、カミツレちゃんの出てこい!」

「俺はホミカちゃんを狙うぜ」

 早く去る事を祈るが、彼らはその場でしゃがみお金を入れ始める。

「あぁくそ! ハチクマンじゃねえか!」

「ひゃひゃひゃ、かっこいいだろハチクマン! じゃあ次俺な」

 震えながらその様子を眺めていた私だが、更なる脅威が襲ってきた。

 

「おい見ろよ、メガシンカガチャ!」

「へー、そんなんあんの?」

(そんなっ!?)

 また別の方向からカプセルトイコーナーへやって来る少年たち。このままここにいたら見つかってしまうと、私は必死に逃げ場を探す。

 受付の方向には男性達がいて行けないし、クレーンゲームのコーナーも近付けない……大丈夫そうなのは……。

 

「おら来たぜホミカちゃん!!」

「なんでだよ!? 不公平過ぎるだろ!」

「ほら、特にこのメガエルレイドカッコいいだろ」

「まあ、うん。でも僕あんま金ねえし……」

 

 

「……っ♡!」

 青年達や少年達の声が後ろから聞こえてくる中、私はスロットゲームのコーナーに飛び込む。

 

 鼓膜を震わせるスロットゲームの演出音にコインが排出される音。

「揃え、7来い……!」

「ああっ……滑りやがった……!」

「よしピッピ来た……ってメタモンじゃんか……」

 アーケードゲームやクレーンゲームのコーナーとは異なり家族連れはおらず、代わりに年齢層が幾分上がった男性達がスロットを何度も回していた。

 負けが込んでいるのか苛立っている者が多く、やたらと賑やかな演出を繰り返す筐体とは逆に空気がピリピリしている。

 

(ストレスが溜まってる男の人ばっかり……ゲームセンターの隅で人目も付きにくいし、見つかったら本当に犯されちゃうかも……!)

 

 今まで以上の危険性から強烈な恐怖を感じ、脚が竦んでしまう私。

 更に彼らの独特な体臭や煙草の苦しさで思わず咳き込みそうになる。この場に似つかわしくない少女の声が聞こえたら一部の客は怪訝に感じて視線を向けてくるかもしれない……我慢しなくては。

「……ん、はぁ♡」

 小声で喘ぎながら私はスロットコーナーを歩き出す。カプセルトイのコーナーに戻れないため、グルリとこのコーナーを回って反対側から受付に向かう必要があるのだ。

 彼らがスロットに熱中しているとはいえ、私の裸体が画面に反射して映りこむ可能性もある……ここでも姿勢を低くして進まなければならない。

(ゲームでやった潜入イベントみたい……だけど今の私はあんなカッコいいエージェントじゃなくてただの露出狂……)

 男性達の後ろをコソコソ進む変態の私。手錠の金属音が鳴ってしまう度に身体をビクリと震わせるが、幸いスロットゲームの音の方が騒がしく男性達の耳には届いていない。

 

 このままなら何事もなく受付に辿り着けそう……そう思った矢先だった。

 

 

 

「んがぁ……?」

「!!」

 突然振り返って来る老人男性。

 

(み……見つかっちゃった……!)

 体温が引いていく感覚に陥りながら私の足が止まってしまう。

 老人は細目でゆっくりと私の身体を頭から足まで眺めて来た。

「んん……?」

 そして彼は席を立つと、私に向かって一歩一歩歩み寄ってくる……!

(ま、まずい! 逃げなきゃ逃げなきゃ!!)

 恐怖に顔を歪めながら私は必死に脚を動かすが、しゃがんだ体勢では絶対に逃げ切れない……!

 

 スロットを回す老人に激しく犯され泣き叫ぶ私の姿が頭に浮かぶ。年齢とは逆に若々しい立派な性器で何度も膣内を突き上げられイキ狂い、壊れてしまう私……!

 

「ん~……」

 充分に近付いて来た老人は私を細目でじっくりと眺め……。

 

 

 

「んぐぉ……」

 

 力無く床に座り込むとそのまま横になり、寝息を立て始めた。

「……あ、え?」

 見ると老人の目の下にはくっきりとクマがあり、更に彼が座っていた席のコインケースには溢れんばかりのコインが詰まっている。

「う~ん、店員さん…公然わいせつの女がいます……むにゃ、警察を呼んで……」

 大当たりにでもなったのか夢中で長時間スロットゲームをプレイし、疲れが溜まっていたのかもしれない。そして裸の私を見て捕まえようと立ち上がったが、いよいよ限界が訪れこうして眠りだした……という所だろうか。

 私の心臓が激しく鼓動しており、また膣からプシュプシュと愛液が噴き出してしまっていた。

(本当に危険だったのに……私、興奮しちゃってる……!)

 辛うじて立ち上がった私は急いでその場を後にし、受付へと向かう。

 

 

 

「ん……もしかしてキミは上から連絡が来てたルーアだね?」

「は、はい……」

 受付カウンターに入った私は客から見えないように正座して店員に頷いた。

「それで?」

「……えっと、あの……こ、このビルで、露出行為して申し訳、ありませんでした……」

 見下ろしてくる店員に対し、私は許しを請い頭をペコペコ下げる。

 自分のあまりの情けない姿に股間がまた勝手に愛液を噴き出してしまう……!

 

「……そうかい、じゃあ上には報告しとくよ」

 店員は私の姿を眺め、メモを取りながら頷いた。許して貰えたという事だろうか。

「あ、あのそれと。スロットの所に床で寝てる人がいて……」

「ふうん、じゃあ声掛けしてくるか。キミはもう戻っていいよ」

 カウンターから出る店員は従業員用のエレベーターを指し示し、スロットコーナーの方へ去って行った。

 

(……急いで離れないと)

 新しい客が受付へ来る前に私はそそくさとカウンターの奥へ退避し、エレベーターの前に立つ。ボタンを押してエレベーターが降りてくるのを待つ間、私はふと辺りを見渡してみた。

 客が訪れることが無い場所のためか、乱雑に段ボールが積まれておりあまり清潔さは感じない。

(……誰も、見てないよね?)

 監視カメラが無い事、店員もいないことを確認すると私は未開封の段ボールに近寄る。

「……っ♡」

 ゴクリと生唾を飲み、段ボールの角に腰を下ろしていく私。刺激が欲しくてたまらない股間からはとめどなく愛液が滴り落ちており、段ボールに染みを作り出していた。

 

 そして私は割れ目を角に擦り付ける!

 

「はうううっ♡♡!!」

 待ち望んだ快楽に呑み込まれ、私は身体を跳ねらせ嬌声を上げた。そしてそのまま腰を前後に激しく動かし快感を貪っていく。

「あああっ、気持ちいい気持ちいい♡! 私、男の人がいっぱいいる場所で露出して回っちゃった……本当にすごい事やっちゃったぁ♡ 私変態だよっ、淫乱すぎるよぉぉ♡♡」

 犯されるかもしれないという恐怖で抑圧されていた分、それから解放されたことで興奮も一際強まり私は緩み切った笑顔を浮かべ角オナを続ける。

「ああっ……自縛野外露出、好きぃ……♡」

 絶頂が近付いてくるのを感じながら、私は更に腰の動きをエスカレートさせる。

 

 

 

「ニャー!」

「んあっ!?」

 

 しかし何者かに飛び掛かられ、私は角オナを中断させられてしまった。寸止めされたことで子宮や膣が悲鳴を上げるかの如く疼く。

「オナニー禁止って言ったのに、悪い子だねルーアは」

「ニャオン」

 見上げると私の前にはティオ、そして彼女のポケモンらしきニャースが立っていた。いつの間にかエレベーターがこの階に到着しており彼女らはそれで降りて来たらしい。

「言った通り罰を与えなきゃいけないね?」

「待って下さいぃ……♡! もう限界なんです、絶頂しないと壊れちゃうんです♡♡!!」

 私はうつ伏せで腰をいやらしく上下させたまま懇願するが、ティオは私が角オナに使った段ボールに近付く。その段ボールは私の膣液と汗と涎と涙により大部分が水を吸ってしまっている。

「あーあー、クレーンゲームの景品用のお菓子なのに。また損害出してくれちゃったね」

「そ、そんな……!」

 彼女は私の眼前に膣液で汚れたお菓子を突きつけて来た。包装されているとはいえ、誰かの体液に塗れたお菓子を客に出す訳にはいかないだろう。

 

「きっつーいおしおき、しないといけないかなぁ?」

「やだ、やだぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 『煌めき太陽ビル』五階、電化製品売り場。

 

「あそこ、人だかりがあるぞ?」

「『煌めき太陽グループ』の新製品を実演販売してるんですって」

「デデ?」

「うわっ、裸の変態がいる!」

「一階で歩き回ってた奴か、懲りないな」

 

「ひぎぃぃ……♡」

 私の周りに沢山の人やポケモンが集まる。

 

 その視線は私の裸体に、そして私が跨る三角木馬型の機械に注がれていた。降りようにも足首と両腕が機械に固定されていて身動きが取れない。

『さあ、自己紹介をしたまえ』

 耳に取り付けられたワイヤレスイヤホンから、店員の指示が聞こえてくる。ティオから与えられた罰は、私一人でこの機会の実演販売をすること……指示に従わないと許して貰えないのだ。

 

「こ、こんにちはぁ! わたひ、露出狂の変態ルーアですぅ♡! い、今からこの、『全自動躾機・女の子用』のご紹介しますぅ♡!!」

 

 大勢に向かって叫びながら腰を揺らす私。三角木馬であるが頂点部分は平らになっており、刺激が欲しくても殆ど気持ちよくなれない。

『商品説明をしたまえ』

「えっと、これは……言う事を聞かない悪い子を、しっかり躾するための機械ですぅ……♡」

 発情したまま身体を震わせながら言うと、店員の遠隔操作で『全自動躾機・女の子用』が起動する。私が股を乗せている部分から出てくるのは細長い二本の器具。

「あっ……あっ……あああっ♡」

 その棒状の器具は器用に動き出し、私の閉じていた割れ目をパックリと開きピンク色のおマンコを買い物客たちに晒してしまう!

「みっ、見られてるぅ! 私の大事な所、奥まで見られてるぅぅ♡!!」

「うっわぁ、あの変態ガキここまでやるのか」

「気味悪いわねえ」

「バウバウ」

「生意気なうちの娘にもこれで分からせようかしら」

 顔を真っ赤にして泣き喚く私だが、買い物客たちは誰一人助けようとしない。おそらく幻覚だからだろうが、周りが全て敵だなんて辛くて悲しくてたまらない……。

 

 躾機からは更に新しく棒状の器具が伸びてくる。ドリルのような螺旋状の凸を持つ器具は広げられた私のマンコ……膣に向かってきた。

 

「く、来るぅ……♡ ドリルが……来たぁぁぁぁ♡♡♡!!!」

 

 玩具が膣内に入り込み、普段使っていたディルドと近い快感が私に襲い掛かる。ゴムのような硬度の螺旋状の凸部分は膣壁を傷付けることなく押し広げ、強い刺激を与えて来た。

『この機能『ドリルライナー』についても説明したまえ』

「あうぅ……♡ これはぁ……『ドリルライナー』機能でしゅぅ……♡ 広げたおマンコの中に突っ込んでぇ……♡」

 恍惚とした表情で私は必死に口を動かす。

 

 しかし、同時に私の膣内に入り込んだ器具が回転を始めた!

 

「ふぎゃあああっっっ♡♡!! 私のマンコの中でっ、ドリル回転してるぅぅぅ♡♡!! 気持ちいい気持ちいいぃぃぃ♡♡!!」

 回転することで螺旋状の凸が私の膣壁を高速で掻き回し、性感帯が滅茶苦茶に刺激される。子宮が大喜びしてキュンキュンし、股間から溢れた愛液が三角木馬型の機械を垂れ落ちていった。

「躾用の機械にしては喜んでないですか?」

「当然じゃろ、あやつは変態なのじゃから」

「見て見て、凄い喜んでるよ! あんなに楽しそうなら私もやってみたい!」

「あら、欲しいなら買ってあげるわよ?」

「ブ、ブブゥ……!」

 呆れる老夫婦や、無邪気な少女に冷たい視線を向けながら答える母親、慌てて購入を止めようとするポケモンなど様々な反応が返ってくる中、私は絶頂間近となる。

 

「イクっ……♡! イキますぅぅ……♡♡!!」

 そして遂に絶頂を迎える……。

 

 

「ぎゃひぃぃぃ!?」

 と思いきや、突然電流を流され私は絶叫を上げた。

 全身を激痛が駆け巡り、私は失神しそうになりながら身体を痙攣させる。更に『ドリルライナー』機能の器具も回転を止め膣から引き抜かれてしまい、電気責めだけではなく寸止めまでされた……。

「おや、どうしたのでしょう?」

「さっきまで喜んどったのに」

『何をしている、しっかり説明したまえ』

 買い物客の困惑する声や店員からの指示が耳に届くが、私は苦痛で涙が止まらずまともな応対が出来ない。

「うええっ……寸止めやだぁ……ビリビリやめてぇ……♡」

 舌をダランと出してビクビクする私に対し、機械は次の器具を伸ばしてくる。それはまるで生物の舌のようにウネウネ動く粘液に塗れた器具であった。

 次は何をされるのかと怯えていると、舌のような器具が私の勃起したクリトリスを舐めるかのようになぞり粘液でまんべんなく濡らしてくる。

「んうっ……♡!」

「ルーア、『したでなめる』機能についても説明をするのだ」

 店員から指示されるが、私はこの機械を全く知らないのだ。説明できることは何も……。

 

 その途端、私の性欲が一気に高まり舌のような器具が私の陰核に触れる度に想像を絶する快感がやってくる!

「ふあああっ!? クリトリスがぁぁぁ♡!?」

 

 舌のような器具を覆っていた粘液は媚薬の一種だったのだ。感度が高まってしまったクリトリスは『したでなめる』機能で先端から根元まで舐められるたびに過剰反応してしまう。

「私のクリトリスが虐められてるぅぅ♡!! ふええええん♡!!」

 一方的に蹂躙されるクリトリスを助け出そうにも腕も脚も動かせない。なんとか逃れようと腰を動かす度に根本のクリトリスリングが締め付けられ更に刺激が走る。

「クリトリスがぁ……ふひぃ、喜んでりゅぅ……♡」

「だらしない顔してるなあ」

「デンネェ」

 怒濤の如く強烈な快楽を叩き込まれ視界が明滅し、まともに商品説明が出来ない。

 

 だが『したでなめる』機能はそこで終わらず、器具がクリトリスに巻き付いてリズミカルに締め付け始めた!

「はぎゃあっ! おまめ搾られ……ふにゃあああっ♡!?」

 

 クリトリスの根元から先っぽへまるで搾乳するかの如く舌のような器具が蠢く。当然男性の性器や授乳期女性の胸などではない為クリトリスから何か出る訳ないが、代わりと言わんばかりに膣口から再び大量の膣液が噴き出し始めた。

「もうダメ、もうダメェェ♡!! イクッ、イクよぉぉぉ♡♡!!」

 激しく身悶えし、私は抵抗を止めると機械に身を任せ絶頂へ向かおうとする。

 

 

「うぎゅうううっ!?」

 またもや電流が走り、私は目を見開いて叫んだ。ついさっきまで責めて来ていた器具もクリトリスを離して機械の中に収納されてしまう。クリトリスは勃起したまま真っ赤になっており、寸止めされた悔しさで泣いているかのようだった。

(この機械の目的ってまさか……!)

 この機械で行う躾というのは無理矢理絶頂させる事ではなく、快楽を与えて躾対象が絶頂しそうになる度に寸止めと電気責めを行うことだったのだ。

『何をしている、まともに説明できていないではないか。それじゃあいつまで経っても終わらないぞ』

「……っ」

 電話越しに店員にダメ出しされる私は理解する。

 この『全自動躾機・女の子用』による寸止めと電流地獄はまだまだ続くのだと。

 

 

「……も、もうやだぁぁ!! 助けて誰か! このままじゃ死んじゃうよぉぉ!!」

 

 

 私は周りにいる買い物客に助けを求める。

「どうします?」

「『露出狂ルーア 贖罪の旅中』……悪い子みたいだしこのままにしておこう」

「ここで助けたら躾にならないわね」

「変態さん、しっかり反省してねー」

「ババウ」

 

 しかしどこからどう見ても変態な私を誰も助けはしない。ビルの中で露出して喜ぶような少女は徹底的に躾するべきだと判断されているのだ。

「ねえ! 待って、行かないで!!」

 買い物に戻っていく人々を呼び止めようとするが、また別の器具が機械の中から出て来た。

 

『次は『インファイト』機能。今度こそしっかり説明したまえ』

「あああああっ♡♡!!!」

 膣内に入り込んだ器具の先端から大量の突起が伸び、Gスポットを連続で叩いてくる!

 

(気持ちいいっ……気持ちいいけど……っ!! 絶頂しそうになったらまた寸止めされて、電流流されるぅぅ!!)

 もう電流も寸止めも受けたくない私は必死に耐えようとするが、身体は快楽を求めており刺激を素直に受け入れてしまう。

「ら、らめぇ……気持ちよくなったら……らめぇ……♡♡!」

 どれだけ天国に昇るような快楽を浴びていても、天国へ辿り着く直前で寸止めという地獄に叩き落とされてしまうのだ。何回も繰り返されたら本当におかしくなってしまう……!

 

『ルーア、反省した?』

「っ!」

 その時聞こえてくるのは先程までの店員ではなくティオの声だった。

「ぐすっ、反省しました! 反省したから早く! えぐっ、早く絶頂させてぇぇ♡♡!」

『はー』

 泣きながら返事をするが、聞こえて来たのは彼女の溜息。

『全然反省してないじゃん。もう暫くその機械で躾しないとね』

「そ、そん、な……」

 ティオの言葉に私は顔面を蒼白にさせるが、身体は『インファイト』機能の刺激で勝手に絶頂寸前になってしまい……。

 

「ひぎぃぃぃぃ!!??」

 

 三度目の電流と寸止めにより、私は買い物客の迷惑になる音量で絶叫するのだった。

 

 

 

 

 

 『煌めき太陽ビル』二階、衣料品・服飾品売り場。

 

「ねえねえ、このスカートめっちゃ良くない!?」

「めっちゃイイ! 値段は……じゅうにまん!?」

「あいつに似合う帽子ってどっちかな?」

「……へー、あの子にプレゼントするんだ? へー……」

「やだー、ピカチュウのパジャマがいい!」

「でもサイズが合わないじゃない。このフリーズみやげのスエットで我慢しなさい」

 そこでは流行りの服や部屋着、スーツに靴や帽子、鞄といったファッションがフロア全体に並んでおり、お洒落に気を遣う買い物客が熱心に商品を吟味していた。

 

「このスカーフはどう?」

「キュウッ♪」

「このケープ、アチャモに似合うと思うんだけどなぁ」

「燃えやすい素材だからやめた方がいいよ、こっちなら安全だし……」

「オウッ!」

「ええっ、そんな『ぐるぐるメガネ』がいいの!? あなたがいいならいいけど……」

 人間用だけではなくポケモンのためのファッションやアクセサリーも取り揃えられており、ポケモン達も自らを着飾るのを楽しんでいるようだ。

 

 

「……っ」

 そんな沢山の服がある空間を進む私。

「うわっ、何あの子!?」

「えっ、嘘でしょ!?」

「ウウ?」

「ルーアって奴だっけ?」

「ようやく服を買いに来たのかね」

 お洒落な服に身を包んだ買い物客たちが私のファッションを見て引いたような視線を向けてくる。

 

 腿まで覆うブラックのサイハイソックス。

 膝下丈のブラウンのロングブーツ。

 首輪。

 手錠。

 ……以上。

 肩、腕、背中、お腹、お尻、胸、股間は完全に晒してしまっている。

 

「あ、ううっ……」

 変態そのものなファッションを見られながら私はレジカウンターに向かっていた。

『その最低なファッションを隠さずにレジまで行くこと。ルーアがやった格好にはルーアが責任を取らないとね?』

 ティオからの指示で私は衣料品フロアの通路の真ん中を歩かざるを得ないのだ。恥ずかしさのあまりすぐにでもハンガーに掛けられ並んでいる服たちの中に隠れたいが、汗や膣液で商品を汚してしまったらまた罰を言い渡されてしまうだろう。

 

「あ、あ、あの……」

「まあ、本当に来たのかい」

 客の冷たい視線が刺さってくる中、私はレジの店員に声をかける。

「こんな格好でビルに入って、すみませんでした……許してください……」

「どうしようかね、本当に反省しているかどうか誠意で示して貰おうかい」

 私は『未踏摩天楼』に来てから何度目かの謝罪をするが、中年の女性店員はそう言って手招きしてくる。

 

「店に損害を出した分、働いて返して貰おうじゃないか。いいかい?」

「……っ、は、はい……」

 電化製品売り場のように酷い目に遭わされるような気がして躊躇うが、今の私は断れる立場ではない為そう答える事しか出来なかった。

 

 

 彼女の後を追って辿り着いたのは女児向けの子供服売り場だ。

「実は新しい従業員の子がマネキンを壊してしまってね。だから代わりにここに立ってて貰えるかい」

「……っ」

 店員に台座を指し示されるが、私は返答に詰まってしまう。

 こんな台の上に乗っていたら嫌でも目立つし、現に今だって……。

 

「ねえ、あの子……」

「変な格好してるよ?」

「恥ずかしくないのかな?」

 同い年ぐらいの少女達が私の姿を見てヒソヒソ話している。こんな姿でマネキンの代わりなんて笑い者以外の何物でもない。

 

「嫌なら上に連絡するだけだけどね」

「ひっ……! やります!」

「嫌そうだね、やっぱり上に……」

「ぐすっ……やらせて下さい! 変態ルーアにマネキンやらせて下さい!」

 電流だの寸止めだのの罰が怖くてたまらない私は必死に頼み込み、どうにか仕事を貰った。

「なら台に乗るんだよ。出ておいでコダック」

「ぐわっ!」

 私が渋々台に上がる間に店員はモンスターボールからコダックを出す。

 

「『かなしばり』!」

「ぐわぐわ!」

「ひぎっ!?」

 

 あろうことか彼女は私に向かってコダックに技を命じた。それにより身体が動かなくなった私は台の上でブルブル震える事しか出来なくなる。

「よし、じゃあポーズを取らせて……」

「い、いやあ……♡」

 店員はマネキンを相手にするかの如く、慣れた手つきで私のポーズを変えてくる。

 俯いていた首や丸まっていた背中をまっすぐにされ、股間を隠そうと閉じていた脚も広げられてしまった。

「じゃあコダック、任せたよ」

「ぐわっ!」

 店員はコダックと私をその場に残してレジカウンターに戻る為か去って行ってしまう。

(本当に、動けない……!!)

 目や鼻、口といった顔だけなら自由に動くが、首の向きを変えたり体や四肢を動かしたりは全く出来ない……本当にマネキンそのものになったかのようだ。

 

 

「うっわ~、間近で見ると本当にヤバイよ」

「ひっ!?」

 

 そして動けない私の前には先程ヒソヒソ話していた少女達がやって来ていた。彼女らは子馬鹿にしたような顔で私の痴態を観察している。

「首輪から何か吊るされてるよ」

「えっと……『露出狂ルーア 贖罪の旅中』だって!」

「あはは、公然わいせつの犯罪者なんだ! 警察に突き出さないなんて店の人やさし~」

(は、はんざい、しゃ……)

 少女達の容赦ない言葉に私は涙をポロポロ零す。

 

「ねえねえ、何でこんな格好してるの?」

「う……♡」

 私の足元を見ながら聞いてくる少女。私は必死に言い訳を考え始めるが何も思いつかない。本当の全裸だったらまだ述べようがあったかもしれないが、サイハイソックスとロングブーツのせいで異常な変態でしかないのだ。

(当たり前だよ……! 最初に自縛野外露出をする直前に、言い訳出来なくなるのを自覚したまま靴下履いたんだからぁ……!)

 だから……。

 

 

「好きなのぉ……♡ 裸ニーソ、大好きなのぉ……♡」

 

 正直に話すという選択肢しか取れなかった。恥ずかしくて涙が止まらない。

「本物の変態だー!」

「あはははは! おっかしー!」

「写真撮ろ写真!」

 大笑いする少女達はスマホを出し、私の裸体画像を撮り始める。

「やめてよぉ! 撮らないで!」

「犯罪者でしょ? そんな口聞いていいのかなー?」

「SNSに上げちゃうぞ?」

 必死に懇願するが、相手はニヤニヤしながらまともに取り合ってくれる様子を見せない。

「動画も撮ろうっと。喋るマネキンなんてレアだもん」

「そうだ、身に着けてる商品の説明してよ!」

「えっ!?」

「ほら、話さないとアップロードしちゃうよ? ごー、よーん、さーん……」

 まるでいじめのように少女達が命令してくる。コダックの『かなしばり』で動けないし、早く答えないと……。

 

(いや……これは幻覚だから別に答えなくていいかなぁ……)

 

「にーい、いーち……」

 

(……幻覚なら恥ずかしい事、目一杯言えるのかなぁ……)

 

 

 

「え、えへ♡ まず首輪でーす……人間なのに首輪つけちゃってると、まるで性奴隷みたいで……ドキドキしちゃいます……♡ 通販で5000円ぐらいで買いましたぁ……♡」

 だらしない笑顔を浮かべてそんな事を口走る私。

「あっはは、いいよいいよ~?」

「人間じゃなくて変態でしょ? 間違えちゃダメだよルーア」

「次、次説明して!」

 少女達は笑いをこらえながら私の痴態を動画に収め続けている。

 

「えっと、その……次は手錠です♡ これあるとオッパイもおマンコも隠せなくて、誰かに襲われても何一つ抵抗出来なくて、自力じゃオナニーも出来ないです……♡ これも通販で10000円ぐらいで買ったけど……鍵をもう取りに行けなくて……外せなくなりました♡ 私、二度と両手使えません……♡」

「うっわぁ無様~」

「自分で自由失ったのに嬉しそうだね、流石は変態露出狂」

「はい次どうぞ!」

 涙が止まらないのに笑顔になってしまう。恥ずかしいのに膣液がどんどん垂れて台座に水溜まりを作ってしまう。

 

「お、おぉー……♡ このロングブーツは私の町にあるブティックで8000円ぐらいしたお洒落用の靴で……最初に自縛野外露出するときは履くつもりじゃなかったけど、いざ履いてみると裸の姿とのミスマッチでいやらしくてぇ♡ 重くて歩き辛かったり足音が隠せなかったりで、性奴隷の私をどんどん追い詰めてくれましゅぅ……♡」

「どんどん饒舌になってるね、ノリノリじゃん」

「裸にブーツを履いて興奮するなんて酷い性癖だね」

「ルーアの変態ぶりが露になるね、はい次!」

 自分でも自分を止められない。お洒落な服を着た同い年の少女達に向けて、私がこんな変態な姿をしている理由を曝け出すのを止められない。

 

「ふああっ♡ サイハイソックスもブティックで1000円ぐらいですぅ……♡ オッパイがぺったんこなのも、お尻が丸々してるのも、おマンコに毛が生えてないのもバレバレな姿なのに脚だけ隠してるのがいやらしくてぇ♡ 白い肌と黒い布の対比も、腿への食い込みも、腿から足先の圧迫感もたまらなくてぇ……♡」

「あはは、よっぽどお気に入りなんだ!」

「ニーソは私も好きだけど、ルーアの執着っぷりは段違いだね」

「このコーデは合計24000円! 最後に総括どうぞ!」

 

 壊れちゃう。私、壊れちゃう……!

 

 

 

「せ、性奴隷コーデ大好きなのぉ♡ こんな格好で毎日ポケモン達と暮らすのも、インテレオンにレイプされるのも幸せなのぉ♡ 自縛野外露出最高だよぉぉ♡♡!!」

 

 

 

「上にはそう説明しておくさ」

「ぐわわ」

「っ!?」

 

 コダックの『かなしばり』が解かれ、私は台座の上にペタンと座り込む。

 慌てて振り向くといつの間にか戻って来ていた店員がメモを手にしていた。そこには私が口走った内容が全て記載されている。

「"残念ながらルーアの反省は口だけで、実際は露出をやめるつもりは無いと見受けられます"ってね」

「ぐわっ、ぐわわ!」

「あ……ああ……っ」

「ぶふっ……ウケる」

「更生なんか一生出来ないんじゃない?」

「あー面白かった、さっ行こ」

 

 

 

 店員に言われて絶望する私を尻目に、少女達は笑いながら去って行くのであった。

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