ずっと夢だった美術品の修復師を目指す為に美大に入学しました。
将来的には海外留学して技術に触れる事も考えていますが今は出来る事から初めていくつもりです。
この大学に入ったのも修復科があるからでした。
同じゼミ生は男女半々といった感じで全部で50人ぐらいはいたと思います。
ゼミ生の数が多いのは絵画科や彫刻科のようですがアバンギャルドな作風の人も多く、伝説を残して中退した先輩も多いそうです。
それに比べると修復科は穏やかで皆気が合いそうな方達ばかりでした。
夏休みに入って絵画の練習と画材購入費用の調達も兼ねて仲の良いグループ(私も含めてカップルが4組です)で海の家のバイトをする事になりました。
夕方まではお仕事、それ以降は水着に着替えて自由に遊んだり風景画を描いたりして夜は寮で皆で寝るという感じになりました。
晴れの日はお仕事があって良かったのですが朝から雨だと海水浴客もおらず、店長さんからお仕事は休みと言われて時間を持て余していました。
ですのでそんな日は朝からお酒を飲みながら絵画談義に花を咲かせていました(もちろん私含めて皆飲める歳ですよ)
ただ私はお酒に飲まれるとやらかしてしまうので普段は飲まないようにしていたのですが、バイト最終日に海の家貸し切りということもあって久しぶりに飲んでしまいました。
「いやぁ、何かすごい暑くなってきましたね〜」
『また脱いだりしないでよね。面倒見るの大変なんだから!』
「脱いだって良いじゃないですかぁ!下は水着なんですから」
『彼女がああなるのは久しぶりだな。彼氏としては面倒見なくていいのか?』
『本当にヤバそうだったら止めに行くよ。大体この後は俺に構ってくるに決まってるんだから』
「あれー?彼氏くんどこ行っちゃったんですかー?」
『ほらな』
『さっさと迎えに行ってやれよ』
『はいはい。麻友、こっちだよ!』
「あ、いた〜。とりあえず脱ぐので服持っていてください」
『はいはい』
「あっ!マジマジと見て良いんですからね!」
『早くしなさい』ペシッ
「あう、そんなに私の水着姿が見たかったんですね。彼女冥利につきますなぁ」
Tシャツとショートパンツを脱ぎ捨ててビキニ姿になる。
「感想はないんですか〜?」
『はいはい、可愛い、可愛い』
「むう、真剣に言って下さいよぉ」
『あんなんでも別れないんだから不思議だよなぁ』
『本当にね。まあ、お酒が入らなかったら良い子だしな』
「よーし、これから泳ぎに行きますよ!皆の者、私に続けぇ!」
『あっ、行っちゃったよ』
『仕方がないなぁ。俺は面倒見てるから皆は楽しんでてよ』
『はいよー』
『何かあったらすぐ教えてねぇ』
私は脱衣所の前で待ち構えていた。
「やっと来ましたね。彼氏くん」
『酔っぱらったのは嘘でしょ?』
「嘘じゃないですよ?ただこうしないと2人きりになれないかなぁって」
『それならそうと言ってくれたらいいのに』
「女の子は気付いてほしいものなんですよ。その為にビキニ来て誘惑までしたのに」
『ごめんごめん。それじゃあ2人で話そうか』
「話も良いけどイチャイチャしたいです、人も来ないところ選んだので」
確かにこの脱衣所は海の家から離れているし、2人ぐらいなら余裕で中に入れる広さがある。
「さあさあ行きましょう、行きましょう」
強引に手を引いて女子更衣室に入っていく。
『俺が入るのは不味いんじゃないか?』
「大丈夫ですよぉ。それにここまできて手を出さないとか言わないですよね?」
『…もしかして酔いが覚めてる?』
「ギクっ!」
『何でこんな事したの?』
「だって最近は2人だけの時間取れないし、バイトも2人きりだと思ったら他の子も一緒だし、異性として見てくれてないのかなぁって」
『そんな訳ないだろ。ちゃんと好きだよ』
「じゃあここで抱いてください!それとも私に恥をかかせるつもりですかぁ!?」
(あっ、これはまだ酔ってるな)
『分かったよ。じゃあその水着、脱いで』
彼女はMの気があるので強めの口調で言われると興奮するのは分かっている。
いそいそと脱ぎ出し肌を露わにする。
「脱ぎましたよ〜。次は何をしますか〜?」
『そうだなぁ。口でしてもらおうかな』
「はーい」
俺の水着を脱がして口に咥えている。何だか嬉しそうにしていていつもよりねっとりとしゃぶりついてくる。
「どお?気持ちいいですか?」
『気持ち良いよ、そのまま続けて』
先端から睾丸に至るまで丹念に舐めてくる。
あまり構ってあげられなかった事への罪悪感もあるが今は嗜虐心の方が上回る。
『口でしたままオナニーして』
頷くと素直に指を脚の間に持っていく。
既に濡れていたのか"クチュクチュ"と音がする。
いつしか脱衣所は麻友から発せられる甘い匂いで満たされていた。
『そろそろ出そうだから飲んで』
そのまま遠慮なく口内射精に至るが麻友は嬉々として受け入れて飲み干していく。
内部の残滓も吸い上げて満足そうに口を離す。
「ご馳走様でした」
そんな風に言われては間髪入れずに出来てしまうではないか。
彼女を壁際に押しやり立ったまま性器を密着させる。
『ゴム…は海の家にあるんだけど、どうする?』
「…挿れてください」
避妊具無しでするのは初めてだが2人とも引っ込みがつかなくなっている。そのまま押し込んで行くと滑らかに飲み込まれてしまった。
柔らかな麻友の陰毛に指を絡めながらキスをする。
すぐに麻友も応じてきたので口内に舌を差し入れて蹂躙する。
口元は互いの唾液でベトベトになっていた。
弄るのをクリトリスに変えると麻友が嬌声をあげる。
「そこ、気持ち良い」
こちらはまだ動いていないのに締め付けだけで射精しそうになるのを必死に耐える。
「あ、あ、イく」
宣言と共に身体を大きく震わせ、締め付けが更に強くなったので歯を食いしばる。
彼女の絶頂が落ち着いた頃合いで動き始める。
麻友が言うには脱力して身体が動かせない時に責められるのが好きなそうなので若干気が引けるが多少強引に腰を動かす。
「あっ、まだ駄目!」
そうは言いつつも気持ちよさそうに喘いで抱きついてくる。
床に寝転び正常位で突いているとこちらもそろそろ出そうであるのが分かる。
流石に中に出すのは良くないだろうと必死に自制を効かせ抜こうとしたのだが、麻友が脚を絡めてくる。
『麻友?』
「抜いちゃやだ、中に出していいから、ね?」
彼女の眼には怪しい光が宿っている。
時折見せるその眼に見つめられると断れなくなってしまう。
『どうなっても知らないからな』
今はもう彼女の中に出す事しか考えられない。
人としての理性を忘れてひたすらに最奥を突くと欲望が溢れ出し、麻友も同時に絶頂を迎える。
息を整えたところでシャワーを浴びて気持ちを切り替えるが、麻友が扇情的な顔をしながら「垂れてきちゃった」と言って精液を見せつけてくる。
その姿に生唾を飲み込むがそろそろ皆のところに戻らないと怪しまれそうだ。
何とか麻友を説得して連れ出して海の家に戻ったが、皆がいる前で耳打ちをされた。
「今度はお酒飲んでない時に中出ししてね」
結局麻友は酔っていたのか、素面だったのかどちらなのかは分からないが彼女に翻弄されるのは悪くないと改めて思った。